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Dleague LOOKINSIDE 2012

第34回 成熟の時を迎え再び王座奪還を目指すネオクラゲ

7年振りの歓喜の瞬間から1年半、ネオクラゲは再び定位置とも言える「優勝争いに加わる充実感も最下位争いに身を置く屈辱感」のどちらも味わう事のない”味気ないポジション”に再び身を置きはじめている。「優勝」と言う目標に向かってメンバー各々が与えられた責任を理解し成し遂げたあのリーグ史上最も美しい”とされたあの雄姿は既に過去のものなのか・・・今回は「定位置」からの浮上、そして4度目の優勝を目指すネオクラゲの現在の状況を検証、問題点を探っていくことにする。

ベテランと若手への融合が進み着実に戦力が向上、覇権奪回が期待された春季大会、そして続くワンデ―トーナメント2012と優勝争いに加わることなくコートを去る事になった大きな原因は「まだまだ改善の余地がある稚拙なバスケットボール」と故障者や主力選手の欠場、そしてコンディションの問題・・・どちらかとい言えば「コートに入る以前の問題」の二つの事柄が期待を裏切り低迷を招いた大きな原因になっていたとも言えるのではないだろうか・・・

SF武藤、ペーパーバック小森の欠場、DICE-Kを突如襲った体調不良、復帰初戦となった試合でのアロンゾ河原のあばら骨の骨折、オーバーウェイトによるバッドコンディションで精彩を欠いたゆうま・・・ 18点のリードを奪いながらもセンター陣不在となった後半開始から制空権を握られるとずるずると後退、最後には力尽きて逆転を許し押し切られてしまった3位決定戦でのファイブファールズ戦、そして予選リーグで激突したオールディーズ戦では後半途中までディフェンディングチャンピオンを相手に僅差の闘いを続けていたが些細なミスから相手に畳み掛けられてしまうと「こういう時こそチームでシェアしなければいけないはずのボールを動かすことが出来ず焦りからか硬直したオフェンスに終始、自らその傷口を拡げてしまった・・・このワンデ―トーナメント2012での二つの敗戦はチームに、そして選手各々に試合へ向けての姿勢を正さなければ、そしてもっと精神的にタフにならなければ現在のDリーグを制することは不可能」という事を改めて教えてくれた実り大きいレッスンになったことだろう。

膝の故障で欠場が続くコンダクター富坂、帰国中のヤオチンは残念ながら今大会には出場しないがお馴染のメンバーに変動はない。今秋にチームメイトであるピンクパンサーじゅえりとの結婚式を挙げプライベートも充実、好調を維持するエース、BS三野宮、タイトなディフェンスに加えてハイポスト付近からのミドルジャンパーの精度が上がりオフェンスでも存在感を示しはじめてきたしゅん、チームのダイナモを務める”少し物足りない”オールラウンダーのカルロ小杉、突然襲った体調不良から「7割方回復」、復活を期すDICE-K、ダイエットを敢行、かつての輝きを取り戻しつつあるゆうま、そして冷静沈着、アンセルフィッシュなプレー、正しい状況判断、正確なシュート・・・

「もしかするとネオクラゲで最も完成されたプレーヤー」かもしれない”コートの中の危険な女豹”、ピンクパンサーじゅえり、46歳ながら未だリーグのトップリバウンダーとしてチームのインサイドを支えるシャワーフリーク武藤、相手に壊滅的なダメージを与える攻撃力を持つペーパーバック小森、かつてネオクラゲのインサイドの柱として活躍、今シーズンから3年ぶりにチームに復帰を果たしたアロンゾ河原、コンボガードとしてチームのバランスを保つ役割を担うSE光嶋、そしてたった1本のシュートで試合の流れを、そして会場の雰囲気をガラリと変えてしまう事の出来るAK・・・数年前から進めていたベテランと若手への融合を推進させていたチームは今、成熟の時をを迎えようとしている。

突然チームを襲った負傷、相次ぐ離脱・・・多いなる期待を持って臨んだ2012シーズン、チームには予想だにしない出来ごとが降りかかり不本意なシーズンを過ごしたが人生と同じようにチームに於いてもいい事ばかりが続く事はない。運命の悪戯に嘆く事なく倒れたら起き上がり、そして前を向いて進むべき道を突き進む事がチームを、そしてチームメイトとの絆を強くしていくのではないだろうか・・・”中軸”の自覚を持って練習に取り組む若手メンバー、そしてシニア大会等で連勝街道を驀進、例年以上にいい仕上がりを見せているベテランメンバーが揃うネオクラゲが熾烈極める戦いになるであろう秋季大会を制するだけの実力を十分に秘めていると筆者は予測する。


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