Dリーグについて
  あいさつ
活動拠点
チーム紹介
  セガ
ネオクラゲ
オールディーズ
キングサンズ
ブッダ
ファイブファールズ
令和元年度秋季大会
  大会展望
大会直前情報
大会日程
大会結果
個人成績
試合速報
MVP
過去の大会記録
  令和元年度春季大会
平成30年度秋季大会
平成30年度春季大会
平成29年度秋季大会
平成29年度春季大会
平成28年度秋季大会
平成28年度春季大会
>>過去の大会記録
D-Legend
  令和2年度 秋の陣
令和2年度 夏の陣
令和元年度 秋の陣
令和元年度 春の陣
平成31年度 冬の陣
平成30年度 春の陣
>>過去の大会記録
秘密アイテムNew
  SS石川のDリーグスカウター
※PCからの閲覧推奨です
コラム
  23'渋谷区女子シニア35秋
3th フレンドリーシップ50 #2
3th フレンドリーシップ50 #1
23'大田区シニア40春 #2
23'大田区シニア40春 #1
23'渋谷区女子35春 #1
>>過去のCOLUMN
酒場探訪日記
  大衆酒場 鶴亀
焼鶏 鳳
大衆酒場 大鵬
天ぷら 三惚
炭火焼鳥 とりいち
大衆酒場 初音
>>過去の探訪日記
D LIFE
  対談スペシャル
ラムジー武田氏
high flyer氏
スペシャルK氏
ナイトトレイン氏
>>過去のD LIFE
その他
  ダウンロード
問い合わせ
リンク集

大会展望


12年目のシーズンを迎えたDリーグの26年度春季大会がいよいよ5月18日を皮切りに5月25日、そして6月7日の最終日まで3日間の日程で開催される。今大会の焦点は前回大会同様「王者オールディーズが自身の持つ連覇記録をさらに伸ばすことが出来るのか、あるいは彼らを破る新しいチャンピオンが誕生するのか」という“本質“とは別に今大会より採用される”50歳プラス1ルール“が −DG浅井、ボーンファイター西川(共にセガ)、BIGX西川(オールディーズ)、そしてAK(ネオクラゲ)の4人のリーグのレジェンド達に、そしてチームの戦術や実際のゲームにどのような変化や影響を及ぼすのか− を考証する実験的な意味合いを含んでいるという側面を持っている。

常識的に考えれば、昨年1年を通じて優勝争いを演じた“王者オールディーズとセガ、そしてファイブファールズの上位3チームの争い“になると思われるがユニホームを一新すると同時に3名の新規メンバーを加え戦力を充実させてきたキングサンズも間違いなく優勝争いに加わってくるだろう。

また1年前の春季大会で上位チームを相次いで撃破、優勝には届かなかったもの“春の嵐”を巻き起こしたブッダ、そしてネオクラゲも虎視眈々と上位進出を伺っていて、ここにきて入ってきた「上位チームの主力メンバーが数試合欠場する模様」との情報とも相まって波乱含みの展開になるのは必至、今大会も激しい覇権争いが繰り広げられることなるだろう。それでは最後に各チームの最新動向をお伝えしておこう。

【キングサンズ】

通算6度の優勝を誇るエリートチームにとって王座から見放されたこの3年間と昨年度の凋落は容易に受け入れられるものではなく、他の5チームが「補強ではなく現有メンバーのレベルアップやチームケミストリーの向上による強化策」を選択する中で唯一3名の新規メンバーを加入させ再びリーグの頂を目指し大きくその舵を切った。

メンバー不足の厳しい状況下の中で不遇のシーズンを懸命に戦い抜いてきたその対価として飛躍的なステップアップを遂げた“戦士達”による既存戦力の底上げ、1年ぶりにチームに戻ってくると予想されるスコアリングマシン、ゴルゴ藤樹や経験値の高いベテランメンバー達の復帰がもたらす数々のアドバンテージ、そして新たに加わった“3人の異なるパーソナリティーが醸し出す未知なる力“が綿密に組み合わされた「勝利」と「栄光」を導き出す為の巧みな連立方程式の答えはもうすぐ出るだろう。

【オールディーズ】

−成功というものは“偶然”では手に入れることは出来ない− 5連覇の偉業は何も彼らが持って生まれた才能や運動能力、日々の練習で身に付けてきた技術だけで成し遂げてきた訳ではない。その座を奪い取らんと磨き上げた鋭い刃を振りかざしてくるライバル達の挑戦を退けてきたその陰には選手各々の高い意識とハードワーク、チャンピオンとしてのプライド、そして戦い続けることによって高められてきたチームのクオリティーと強い絆によって成せるものだろう。

4月上旬、練習中に軽い肉離れを起こし心配されたチームの絶対的エース、ミスターパーフェクト遠藤と環境の変化により調整の遅れが伝えられていたスワン佐々木の中軸メンバーも急ピッチでコンディションを整え、好調が伝えられるベテランのBIGX西川、ピュアシューター、バイロン鈴木を始め他のメンバーの調整も順調に進んでいるようで6連覇に向けて大きな不安材料は見当たらない。強いて懸念材料を上げるとすれば“順調”が招く慢心や油断だが5度の優勝を積み重ねてきた経験を持つ彼らにはその心配はいらないだろう。

【ネオクラゲ】

前回大会、最下位に沈んだネオクラゲはBS三野宮に代わり新たにチームのキャプテンに就任したカルロ小杉とフロアリーダー、ハードゲイ小田川の二人がチームを牽引する形で新体制を発足、おぼつかない足取りながら正しい方向へと新たなる一歩を踏み出した。4か月以上にも及ぶ改装工事を終え生まれ変わったホームコート、大森一中で行われる練習は新たに導入されたLED照明や綺麗に塗り替えられたその内装の如く明るく活気に溢れ、かつての輝きを取り戻すべくベテランと若手が一つのボールを追いかけ懸命に汗を流している。

膝の負傷により欠場が濃厚と噂されるBS三野宮を欠く布陣はいささか迫力不足は否めないが腰痛により出遅れていたアロンゾ河原、練習中のアクシデントにより右薬指の剥離骨折及び脱臼により3週間の静養を余儀なくされたSE光嶋もチームに合流、また昨年原因不明の発汗不全に苦しみ不本意なシーズンを過ごしたDICE-K、そして度重なる膝の負傷に苦しんだAKも復調の兆しを見せ、チームは二人のニューリーダーの下で新たなるケミストリーを構築、3年前のトップフォームを取り戻す過程の中に身を置いている。

最下位に位置している彼らがいきなり優勝争いに加わる事は難しいのかもしれないが昨年一年を通じて“絶対王者”オールディーズをあと一歩のところまで追い詰めた彼らの潜在能力を侮ると対戦チームは取り返しのつかない大きな代償を支払う事になるだろう。

【ファイブファールズ】

既にルーキーチームというフィルターが外れている今、豊富なタレントを擁しながらも「山頂に立つ孤独も、そして海底の暗闇と冷たさも」感じることのない“3位”という居心地の良いポジションにいつまでも居座り続ける事はチームにとって後退を意味し、そしてそれは己自身の可能性と向上心に対する“裏切り”とも言えるだろう。

「優勝には手が届かないものの常に3位と安定した成績を残してきている」は彼らを表現する常套句となっていて、言い換えれば前回大会でペナルティフリースローで敗れたセガ戦、そして残り数分での戦い方で過ちを犯し勝利を取り逃したオールディーズ戦に象徴されるように“決めるべきところで決められない”すなわち「勝負弱さ」が上位2チームの「壁」を乗り越えられない大きな要因になっている。

チームがこの状況を変えたいのであればまずは「自らの現状を正しく理解すること」が彼らの進むべき一つ目の道標となり、やがてそれは未来を変える為の大きな手助けとなるだろう。

実力に裏付けされた妙技やコミカルなパフォーマンスで世界中の人々を楽しませてくれるエンターテイメントプロバスケットボールチーム、「ハーレムグローブトロッターズ」は練習中のレイアップシュートを外した選手には罰金が科せられる− 彼らの笑顔とスーパーテクニックは優れたアスリート能力や選手としての資質だけで成し得ているものではない、その陰には「日々の厳しい練習と真摯な取組みが存在していること」を覚えておいて欲しい・・・

【ブッダ】

1年前の春季大会、チームのキャプテンを務めるバター梅津のリーダーシップとスーパールーキー、ファイナルアンサーの活躍に導かれるようにチームは開幕から快進撃を披露、優勝候補に挙げられていた強豪チームのキングサンズ、そしてファイブファールズを立て続けに撃破、まさしく「春の嵐」を巻き起こしたブッダ。続く秋季大会、さらなる躍進が期待された彼らだが春季大会で見せたようなパフォーマンスを発揮するには至らずチームは“進化“と言う名の扉の入り口にまで後ずさり、再び足踏みを始めてしまっている。

しかしながら成長にあとに停滞、あるいは後退局面が訪れるのは何も特別な事ではなく、スポーツに限らず仕事や人生にも往々にして起こる事で、大切なのは多少の後ずさりや足踏みをしようとも目指すべき方向を見失うことなく目を開き、目的地に向かって思いっきりアクセルを踏み続けることだ・・・

今大会も数年に渡りチームを悩ませ続けている「慢性的なメンバー不足」は依然解消されておらず苦しい戦いが予想されるがチームには前述のバター梅津とファイナルアンサーりょうに加えオールラウンダーのスムース和田、ペイントゾーンを支配するハーキュリー坂井、“曲者”のデール江花、年々スキルアップを図るバラクーダ月村、攻撃力を増しているイッコー鎗田、そして1年ぶりに復帰するロングレンジシューターのナターシャ優子と他のチームと互角に渡り合える実力と経験、そして何よりも勝利に枯渇しているメンバーが揃っている事を他のチームは十分に認識しておくべきだろう。

【セガ】

昨年は春季、秋季と連続準優勝、一時の低迷から完全に脱却し“打倒オールディーズ”に最も近い位置にポジションを取るセガ。前回大会の最終戦、「圧倒的優位」が伝えられた中でまさかの敗北を喫し栄光を取り逃がした苦い思い出を払拭する、そして自分達の“真の力”を証明する為にも彼らが定める目標は唯ひとつ、通算5回目となる「優勝」ということになるだろう。

毎週定期的に行われる練習によってチームはより熟成の度合いを深め中軸を務めるマイティマウス愛宕とマスターピースゆうたのスコアリングデュオを始めチームNO.3のスコアラーにステップアップしたセクシーキャットウーマンのん、今大会より採用される「50歳プラス1ルール」によりモチベーションがアップしているDG浅井とボーンファイター西川の二人のベテランコンビも好調を維持、またここ数年、あたかも呪われているように彼らに降りかかってきた「大会直前での中軸選手の負傷」も今のところ確認されておらずスタメン出場が予想されるスーパーハンドル笠原や他のメンバー達の調整も順調に進み、経験、準備、実績、健康、そして積み重ねてきた練習・・・彼らは優勝する為のツールを全て持ち合わせ「栄光」は彼らの傍らに佇み、静かに “その時”が来るのを待っているようにも映る。

5度目の優勝を目指し正しい方向へと歩みを進めている彼らに強いて課題を挙げるとすればそれはリーグ戦5試合を通じて同等のパフォーマンスを発揮出来るチームとしての“総合力”と、そして僅かばかりの“運”だろう。




画像をはじめ、当ホームページのデータを承諾無く、コピー・加工することを禁止します。本サイトおよびリンク先ページの内容に関する責任ならびに著作権は、それぞれのページの作成、管理者に帰属します。雑誌・新聞等にデータを転載される場合は必ずご相談下さい。

運営・取材協力 中村, 光嶋