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Dleague LOOKINSIDE 2018

第119回 ― 30年度Dリーグ春季大会[ 優勝への条件] ―



11月23日に開催された大会2日目の試合結果を受けて優勝の可能性を残すのはセガに“かすり傷“を負わされたもののリーグ戦の単独首位を快走するオールディーズ (3勝1敗 勝点10 )、これをを(2勝1敗 勝点7)で追走するディフェンディングチャンピオンのブッダ、久しぶりに優勝戦線に戻ってきたキングサンズ、そして春季大会に続いて優勝の可能性を残して最終日を迎えるネオクラゲの2位グループの3チーム、そして僅かながらにペナルティフリースロー戦進出に可能性を残すセガ (1勝2敗 勝点5)と4敗を喫し既に圏外に去ったファイブファールズを除いた5チームが優勝の可能性を持つ近年稀をみる大混戦の様相を呈している。

今回は12月1日、JFE川崎水江町体育館で開催される運命の最終決戦を目前とした各チームの"優勝への条件"と共に彼等に課せられた"最後のミッションを提示しておこう。

【オールディーズ 】3勝1敗 勝点10

予定されている対戦カード 第5試合 ブッダ

《優勝への条件》 唯一自力優勝の可能性を残すオールディーズは最終第5試合に予定されているブッダ戦に勝利すれば他チームの動向に関係なく13回目のリーグ優勝が決定する。


1年前の苦い思い出が繰り返されるが如くまたしてもセガに苦汁を飲まされたもののファイブファールズ、キングサンズ、そしてネオクラゲに競り勝ち3勝1敗とリーグ戦のトップに立つオールディーズは唯一自力優勝の可能性を残す −それはすなわちブッダ戦に勝利すれば他チームの動向に左右される事なく− 13回目のリーグ優勝を成し遂げる事が出来る。

またミスターパーフェクト遠藤、バイロン鈴木、ザ、ネイチャー“スイスアーミーナイフ”小笠原の中軸3名を欠きながらも大会2日目のネオクラゲ戦に於いて死闘の末に競り勝った事実は彼等がDリーグで優勝する為に必要不可欠とされる“総合力”そして“兵站力”を持ち合わせている何よりの証明であり、また最終日は第2試合でネオクラゲと戦った後に第5試合で彼等と対戦しなければならない王者ブッダに対しても体力面で大きなアドバンテージを有している事を合わせ鑑みれば彼等が“リーグ制覇に最も近いポジションに位置している事は間違いない。

しかしながら −最終日はいつも特別で、何かが起こる−  1年前、彼等は今大会と同じアドバンテージを持ちながらも優勝を逃している事や王者ブッダにここ直近の3大会で全て敗北を喫している現実から目を背けてはならないし、そして長い“待機時間“は決して若くはない彼等の筋肉を硬直させると共にチームのリズムを微妙に狂わす厄介な存在になるかもしれない事を肝に銘じておかなければならないだろう。

【ブッダ 】2勝1敗 勝点7

予定されている対戦カード  第2試合 ネオクラゲ 第5試合 オールディーズ

《優勝への条件》 ネオクラゲ、オールディーズに連勝且つキングサンズがセガ、もしくはネオクラゲのいずれかに敗れた場合リーグ史上2チーム目となる4連覇を達成する。


いつの時代であろうとも、“王者”はその座から引きずり降ろさんと鋭い牙を向けてくるライバル達の挑戦を真正面から受け止めなければならない宿命を背負っていて、時に前回大会でのネオクラゲ戦、そして今大会のキングサンズ戦のように −開幕戦で不振が続くファイブファールズに最終Q終盤までリードを許し苦戦を強いられて時点で彼等が苦闘することが暗示されていたのかもしれないが・・・− 予想だにしない敗北を喫する事もあるだろう。

第2試合で前回大会で苦杯を舐めたネオクラゲと戦った後に第5試合で“フレッシュな状態”で彼等を迎え撃つオールディーズとの2試合は熾烈極まる過酷な戦いとなるだろうが −だからと言って−ナーバスになる理由は何もない、何故ならば彼等は栄光へと繋がる戦いとなる最も重要な最終日の振る舞い方を熟知している3連覇を続けているディフェンディングチャンピオンで、“王者”は窮地に陥った時に粘り強さを、そして真の実力を発揮するからこそ“王座を守り続ける事が出来るのだ。

【キングサンズ】2勝1敗 勝点7

予定されている対戦カード 第1試合 セガ 第4試合 ネオクラゲ

《優勝への条件》 セガ、ネオクラゲに連勝、且つ、第5試合でオールディーズがブッダに敗れた場合、8年ぶりとなる6度目の優勝が決定する。


前回大会で1分4敗に終わったとはいえ、上位チームを脅かす戦いぶりを随所に披露していた時点で −王者ブッダをも終了間際まで僅差の鬩ぎあいを繰り広げていた− 彼等が“”復活の兆候“を既に示していた事を鑑みれば− 同率最下位から久しぶりに優勝争いに加わってきたことはそれ程驚くべき事ではないのかもしれない。

ユニバーサルジョイントのぶながとインベーダーのぶが牽引するチームは百戦錬磨のベテランと新たに加わったルーキー達が想像を遥かに超えたスピードで融合、驚くべき進化を遂げて8年にも及ぶ長い低迷期から脱却、遂に優勝が狙える位置にまで戻ってきた。

最終日に対戦が予定されているセガ、そしてネオクラゲには王者ブッダをもブローアウト出来る今大会のキングサンズの“勢い”と各ポジションに優れたタレントを擁する彼等の陣容を持ってすれば決して勝てない相手ではないだろうが −たとえ試合に敗れ、優勝に手が届かなかったとしてもー 彼等に失うものは何もなく、再びリーグの頂点に昇り詰める為の確かな足掛かりと大いなる自信を手に入れる事になるだろう。

【ネオクラゲ】2勝1敗 勝点7

予定されている対戦カード 第2試合 ブッダ 第4試合 キングサンズ 

《優勝への条件》 ブッダ、キングサンズに連勝、且つ第5試合でオールディーズがキングサンズに敗れた場合、2年ぶり5回目の優勝が確定する。


前回大会に続いて今大会でも “1点の重み”を“絶対王者”オールディーズから真剣勝負を戦う中でレッスンを受けたネオクラゲ。

前半、一時13点のリードを奪いながらも −どちらが勝ってもおかしくない− 終盤の鬩ぎあいに突入、スマイリーアサシンかおるのフローターショットで終止符が打たれた試合の中で −友情、準備の大切さ、悔い、公正と規律、そして再び立ち上がる為の勇気・・・生きていく中で大切にしなければならない様々な出来事が凝縮された濃密な時間の中で多くの事を学んだことだろう。

4連覇に向けてもはや1敗も出来ないブッダ、そして今大会旋風を巻き起こしているキングサンズとの2試合に勝利する事は −たとえ優勝に届かなかったとしても −彼等の成長の証となると同時に必ずやチームの未来を築き上げる為の礎となる事だろう。

【セガ】   1勝2敗 勝点5

予定されている対戦カード 第1試合 キングサンズ 第3試合 ファイブファールズ 

《優勝への条件》 キングサンズ、ファイブファールズに連勝、且つ他4チームが4勝に届かず3勝2敗で複数のチームが並んだ場合、優勝チームを決めるペナルティスロー戦に進出することが出来る。


−1勝2敗から大会最終日に2連勝を飾り優勝チームを決めるペナルティフリースロー戦に進出する− これは17年にも及ぶDリーグの歴史を紐解いても例を見ない、聞いているだけで心が躍るシンデレラストーリーだが、それが実現される事は“ほぼ不可能”と考えるのが常識的な見地だが今大会のように上位チームが下位チームに相次いで敗れる、−正に混迷の時代へと突入していこうとしている現在の世界情勢と折り重なるような− 混沌とした戦いとなると彼等がペナルティフリースロー戦に進出する可能性は決して低いものではないのかもしれない。

しかしながら久しぶりに優勝争いに加わり全力で彼等に挑んでくるキングサンズと“5戦全敗、リーグ戦でのスイープは是が非でも阻止したい” 2014年から15年に掛けてリーグ3連覇を達成、一時代を築いたかつての王者、ファイブファールズとの2試合を続けて勝利する事は容易な事ではなく、難敵2チームから連勝を飾り、ペナルティフリースロー戦に進出する権利を得るのはかなり困難なミッションになるだろう。


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