|
ミステリーゾーン”X”2012年渋谷区秋季シニア大会
- RE START -
チーム結成から1年、再び”約束の地”への歩みを始めた「ミステリーゾーンX」。大ベテラン DG浅井、そして期待の新人a.kaスタビライザー白井を加えた今日の布陣は前列左からビルマ今市、DG浅井、SE光嶋、AK、SS石川、後列左からペーパーバック小森、ハイタワー西野、F山本、スタビライザー白井、バーグ後藤、そして審判を務めたため写真撮影に間に合わなかったBC増田の11名体制で試合に挑む。
|
ー山の頂を目指す道程は登るれば登るほど辛く、そして険しい。それでも男達は頂を目指すー 今から1年前、渋谷区シニア大会制覇を目標に掲げ結成された「ミステリーゾーンX」。しかしその行く道は人生と同じように決して平坦ではなく夢半ばにトーナメントボードから姿を消すこと2回、彼らは未だ自らが定めた”約束の地”に辿り着いてはいない。今回は3度目の挑戦となった2012年渋谷区秋季大会1回戦の模様をお伝えしよう。
2011年渋谷区秋季シニア大会
9月23日(日) 1回戦 対team AZ
試合は開始早々、F山本がハイタワー西野の高さを生かした鮮やかなループパスを配給、これを難なく決めて幸先よく先制するとペーパーバック小森のドライブインやSS石川の連続ミドルなどで8−0と大きくリードを奪いteam AZを圧倒、スタートダッシュに成功するも前年秋季大会の準優勝チームであるteamAZもすぐさまシルバーフォックス寺沢の豪快な連続ドライブや意表を突いたギャンゴ小倉のクイックリリーススリーで追撃を開始、11−13と2点差まで詰寄り逆に試合の流れを手繰り寄せると第2Q開始早々ハンス小笠原のミドルジャンパーで同点に追いつき試合を振り出しも戻すことに成功する。
しかしこれで目が覚めたのかここからミステリーゾーンXが猛反撃を開始、この試合「身体がキレている」パーパーバック小森がリバウンド、そしてルーズボール・・・ニュートラルボールを「まるで獲物に飛び掛る猛獣」が如く奪い捲くりチームにボールを齎すとこれをSE光嶋が繋いでSS石川のフローターショット、BC増田のゴール下を演出、じわじわとリードを拡げていくも試合巧者のteamAZも粘り強いディフェンスで応戦、双方得点が入らない膠着状態が続いていく・・・しかしこの均衡を破ったのは新戦力の二人、第2Qも残り2分のところでまずはベテラン、DG浅井が挨拶代わりにトップオブザキーからスリーを叩き込み再び試合の流れを呼び込むとお次は期待の新人、a.k.a"スタビライザー"白井がゆったりとしたフォームから鮮やかなブザービータースリーを沈めてミステリーゾーンXが25−16と9点のリードを奪い前半を終える。
後半に入り何とか追いつきたいteamAZはシルバーフォックス寺沢やハンス小笠原がゴールに果敢にアタック、さらにはギャンゴ小倉のロングレンジが再び炸裂、
追撃を開始するもミステリーゾーンXも疲れが見え始め「明らかに足が止まってきた」teamAZのインサイドを攻略、ペーパーバック小森、ハイタワー西野、そしてBC増田が高さを生かしてペイントゾーンで着実に得点を重ねその差を拡げるとさらにはこの日もいぶし銀でディフェンスでAZのチャンスの芽を摘み取っていたビルマ今市のパスからバーグ後藤がパワーショットでゴール下を捻じ込むと最後はAKが”AKフォーメーション”からお約束のスリーを叩き込み勝負あり、57−30で1年前のファイナリスト、teamAZに快勝、2回戦に駒を進めた。ー円熟の男達のさらなる高みへの挑戦は再び始まりを告げたーミステリーゾーンXの旅は続く・・・
|
ローポストでポジションを取るペーパーバック小森。豊富な運動量と相手を圧倒するパワー、そして球際の強さで数々のチャンスを創出、チームの勝利に大きく貢献した。
|
ローポストから攻めるチームのニューフェイス、スタビライザー白井。全てのポジションをこなすことが出来る彼の加入はチームに多くの白星を齎すことだろう。
|
|
|