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ミステリーゾーン2010 大田区選手権大会
2007年大田区バスケットシーンにセンセーショナルなデビューを飾った黄昏中年バスケットボールチーム「ミステリーゾーン」。 結成当初の勢いと勝負強さを失いつつあるチームは再び輝きを取り戻す事が出来るのであろうか・・・
「5men、 1mission」5人の男、一つの使命
どんな強敵がコートで待ち受けていようとも、
たった5人での戦いを強いられようと俺達は逃げない。
何故って・・・それはバスケットボールが好きだから・・・・
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2月8日(月) 対MARDI
今日のラインナップはF山本、AK、プリンスのシュータートリオとリバウンドでの活躍が期待される”ハイフライヤー”イチロー、そして今日がミステリーゾーンでのデビュー戦の190センチの身長を誇るセンタープレーヤーのハイタワー西野の5人で20代半ばが主体のMARDIに挑む。試合開始早々やはりスピードと体力で勝るMARDIが早くも試合のペースを掴み正確なミドルジャンパーを連続で叩き込み4−0とリードを奪う。
対するミステリーは試合前、「相手は20代の若手チーム・・・スピードや体力では相手の方が勝っていると思いますが背の高さではうちの方が有利、なのでまずは西野さんにボールを預けてまずはそこで勝負、しかしディフェンスがダブルチームや収縮したら外で待つ僕達シューター3人が打つ・・・イチローさんはリバウンドお願いします!」とキャプテンF山本からシンプルながら的確な作戦の指示が出されたのだが最初のオフェンスでなんとイチローが右45度付近から掟破りのスリーポイントシュートを放つがこれが大きくリングから外れたエアボール・・・
最初からずっこけてしまってしまうミステリーだが身体が暖まってきた5分過ぎから反撃開始、ハイタワー西野のゴール下、AKの連続スリー、「ウェイトトレーニングを続けていたので最高のコンディションンですよ」といつものように大口を叩いていたプリンスが言葉通り力強いドライブを披露、20−22の2点ビハインドで第1Qを終了、まずまずの滑り出しを見せる。第2Qに入るとミステリーのディフェンスの脆さを突いてMARDIのシュータートリオが爆発!ベイビーナッシュ、キャプテンサムライ、キューバンボーイが代わる代わる的確にでスリーを決めて瞬く間に得点差を20点差近くまで拡げられてしまう・・・
しかしミステリーも負けじと反撃開始、ハイタワー西野がゴール下で奮闘、ペイントゾーンで得点を重ねさらには相手ディフェンスの厳しいマークに苦しんでいたF山本の伝家の宝刀ロングレンジスリーポイントがようやくヒット!33−43と10点差まで詰め寄り前半を終える。
「少々のビハインドを背負っていても何とか喰らいついていって土壇場で逆転」・・・チーム結成当初快進撃を続けている時の「勝ちパターン」に持ち込みたいミステリーだが後半開始早々「交代要員のいない疲労のツケからか」ミスを連発、逆にMARDIは「ここが勝負所」とみたかペースアップ、速攻を絡めながら持ち味であるアウトサイドシュートを正確無比に沈めていく・・・
しかし得点差が拡がろうがミステリーゾーンも最後まで諦めない。プリンス、AKが意地のスリーを沈めればハイタワー西野とF山本は華麗なツーメンゲームを披露、そして土壇場になってようやくエンジンが点火したイチローはその”ハイフライヤー”の異名通り最終Qだけで8リバウンドと奮闘を見せるも70−97で完敗、1回戦敗退が決まった。
集まらないメンバー・・・遠い勝利・・・2007年のチーム結成から4年が経過、昨秋このコラムで指摘した通りミステリーゾーンは今、かつての輝きを失い変革の岐路に立たされている。思うような結果が出せないのであれば国家であろうと企業であろうと そしてそれがアマチュアバスケットボールチームであろうともやるべき事はひとつ、「現状を把握し過去の歴史から学び未来への進むべき道を探る」事だ・・・
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残念ながらチームを勝利に導く事は出来なかったが素晴らしい活躍をみせたハイタワー西野
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前半までは互角な戦いを見せたミステリーだったが・・・
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