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Dleague LOOKINSIDE 2017

第103回 − 29年度秋季大会の優勝の行方を占う ―



開幕戦から“優勝候補”に挙げられていたオールディーズ、そしてファイブファールズが相次いで敗れる“秋の嵐”が吹き荒れたDリーグ29年度秋季大会も11月12日(日)に開催された大会2日目の結果を受けてリーグ優勝の可能性を残すのはセガ(2勝1敗 勝点7)、ブッダ(3勝勝点9)そしてオールディーズ、(3勝1敗 勝点10)3チームに絞られた。

開幕戦でオールディーズを撃破、リーグに衝撃を与え9年ぶりとなる5回目の優勝を目指すセガ、ここまで3勝無敗と大会連覇に向けて順調な滑り出しを見せるディフェンディングチャンピオンのブッダ、そしてセガに消えることはない深い傷跡を残されたもののその後は欝を晴らすかのように爆発的な攻撃力でライバルチームをなぎ倒し3連勝を飾ったオールディーズ・・・今大会も試合の経過と共にライバルチームが優勝戦線から一つ、また一つと脱落していくリーグの頂を目指す過酷なサバイバルレースが展開され、また複雑に絡み合う当該3チームの対戦成績の関係からファイナルゲームのオールディーズ対ブッダとの試合終了を告げるブザーが川崎マリエンのコートに鳴り響くまで優勝チームは決まることはない・・・

今回は激しい覇権争いを勝ち抜いてきた29年度秋季大会で優勝の可能性を残した上記3チームの戦いぶりを振り返ると共にそれぞれの“優勝の条件”を提示、最終日の決戦に挑む各チームの最新情報、及び課題を探っていくことにしよう。


【セガ】 2勝1敗 勝点7
最終日の対戦予定: 第1試合ネオクラゲ  第4試合 ファイブファールズ

【優勝の条件】
ネオクラゲ、ファイブファールズに連勝、且つ第5試合でオールディーズがブッダに勝利した場合、4勝1敗とオールディーズと勝点13で並ぶものの直接対決で勝利している為、リーグ規定により優勝が決定する。

一時二桁以上の得点差をつけられながらも持ち前の粘り強さを発揮、“絶対王者”オールディーズに見事55-50と逆転勝ち、その後はブッダには44-55で敗れたもののキングサンズを83-62と一蹴、2013年秋季大会以来久しぶりに優勝戦線に加わった古豪、セガ。

ここまでのチームの戦いぶりを振り返ってみると機動力と力強さを併せ持ち得点を量産する“スコアリングモンスター”マスターピースゆうた、膝の故障を抱えながらもインサイドで奮闘するマイティマウス愛宕、目立ちはしないがリバウンドをecぎ取り確実にシュートを決めてくるツーフェイス前田、要所でスリーポイントを量産、チームのアクセントとなっているスーパーハンドル笠原、オールディーズ戦で逆転勝ちに繋がる3本のミドルジャンパーをヒットしたセクシーキャットウーマンのん、55歳の年齢を全く感じさせないアグレシップなプレーでチームを牽引するDG浅井の主要メンバーの実力もさることながらその根幹を成すのはやはり“リーグno.1”とも言われる“粘り強さ、そして”如何なる状況下に置かれようとも“絶対に諦めない、試合を投げ出したりはしない、「強靭な精神力」にある。

残念ながら3チームの中で“最も優勝の可能性が低い”状況下に身を置いているのは紛れのない事実であるが“自らコントロールすることが出来ない未来”を案ずるよりもまずは自らの力で”結果“を出せる事、即ち最終日の2試合に連勝すべくチームの持つ全ての力を集中しよう。

幸いも最終日に予定されている2試合は前回大会56-56と引き分けたネオクラゲ、そして74-73と1点差ながら競り勝ったファイブファールズと相性が悪くない2チームとの対戦が予定されているので“勢いのある”そして優勝に手が届く可能性を持ち最終日を迎える事の出来るモチベーションがある今の彼らにとって連勝でリーグ戦を終える事はさほど困難なミッションではないだろう。



【ブッダ】 3勝 勝点9
最終日の対戦予定: 第2試合 ファイブファールズ 第5試合 オールディーズ

【優勝の条件】
ファイブファールズ戦の勝敗に係らず第5試合のオールディーズ戦に勝利すれば仮にセガが2試合を連勝し4勝1敗、勝点13で並ばれたとしても直接対決で勝利している為、リーグ規定により優勝が決定する。

ネオクラゲには60-58と冷や汗を掻かされたものの、粘るセガを55-48、キングサンズを50-34と破り開幕3連勝と大会連覇に向けて素晴らしいスタートを切ったブッダ。

前回大会で見せた圧倒的な攻撃力は影を潜めているのはやや気になるものの僅差の試合を確実にものにする“勝負強さ”そして“したたかさ”を兼ね備えた強さは本物で、その若さのアドバンテージと相まって“リーグの頂に最も近い位置”にポジションを取っている。

チームの中軸を成すのはオールラウンドなプレーが持ち味のエース、ファイナルアンサーりょう、これに卓越した得点能力を誇るラプター鈴木、リバウンドと正確なショートジャンパーが武器のスリーピー金田、ゲームコントロールを受け持つダッフィ鯉沼、、ボールハンドラーとしてチームの推進力の役目を担うブーメラン野崎、パワープレーが持ち味のボンゴ内田の若手メンバー、これにスムース和田、バター梅津、バラクーダ月村のお馴染みのベテランメンバーがサポートするチームスタイルを確立、今回も前述のように僅差での戦いに競り勝ち(ネオクラゲ戦)先行されても慌てることなく逆転勝ち(セガ戦)と様々はシチュエーションでも対応出来る柔軟性を身につけていて、これは前回大会で優勝を成し遂げた経験がもたらしたものだろう。

他の2チームと異なり彼等は自らの力で −即ち第2試合のファイブファールズ戦での勝敗如何に係わらず− 第5試合のオールディーズ戦に勝利すれば優勝を勝ち取る事が出来る立場に身を置いていて“言い換えれば”ファイブファールズ戦を“捨てて”体力を温存、オールディーズ戦に全てを集中する戦い方を選択することも出来る・・・

しかしながら“王者”とはリーグ戦で最も優れた成績を残したチームである一方、見る者に模範を示し“尊敬”を受ける正々堂々とした戦い方を見せる義務を背負っている事を忘れてはならないし、既に彼等はその資質とそれを達成出来る力を持ち合わせている筈で“2度目となるBクラス転落を阻止すべく全力で挑んでくる”ファイブファールズの挑戦を真正面から受けとめ、そして大会のフィナーレを飾るオールディーズとのBIGGAMEに全勝優勝と大会連覇達成を賭けて挑むことになるだろう。



【オールディーズ】 3勝1敗 勝点10
最終日の対戦予定:  第5試合 ブッダ

【優勝の条件】
セガがネオクラゲ、あるいはファイブファールズ戦のいずれかの試合に於いて引き分け以下に終わった場合、ブッダ戦で勝利すれば優勝が決定する。

開幕戦で一時二桁のリードを奪うも突如としてリズムを失いセガに足元を掬われ50-55と逆転負け、さらには若きエース、ヒュードロクーペ荒井も負傷離脱といきなり窮地に立たされたものの、これがリーグ最多12回の優勝を誇るチームのプライドと底力なのか、ここから幾多の経験を持つベテランメンバー達がステップアップ、チームはそこから“リーグ史上に燦然と輝く5連覇を達成した全盛期を彷彿とさせる爆発的オフェンス力”でネオクラゲを69-47 、キングサンズを70-44 、そしてファイブファールズをも83-53と3試合共に25点差以上を着ける圧勝劇で粉砕、3連勝と尻上がりに調子を上げ優勝に手が掛かる位置にまで急浮上してきた“絶対王者”オールディーズ。

直接対決で敗北しているセガの動向次第だが他2チームとは異なり最終日は第5試合のブッダ戦の1試合のみと組み合わせも有利とあって体力面のアドバンテージも相まって13回目の優勝を飾る可能性はかなり高まってきていると言えるだろう。

今回のチームの中核を成すのは2012年秋季大会から2014年にかけて5連覇を達成した“黄金時代“の中心メンバーであるパワープレーと勝負強いクラッチシュートが武器のベイビーガソル三寺、リーグno.1のクイックミドルシューター、バイロン鈴木、持ち前のパワーでペイントゾーンを蹂躙し次々にリバウンドを奪取、そして得点面でのチームを牽引しているミリオンダラー浅田、ロングレンジシュートの確率が飛躍的に向上、アップデートを遂げたミスターパーフェクト遠藤、ベテランらしいいぶし銀のプレーが光るスワン佐々木の40代前後のシニア世代、そして彼等が失いつつある”スピード“や”瞬発力“を若きボールハンドラー、スマイリーアサシンかおるが欠けている部分をカバー、チームの推進力を押し上げる役割を担い、さらにはアウトサイドには必殺のロングレンジシューター、スピンマスターさくらが待ち構えていることで”エース“ヒュードロクーペ荒井を欠きながらも優勝争いを演じる原動力となっている。

さらにはゲームを締める”セットアッパー“を務める二人のベテラン、ヴィーナス野崎とBIGX西川は”長引く故障の影響からなのか、あるいは練習不足が響いているのか、今一つ調子の上がらない“キケロ武田とイリーガルシート鹿野にとって代わるようにプレータイムも大幅に増加、高確率でシュートを決め続け見事にその役割を果たしている。

先にも述べたように彼等は最終日に2試合を戦わなければならないセガ、ブッダとは異なり、最終第5試合に全てを集中すればいい立場にあり、特に直接対決で雌雄を決する公算の高いブッダ戦では前述の体力面はもとより彼等の試合を観察出来る“スカウティング”の観点からもかなり有利であることは間違いなく、さらに付け加えるとすれば前回大会では壮絶な打ち合いの末にブッダに94-88で敗北を喫してしまっているがその試合には今大会のチームの中軸を務めるベイビーガソル三寺、ミリオンダラー浅田、スマイリーアサシンかおる、そしてミスターパーフェクト遠藤の4名が出場していなかった事実を最後に付け加えておこう。




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