Dリーグについて
  あいさつ
活動拠点
チーム紹介
  セガ
ネオクラゲ
オールディーズ
キングサンズ
ブッダ
ファイブファールズ
令和元年度秋季大会
  大会展望
大会直前情報
大会日程
大会結果
個人成績
試合速報
MVP
過去の大会記録
  令和元年度春季大会
平成30年度秋季大会
平成30年度春季大会
平成29年度秋季大会
平成29年度春季大会
平成28年度秋季大会
平成28年度春季大会
>>過去の大会記録
D-Legend
  令和2年度 秋の陣
令和2年度 夏の陣
令和元年度 秋の陣
令和元年度 春の陣
平成31年度 冬の陣
平成30年度 春の陣
>>過去の大会記録
秘密アイテムNew
  SS石川のDリーグスカウター
※PCからの閲覧推奨です
コラム
  23'渋谷区女子シニア35秋
3th フレンドリーシップ50 #2
3th フレンドリーシップ50 #1
23'大田区シニア40春 #2
23'大田区シニア40春 #1
23'渋谷区女子35春 #1
>>過去のCOLUMN
酒場探訪日記
  大衆酒場 鶴亀
焼鶏 鳳
大衆酒場 大鵬
天ぷら 三惚
炭火焼鳥 とりいち
大衆酒場 初音
>>過去の探訪日記
D LIFE
  対談スペシャル
ラムジー武田氏
high flyer氏
スペシャルK氏
ナイトトレイン氏
>>過去のD LIFE
その他
  ダウンロード
問い合わせ
リンク集


【DLEAGUE GREATEST GAME #2】

−あの激闘の記憶が今、蘇る− 【DLEAGUE GREATESTGAME】へようこそ! 本日お届けする試合は2013年6月8日に行われた25年度春季大会最終日のファイナルゲーム 「キングサンズ対オールディーズ」の激闘の模様をお届けします。既に優勝圏外に去ってはいたものの当時常に優勝争いに“加わり5度のリーグ優勝を成し遂げていた強豪“キングサンズがチームに宿る“チャンピオンプライド”、そして“柔”のベースラインマスターだいき、そして“豪”のゴルゴ藤樹の異なるパーソナリティーを持つ二人の若きスコアラーがチームを牽引、4連覇を目指すオールディーズの前に立ちはだかり一時8点差を付け試合を優勢に進めていくものの後半に入ると王者オールディーズがエース、ミスターパーフェクト遠藤を軸に反撃に転じ逃げるキングサンズを射程距離に捉え試合は僅差のまま最終Qに突入します。果たしてその結末は・・・

それでは手に汗握る激戦の模様をお楽しみ下さい。

 
 
2013年6月8日 第5試合 キングサンズ対オールディーズ
 
Prolougue

「ばあば、じいじいはずっとインターネットやっててぼくとあそんでくれないんだよ。きょうはこうえんにつれていってくれるってきのうおやくそくしたのに・・・」「あなた、もうすぐ70になるのに若い娘さんたちの水着の写真なんか見てニヤニヤしないでくださいよ。孫のいる前でみっともない・・・え、違うって、、じゃあ昔の、またあのホームページ見てるのですか? 確か独自なんとかとかBリーグだかDリーグだったかしら・・・ いくら大好きなバスケットボールの事だってもう30年も前の事を毎日毎日、よくもまあ飽きもしないで・・そんなことより後で孫たちを公園に連れて行って遊ばせてきて下さいよ・・・」


もう30年も昔の話になるのか・・時の流れるのは早い・・・私は学生時代は勿論 −そして社会人になってからも −「バスケットボール」と言うスポーツの魔力に魅せられてプレイを続けていました。今はこんなに太ってしまっているから信じて貰えないでしょうが・・・30も半ばを過ぎ仕事や家庭、産まれたばかりの娘の事・・・そして衰えていきたと感じ始めた自分の体力や気力・・・そろそろ潮時かなと考えていた時、学生時代の後輩に声を掛けられこのDリーグに参加するようになったんです。・・・すると今でも信じられないんですが −まるで若返りの薬でも飲んだようにー 忘れかけていたバスケットボールの楽しさが、そして若い頃の情熱が蘇ってきたんですよ・・・
 

平成25年度春季大会のフィナーレを飾る本日の最終試合はこの試合に勝利しすっきりと前人未到の4連覇を達成したいオールディーズと既に優勝圏外に去っているとは言えチームに宿る勝負へのこだわりそして”キングサンズプライド”を発揮しオールディーズの単独優勝を阻止、そしてこの1戦での勝利を次期大会での巻き返しへの足掛かりにしたいキングサンズとの対戦は試合開始早々ハイタワー西野の気合のブロックショットが炸裂、オールディーズの攻撃を阻止するとここからベースラインマスターだいきが躍動、得意のミドルジャンパーに切れ味鋭いドライビングレイアップを捻じ込みオフェンスを牽引、さらにはハルクまことのミドルミドルジャンパーやハイタワー西野のリバウンドショットも決まりキングサンズペースで試合が進んでいく・・・

対するオールディーズは「4連覇は一つの節目」と語っていたミスターパーフェクト遠藤がダブルヘッダーの2試合目とあって疲労からか得意のミドルジャンパーがネットを揺らさない。それでも”ボールストーカー”キケロ武田が独特の嗅覚を発揮し連続してオフェンスリバウンドを奪取、これをきっちり捻じ込みペースが掴めないでいるチームを救うとようやくミスターパーフェクト遠藤のステップバックミドルジャンパーが一閃、ゴールを射抜くとこれに呼応するかのようにキャノンボールしんが左サイドからペイントゾーンにアタックを繰り返しボーナススローを獲得、得点差を縮めていくもキングサンズはすぐさまゴルゴ藤樹のパワープレーや好調ハルクまことのミドルジャンパーで応戦、14−9とオールディーズから5点のリードを奪って第1Qを終える。

第2Qに入ってもいつもは会場にいるだけで感じられるはずのオールディーズの”気合やプレーのキレ”が伝わってこない・・・バッドパスにバイオレーション・・・つまらないミスを連発し試合の流れを自らの手で手放してしまうとキングサンズはここぞとばかりにチームの未来を担っていくであろう二人のスコアラーが ー ベースラインマスターだいきが小気味いいミドルジャンパーで、そしてゴルゴ藤樹は力強いパワードライブで − 代わる代わる得点を重ねていく・・・

対するオールディーズはミリオンダラー浅田がようやくペイントゾーンを切り裂くドライブで反撃を開始するもベイビーガソル三寺、バイロン鈴木、そしてスワン佐々木のシュートがリングに嫌われて得点を伸ばすことが出来ずコンスタントに得点を重ねていくキングサンズに6点差、8点差を離されかけていたがこのチームの窮地を救ったのはやはりミスターパーフェクト遠藤、「勝負師の持ついい意味でのエゴイズム、対戦し肌で感じ取った対戦チームの進化のスピード、万全の調整をしてきたはずだったチームの身体面、そして精神面での不安定さ・・・様々な要因がそうさせるのか・・・」今大会、前回大会に比べるとかなりの割合でボールを保持し自らのオフェンス能力で状況を打開する姿が見られたが11−19と8点差にまで得点差を拡げられた残り5分、自らボールをフロントコートに運んだ直後に左エルボーやや後方からMP3を一閃、チームに息吹を与えるとここからミリオンダラー浅田のミドルジャンパーやキケロ武田が得意のランニングゲームから6連続得点を挙げて猛追、一気に得点差を縮めるもキングサンズもすぐさまベースラインマスターだいきのスピンターンショットや速攻、さらにはF山本のロングレンジで応戦、やや得点差は縮められたもののキングサンズが32−29とオールディーズに3点のリードを保ちハーフタイムを迎える。

後半に入ると両軍疲労からか小さな綻びが目立ちはじめ無得点の時間が続き精神的なフラストレーションが募っているのか「滅多な事では判定に不服を唱えないミスターパーフェクト遠藤も珍しくレフリーに猛抗議、試合は時間の経過ととも白熱の度合いが増していく・・・しかしこの均衡を最初に破ったのはキングサンズ、ハルクまことのミドルジャンパーに続いてRPGノブナガが得意のスリーを射抜いて一気に得点差を拡げていく・・・負ける訳にはいかないオールディーズもすぐさまベイビーガソル三寺のリバウンドショットやバイロン鈴木の連続速射砲で応酬、キングサンズの背中を追いかけていくがあと一押しのところでバッドパス、そして焦りからかややセルフィッシュに見えるタフショットを選択、先行するキングサンズを射程に収めながらも捉えることが出来ない・・・しかし残り3分、またしてもステップアップしたのはミスターパーフェクト遠藤、「10点近く開いた得点差からオフェンスが雑になりはじめた」キングサンズの気の緩みを突いて連続でドライブを捻じ込みその差を縮めるとさらにはボーナススローをきっちり2本沈めて猛追に成功、遂に47−45と2点差にまで詰め寄り試合はいよいよ勝負の最終Qへ突入する・・・

2点ビハインドで始まった勝負の第4Q、この重大な局面で最初にチームに得点をもたらしたのはミリオンダラー浅田、双方が「よりリングに近い」ペイントゾーンでの激しいせめぎ合いが続いていく中ディフェンスで、そしてリバウンドに奮闘、キングサンズの攻撃を阻止するとオフェンスリバウンドからゴール下を捻じ込み49−49の同点に追いつくと続けさまにドライビングレイアップを沈めて51−49とリードを奪う事に成功する・・それに対して”そう簡単には引き下がれない”キングサンズもゴルゴ藤樹、そしてF山本がミドルジャンパーで応戦、またしても試合をひっくり返すもオールディーズもミスターパーフェクト遠藤、そしてバイロン鈴木がすぐさまシュートを入れ返し緊迫した試合が続いていく・・・しかし残り1分ここで試合を決めるビッグショットが炸裂する・・・「この試合はおろか、リーグ戦を通じてスランプに陥っていた」ベイビーガソル三寺が値千金のロングレンジを射抜いて僅差の勝負から抜け出す事に成功するとここからスワン佐々木のボーナススローに続いてミリオンダラー浅田がキングサンズに引導を渡すミドルジャンパーを射抜いて勝負あり、オールディーズが最大8点差まで付けられたキングサンズに最終Qで逆転、この結果通算成績を4勝1敗として見事自ら持つ3連覇を更新する大会4連覇を成し遂げた。 対する前回準優勝チームのキングサンズは王者相手に善戦したものの及ばずこれで1勝4敗とまさかの最下位が決定、次期大会での巻き返しに期待したい。
 
Epilougue

「あのリーグでプレイしたことは30年が経った今でも鮮明に覚えているさ。 本当に楽しかった・・・ 試合は勿論、他チームの選手達との触れ合い、そして今の若い人達の間ではどういう風に言うのかわからないけど大会の最終日にはリーグの選手がみんなで飲む”打ち上げ”と称する飲み会があって・・・それは本当に楽しくて時の過ぎるのも忘れてみんなで記憶を失うほど飲んだものさ。今思い返せばまだまだ若かったんだね・・・あと何故やらされたか覚えてないんだけど”手押し車”と称する、まあ若い君にこんなことを言ってもわからないだろうけど昭和時代の軍事教練の名残りのような腕だけを使って、そう、こんな感じで後ろで足を持って貰って腕立て伏せの状態で前に進む要領のものなんだが、その手押し車で何故か体育館を一周する競争をした事を覚えている・・・え、結果はどうだったんですか?だって、勿論私が一番だよ。 何せ私はリーグでも1、2を争う負けず嫌いだったからね・・・」と言って私に当時着用していたややくすみかけた白色にモスグリーンの文字で「OLDIES」と書かれていたジャージーを誇らしげに見せてくれた・・・


画像をはじめ、当ホームページのデータを承諾無く、コピー・加工することを禁止します。本サイトおよびリンク先ページの内容に関する責任ならびに著作権は、それぞれのページの作成、管理者に帰属します。雑誌・新聞等にデータを転載される場合は必ずご相談下さい。

運営・取材協力 中村, 光嶋