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Dリーグ【29年度春季大会MVP】
4月16日(日)、5月6日(日)、5月21日(日)(いずれもJFE川崎水江町体育館)の3日間の試合日程で開催されたDリーグ29年度春季大会は共に3連勝と首位を並走する3年ぶり4回目の優勝を目指すファイブファールズと初優勝を狙うブッダの一騎打ちとなったが序盤から試合を優位に進めたブッダが68−56でファイブファールズを下し創部10年目にして悲願の初優勝を飾り幕を閉じた。
尚、栄えある大会MVPには5年前にチームに加わりバター梅津と共にチーム改革に着手、幾重にも敗北を、そして辛酸の想いを積みかねようとも決して下を向く事なくチームメイト達を鼓舞、ともすれば“ネガティブ”に作用してもおかしくない経験を“這い上がる”エネルギーに変換、チームの精神的支柱として大きな役割を果たした事が評価されたスムース和田が受賞した。
【Dリーグ29年度春季大会優勝】ブッダ(初)
かつてリーグに所属し短期間でその活動を終えていた「ペンキーズ」そして「フィフティーズ」の選手を中軸に言わば“チームとしての根やアイディンティティが存在しない状態”で2008年に結成、様々な問題を抱えながら参戦を始めたチームは個々の選手のチームやリーグに対する温度差、コート内外でのコミュニケーション不足、不安定な戦力、定着化しないメンバー、慢性的な人数不足、そして二度に渡るリーグ戦での途中棄権・・・10年に及ぶ歳月の中で多くの敗北と、そして時に過ちを犯してきた・・・
しかしながらコートで叩きのめされ、打ちひしがれた姿を我々は何度も目撃してきたが、いつしか彼等はその敗北と屈辱が渦巻く“どん底“という名の真っ暗な谷底で這いつくばりながら、遂に「未来に繋がる」希望の種を探し出し、自らの心の中に植え込んだ・・・
それは“現状に満足しない向上心”“最後まで諦めない姿勢”“友情”そして“情熱”・・・−そう彼らに無かった筈のチームとしての“アイディンティティ−”を築き上げ、そしてマイナスを力に変える術を手に入れ遂にリーグの頂に登り詰めた。
かつて“アンダードッグ”あるいは“迷走の幌馬車”と揶揄されていた彼等にとって、道に彷徨いもがき苦しんできた10年に及ぶ歳月は長く感じた事だろう・・・しかしながらその辛酸の日々は −彼等が真の成長を遂げる為に、栄光を掴み取る為に、そしてチーム、選手各々が成熟する為に“神様が与えた少し長い回り道”だったのかもしれない・・・
【MVP受賞、喜びのメッセージ】スムース和田(ブッダ)
優勝コメントは、初めてなので何を話してよいやらですが。
ブッダに関わって頂いた皆さんありがとうございました!
私は助っ人ととしてDリーグに参加させて頂きました、加入当時から人数は少なく幾度も棄権と隣合わせで楽しむ為に参加するではなく、義務の様に参加をしていたのが本音です。
今回の優勝は楽しんで試合した結果。梅ちゃん、チームメンバーありがとう!
今後もDリーグの本質(飲み会)を忘れずに楽しんで試合しましょう(笑)
また、試合に出ないのに試合のサポートをして頂いている皆さんありがとうございます!
いつも言えませんがこの場を借りて感謝です!
来季も楽しむのを忘れずに頑張ります!
優勝チームは俺らだ!
かかって来いやぁぁぁぁぁぁぁ〜ー!
ふぅ、言ってみたかった(*´∀`)♪
ではでは!(笑)
(表彰式当日は涙、涙、で言葉にならなった為、後日インタビューしたコメントを原文のまま掲載)
個人賞
MVP
MVP スムース和田(ブッダ)
得点王
ヒュードロクーペ荒井(オールディーズ)
アシスト王
ブーメラン野崎(ブッダ)
リバウンド王
バーグ後藤(キングサンズ)
スリーポイント王
ダンディカズ (ファイブファールズ)
スティール王
ブーメラン野崎(ブッダ)
フリースロー王
ファイナルアンサーりょう(ブッダ)
ブロック王
ハイタワー西野(キングサンズ)
ARP王
ファイナルアンサーりょう(ブッダ)
優秀選手
ピナ (ファイブファールズ)
敢闘賞
レモンスカッシュつう(キングサンズ)
敢闘賞
マイティマウス愛宕(セガ)
フェアプレー賞
“ユニバーサルジョイント”ノブナガ
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