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ミステリーゾーンX ２０１２年渋谷区シニア春季大会＃２
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したたかさと勝利への執念を見せるサンライズの粘りに手こずるものの最終Qのスパートで一気に突き放して２回戦進出を果たしたミステリーゾーンX。今回は「ブルーアンドイエロー」の”ゴールデンステートウォリアーズ”カラーの新ユニホームお披露目となった第２回戦「第一クラブ」との戦いぶりをお伝えしよう。
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恒例となった写真撮影に挑むミステリーゾーンX 前列左からSE光嶋、AK,SS石川に今大会初出場となる”サブホイッスル島田。後列左からバーグ後藤、ビルマ今市、ハイタワー西野、ペーパーバック小森、F山本。鮮やかなブルーに映えるイエローの文字はオヤジには眩しすぎるぐらいだ。
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２回戦 対第一クラブ
試合開始早々「ハイタワー西野が後方に構えるF山本へ落とし前方に走るペーパーバック小森に送る」チーム唯一のフォーメーションプレー」であるティップオフからの”タッチダウンパス”フォーメーションを事前の視察によって第一クラブに見抜かれ阻止されたもののペーパーバック小森が左サイドからペイントゾーンに切れ込み先制点を挙げ快調な滑り出しを見せるミステリーゾーンXだったがその後はリバウンドを支配、ディフェンスも機能し試合を優勢に進めるものの相手の守備に阻まれると言うよりかは「シュートは打つものの全く入らない状態」で得点が全く動かない「サッカーで言うところのボールポゼッションは圧倒的に支配し相手ゴール目がけてシュートの雨を降らせるものの精度に欠いてゴールを割る事が出来ない」状態が第１Q半ば過ぎまで続いていくが再びペーパーバック小森がリバウンドからのゴール下を捻じ込むとようやく本来のシュートタッチを取り戻したFF石川のフロータ―ショット、F山本のスリーが連続で決まり９−２と７点のリードを奪い第１Qを終える。
「リードしているが決して流れはよくない。パスを回してオープンショットを打っていこう」とのAKの指示でコートに入ったミステリーゾーンXは第２Q開始直後、F山本がクリエイトしたワイドオープンシチュエーションを最年長のAKが3Pライン後方から綺麗に射抜いてチームにエネルギーを齎すと続いてBC増田があのジダンのマルセイユルーレットを彷彿させる華麗な”本羽田ルーレット”からのマースフックを鮮やかに決めるとベンチから大歓声が・・・この二つのベテランプレーヤーの奮闘で試合の流れを引き寄せたミステリーゾーンXはここから一気にスパーク！珍しいF山本のミドルやSS石川のスティールからの速攻、さらには「正審判員の座をBC増田に奪われて」a.k.aホイッスルからサブホイッスルへ降格を告げられた”サブホイッスル島田の意地のベースラインショットが炸裂！さらには力強いオフェンスリバウンドからバーグ後藤が持ち前のパワーを生かしたゴール下を捻じ込みこのQを２１−５と圧倒、３０−１１と大きくリードを奪い前半戦を終える。
第３Qに入ると「大量リードから気の緩みが生じオフェンスは”雑”にディフェンスでは戻りが遅くなり相手にイージーバスケットを許し差を詰められてしまうミステリーゾーンXだったがここですかさずタイムアウトを要求、一呼吸を入れるとチーム本来のリズムが蘇りビルマ今市とSE光嶋の連続ミドルジャンパーやこの日好調のサブホイッスル島田のジャンパーで応戦、再び４０−１５をリードを２５点差に拡げて試合は最終Qへ・・・
最終Qに入ると「やや疲れが見え始めた」ミステリーゾーンXはミスが目立ち始めて最後まで諦めずに挑んでくる第一クラブに簡単に得点を許してしまう場面があったものの最後はF山本の連続スリーとSE光嶋のベースラインジャンパーで止めを刺して勝負あり、シュートセレクションやディフェンスの戻りに課題を残したものの５６−２５で第一クラブに快勝、準々決勝進出を果たした。
この結果、次の試合日程は６月１０日、昨年度秋季大会で敗れたスキルズと前回のリベンジとベスト４進出を懸けて対戦する事となった。僕達の旅はまだまだ終わらない。”約束の地”へ向かうミステリーゾーンXの旅は続く・・・
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圧倒的な高さでリバウンドを制し勝利に貢献したハイタワー西野。”X”には無くてはならない存在だ。
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勝利に酔い満面の笑顔を見せるミステリーゾーンXの面々。しかしこのあと程無くしてまたしても犠牲者が・・・一つの勝利と引き換えに一人の選手が酒に潰されていくこの「ウィークエンドサスペンスシアター」とも言えるこの怪現象の犯人は誰なのか・・・また次回の犠牲者は・・・
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