Dリーグについて
  あいさつ
活動拠点
チーム紹介
  セガ
ネオクラゲ
オールディーズ
キングサンズ
ブッダ
ファイブファールズ
令和元年度秋季大会
  大会展望
大会直前情報
大会日程
大会結果
個人成績
試合速報
MVP
過去の大会記録
  令和元年度春季大会
平成30年度秋季大会
平成30年度春季大会
平成29年度秋季大会
平成29年度春季大会
平成28年度秋季大会
平成28年度春季大会
>>過去の大会記録
D-Legend
  令和2年度 秋の陣
令和2年度 夏の陣
令和元年度 秋の陣
令和元年度 春の陣
平成31年度 冬の陣
平成30年度 春の陣
>>過去の大会記録
秘密アイテムNew
  SS石川のDリーグスカウター
※PCからの閲覧推奨です
コラム
  23'渋谷区女子シニア35秋
3th フレンドリーシップ50 #2
3th フレンドリーシップ50 #1
23'大田区シニア40春 #2
23'大田区シニア40春 #1
23'渋谷区女子35春 #1
>>過去のCOLUMN
酒場探訪日記
  大衆酒場 鶴亀
焼鶏 鳳
大衆酒場 大鵬
天ぷら 三惚
炭火焼鳥 とりいち
大衆酒場 初音
>>過去の探訪日記
D LIFE
  対談スペシャル
ラムジー武田氏
high flyer氏
スペシャルK氏
ナイトトレイン氏
>>過去のD LIFE
その他
  ダウンロード
問い合わせ
リンク集


Dleague LOOKINSIDE 2012

第24回 −”健康”が優勝へのカギを握るセガ−

ここ一年、常に優勝候補の一角に挙げられながらも中軸プレーヤーの相次ぐ怪我で覇権を逃し続けているセガ。特に春季大会では高い下馬評に上がりながらもエース、マイティマウス愛宕の欠場が大きく響き4戦全敗、まさかのの最下位に沈んだ。今回は不運が続く古豪の現状を分析、チームの課題を探していくことにする。

  チームの屋台骨を背負うエースやスコアリングリーダーを欠いた状態で優勝を勝ち取れる程現在のリーグのレベルはソフトでは無く春季大会での4戦全敗は「いわば当然の結果だった」と言えるかもしれない。また「伝統の速攻は継承しつつハーフコートのセットオフェンスにも順応するオールラウンドなスタイル」はマイティマウス愛宕の持っている能力をチーム全体に最大限に生かすシステムとも言え得点、リバウンド、ディフェンス、そしてインサイドの楔・・・全ての”肝”である彼が欠けるということが攻守に大きな影響を及ぼしこれが春季大会で辛酸を舐めた大きな原因の一つであるのはあきらかだ。

  しかしながら10年に及ぶチームの足跡を辿っていくとそこには数々の栄光の礎とも言える「最後まで絶対に諦めない」セガバスケットボール魂によって培われた”強粘力”とも言える「最後の最後まで一切手を抜かない全力プレー」をメンバー全員が実践することによって主軸メンバーの欠場のマイナスをプラスに変換させ次なる戦いの糧にしてきたことが見て取れる。  −リーグ創成期の連覇の原動力となったプリンス釣崎の足首靭帯部分断裂、ゼミナール山本の突然のチーム離脱、さらには昨年立て続けにチームに降りかかったDG浅井の肉離れ、SH笠原のアキレス腱断裂、SS石川の醜いほど腫れあがった捻挫ー  チームはこれまで幾度となく中軸選手を様々な理由で欠きながらも残されたメンバーが力を合わせ窮地を切り抜けてきた歴史がある。それは前回大会、マイティマウス愛宕の欠場の穴を埋めるべくメンバー全員が「高さや体格で劣る部分を抜群のパスワークと平面スピードを生かしたアンセルフィッシュなチームバスケットを展開、敗れはしたものの一時は20点差を付けられていたブッダに第3Q途中で追いつき、そしてネオクラゲ戦に至っては大量リードを奪われ敗色ムード漂う最終Q、チーム一丸となった怒涛の猛攻で二桁差あった得点差を縮めあと一歩のところまで追いつめた猛攻は記憶に新しいところでこの奮闘から得た”経験”はチームに、そしてメンバーにとって次期大会に向けての大きなアドバンテージとなるだろう。

  チームには優勝を狙えるだけの実力と豊富な経験を持つメンバーが揃っている。 チームでの立ち位置、エースとしての自覚、そしてバスケットボールへの情熱の間に揺れリハビリが思うように進まず「未だ万全とは程遠いコンディション」との情報が入ってきたマイティマウス愛宕の回復具合や未確認ながら「練習中に捻挫をした」との情報が入ってきたDG浅井の状態は気になるところだが前回大会、捻挫の痛みに耐えながらも強行出場を続けゴールにアタックし続けたエクザイル江波戸、黙々と己の役割を遂行する”真のプロフェッショナル”ツーフェイス前田、齢50歳にして新たなる才能”3Pシュート”に覚醒したDG浅井や大男を向うに回し身体を張ってインサイドでリバウンドに奮闘、チームに勢いを齎すセクシーキャットウーマンのん、足首の負傷も癒えたチームNO,1のスコアラー、SS石川、ミドルシュートの精度を増したザ、マシン中井、タイトなディフェンスと必殺のスリーポイントが武器のコニーあや、10年前と変わらぬ粘り強いディフェンスと正確なバンクショットが持ち味のロビン内山、怪我のブランクを全く感じさせないストリートムーブと長距離砲でチームにエナジーを与えるSH笠原、そしてややスピードはなくなったものの錆びることない必殺のロングレンジシュートを持つプリンス釣崎とお馴染みのメンバーは健在、この7月に開催されるワンデートーナメントでも必ず覇権争いに絡んでくるであろう。

  ここまで読んで頂いてわかるようにセガにとって優勝へのキーワードは”健康”だ。前回大会を含めて主力メンバーの怪我による欠場で覇権を逃したことが一度や二度でないことは他の誰よりも彼らが認識しているはずだ。大会へ向けて選手各々が怪我の回復に務め予防を含めた自己管理とチームとしての周到な準備が整いさえすればファイブファールズが参入することでさらに熾烈を極めるであろうリーグを制する力をセガは十分に有していると筆者は予測する。

 

画像をはじめ、当ホームページのデータを承諾無く、コピー・加工することを禁止します。本サイトおよびリンク先ページの内容に関する責任ならびに著作権は、それぞれのページの作成、管理者に帰属します。雑誌・新聞等にデータを転載される場合は必ずご相談下さい。

運営・取材協力 中村, 光嶋