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Dleague LOOKINSIDE 2012

第20回 ”安定性”を向上させて覇権奪回に挑むオールディーズ

リーグ参戦から7年、常に優勝争いに加わり4度のリーグ制覇を成し遂げてきた強豪オールディーズ。前回の秋季大会では2勝2敗の3位に沈んだとは言えMP遠藤、ベイビーガソル三寺、バイロン鈴木の"BIG3"、そしてチームをまとめるキャプテン、スワン佐々木、昨秋降って沸いた移籍問題も解決、真価の問われるシーズンとなるキケロ武田”ゴール下の職人”大ベテラン BIG X西川を擁する陣容はリーグトップクラス、春季大会でも優勝争いに加わってくることは間違いないだろう。

しかしながら「優勝する為に身体を仕上げてきました。」とリーグ制覇に向けて自信溢れるコメントを残し最高のコンディションで大会に臨んだMP遠藤をはじめ「ほぼフルメンバー」が揃う陣容で挑んだ昨年の秋季大会、大会初日をブッダ、そしてセガに快勝、覇権奪回に向けて順調な滑り出しを見せて迎えた最終日、「勝てば優勝を手中に収める」正に勝負が掛った「大一番」とも言える試合に一度ならず二度続けて敗れてしまったことはー キングサンズには後半途中二桁のリードを奪っていながらの逆転負けで、再び優勝のチャンスが巡ってきた最終試合ではネオクラゲの気迫に押され終始リードを許す形で完敗 ーこの2つの敗戦は優勝を逃したことも合わせてチームにとっても勿論、戦った選手一人一人の記憶から永遠に消えることのないショッキングな出来事であったであろう。

以前にも指摘したとおり、チームはとてもナイ―ブなもので誰にも気付かれることなくその姿を変えていく・・・ピークと思われた輝かしい日々は思っているよりも遥かに短く、己が自覚する前に下り坂を迎え音もなく静かに消え去っていくものだ。早計かもしれないが「リーグ史上最強のチーム」の一つと言われた現在のチームにもNBAを含めて過去のいかなるチャンピオンチームが経験して行ったように静かにその時が訪れているのかもしれない。

転換期を迎えようとしているかもしれないチームは正確無比のロングレンジシュートを武器にしているa.k.a"ファットスコルピオ”から変更 、”キャノンボール”しんを新たにロースターに加え時折不安定になりがちなアウトサイドからの攻撃に幅を持たせた。スタメン、そしてベンチスタートでも安定したパフォーマンスを発揮出来る豊富なキャリアを誇る彼の加入はチームにとってきっと大きな手助けとなるだろう。

勝負所でシュートを決めることの出来るカリビアンジョーカー山下、アンセルフィッシュなプレーとハードワークでチームを支えるピースメーカー石渡、ベースラインからのミドルジャンパーが持ち味のロッキーチャック松矢、年々アウトサイドシュートの確率を向上させているビーナス野崎、厳しいディフェンスと高いアスリート能力で攻守に渡りチームにエネルギーを齎すサファイャえいこ、そして必殺の”逃げパス”で新境地を開きつつあるバックアップポイントガードを務めるであろう”イリーガルシート”鹿野のお馴染みのメンバーも健在、ベンチからチームに活力を与えていくことになるだろう。

チーム、そして選手の心の奥に深く刻まれたであろう二つの敗北から半年、少し遅れ気味の春の訪れと同じようにチームの覇権奪回への準備はゆっくりとした足取りながら確実に進んでいるように見える。以前見られたような対戦相手を爆発的なパワーで圧倒するシーンは少なくなるかもしれないが齢を重ねた人間が若さと引き換えに思慮深さを手に入れるようにこれまで以上に”安定性”を向上させた現在のオールディーズはリーグに所属する全てのチームから勝利を勝ち取る力を十分に有していると筆者は予測する。


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