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2016年渋谷区バスケットボール春季大会 スーパーシニア3回戦


準決勝進出を懸けてTEAMSWIFTに挑むタイムトンネル、 前列左からAK44、“DG”浅井、“SE”光嶋、後列左より“バッドマウス”武藤、“ボールコレクター”増田、アイスピック“カストロ”西川、“ナイト”足達

時間旅行を可能にすべく開発されていたものの“未完成でまだ完全な機能を有していない状態だった転送装置、「タイムトンネル」に入ってしまった科学者達が過去、そして未来へ転送され時の間を彷徨い様々な体験をする”アーウィンアレンが製作、監督を担当、 20世紀FOXテレビジョンが手掛けたSFテレビドラマ「TIMETUNNEL」の1966年12月23日に放映された第11話“invasion”(邦題 Dデー2日前)は多くの若者達の尊い命が失われたオマハビーチでの死闘をはじめ大きな犠牲を払いながらもその後パリ解放、そして連合国側の勝利に繋がっていく第二次世界大戦におけるターニングポイントの一つとなった“史上最大の作戦”と呼ばれる1944年6月6日の“Dday”ノルマンディー上陸作戦2日前の“6月4日”にフランスのシェルブールに科学者達がタイムスリップ、ドイツ軍に捕えられてしまうストーリーであった・・・

今回はその放映から奇しくも50年の月日が流れた2016年6月4日、前回大会優勝の森本組との激闘を制した「タイムトンネル」が幡ヶ谷に位置する渋谷区スポーツセンターへ“タイムスリップ”、強豪チームとしてその名を馳せる”TEAMSWIFT“との準決勝進出を懸けた激闘の模様をお伝えしよう。


6月4日(土)3回戦 対TEAMSWIFT

“前回大会優勝の森本組に勝利したチームのスタイルを、そして選手各々の特徴を少しでも掴もうとするべく反対側のコートでウォームアップに汗を流す”タイムトンネルのメンバーの動向をつぶさに観察していたTEAMSWIFTは試合開始と告げるティップオフを#99“オリンピア”加藤が制するとそのままボールを受けた#6“ジェリコ”真山が右サイドからスピードに乗ったドライブを敢行するもマークについていたAKがファール覚悟のディフェンスでこれを阻止、結果的にはボーナススローを与えてしまい1点を献上してしまうものの“相手にイージーシュートは打たせない”というシグナルをメンバーに送ると開始1分、タイムトンネルは早くも攻守のギアをシフトアップ、AKが左ウィングやや後方からロングレンジをヒットするとこれを合図に総攻撃を開始、今大会アキレス腱の痛みを抱えながらも素晴らしい活躍を見せているバッドマウス武藤がフリースローレーン左からペイントゾーンを切り裂く豪快なドライブでボールをゴールに捻じ込むと続いてボールコレクター増田がリバウンド争いで粘りボーナススローを獲得、さらにはインサイドを警戒し“やや収縮してきた”TEAMSWIFTのゾーンディフェンスの“微妙な変化“を察知したDG浅井がトップオブザキーの位置からスリーを、そしてAKと変わりコートに入ったナイト“antifreeze”足達が右サイドのオープンスペースから冷静にミドルジャンパーをヒットし試合を優位に進めていく・・・

しかし試合開始から3分が過ぎ“身体が温まってきた“TEAMSWIFTも#99オリンピア加藤のゴール下を皮切りに反撃を開始、チームのエース#9フォックスバット山北がそのスピードを活かしてコートを疾走すると右サイドから走り込んできた#6ジェリコ真山にアシストパスを送り速攻を演出すると続いて#7キャプテン末森のミドルジャンパーを、#99オリンピア加藤がパワープレーで連続得点、瞬く間に-9-11と2点差にまで詰め寄ることに成功する。

すると残り2分、タイムトンネルもすかさず反転攻勢、バッドマウス武藤、ボールコレクター増田のパワープレーに続いてSE光嶋が右サイドからペリメーターショットを綺麗に射抜いて再び突き放しに掛かると残り30秒、ゾーンディフェンスの虚を突いて左サイドから素早いカットでインサイドに侵入したアイスピック“カストロ”西川にDG浅井がピンポイントパスを送り得点を演出、第1Qは21-9とタイムトンネルがTEAMSWIFTを圧倒、12点の大量リードを奪って終える。

第2Qに入ってもタイムトンネルの勢いは止まらない。DG浅井のミドルジャンパーに続いてバッドマウス武藤がインサイドに切れ込みファールを誘発しボーナススローを獲得、さらにはアイスピック“カストロ”西川、SE光嶋がミドルジャンパーを代わる代わるヒットしさらに得点差を拡げていくが“大量リードによる気持ちの緩み”チームの課題である“ディフェンスの戻り”、“マークマンを捕まえる一瞬の遅れ“・・・「失点に繋がる要素が幾重にも重なりチームの生命線とも言えるディフェンスに綻びが生じてしまう」とこの試合に”強い覚悟“を持って挑んできた#9フォックスバッド山北に連続得点を許してしまうと早い時間帯タイムトンネルに大量リードを奪われ”気持ちが折れ掛かっていた“TEAMSWIFTが息を吹き返し#6ジェリコ真山、#7キャプテン末森が持ち味であるスピードを活かして代わる代わるレイアップを沈めて急追、TEAMSWIFTが一時は20点差近くまで開いたタイムトンネルとの得点差を21-33と12点差にまで縮める事に成功、二桁を超えるビハインドを背負ってはいるものの”いけるぞ!“そして”試合の流れを奪い返しつつあるチームに手応え“を掴み逆転勝利に向けていいイメージでハーフタイムを迎える。

往々にして“勝負の流れが変わる”と言われる第3Q序盤、逆転を狙うTEAMSWIFTは後半開始から起用されたセンター、#5ワイルド谷沢がベンチの期待に応えてマークするディフェンダーの一瞬の隙を突いて続け様に2本の長距離砲をヒットし瞬く間に27-33と6点差にまで得点差を縮めるとタイムトンネルは堪らずタイムアウトを要求、一呼吸を入れるとともにマークマンを確認、再度ディフェンスの徹底を指示するとタイムアウト明けから弩涛の反撃を開始、ボールコレクター増田、バッドマウス武藤の連続得点に続いてSE光嶋が右ベースライン沿いからミドルジャンパーをヒットさせ再びチームに息吹を与えると大車輪の活躍を見せる二人のビッグマンがペイントゾーンで躍動、代わる代わる得点を重ねると続いて右ウィングやや後方からAKがロングレンジシュートを一閃、49-31と一気に得点差を拡げて試合は第4Qに突入する・・・

「このまま引き下がる訳にはいかない」TEAMSWIFTは#6ジェリコ真山のドライビングレイアップを皮切りに#9オリンピア加藤、#5ワイルド谷沢のパワープレーに続いて“最後まで諦めない”強い気持ちを持って気迫溢れるプレーを見せる#7キャプテン末松が続け様にミドルジャンパーを捻じ込み喰らい付いていくものの大量得点差から“巡航速度”でゲームを進めるタイムトンネルは慌てることなく応戦、ボールコレクター増田のパワープレーに続いてスティールでボールを奪ったDG浅井、ナイト足達が代わる代わるレイアップを沈めると最後はAKがTEAMSWIFTに引導を渡すロングレンジシュートを −右ウィング付近、そして最後は右ベースライン沿いから− 連続で射抜いて勝負あり、タイムトンネルがスピードを活かしたアップテンポな攻撃を仕掛けてきたTEAMSWIFTに対して抜群のチームワークが織り成すコンビネーションプレーとタイトなディフェンスで対抗し69-48と21点差をつけて快勝、大会初出場ながら準決勝進出を果たした

次回の「タイムトンネル」は6月18日(土)幡ヶ谷に位置する渋谷区スポーツセンターに“タイムスリップ”決勝戦進出を懸けて全日本クラブスーパーシニアバスケットボール交歓大会優勝の経歴を誇る強豪、tigre azuurroと対戦する。


フリースローを放つボールコレクター“増田。対戦相手の圧力に崩れ落ちそうになろうともペイントゾーンでその高さを活かしてリバウンドに奮闘、得点面でも10得点を挙げて準決勝進出に大きく貢献した。

左サイドからロングレンジを放つAK。先制、駄目押しを含む4本のスリーをヒット、ディフェンス面でも身体を張ってTEAMSWIFTの攻撃を阻止、チームを勝利に導いた。

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