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Dleague LOOKINSIDE 2016

第84回 − 28年度春季大会の優勝の行方を占う −

5月15日(日)に開催された大会2日目の結果を受けてDリーグ28年度春季大会の優勝争いは大会連覇と共に12回目の優勝を目指す“絶対王者”オールディーズ、1年ぶりに王座奪還を狙うファイブファールズ、そして5年にも及ぶ低迷から抜け出し久しぶりに優勝戦線に舞い戻ってきたネオクラゲの3チームに絞られた。

三つ巴の戦いの様相を呈して迎える5月22日の大会最終日、現時点では3勝無敗のオールディーズがファイブファールズ、そしてネオクラゲに対して一歩リード、優位な立場にある事は間違いなく、第2試合に予定されているファイブファールズ戦に勝利すると彼等の大会連覇が決まってしまうが、逆にファイブファールズがオールディーズを破るとなると各チームの優勝への確率は試合を追うごとに目まぐるしく変動、覇権争いは一気に混迷の度合いを深め“リーグの頂に繋がるロープ”を最後まで握り続ける事が出来るチームは果たしてどこなのか、−それはひょっとすると− 最終第5試合終了を告げるブザーが鳴る瞬間を迎えるまでわからなくなってしまう可能性を秘めている・・・

今回は各チームの春季大会でのこれまでの戦いぶりを確認、前回大会との得失点のデータを比較し現在のチーム状況を明らかにすると同時にそれぞれの“優勝への条件”を示しながら最終日の決戦に挑む各チームの課題を探っていくことにしよう。


【オールディーズ】現在の暫定順位 1位 3勝 
最終日の対戦予定: 第2試合 ファイブファールズ 第5試合 ブッダ
【優勝への条件】
第2試合のファイブファールズ戦に勝利すれば優勝が決定、但しファイブファールズに敗れると一時的自力優勝は消滅、第4試合でファイブファールズがネオクラゲに勝利するとファイブファールズが優勝、ネオクラゲがキングサンズ、ファイブファールズに連勝した場合はブッダ戦に勝利すればネオクラゲと4勝1敗で並んだとしてもリーグ規定の直接対決の勝敗結果により優勝が決定
部門平均得点平均失点得失点差
27年度秋季大会65.4(1)43.4(1)+22.0
28年度春季大会58.0(1)46.3(3)+11.7
-7.4+3.1-10.3

ここまで無傷の3連勝とライバルチームを1歩リード、大会連覇に向けて順調な足取りを見せているように映るオールディーズだが上記の表が示すように得失点差+22.0を記録、圧倒的な強さを見せた昨秋大会でのチームパフォーマンスと比較すると今大会では得点、そして失点共に後退傾向にあることは明らかで、これに追い打ちを掛けるようにチームのダイナモとしての役割を担うミスターパーフェクト遠藤がフィジカル面で一抹の不安を抱えている影響からかプレータイムを制限、チームの推進力は大きく低下し前回大会のような爆発力は陰りを見せている。

彼等が望む大会連覇を成し遂げる為には最終試合でのブッダとの試合を頭から切り離し“勝てば優勝が決まる”ファイブファールズ戦に全てを集中、メンバー全員でこのBIGGAMEに全力を傾けなければならない。

前回大会では19点差を付けて快勝を飾っているとは言え最終Q半ばまでは僅差の勝負を繰り広げ、またこの2年間での4回の対戦中、3度敗北を喫している事実を鑑みればリーグに君臨する“絶対王者“と言えどもこのミッションは決して容易いものではないだろう。


【ファイブファールズ】現在の暫定順位 2位 2勝1敗 
最終日の対戦予定: 第2試合 オールディーズ 第4試合 ネオクラゲ
【優勝への条件】
オールディーズ戦、ネオクラゲ戦に連勝した場合のみ。仮にオールディーズと4勝1敗で並んだとしても直接対決の勝敗結果によるリーグ規定により優勝が決定
部門平均得点平均失点得失点差
27年度秋季大会53.4(4)52.6(2)+0.8
28年度春季大会53.0(3)44.6(2)+8.4
-0.4-8.0+7.6

大会初日、主力メンバーを欠きながらも持ち前の粘り強さを発揮したセガの前にまさかの敗北を喫したものの、これに目を覚ましたかのようにキングサンズ、そしてブッダを相次いで撃破し優勝戦線に喰い込んできたファイブファールズ。上記の表のように得点力は前回大会とほぼ同等ながら伝統のディフェンスを強化、チームの絶対的存在であるアナザーワールドたくをはじめ中軸選手に故障者は無く、逆転優勝へ向けて態勢は整った。

最終日の対戦カードを確認するとオールディーズ、そしてネオクラゲと今大会優勝を争う強敵との対戦となるが逆に言い換えれば他チームの動向を気にする事無く“行手に立ちはだかる敵を一つづつ倒す”という明確な目標を設定出来る為、他の要素に振り回されたり、雑念に心を奪われる事無く目の前の試合に集中することが出来るだろう。

しかしながら“前門の虎”オールディーズ、そして“後門の狼”ネオクラゲを打ち破り、彼等の掲げた目標を達成する為にはこれまで以上の情熱とハードワーク、規律と集中力、そして自己犠牲の精神が求められるが3度のリーグ優勝の経験を誇る彼等は来たる5月22日が忘れる事が出来ない“素晴らしい日曜日”になるように既にその準備に取り掛かっていることだろう。


【ネオクラゲ】現在の暫定順位 2位 2勝1敗 
最終日の対戦予定: 第1試合 キングサンズ 第4試合 ファイブファールズ
【優勝の条件】
キングサンズ戦、ファイブファールズ戦に連勝、且つオールディーズがファイブファールズ戦、ブッダ戦に連敗した場合のみ優勝
部門平均得点平均失点得失点差
27年度秋季大会48.8(5)57.6(5)-8.8
28年度春季大会53.6(2)46.0(1)+7.6
+4.8-11.6+16.4

4人の新人を加えた新体制となって既に5ヶ月の時が経過、変貌を遂げたチームは“実戦”という名の最終課程を経てさらに進化の度合を深めディフェンディングチャンピオンのオールディーズには敗北を喫したものの既に2勝を挙げ、久し振りに味わう覇権争いを楽しんでいるかのようにブルー&オレンジのジャージを身に纏った戦士達はコート上で躍動、そしてベンチに目を移せば飛びっきりの笑顔と活気に溢れている。

彼等が5年ぶり、そして4度目となるリーグ優勝を成し遂げる為にはキングサンズ、そしてファイブファールズから勝利を挙げ、さらに気紛れな“運命の女神が微笑みながらウィンクしてくれる事”を待たなければならないポジションに身を置いている事を鑑みると”自らの力で運命を切り開く事が出来る立場にある“オールディーズ、そしてファイブファールズに比較すると彼等が”自らの栄誉を祝うシャンパンファイト“に酔うその確率は極めて小さいと考えるのが妥当だろう。

しかしながらここのところ5連敗を喫している元来相性の悪いキングサンズ、そしてただ一度の勝ち星をも記録した事のないファイブファールズとの対戦は彼等にとって貴重なレッスンとなる。たとえ望むべき場所に到達することが叶わなかったとしても彼等は全力を尽くしてこの戦いに挑むことだろう。

「27年度秋季大会の優勝の行方を占う」の記事はこちらから

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