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2016年渋谷区バスケットボール春季大会 スーパーシニア1回戦


記念すべきチーム結成初戦に挑むタイムトンネルのメンバー、 前列左から“SE”光嶋 、AK44、“DG”浅井、後列左より“ボールコレクター”増田、“バッドマウス”武藤、“サブホイッスル”島田、“ナイト”足達

−その挑戦はある意味“無謀”にも映った− 2007年5月、平均年齢40歳を大きく超えるメンバー構成で大田区区民大会に参戦を表明、初戦のOLDANA戦を大差を付けて快勝、順調な滑り出しを見せるとここから誰もが予想だにしない快進撃を開始、3部、そして2部と連続準優勝を飾り最速での1部リーグ昇格、そして「不思議な物語が、決して不思議ではなくなる世界、空想の力によってのみ知る事が出来る謎の世界」へと対戦相手を説明のつかない“ミステリーゾーン”へ誘い“全てに勝る“若人達や格上の強豪チームを相手に信じられないような大逆転勝利や幾多の奇跡を起こし、遂に結成9年目に当たる2015年11月、大田区バスケットボール秋季大会にて悲願の初優勝を遂げた瞬間、忽然と時空の彼方にその姿を消してしまった幻の「黄昏中年バスケットボールチーム」“ミステリーゾーン”。

そして2016年5月、数々の伝説を残していった“ミステリーゾーン”と入れ替わるように突如渋谷区スーパーシニア大会に出現した50歳以上のメンバーで構成されるスーパーシニアチーム、「タイムトンネル」。今回は「ミステリーゾーン」をリスペクトするかのように彼等が身に纏っていた伝統のオレンジ&ホワイトのジャージーに身を包んだ“タイムトンネル”の渋谷区春季大会スーパーシニア1回戦、スーパーキャットAとの激闘の模様をお伝えしよう。


5月8日(日)1回戦 対スーパーキャットA

この大会に合わせてNBA オーランドマジック風のユニホームを新調、気合の入ったウォームアップを見せる過去にこの大会で準優勝を実績を誇るスーパーキャットAは初参戦の緊張からか今一つコミュニケーションに欠けるタイムトンネルのマンツーマンディフェンスの虚を突いて巧みなスクリーンプレーでオープンスペースを創出するとスリー、そしてミドルジャンパーを立て続けにヒット、早くも7−0と試合を優勢に進めていく・・・

瞬く間に試合の主導権を握られてしまったタイムトンネルはディフェンスの悪いリズムがオフェンスにも伝染、ロストボールやバッドパスのミスを連発、さらには「早く得点を挙げたい・・・」という気持ちの焦りからか、ややもすると強引にも映るタフショットが続いてネットを揺らす事が出来ないでいると逆に残り2分、スーパーキャットAは素早いパスワークからまたしても高確率のミドルジャンパーが火を噴き瞬く間に3連続得点、13-0と試合は早くも一方的な展開に・・・そして会場にいる誰もが −それはタイムトンネルのリザーブメンバーを含めて− 第1Q終了を“0-13の屈辱のスコアレス”を表示するスコアボードの映像が脳裏にはっきりと映し出されてきた残り0.4秒、バッドマウス武藤がリバウンドボールをそのまま捻じ込みようやく初得点、2−13とスーパーキャットAに大きくリードを奪われて第1Qを終える。

第2Qに入ると −僅か2得点で終えたとは言え“その2得点がメンバーの折れかかった心を繋ぎとめた− ようやく本来の落ち着きを取り戻したタイムトンネルはサブホイッスル島田が身体を張ったリバウンドで繋いだボールを右ベースライン沿いからSE光嶋がミドルジャンパーをヒット、するとこれを皮切りに試合でのアクシデントで肋骨を痛めながらもペイントゾーンで奮闘を続けるボールコレクター増田、バッドマウス武藤がパワープレーで連続得点、追撃態勢を入ったと思われたがスーパーキャットAも巧妙なステップワークでディフェンダーを翻弄する#5トラッシュ野村がペイントゾーンを支配、3連続でゴール決めてすぐさま応戦、思うように得点差を縮められないでいたが残り3分、タイムトンネルはナイト足達の緩急をつけた技ありのドライビングレイアップを挟んで“killer instinct”AKが最初は右ウィングから、そして2本目は左ウィングにポジションを変えてロングレンジを続け様にヒットしスーパーキャットAを追撃、16-22と6点差にまで得点差を縮めることに成功しハーフタイムを迎える。

後半に入るとこれまで軽快な動きから正確無比なシュートを決めて試合の主導権を握っていたスーパーキャットAだったがディフェンスリーダー、DG浅井が牽引するタイムトンネルの執拗なマンマークによって時間の経過と共に体力を消耗、想定以上にスタミナを奪われたのか“明らかに運動量が低下し急速にシュート確率が落ちてくるとこの機の逃さんとばかりにSE光嶋のパスを受けたAKが再び左ウィングやや後方からこの試合3本目となるロングレンジをヒットし19-22と3点差にまで接近、射程距離に捉えるもスーパーキャットAは再びトラッシュ野村がステップアップ、持ち前のパワープレーで連続得点を挙げ応戦するものの試合の流れは完全にタイムトンネルに傾いていく・・・

すると残り2分、13-0 と一度は死地に追い込んだはずのタイムトンネルの驚異的な粘りに、そして思うように進まない試合展開への苛立ちからか“レフリーの判定に執拗な抗議を繰り返し”明らかに集中力を失いつつある“スーパーキャットAに対しタイムトンネルはここで攻撃のギアをさらにシフトアップ、バッドマウス武藤が立て続けにレイアップとパワープレーで3連続得点、さらには残り20秒、SE光嶋が体勢を崩しながらドライブインを捻じ込み遂に27-26と逆転に成功、1点を争う試合はいよいよ第4Qに突入する・・・

迎えた勝負の最終Q、13-0の大量リードから試合をひっくり返されたスーパーキャットAはすぐさまシュートを決めて逆転、再びリードを奪うと肉弾戦を厭わない“総攻撃”を仕掛けてくるがタイムトンネルも気持ちの入ったチームディフェンスで応酬、彼らのスコアボードを“28”から動かすこと阻止するとここで試合開始から持ち前の豊富な運動量を活かし攻守の要として奮闘を続けていたチームのダイナモ、“闘将”DG浅井がフリースローレーン付近からよくスピンの効いたミドルジャンパーをヒット、再び逆転に成功するとここから少し歳を取った“時計じかけのオレンジ”達がコートの上で躍動、諦めることなく攻撃を仕掛けてくるスーパーキャットAの攻撃を封じ込めると最後はこの試合16点を挙げたバッドマウス武藤がボーナススローに続いて止めのドライビングレイアップを捻じ込み勝負あり、約45分前、第1Qで僅か2得点に抑えられたシーンを再現するかのように −それはまるで時空を自由に移動出来る“タイムトンネル”によって繋がっているかのように− 第4QのスーパーキャットAの攻撃を2得点に抑え込み0-13の絶望的状況からグレートカムバックを果たし34-28で快勝、記念すべきチームの初戦を鮮やかな逆転勝ちで飾り2回戦進出を果たした。

次回の“タイムトンネル”は5月22日(日)渋谷区スポーツセンターに“転送”前回大会で優勝を飾っている強豪、森本組と対戦する。


身体を張ったディフェンスでスーパーキャットAの攻撃を阻止するDG浅井。無尽蔵のスタミナを活かし試合を通じて攻守両面でチームを牽引、チームの大逆転勝利に大きく貢献した。

シュミレーション、あるいはフロッピングすれすれな巧妙なシュートフェイクでディフェンダーのファールを誘発、ボーナスショットを獲得するSE光嶋。攻撃面でも要所でシュートを決めてみせた。

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