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Dleague LOOKINSIDE 2013

第48回 −覇権奪回に向けて− 着実な足取りで頂を目指すセガ

前回大会、3勝2敗とファイブファールズと並びながらも得失点差で上回り1年半ぶりに準優勝、5位からジャンプアップを果たし再び古豪復活への足掛りを掴んだセガ。ここ数年の低迷の大きな要因となっていた負傷者や欠場が続いたベテランメンバーもチームに復帰、さらにはスーパールーキー、マスターピースゆうたは早くもエース級の働きを披露しチーム躍進の大きな原動力となった。今回は5年ぶりの覇権奪回を目指す古豪、セガの現状を検証、秋季大会への課題や問題点を探っていくことにしよう。

まずは例によって前回大会の戦いぶりや数字から現在のチームを分析していこう。それぞれ1試合平均で得点で15〜16P、リバウンドで6〜7本は「確実に計算出来る」マイティマウス愛宕とマスターピースゆうたが揃ってキングサンズ戦に欠場した為この数字が現在のチームの“真の姿”と現していると言うわけではないが総得点3位(252P)、アシスト2位(48本)、スティール1位(49本)と準優勝に相応しい成績を残しているもののリバウンド5位(123本)ブロック5位(7本)はリーグ平均を大きく下回っていてそれが即「ディフェンス面での脆弱性」を示しているとは一概には言い切れないがチームがこの事実に目を背けて無視をしまっていい問題とは言えないだろう。

またオフェンス面ではオールディーズと同じくアップテンポなスタイルを標榜、かつ得点能力に優れたタレントを数多く揃えている割には1試合平均50点そこそこの得点力は「今一つ物足りなさ」が否めず、逆な側面から考えれば攻撃回数が多い割にはシュート成功数が低い事を如実に示していてこれはチームとして「シュートセレクションや精度にやや問題がある」とも言い換えられるのではないだろうか・・・またファイブファールズには勝利したものの(37−27)と時折「全くと言っていい程シュートが入らなくなる“魔の時間帯”」が現れてしまう傾向があるので戦力均衡化が進み僅差の勝負が増加している現在のリーグ戦を制するには命取りに成りかねない問題で現に前回大会のオールディーズ戦では試合開始直後に“魔の時間帯”が出現、10-18とリードを奪われてしまうと第2Q以降は自分達のペースを取り戻し互角の戦いを見せるも第1Qで開いた得点差が有形無形の足枷となり“絶対王者”を一度も脅かす事なく57-66で敗北を喫してしまった事はまだ記憶に新しいところだろう。

現在のチームロスターはチームの未来を担う若手メンバーと数々の栄光と辛酸を知るベテランメンバーがバランスよく配置されていてリーグトップクラスの陣容を誇る。予想されるスターターは前述のマイティマウス愛宕とマスターピースゆうたのダブルエースは得点力、リバウンド、そしてアシストとオールラウンドな活躍が出来るリーグを代表するスコアリングデュオでこれに2年前のアキレス腱断裂から見事に復活、ロングレンジシュートと変幻自在なドリブルを駆使しペイントゾーンを切り裂くドライブを併せ持つスーパーハンドル笠原が攻撃の中軸を務める。これに4度の優勝経験を持つ二人のベテラン、シニア世代ながらリーグNO.1の運動量と確率の高いのフローターショットを持つSS石川、そしてPGを務める“闘将”DG浅井が若手3人の脇を固めることになるだろう。

リザーブメンバーには得点能力に優れたエクザイル江波戸、独特の嗅覚でリバウンドを拾い捲り必殺のフラワーショットで対戦相手を奈落の底に突き落とすツーフェイス“ザ、サイレントアサシン”前田、左右エルボー付近から放つ正確なミドルジャンパーが持ち味のザ、マシン中井、衰える事のない運動量で攻守に貢献するボーンファイター西川、タイトなディフェンスとフロアのバランスを取る役割を担うロビン内山、欠場が続くものの一度コートに立てばリーグトップクラスのシューターであることには代わりはないかつてのエース、プリンス釣崎のベテランメンバーが揃っていてベンチからチームに活力を与える役割を担うことになるだろう。

また“危険なものと美しいものは常に背中合わせ・・・“小柄ながらロングレンジシュートとタイトなディフェンスが持ち味のコニーあやとクイックリリースから放たれる正確無比なベースラインジャンパーと怯むことなくペイントゾーンでのリバウンド争いに加わる勇気を併せ持つセクシーキャットウーマンのんの二人の女性プレーヤーは共に得点能力に優れているのでプラス1ルールと相まって彼女達を侮ると対戦相手は大きな代償を支払う事になるだろう。

唯一気になる懸念材料はここ1年で既に3度の肉離れを再発、度々戦列を離れることを余儀なくされているDG浅井の健康状態だが齢51を超えている現在でも「リーグきってのタフガイ」である事に変りはない彼はきっと大会までにはコンディションを整えてくると予想されるのでさほどの心配はいらないだろう。

毎週定期的に行われている練習、若手とベテランの融合、古豪復活への熱い情熱、創部以来永遠とチームに流れ続ける「最後まで絶対に諦めない」セガバスケットボール魂・・・そして“結果よりもプロセスを大切に“決して付け刃では無く時間をかけて熟成されたチームロスターはリーグ有数の陣容を誇ると共にメンバーの円滑なコミュケーションが取れている事を証明するようにチームはいつも和やか且つ素晴らしい雰囲気に満ち溢れている。

今、正に 「機は熟した。」 ライバル達との熾烈な戦いを勝ち抜く為のに必要なツールを全て揃えたセガが再びリーグの頂点に立つ戦力を十分に有していると筆者は予測する。


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