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Dleague LOOKINSIDE 2017

第99回 ― 29年度Dリーグ秋季大会 戦力分析B ―


【5回目のリーグ制覇を目指すセガ】


鮮やかなスポンサーカラーに彩られた違いはあるものの“ほぼ同一”画一化したボディの現在のF1マシンよりもロータス72,ブラバムBT44、フェラーリ312T、リジェJS11、UOPシャドウ、そして六輪車とした当時の話題をさらったタイレルP34・・・“オリジナリティ”溢れる1970年代のグランプリシーンを駆け抜けたF1マシンの雄姿は未だ脳裏に焼きついている・・・

またボストンセルテックス、LAレイカーズ、シカゴブルズ、ニューヨークヤンキース、LAドジャーズ、シカゴカブス、バイエルンミュンヘン、マンチェスターユナイテッド、ACミラン、レアルマドリード・・・NBA、MLB、そしてチャンピオンズリーグで覇権争いを演じる欧州サッカーの強豪クラブは伝統のユニホームのカラーやデザインを大きく変えようとはしない。

今日ご紹介するセガのユニホームを思い浮かべてほしい・・・彼等は16年前、Dリーグに参加して以来2度に渡るユニホームのモデルチェンジを行っているが先に挙げた世界中の偉大なチーム同様、ホワイト&ディープブルーを基調としたカラーとデザインを踏襲、守り続けてきている・・・

要は“オリジナリティ−”とは如何にチームにとって大切な事であり、それを守り続ける事がチームの伝統、そして礎として積み重なり、今も変わらぬ“光“を放ち続ける源になっているのだろう。

リーグ創成期に大会を連覇、一時代を築き上げこれまで4回の優勝を成し遂げてきた“古豪”セガも2008年春季大会でのリーグ優勝から既に9年が経過、栄光から遠ざかっているのが現状でチームの“第二世代”の担い手として多くの期待を背負い入団を果たしたマイティマウス愛宕、マスターピースゆうた、スーパーハンドル笠原も既に30代後半を迎え、以前にもこのコラムの中で述べたように、現在のグループに残された時間は決して長くは無く、今大会は正に“勝ちにいかなければならない”戦いとなる。

それでは例によって前回大会の彼等の戦いぶりを振り返ってみよう。

開幕戦でディフェンディングチャンピオン、ネオクラゲを土俵際まで追い詰め勝利をほぼ手中の収めた・・・と思われたが残り30秒、右ウイング3Pラインの後方からプレデター黒田がスリーを一閃、土壇場で追いつかれ56-56の引き分けでスタート、続くキングサンズ戦ではネオクラゲ戦での息詰まる死闘によって肉体が通常以上に消耗したのか、終盤で息切れ、65-78で敗れると続く大会2日目には開幕2連敗から息を吹き返したオールディーズ、大会初制覇を目指すブッダにそれぞれ63-90、68-107と完敗を喫し、「このままズルズルと悪い流れを引きずってしまうのか・・・」と思われたが最終日、ここまで3勝1敗のファイブファールズを相手に一歩も引かない素晴らしい戦いを披露、見事74-73で競り勝ち1勝3敗1分けの成績で大会を終えた。

次に彼等の1試合当たりの各部門でのチームスタッツの数値を羅列してみることにしょう。(○内は順位)

平均得点:65.2 C 平均失点:80.8 E 得失点差:−15.4 E リバウンド:15.4 E アシスト:10.4 D スティール:5.0 C 3P成功数:3.8 C と軒並み低調な数値が並んでいる・・・

中軸選手が欠場、あるいは人数不足によりチームが持つ本来のパフォーマンスを発揮することが出来ない試合もあった為、この数値が「現在の彼等の持つ実力」と決めつける訳にはいかないが“何か”を改善しなければいけない事は明白で、まずはリバウンドを含めたディフェンス面での立て直しがチーム全体の急務な課題となるだろう。

ここでお馴染みのグループのメンバーをご紹介しておこう。

チームの中軸を務めるのは55歳にして攻守にさらなる進化を遂げているセガのアイコン“闘将”DG浅井、38歳になってもそのパワーにはいささかの衰えはない“ブルドーザー”マイティマウス愛宕、スピードと高さを併せ持つアンストッパブルなスコアリングマシン、マスターピースゆうた、今シーズン、スリーポイントの精度を上げ好調を維持しているスーパーハンドル笠原、ロングレンジから、そしてミドルから、高い確率でシュートを決めてくる“目が離せない女”コニーあやとセクシーキャットウーマンのん、シニアになってもそのアスリート能力に一点の曇りもみられないオールラウンダー、SS石川、まるでステルス戦闘機のように気配を消してペイントゾーンに侵入、リバウンドをもぎ取り必殺のフラワーショットで敵の息の根を止めるツーフェイス前田、54歳ながら驚異のスピードでサイドラインを駈け上がりドライブを捻じ込む走力を誇るアイスピック“フィデルカストロ”西川、鋭いドライブと正確無比なアウトサイドシュートを併せ持つ“チームの未来を担う”リトルモンスターたか、これに永遠の曲者、ロビン内山、ミドルジャンパーとリバウンドが持ち味の計算が出来る頼りになるフォワード、エクザイル江波戸、そしてリーグ創成期にチームのエースとして、またリーグを代表するスーパースターとして大活躍を見せたプリンス釣崎の栄光と辛酸を知る経験豊富なベテランメンバーが脇を固める。

前回大会の1勝3敗1分けの成績や前述の芳しくないチームスタッツを見れば「彼等が秋季大会で優勝する」と予想する人は少ないのかもしれない・・・

しかしながらここ2大会を制したチャンピオンチーム、ネオクラゲ、そしてブッダは“どん底に暗闇の中から這い上がり頂点を極めた”事実を鑑みればこのホワイト&ディープブルーのユニホームを身に纏った古豪が9年ぶりにリーグの頂に登りつめても何の不思議はないだろう。


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