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2014年渋谷区シニア大会 1回戦


恒例の写真撮影に応じるミステリーゾーンXのメンバー、前列左からジョーダンドレクスラー末次、AK、SE光嶋、SS石川、後列左よりビルマ今市、F山本、バッドマウス武藤、BC増田、バーグ後藤、サブホイッスル島田

3年前「渋谷区シニア大会制覇」を目標に掲げ結成された「ミステリーゾーンX」。しかし彼らは未だ“約束の地”に辿りつくことが出来ずにいる。熾烈な戦い、聳え立つ高い壁、ことごとく跳ね返されるライバルチームと不思議なジンクス、新たなる強敵との遭遇、残り0.4秒で目の前をすり抜けていってしまった勝利、そして自分自身との戦い・・・勝利と歓喜、笑顔と称賛、敗北と涙、悔いと無力感、そして多くは残されていない時間・・・それでも男達は“約束の地”への歩みを止めようとはしない。今回は2014年渋谷区シニア秋季大会1回戦、強豪Kクラブとの熱戦の模様をお伝えしよう。


10月4日(土)1回戦 対Kクラブ

丁度1年前の秋季大会で対戦しミステリーゾーンXに接戦の末惜敗、リベンジを果たすべくこの試合に臨んできたKクラブは前回の対戦での経験と様々な情報からこの試合の為に綿密な作戦と用意周到な準備を行い気合十分、試合開始からスマイリー宮田を基点とする流れるようなパスワークからインサイドの巨漢センター#25 a.k,a ビッグマウンテン佐藤がパワープレーでボールを捻じ込めばアウトサイドからは正確無比な狙撃手、#11 a.k.aライフルマン彩島がミドルジャンパーを続け様にヒット、二人の元日本体育大学コンビが試合の流れを手繰り寄せると −1年前の借りを・・・この試合に懸ける気合がひしひしと伝わってくる−キング金田がパワードライブを敢行、確実にボーナススローを沈めて優位に試合を進めていく・・・

対するミステリーゾーンXはティプオフで捻挫するも激痛に耐えながらもプレーを続ける青大将からa.k.a変更“バッドマウス武藤がSE光嶋のパスを受けてゴール下を捻じ込み反撃の狼煙を上げると続いてSS石川が速攻からのフローターショットを連続でヒット、さらには途中出場したボールコレクター増田が執拗な守備でボールを奪いミステリーゾーンXの攻撃に繋げると自ら絶妙なタイミングでオフェンスリバウンドに飛びこむとそのままボールを捻じ込み「一時7点差まで拡げられたリードを盛り返し13−14の1点差にまで詰め寄り第1Qを終える。

第2Qに入ると − リベンジ、そして約束の地・・・お互いの負けられない気持ちと意地が交錯、互いに得点を許さないディフェンシブゲームの様相、両チーム共にシュートが入らない重苦しい空気が流れる中でゲームが進んでいくも残り4分、この日好調のキング金田がペリメーターの距離から連続でジャンパーを射抜いてスコアボードを動かすとミステリーゾーンXも反撃を開始、F山本のゴールに続いて 「前回対戦時の教訓からF山本、SE光嶋と共にアウトサイドシュートを徹底的に警戒されていた」AKがKクラブディフェンスの虚を突いてドライブでペイントゾーンに侵入、フローター気味のショットを捻じ込み試合の流れを手繰り寄せると終了間際にサブホイッスル島田がベースライン沿いから開脚ミドルジャンパーを射抜いて21−20と逆転に成功、逆にミステリーゾーンXが1点のリードを奪い前半を終える。

後半に入ると「疲れから失速するのでは・・・」と思われたKクラブが予想に反してスパーク!前半から高確率でミドルジャンパーを射抜いてくるライフルマン彩島とキング金田が代わる代わるアウトサイドから、そしてエース、#6レオ竹内がしなやかなボディコントロールから連続でAND1プレーを成功させ再び逆転、リードを拡げていくもののここでミステリーゾーンXは「僅差の戦いで圧し掛かる重圧、時間の経過と共に増していく疲労、それとも“人は忘れてしまう生き物”なのか・・・1年前の“リベンジ“を果たす為にデザインしてきたディフェンスのオペレーションを忘れてしまったのか・・・これまで執拗なマークを続けてきたKクラブのディフェンスの集中力が途切れた隙を見逃さずF山本がトップオブザキーからロングレンジを連続で射抜き瞬く間に同点に追いつくとここから両者共に「入れられたら入れ返す、やられたらやり返す」白兵戦の様相、試合は両者譲らず35−35の同点で勝負のファイナルQを迎える・・・

第4Q開始早々、司令塔を務めるスマイリー宮田のドライビングレイアップに続いてキング金田の連続ミドルジャンパーで先行を許するもミステリーゾーンXもすぐさまボールコレクター増田のミドルジャンパーに続いてSS石川のフローターショットで応戦、さらには速攻からビルマ今市が態勢を崩しかけながらもレイアップを捻じ込むと続いて大型選手の揃えるKクラブの強力フロントコート陣に怯むことなく激しい肉弾戦を演じてきたバーグ後藤がパワープレーで応酬、粘り強く喰らい付いていく・・・

しかし残り2分、44−45の1点ビハインドの場面でミステリーゾーンXは手痛いバッドパスからワンマン速攻を許し「これを決められたら気持ちが・・・万事休すか・・・」と思われたがSS石川が驚異の戻りでブロックショットでシュートを阻止、このビッグプレーで「Kクラブにから試合の流れを引き戻したか・・・」と思えたがさすが中央区シニアチャンピオンのKクラブはここでレオ竹内のパワープレーに続いて「止めだ!」とばかりにこの日両軍最多となる20得点を挙げたキング金田が「ミステリーゾーンXの心を折るような」ミドルジャンパーを突き刺し残り1分40秒で44-49と5点にリードを拡げられてしまう・・・

しかしここでタイムアウトを要求したミステリーゾーンXは「プレスディフェンス」を指示、疲労からか足が止まってきたKクラブに襲いかかりボールを奪取するとすぐさまF山本が左エルボーやや後方からロングレンジをクリーンヒットし2点差に詰め寄ると続いてSS石川が右サイドからドライブを敢行しファールを誘発、この痺れるボーナススローをきっちり沈め49-49と同点に追いつくと「追い詰めれた焦りからか・・・守備組織に綻びが生じたKクラブのインサイドをバッドマウス武藤がドライビングレイアップを捻じ込み逆転に成功、最後は疲労の見えるAKに代えてディフェンススペシャリスト、“ドレクスラージョーダン末次を投入、「ジョーダンコール」の大歓声を受ける中、きっちりと任務を遂行、2点のリードを守り切り51−49とKクラブとの息詰まる接戦を制し2回戦進出を果たした。次戦は11月8日(土)同じく渋谷区スポーツセンターにてスーパージェッツとの対戦が決定、再び「”約束の地“を目指して」ミステリーゾーンXの旅は続く・・・


残り1分、47−49と2点差に詰め寄るスリーを決めるF山本。この日4本のスリーを射抜いて勝利に貢献した。

ビッグマウンテン佐藤のマークを掻い潜りドライブを決めるバッドマウス武藤。試合開始直後に負った捻挫の痛みに押してインサイドで奮闘、決勝のドライブを捻じ込んだ。



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