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ヤマクラゲシニアツアー2012秋
春季大会に続いて大田区総合体育館で開催された交歓大会でもオールドANAに快勝、遂に連勝記録を17まで伸ばしたヤマクラゲ。新たにa.k.a ”ラガー”末次が加わりパワーアップしたLIVING LEGENDS(生きる伝説たち)の2012年大田区シニア秋季大会の模様をリポート!
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10月13日(土) 対オアシス&ピーマンズ
試合は開始早々出産、そして子育て,からのブランクから徐々にかつてのトップフォームを取り戻しつつあるかつて”レディアサシン”と呼ばれたロングレンジシューター、めぐりんがその実力を発揮、得意のレフトウイング付近からミドル、そしてスリーを続けさまにヒットし早くも試合の流れを呼び込むとアップテンポなリズムでオフェンスを組み立てるDG浅井の素早いパスからペーパーバッグ小森、そしてSE光嶋がミドルジャンパーを連続ヒットしスパート、13−4と大きくリードを奪い第1Qを終える。
しかしこのリードで気が緩んだのか第2Qに入るヤマクラゲはリズムを崩しシュートは決まらず逆にオアシス&ピーマンズの反撃を食い止めることが出来ずに見る見る得点差を縮められ20−17と3点差まで詰め寄られ「リードしているとは言え明らかに押され気味」でハーフタイムを迎える。 「みつ、ディフェンスサボってない?しっかりやってよ」とDG浅井にしては抑え気味の檄が −多分自ら率いるセガなら 「○○!何ディフェンスサボってんだよ!あぁ いつも言ってんだろう!全員でやらなきぁ駄目なんだってディフェンスは!わかってんのかぁ!」の怒号の叫びがコートに響き渡るところだがー しかしこの檄が効いたのか後半に入るとSE光嶋がこの日2本目となるミドルジャンパーをライトウィング付近からヒット!するとDG浅井もディフェンダーを物ともしないメキシカンパンチドライブで相手をなぎ倒すとAKの速攻、ペーパーバック小森のインサイドプレーで得点を重ね粘るオアシス&ピーマンズをじわじわと引き離し31−25と再びその差を拡げ勝負は最終Qに突入する・・・
勝利への執念を見せるオアシス&ピーマンズは得点源の#11徳永にボールを集めようとするも攻守に活躍するDG浅井が執拗なディフェンスでボールを奪取、反撃の目を摘み取るとともにヤマクラゲに試合の流れを手繰り寄せるとAK、F山本のロングレンジ、ペーパーバック小森とビルマ今市の見事なコンビプレーで一気に引き離し最後はお姉ちゃんが”てやんでえミドルショット”を突き刺し勝負あり、ヤマクラゲが49−34でオアシス&ピーマンズに快勝、自ら持つ連勝記録を18に更新した。
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「浅井さん、すいません!」
ディフェンスでの緩慢なプレーを指摘され目を覚ましたSE光嶋。この日は3本のミドルを沈めオフェンスでは及第点のプレーを披露した。
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「18連勝達成!」
NBA2012年のレギュラーシーズンでサンアントニオスパーズが記録した18連勝とはレベルもスケールも異なるとは言え足かけ5年に渡るこの連勝記録は見事の一語に尽きる。
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10月20日(土)対フーパーズ
序盤、元実業団選手も在籍する本格派チーム、フーパーズが巧妙なパスさばきからミドルを立て続けにヒット!6−0と「明らかにウォームアップ不足」でミスを連発、攻守に精彩を欠くヤマクラゲをリードし試合の主導権を握るとフーパーズベンチからは「よし、シナリオ通り「いいぞ、その調子だ」との声が聞こえてくる・・・しかし5分過ぎからヤマクラゲが反撃を開始、SS石川の連続得点、今日はインサイドでプレーするF山本のパワープレーやフリースローでじわじわ追いすがり残り1分を切って遂に逆転に成功、ヤマクラゲが13−12と1点のリードを奪い第1Qを終える。
AKから「相手はトラディションに難がある。早い展開に持ち込んで疲れさせてしまおう」との指示が出た第2Q,ディフェンスリバウンドを奪うとAKが、DG浅井が、SS石川が、F山本が、この日がデビュー戦となったa.k.a”ラガー”末次が、そして3人の熟女達 −めぐりん、メグ、そしてつっちーが走る、走る・・・すると徐々にフーパーズが自陣に戻れなくなって生じたオープンスペースを突いてSS石川がフローターショットを連発するとこれに呼応するかのようにDG浅井も切れ味鋭いミドルジャンパーをヒット!さらに試合開始からリバウンドに奮闘していたラガー末次も挨拶代わりにゴール下を捻じ込むと遅刻してきたF山本もようやくお目覚めのロングレンジシュートを射抜いて一気にフーパーズを引き離し30−14と16点差のリードを奪いハーフタイムを迎える。
「既に気持ちは折れているだろうから反撃してこないだろう・・・」と思われた後半、フーパーズがメンバーを、そして気持ちを入替えてヤマクラゲに襲いかかる! ファイト溢れるa.k.aロケッティア小柳が攻撃的なリズムでゲームメイクを始めると続けさまにミドルジャンパーがヒット!「いいよ、いいよ」「1本づつ返していこう」との声もベンチから発せられてフーパーズが試合の流れを掴みかけたと思われたがここで「これまで鳴りを潜めていた」AKが”AKゾーン”とも呼ばれるレフトウィング付近からスリーを叩き込むとこれを合図にヤマクラゲがスパーク、SS石川、DG浅井のミドルジャンパー、さらにはF山本とめぐりんのロングレンジも立て続けに決まりその差をさらに拡げていく・・・
ー 大差を付けられようとも、どんな不利な状況だろうとも決して勝負を諦めない ー かつて練習で、そして幾多の真剣勝負の中で叩き込まれてきたであろう「勝負への執着心」「負けず嫌いのDNA」・・・フーパーズはそれを持ち合わせたチームだった。どんなに差をつけられようが、まるで亡霊のようにインサイド、アウトサイドで粘り強く得点を重ねヤマクラゲの背中を追い続けていく・・・しかし追いすがるフーパーズに引導を渡したのは51歳のAK、このQだけで4本のロングレンジを叩き込みヤマクラゲが62−37で粘るフーパーズを粉砕、足掛け5年に渡る19連勝を達成、2012年の大田区シニア最終ゲームを締めくくった。
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「19game winning streak」
遂に19連勝を達成、夢の20連勝に大手を掛けたヤマクラゲ。来年春季大会でいよいよ前人未到となる記録にチャレンジする。前列左からつっちー、メグりん&ジュニア、メグ、後列左からDG浅井、この日デビューを飾ったラガー末次、AK、そしてSS石川
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「never give up !」
後半開始早々、攻勢に出る#29 ロケッティア小柳率いるフーパーズ。如何なる状況だろうが最後まで試合を捨てない姿勢は見事の一語に尽きる。
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