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Dleague LOOKINSIDE 2012

第27回 −”新生”ネオクラゲはリーグの頂に登り詰めることが出来るのか−

リーグ創設10年目を迎え再び6チーム体制へと変貌を遂げるリーグと同様にネオクラゲもまた変化と言う名の潮目の中に身を委ねている。 ー永らく続いたAKの時代から若きリーダー、BS三野宮体制へー チームが築き上げてきたアイディンティティーと”勝負へのこだわり”は保ちつつ2年の歳月を掛けながら緩やかに世代交代を推進、 この間下位に低迷、道を彷徨う姿も見られたが昨年の春季大会ではベテランと若手が融合、”我”を捨て”和”を求め選手各々が役割を自覚、実践したことによって実に7年ぶりとなる3度目の栄誉に輝いた。今回はいよいよベールを脱ぐ”新生”ネオクラゲの全貌をあらゆる角度から分析、その実力を探っていくことにする。

現在のチームは先にも述べたように歴史を築き上げてきたベテランメンバーから若手メンバーへの融合と世代交代を時間を掛けながら推進、かつて「最終Qの失速」によって何度もタイトルを取り逃がし「シニアチーム」と揶揄された姿はそこにはなく、今大会からアンダー枠が外れるゆうまの存在によってチームは劇的の変貌を遂げる可能性を秘めている。ーそれは「30代中心のDリーグならこれは至極当たり前の事」なのだが「他チームと比べて5歳から10歳ほど平均年齢が高くこれまで必ず40代、もしくは50代のメンバーが名を連ねていたラインナップを必要とあらば若手メンバーだけで構成出来ることを意味するー

7月1日に開催されるワンデートーナメントでは前回大会体調不良を起こし静養中のDICE-Kは不参加ながら好調を維持するスコアラー、BS三野宮、チームのバランスを保つ役割を担うカルロ小杉、パワープレーに目覚めたゆうま、チームNO.1のディフェンダーのしゅん、そして短いプレータイムの中で見事な活躍を見せるピンクパンサーじゅえりの若手メンバーがチームの中軸を担うと予想され、これにAK、SE光嶋、SF武藤、アロンゾ河原、そしてペーパーバック小森の経験豊富なベテラン達がチームの未来を担う若者達のバックアップを務めると予想されるがベンチメンバーを含めた選手層の厚さはリーグトップクラスを誇り30度近い気温の中で3試合をこなさなければいけない今回のワンデートーナメントでは大きなアドバンテージとなるだろう。

明るい話題の多いチームだが問題がない訳ではなく「膝に爆弾を抱えるコンダクター富坂の実戦復帰が未だ叶わない」現状の中、永年の懸案である「司令塔を務める本職のポイントガード不在」の問題は解決に至っておらず今大会でもカルロ小杉やゆうま、そしてベテランSE光嶋がその役割を担うことになるだろうが前回大会のようにこのポジションを務めるプレーヤーが欠けるとチームはたちまちバランスを崩してしまうので彼らの出来如何がチームの命運を握っていると言っても過言ではなく、また前回のコラムでも指摘したように10名を超えるロースターが自己犠牲の精神とアンセルフィッシュなプレー、そしてハードワーク・・・コート内外での役割を認識し与えられた責任を果たさなければこの競争の激しいリーグで優勝を勝ち取る事は不可能であり、また個々の才能を限られた時間の中で最大限に引き出す緻密なベンチワークも重要になってくるだろう。

”若さ”は常に「時代」を動かしてきた。 古くは日本の学生運動、フィデルカストロとエルンスト”チェ”ゲバラが成しえたキューバ革命、そして記憶に新しいチェニジア、エジプト、リビア・・・連鎖のように沸き起こり体制を打倒した”アラブの春”と呼ばれる革命運動の中心を担ったのは銃弾が飛び交う街頭に繰り出し血を流しながらも命を賭して魂の叫びを続けた若者達だ。

結成から10年、ネオクラゲが歩んできた道程は弾圧や圧政から民衆を解き放つ為に戦ってきた若者達とは置かれている立場やその志、そして手法も大きく異なるが”現体制”を打ち破り新たな時代を築こうとする”新生”ネオクラゲがリーグの頂に登り詰め「ネオクラゲの夏」を達成するだけの力を十分に有していると筆者は予測する。


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