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Dleague LOOKINSIDE 2018

第115回 ― 30年度Dリーグ秋季大会 戦力分析 ―


【4連覇を目指すブッダに死角はあるか】



“代わりの効かない絶対的な存在”チームのエース、ファイナルアンサーりょうが大会前の故障により開幕戦の数分間出場するも“ほぼ全休”という絶体絶命の状態で大会を迎えながらも熾烈極まるリーグ戦を4勝1敗で乗り切り見事オールディーズ、ファイブファールズに次ぐ大会3連覇を成し遂げたブッダ。

来たる秋季大会では“絶対王者”オールディーズしか体験した事のない正に未知の領域“4連覇”を目指す戦いとなる。

今大会は大会制覇を重ねるごとに進化の度合いを加速させていく王者ブッダの前回大会を戦いぶりを第1戦から辿りがらチームスタッツからも彼等の戦力を分析、4連覇の可能性を探っていく事にしよう。

まずは前回大会の戦いを軌跡を第1試合のファイブファールズ戦から順に見ていこう。

開幕戦で難敵ファイブファールズと対戦するも危なげなく57-41と順調なスタートを切るも大会2日目、彼等は予想だにしない深い傷を負ってしまう・・・15点のリードを奪って始まった最終Q、ディフェンスリーダー、HG小田川が構築したネオクラゲのタイトなマンツーマンディフェンスの前にミスを連発、得点もピタリと止まってしまうとまさかの18-0 のスコアレスの屈辱で38-41とネオクラゲにまさかの逆転負けを喫すると精神的なショックが尾を引いたのか、続くキングサンズ戦でも精彩を欠き、試合終了間際まで僅差の戦いの持ちこまれてしまうも終了間際に抜け出し54−51と辛勝、辛うじて連敗は逃れたもののこの時点で3連勝を波に乗るオールディーズ、2連勝のネオクラゲの後塵を拝し早くも3連覇に黄色信号が灯ってしまうもここでネオクラゲはファイブファールズに完敗、さらにはオールディーズもネオクラゲと60−60で痛み分けと優勝争いを続けるライバルチームが足踏みして迎えた”事実上の決勝戦“となったオールディーズ戦でリードを許す苦しい展開ながらも第3Q終盤に逆転、48-40 と押し切りほぼ優勝を決定づけると最終戦のセガにも53-41で快勝、一時は”3連覇達成は風前の灯火“と思われたが王者に君臨し続ける厳しい戦いの中でいつしか身に付けた”最後まで諦めない粘り強さ“を発揮、苦しみながらも見事3連覇を達成した。

次に前回大会に於ける1試合当たりの各部門でのチームスタッツの数値を確認してみることにしょう。

【30年春季大会 5位 1分4敗 勝点 6】平均得点:50.5 D 平均失点:42.8 @ 得失点差 +7.2 A リバウンド:36.0 @ アシスト:11.2 B スティール:3.6 E 3P成功数:4.6 A(○は順位)

−ここに並ぶ彼等の残した各部門のスタッツの数値から脳裏に浮かび上がってくることは− 元来アップテンポな攻撃スタイルを取っている彼等がファイナルアンサーりょうが欠場することで得点力が低下した事をチーム全員でリバウンドとディフェンスに重きを置き、それをカバー、たとえネオクラゲに大逆転負けを喫しても諦めることなく粘り強く戦ってきた様子が浮かんでくる・・・

またこれまでの2回と異なり、−アンタッチャブルなファイナルアンサーりょうを欠きながらも優勝を成し遂げたことは− チームがさらなるステップアップを遂げた何よりの証明であり、それはNBAレギュラーシーズン終盤、エースのステフィン・カリー、ケビン・デュラントを故障で欠いた期間に勝星を落とし第1シードをヒューストンロケッツに譲ったものの、経験の浅いクイン・クック、ケボン・ルーニ−を始めとする若手が成長を遂げチームに厚みを齎した事が見事NBAファイナルで連覇を達成した要因の一つになったであろうゴールデンステート・ウォリアーズの足跡に重なるところもあり、秋季大会では戦列に復帰してくるであろうファイナルアンサーりょうを加えたブッダはライバルチームにとって脅威そのものであり、またこれといった死角も見当たらず、4連覇達成の可能性はかなり高いと言えるだろう。

それではここで4連覇“4ever”に挑むディフェンディングチャンピオンメンバーを今一度確認しておこう。

前回大会、負傷により開幕戦のみ数分間出場に留まるもベンチワークを担当、己の持つ高い個人スキルに加えて“コートの外から試合も見る”事によってコートビジョン、さらにジャッジが向上したと予想されるファイナルアンサーりょう、ファイナルアンサーりょう不在のチームにあってライバルチームから徹底的なマークを受ける中で結果を残したラプター鈴木、如何なる状況下でも冷静沈着なプレーを見せるチームの司令塔、リトルプロフェッサー“anti freeze”濃沼、如何なる状況であろうともニュートラルボールに喰らい付き、ディフェンスに奮闘、リバウンド王のタイトルを獲得したチームの重鎮、バター梅津、前回大会は1試合の出場に留まったものの力強いリバウンドと意表を突くシングルアクションショットは健在のバラクーダ月村、かつてペンキーズ時代の得点王になったキャリアを持つコンボガードのブーメラン野崎、前回大会、ミドルジャンパーとバンクスリーでオールディーズの野望を粉砕したルーキー、バッカス青田、いとも簡単にゴールを決めてくる頼りになるセンター、スリーピー亀田、ペイントゾーンの番人、ボンゴ内田、そして4連覇に挑む若いチームをまとめるベテランオールラウンダー、スムース和田とチームロースターに変更は無い。

人は、そしてチームは “危機に直面した時に真価が問われ隠れていた本性が浮かび上がってくる・・・”迫りくる危機を直視せずその場から逃げだすもの、“もはやこれまで”と玉砕覚悟で“無策だろうとも己を貫き通す者、そして現状を冷静に分析、最善の方法を導き出しこれを確実に遂行するもの・・・ブッダが選択した方法は皆さんはおわかりだろう・・・

前回大会、エースを欠き大幅に下がった得点力とスピードをランキング上位15人にタイトルを獲得したバター梅津をはじめ6人の名を連ね、リーグ断トツの数値を記録した執念のリバウンドと気持ちの入ったディフェンスでカバー、そして過酷な戦いを通して最後まで諦めることなく粘り強く戦う事を学んだブッダは今大会でも「最も優勝に近い位置にポジションを取っている」のは間違いなく、繰り返しになるが4連覇達成の可能性はかなり高いと予想する。


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