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Dleague LOOKINSIDE 2017

第97回 ― 29年度Dリーグ秋季大会 戦力分析 ―


【新体制で覇権奪回を目指すオールディーズ】


善しに付け悪きに付け、チームの強烈なアクセントとなり“辛口のスパイス”の役割を果たしてきた、a.k.a“キャノンボールしんが春季大会終了と同時に退団を表明、ボディコンタクトを物ともしないパワーとストリートテイスト溢れるプレーを武器に5連覇を含む7回のリーグ優勝に貢献したコンボガードと入れ替わるように春季大会からチームに加入、クイックネスとボールハンドルに長けたa.k.a”スマイリーアサシン“かおるが長引いた膝の負傷がよいやく完治、満を持してこの秋季大会から本格的に合流、チームは新たな体勢でスタートを切る。

前回大会では初戦でお互い3Pが乱舞する派手なノーガードの打ちあいを演じるも88-94とブッダに惜敗、このゲームを落としてしまうと敗北が尾を引いたのか、続くファイブファールズ戦ではいいとろなく60-83と完敗、まさかの連敗スタートとなったが残り3試合は目を覚ましたかのように3連勝でフィニッシュ、結果的には準優勝で大会を終えた。

しかしながら“絶対王者”の称号を持つチームの誰もがこの結果に満足をしているものはいないだろうし、新体制となった秋季大会、彼等の目標は唯一つ、“定位置への帰還”即ち1年半ぶりとなる覇権奪回となる。

ご存じのようにリーグ最多11度の優勝を誇る彼等は“勝ち方を、そして優勝に到達する為の術を心得ていて”オフシーズンの間に個々のフィジカルコンディションを、そしてチームのケミストリーを進化させて最高の状態で大会に挑む準備を着実に進めてきている筈だ。

それではここで今大会に挑むメンバーを調整具合の度合いを紹介しながら確認をしておこう。

チームの中軸を成すのは前述の若き司令塔、“スピードスター”スマイリーアサシンかおると秋季大会で得点王のタイトルを獲得、名実共に“エース”の座に就いたオールラウンドプレーヤー、ヒュードロクーペ荒井、これに「ベテラン」と言われる世代に突入したチームの中軸選手達は“緩やかながら下降していく己の身体や反射神経や動体視力、そして体力の低下を察知”、バイロン鈴木は最大の武器であるクイックリリースジャンパーの精度を上げると共に自ら賭すストイックなトレーニングで身体を仕上げ、スワン佐々木は持ち味であるロングレンジシュートに磨きをかけ、長引く負傷から復帰したミリオンダラー浅田はインサイドのパワープレーと左右ベースライン沿いからのペリメーターからのショットの正確性の向上に励み、ベイビーガソル三寺はまるで「試合に挑むボクサーのように」“戦える肉体”へとボディをシェイプ、BIGX西川、ヴィーナス野崎の二人のレジェンドもシニア大会で好調なプレーを披露、そして“よりブレの少ない”シュートフォーム“へと改良に着手、3Pシュートの確率が向上、素晴らしい夏を過ごしさらなる”UPDATE“を遂げたチームの大黒柱、ミスターパーフェクト遠藤は心身共に近年では最高の状態で秋季大会に挑んでくるだろう。

前回大会のチームスタッツを分析しても75.0の平均失点はやや気になるものの平均得点は82.8と断トツの1位を記録、その他1試合6本を数える3P成功数を始め、フリースロー、アシスト・・・他の部門でもほぼリーグトップクラスの数値を記録、覇権奪回へと然したる欠点は見当たらないようにも映る・・・

しかしながら「大会展望」のコラムで優勝のポイントに挙げた“総合力”そして“兵站力”という観点から鑑みると覇権奪回を狙う彼らにも不安材料が存在する。

それはベンチからチームにエナジーを与える役割を果たすであろう3人のローテーションメンバーが故障、あるいは調整が遅れていることだ・・・

リバウンドと運動量が持ち味のキケロ武田は長引く故障や練習量の低下が影響してか本調子からは程遠く、バックアップポイントガードを務めるイリーガルシート鹿野、、そして前回大会大活躍を見せたクラッチシューター、スピンマスターさくらは「ようやく怪我から復帰した状態」との情報もあり多くの事は望めない・・・またオールディーズの平均年齢はリーグでもセガ、ネオクラゲと並んで高い部類に入り、大会3日間でダブルヘッダーを含む5試合をレギュラーメンバーや主力選手だけで戦い抜くのは容易な事ではなく、−ひょっとすると− 前回大会ブッダとの壮絶な点の取り合いで競り負けたのも、そして最終的には84-80で勝利したものの、一時20点差以上離したはずのネオクラゲに追撃を許してしまったのは“年齢による体力の低下”が一つの原因になっていたのかもしれない・・・

年齢やバックアップメンバーの故障・・・秋季大会に向けて不安材料はあるのかもしれない・・・しかし先に述べたように彼等はリーグ最多11回の優勝を成し遂げた“絶対王者”であり、勝ち方を、屈辱や敗北、そしてハンディキャップをプラスに変換する術を心得ているので今大会も間違いなく優勝争いに絡んでくるだろう。


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