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Dleague LOOKINSIDE 2011 #5
- 後半での戦い方に課題を残した36ERS -
ベテランからの若手へー主軸選手の移行が進む36ERSはその過渡期に真っ只中にあり前回大会では残念ながら春季大会の1勝から一歩後退、チームの成長の一つの証とも言える勝星を刻む事なくリーグ戦を終えた。
しかしながら伸び盛りなベイビーフェイス柴田、ジェロニモ松尾、ムエタイ高橋、ココナツボーイ木下を始めチームの将来を担う若手は着実に成長を遂げておりベテランのBC増田、ザ、グラジエーター川内、そしてチームの中軸を担うドクター磯野、そしてDH蟹江との融合は確実に進んでいるようだ。
2003年のチーム結束以来、標榜としてきた「ディフェンス重視」の姿勢は脈々を引継がれ結成8年を経過した前回大会に於いてもブロック1位(11本)、スティール3位(28本)を記録、ディフェンス面では健闘を見せたがその反面得点は231点(6位)と1位のセガ(313点)2位のキングサンズ(311点)と比較すると大きく引き離されているので得点力向上を計る事がチームとして取り組まなければいけない最重要課題の一つに挙げられる事になるだろう。
またネオクラゲ戦、キングサンズ戦では長距離砲を中心にオフェンスが機能、一時大きくリードを奪う場面が見られたが後半に入り対戦相手がアジャストしてくると失速、逆転される場面、あるいは大会最終日のブッダ戦のように試合終盤まで接戦を演じるも勝負どころでのショットの確率、あるいはTOによる自滅で自ら勝星を逃してしまう場面も往々として見られるので「試合終盤でのゲームコントロール」の改善にも早急に取り組まなければならないだろう。しかしながらベストメンバーが揃えばチームのポテンシャルはリーグで優勝を争う力を十分に秘めているので上位チームと言えども十分な警戒が必要になってくるどろう。
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