|
ミステリーゾーン”X”2012年渋谷区秋季シニア大会
- RE START PART2 -
大向クラブシニアとの秋季大会2回戦に挑むミステリーゾーンX。前列左からSS石川、 SE光嶋、AK、ボールコレクター増田。後列左よりペーパーバック小森、バーグ後藤、SF武藤、ビルマ今市、DG浅井、そして子息の運動会出席の為、写真撮影に間に合わなかったF山本の10名体制、team AZとの1回戦で活躍を見せたハイタワー西野、そしてルーキー、スタビライザー白井は欠くものの今日も各ポジションにバランスの取れたメンバーが揃った。
|
苦戦が予想された難敵teamAZとの1回戦を終わってみれば57−30と快勝、幸先のいいスタートを切ったミステリーゾーンX。再び”さらなる高みへの挑戦”、そして”約束の地”を目指す旅時は今始まったばかりだ。今日は2回戦、対大向クラブシニアとの対戦の模様をお届けしよう。
2011年渋谷区秋季シニア大会
10月13日(土) 2回戦 対大向クラブシニア
午前中に大田区シニア大会の連勝を18に更新、流した汗、そして心地よい疲労感・・・そしてその先に身体が欲するものは・・・当初から危惧されていた”アルコール大量摂取に繋がりかねない甘美な世界に誘おうとする”魔の空き時間”に対して強い自制心と規制の齎す精神的ストレスの間で揺れ動く「正義」と「欲望」の感情を見事にコントロール、「生ビール1杯だけで我慢する」という”大人の妥協点”を見出し中華料理店を後にしたAK、DG浅井、SE光嶋、そしてビルマ今市は一路幡ヶ谷に向かいメンバーと合流、初戦の勝利に大きく貢献したハイタワー西野とルーキー、スタビライザー白井は欠場だが彼らと入れ替わるようにシャワーフリーク武藤がラインナップに復帰、10名体制で大向クラブシニアとの2回戦に臨む。
今日のミステリーゾーンXは10名体制を二つのグループに別けてQのちょうど半分4分を目処に交代をさせる”云わばドリームチーム的”戦術を採用、まずは好調を維持するDG浅井、SE光嶋の二人に加えてインサイドにはリバウンドに強いBC増田、SF武藤、そしてバーグ後藤の3人を配置する「試合の入り方、そしてリバウンドを重視」したメンバーでスタート、すると「チームを牽引する重圧から解き放たれたのか、36ERS時代より伸び伸びプレーしているように見える」BC増田がDG浅井のパスから連続ゴールで幸先のいいスタートを切るとSF武藤もオフェンスリバウンドからシュートを捻じ込み6−0とスタートダッシュに成功する。しかし押されっぱなしだった大向クラブシニアも時間の経過とミステリーゾーンXがなかなかシュートを決められずにいる虚を突いて反撃を開始、お返しとばかりに3連続ゴール、6−6の同点に追いつき一進一退の攻防が続いていく・・・しかしここでミステリーゾーンXはAK,F山本、ペーパーバック小森、ビルマ今市、そしてSS石川にメンバーチェンジ、するとDG浅井とは「異なるリズムを作り出す」F山本のパス回しからAKが連続スリーを叩き込みミステリーゾーンXが12−9と大向クラブシニアから3点のリードを奪い第一Qを終える
第2Qに入るとミステリーゾーンXがスパート、DG浅井がメキシカンパンチショットで口火を切るとリバウンドで奮闘していたバーグ後藤が持ち前のパワーを生かして連続ゴールを捻じ込みさらにはBC増田のベースラインからのミドルショットでその差を一気に二桁に拡げるとここでまたしてもAK率いるユニットにオールメンバーチェンジ、すると「コートに放たれた猛獣」の如くペーパーバック小森が大向クラブシニアのディフェンス網を蹂躙、リバウンド、そしてルーズボールを?ぎ取りインサイドで、ーそしてミドルジャンパーも絡めながらー 次から次へとネットを揺らしその差を拡げミステリーゾーンXが31−18とリードしてハーフタイムを迎える。
後半に入りまたDG率いるユニットにオールメンバーチェンジ、順調に得点を重ねていた序盤に思いも寄らない悲劇がミステリーゾーンXを襲う・・・この試合も好調にプレーしていたバーグ後藤が不自然な体制を取りながらコートに倒れてしまい一瞬「自爆捻挫か?」と思われたがなんとアキレス腱断裂の重傷を負い交代を余儀なくされると「チーム全体に動揺が走りリズムを失い」大向クラブシニアの反撃を許してしまい得点差を縮められてしまうがここで奮い立ったのがSS石川、午前中30キロのマラソンレースに出場したのちチームに合流、その疲れも微塵も感じさせないプレーを披露していたチームNO、1のアスリートは速攻からの難しいフローターショットを捻じ込み再び試合の流れを引き戻すとこれに呼応するかのようにペーパーバック小森の力強いドライブも続けさまに決まり44−28とさらにリードを拡げて試合はいよいよ最終Qへ・・・
負傷退場したバーグ後藤の為に、そして約束の地への到達の為に、ミステリーゾーンXは大量ビハインドから「やや気持ちが折れかけている」大向クラブシニアに対してギアをシフトしアクセルを思い切り踏み込む。SF武藤の高い打点からのジャンパーが決まるとこれがグリーンシグナルとなって再加速、SE光嶋が「午前中とは見違える動きで」連続スティールでチームにボールを齎すとこれをSS石川がカットイン、そしてビルマ今市がラングーンショットで得点に繋げ最後はとどめとばかりにAK、そしてF山本が連続でロングレンジを叩き込み勝負あり、ミステリーゾーンXが61−32と大向クラブシニアに快勝、3回戦に駒を進めた。 ”約束の地”への挑戦を続けるミステリーゾーンXの次戦の相手は”渋谷区シニア最強チーム”森本組、果たして目の前に立ちはだかる最強の敵を倒し大きな壁を乗り越えることが出来るのか・・・ミステリーゾーンXの旅は続く・・・
|
61−32で大向クラブシニアに快勝、3回戦に進出したミステリーゾーンX。 同等な力を持つ2チームを構成出来る選手層の厚さがこのチームの強みだ。
|
アキレス腱断裂の重傷を負ったバーグ後藤。力強いパワー溢れるプレー、そして優しさ溢れる家族思いの性格、絶やさない微笑、そして徹夜で独自HPを読破した探究心・・・彼がコート内外でチームに与えてくれてきた影響は計り知れない。1日でも早い復帰が待たれるところだ。
|
|
|