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ヤマクラゲシニアツアー2014春

今大会からこれまでのオレンジを基調としたユニホームを一新、装いを新たに高橋水芭蕉、そしてナターシャ優子の二人のルーキーを加えロースターを充実させた"LIVING LEGENDS"(生きる伝説達)ヤマクラゲの2014年春季大会での活躍ぶりをお伝えしよう。


恒例の写真撮影に納まる2014ヤマクラゲメンバー。前列左からメグリン、つっちー、お姉ちゃん、メグ、ナターシャ優子、後列左より負傷により欠場のジェニファー武田、ボーンファイター西川、SE光嶋、青大将武藤、アロンゾ河原、AK、高橋水芭蕉、ビルマ今市、DG浅井、SS石川

monolougue: 誰もが年齢を重ねていけば  ー若さや勢い、何者をも恐れない勇気、しなやかな筋肉、柔軟な思考、疑う事を知らない澄んだ瞳と純真な心 ー  人はその過程に於いて多くのものを失っていく・・・しかしその一方で幾多の経験を重ねることで思慮深さや的確な判断力や応用力、後ろから見守る優しさや許せる心、そしていつしか笑顔の下に涙を隠す術を身に付けていく・・・


6月21日(土)第1試合 吉田薬局対ヤマクラゲ 61-59

吉田薬局からの「6号ボール、そして女子オンザコート2ルール」での試合形式での申し出に快く応じるヤマクラゲは序盤から”レディアサシン”めぐりんのロングレンジや青大将武藤のリバウンドショット、”高橋水芭蕉の籠球徒然草ショットやサブホイッスル”からa.k.a降格”マッサージャー島田のミドルジャンパーが決まり順調に得点を重ね早くも二桁差 にリードを拡げるもー大量リードを奪うと気を緩めてしまう悪い癖 ーがすぐさま顔を出し得点が止まってしまうと吉田薬局の長距離砲が炸裂、さらに追い打ちを掛けるようにヴィーナス野崎が高橋水芭蕉をフェイクで飛ばしステップバックスリーを射抜いて逆転に成功、逆にリードを奪い返して前半を終える。

後半に入り早い時間に追いつきたいヤマクラゲはツッチーのリバウンドショットやSS石川、SE光嶋のミドルジャンパーで追撃を開始、得点差を縮めていくと第3Q残り1分を切ってAKのスリーで44-44の同点に追いつき試合はシニア大会らしからぬ緊迫した展開に・・・そして最終Q,勝負の懸った緊張感がそうさせるのか、吉田薬局、そしてヤマクラゲ共に「入れたら入れ返す」「やられたらやり返す」どちらも一歩も譲らない僅差を争う白熱した状態のまま試合は遂にフィナーレの時を迎える・・・

残り1分、勝負を決するこの痺れる場面で試合を決めたのは前半から好調に得点を重ねていた吉田薬局のレジェンドBIGX西川、ネオクラゲのボールをスティールで奪いチームメイトのAND1プレーを演出、61−57と勝負を決定づけると最後まで諦めずに攻撃を仕掛けてくるヤマクラゲの反撃をSE光嶋のミドルジャンパー1本に抑え吉田薬局が61-59 と競り勝ち大会1勝目を挙げた。敗れたヤマクラゲは序盤から大量リードを奪い優位に試合を進めるも前半終わり間際からの中盤にかけての拙攻が響き後半怒涛の追い上げを見せあと一歩のところまで吉田薬局に迫るも惜しくも敗戦、第2試合での巻き返しに期待したい。

6月21日(土)第2試合 SR-SEATS対ヤマクラゲ 34−60

DG浅井、ビルマ今市、アロンゾ河原がこの試合からチームに合流、パワーアップしたヤマクラゲは序盤から絶好調、司令塔を務めるDG浅井のパスを受けてSE光嶋、SS石川、そして高橋水芭蕉が代わる代わるミドルジャンパーをヒット、インサイドではアロンゾ河原、そして青大将武藤が代わる代わるリバウンドに飛び込みニュートラルボールを奪取にペイントゾーンを制圧、SR-SEATSに付け入る隙を与えず、序盤から大きくリードを拡げて試合を優位に進めていく・・・

何とか喰らい付いていきたいSR-SEATSは経験と高さを活かして得点を挙げるものの試合の主導権を奪い返すには至らずなかなか得点差を詰める事が出来ない・・・

後半に入ってもヤマクラゲは絶好調、メグが得意のディフェンスで相手の攻撃を阻むと続いてお姉ちゃん、メグリン、ナターシャ優子がアウトサイドから、そしてツッチーが持ち前のパワーを活かしてオフェンスリバウンドからリバウンドショットを捻じ込むな代わる代わる活躍を見せるど女性陣に対してベンチからは大声援が沸き起こりコートの外からも相手を圧倒、最後はボーンファイター西川の速攻に続いてAKが止めのスリーを射抜いて終始SR-SEATSを圧倒、まさに「チーム全員が笑顔の中で一つになった」”これぞヤマクラゲのバスケットボール”を披露し60-34で快勝、大会初勝利を挙げた。


第2Q残り5分、28−28の同点の場面で右ウィング後方からディフェンダーのシュートチェックを物ともせずロングレンジを決めチームにリードを齎したお姉ちゃん。 ”気持ち”でプレーするスタイルはまだまだ健在、チームに欠かせぬプレーヤーだ。

得意の左サイドではなく右ベースライン沿いからミドルジャンパーを放つ期待のルーキー、ナターシャ優子。 シニア大会3試合、そして練習試合の2試合を通じて安定したプレーを披露した。


7月5日(土)第1試合 ヤマクラゲ対パパーズ 58−52

6月28日にワイルドボアーズ、JFEテラフォーマーズとの練習試合を行い「2試合共に二桁リードを奪われる苦しい展開から逆転で勝利を収める」ことで粘り強さと新たなるチームワークの力を身に付けていたヤマクラゲメンバーにとってまさにその経験を活かす機会が早速チームに訪れる・・・

今日の対戦相手、パパーズはチーム結成間もない創生期に一度対戦、快勝した記録が残っているが当時とはほぼメンバーを一新、今年40歳になったばかりの190センチ近いルーキーや機動力と高さを兼ね備えたセンタープレーヤーを擁し手強い相手に変貌、序盤からペイントゾーンを制圧、さらには過去の対戦、あるいはホームページに記載されている様々な情報・・・アウトサイドからの攻撃を徹底マーク、メグリン、ナターシャ優子、SE光嶋、そしてAKのシュートは完全に封じ込まれてしまい第2Q途中で8-20と大きく点差を離されてしまう苦しい展開に・・・

しかしここでパパーズの女性プレーヤーが捻挫で負傷、コートを退くと「劣勢の試合展開、そして練習試合で経験した逆転勝ちの体験・・・」笑顔の絶えないチームバスケットボールを実践しているヤマクラゲが持ち合せしているもうひとつの顔、「勝負へのこだわり」そして「最後まで諦めない」からパパーズ同様後半から男子だけでのメンバーで望むと「前半飛ばしたツケが回ってきたのか・・・明らかに足が止まってディフェンスの戻りが遅くれがちになり集中力に綻びが見え始めたパパーズに対してSS石川がドライブインや至近距離からのフローターショットで崩しにかかるとAKのロングレンジに続いて「まるでどこかのゆるキャラのようにトコトコ走る」独特のステップから高橋水芭蕉が意表を突いてドライブを敢行しファールを誘発、ボーナススローを獲得し45-46と1点差に迫ると続いて左ベースライン沿いからSE光嶋がミドルジャンパーをヒットし47−46と逆転に成功すると残り2分、ここまで抑え込まれてきた欝憤を晴らすかのようにアロンゾ河原がパパーズの40歳になったばかりの190センチ級のセンタープレーヤーに真っ向勝負、センターラインを切り裂くようにペイントゾーンにアタック、気持でちでミドルジャンパーを捻じ込み連続得点、最後は高橋水芭蕉が「”締め”のAKフォーメーションを無視した「懲罰対象ショット」をクリーンヒットし粘るパパーズを振り切り58-52で逆転勝ち、通算2勝1敗で春季大会を終えた。


パパーズの高さと若さに苦しめられながらも逆転勝ちを収めたヤマクラゲ。僅差の争いになった時の選手起用に課題は残したものの、3週間に渡るシニア大会と練習試合を新たに設けた「ケガナク」のスローガンの下、4勝1敗で乗り切り2014年シーズンの前半戦を終えた。

最終Q、残り3分、AKからのパスを受けて値千金の逆転ミドルジャンパーをヒットするSE光嶋。 ここ数ヶ月に渡り負傷に苦しんでいいたがチーム事情により複数のポジションをこなす彼の持つポリバレント(多様性)な能力はチームにとって必要不可欠だ。
epilougue:アメリカの詩人、サミュエル ウルマンはその代表作「青春の詩」の中で 「青春とは人生の或る期間をいうのではなく心の様相をいうのだ、逞しき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こういう様相を青春というのだ、年を重ねるだけでは人は老いない、理想を失う時に初めて老いがくる、歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ(略)と青春とその心を在り方を詩に記している・・・戸籍や免許証、あるいは保険証に記されている生年月日を変えることや、老いを止めることは不可能な事なのかもしれないがせめて心の中にある生年月日だけは20歳、いや16歳の頃の青年や少女のままでいよう。いつまでもこの赤と白のユニホームを着てチームメイトと笑顔でバスケットボールが楽しめるように・・・

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