10/10 大会1日目 |
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一回戦 ナムコ対バックス |
第4回大会の開幕戦は最下位から浮上を狙うプロフェッサー藤田率いるナムコと補強によりパワーアップしてDリーグに1年ぶりに帰ってきた新生フォールバックスとの対戦、ナムコは二人のレジェンド、大久保、青柳の大ベテランをスタートに起用、既にベテランの域に達している教授、中堅どころのオスカー牧野、そしてフレッシュなスリム竹前の5人を先発に起用、ナムコバスケットボール部の歴史がわかる、人間歴史年表布陣を敷いてきた。対するフォールバックスは補強選手、ホットチョリソー三野宮、仕事場から直行、一睡もせずに参加してくれたロック佐々木を先発に起用、エース渡部、そして若手選手とのコンビネーションが勝敗の鍵を握る。
試合は一進一退の攻防が続くが、第2クオーター、ホットチョリソーのストリート仕込みのAND1テクニックが爆発、カットイン、3ポインターそして速攻を次々沈め10点のリードで前半を終える。しかしナムコは後半からスッダ杉岡、そして新人のまるでチョロQを思わせるスピードを持つ男、フォーミュラー加藤を投入、反撃に転じる。スッダ杉岡と教授のホットライン、そしてオスカー、竹前、そして加藤のチームプレイで逆転に成功、最終的には18点の差をつけてナムコが快勝、幸先良いスタートを切った。
[ナムコ]
プロフェッサー藤田 22P 11R
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[フォールバックス]
ホットチョリソー三野宮 29P 3P (3)
ロック佐々木 5P 4R 5A 3P(3)
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二回戦 ペンキーズ対36ers |
第3回大会で最終日に激突、激しい戦いを見せた両チームが大会初日で対戦、白熱した好ゲームを展開した。第1クオーター、36ersはスタートダッシュに成功、12対4と大きくリード、ジェネレイター今村、ホットパピー佐々木のガードコンビは攻守にいい働きを見せる。しかしベテラン揃いのペンキーズもじわじわ反撃を開始、来期はオールディーズからの参加が噂される青柳のジャンパー、ジャーメイン吉澤のインサイドプレーで対抗、どちらも譲らない戦いを展開、遂に最終クオーターを迎える。 試合終盤、遂にペンキーズがリードを奪い、36ersの反撃を辛くもかわし、この激闘を制した。
[ペンキーズ]
スーパーマッシュルーム伊藤 13P 6R
ジャーメイン吉澤 9P 6R 2A
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[36ers]
ジェネレイター今村 16P 3P(9)
BTK木村 8R
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三回戦 セガ対ナムコ |
過去の対戦成績では2勝1敗とセガがリードしているが、ナムコは新生フォールバックスに快勝、初戦に弱いセガを倒し2連勝をねらいところ。試合は教授の思惑どおり序盤はナムコが大きくリード。コンッピュータチップ、フォーミュラ-加藤の若手コンビが次々とシュートを決め、スッダ杉岡の伝家の宝刀、スギフックも炸裂。 オスカー、そしてプロフェッサーのプレーも冴え渡り、ナムコ優勢で半を終わる。セガはプリンスに代わり、「俺がキング。」と吹いていたロビン内山が前日空き巣の被害に会い精神的ダメージを受けたのか絶不調、「でも何を盗られたのかわからないんですよ」そう話すロビンは酒臭く、戦う以前にゲームオーバー、プリンスに「先週の区民大会でもエアボールを連発してた。最近ダメっすね。」と言われる始末。
しかし後半になるとセガは反撃開始、まだまだ回復まではほど遠いと思われていたプリンスがスリーを連発、江波戸も攻守でオールラウンドな活躍をみせ、ナムコを逆転、ナムコも粘りを見せて両チーム共に終盤まで一進一退の攻防を続けたが最後はセガが4点差でナムコを破り、王者奪回に向けてスタートを切った。
*セガは過去にDリーグで3敗しているがそのうち2敗は大会初日に喫している。第1回大会対ナムコ、第3回大会対36ers。
[セガ]
プリンス釣崎 25P 3P(15)
江波戸選手 5P 11R 4A 7S 2B
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[ナムコ]
プロフェッサー藤田 18P 8R
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四回戦 フォールバックス対ネオクラゲ |
敗れはしたが戦力を飛躍的に向上させた事をナムコ戦で証明してみせたフォールバックスと前回優勝チームながら、高齢と怪我人に常に悩まされているネオクラゲとの対戦、序盤はMVPアロンゾ河原の活躍によりネオクラゲが大きくリード、ネオクラゲベンチに安堵の空気が流れ始める・・・・しかしそれを切り裂いたのはやはりこの男、ホットチョリソー三野宮だった。 連続スリーをお見舞いしてからエンジン全快、クラゲ地蔵ゾーンを縦横無尽に切り裂き軽々ゴールを決め、速攻ではただ眺めるばかりのネオクラゲディフェンダーを置いてきぼりにしてネットを揺らしゴールを量産、しかし前半はなんとか2点差でネオクラゲのリードで終える。
後半、ネオクラゲはインサイドに頼りすぎボールが廻らなくなり重苦しいオフェンスが続き苦戦、それに拍車をかけるようにエルマタドールケンジはカワダマから感染したケンダマを場内に披露してしまう。フォールバックスも1,2試合通じてフルタイム出場のホットチョリソーにも疲れが見え始め、ゴールが前半のようには決まらなくなり、眠らずに戦う男、ロック佐々木も疲労の色が隠せず、自慢のスワンスリーは全てショート気味でネットを揺らす事が出来ない。残り1分、5点ネオクラゲのリードの場面、ネオクラゲが痛恨のファールを犯し、フォールバックス期待の若手、加藤選手がこのフリースローを落ちついて決め、遂に3点差、騒然とする場内、青ざめるクラゲベンチ、コートでは「勝てる、勝てる!」ホットチョリソーのゲキがフォールバックスメンバーに飛び、ロック佐々木は 手を叩き、チームを鼓舞する!完全にフォールバックスペースだ!しかしヨロヨロとしながらも最後はフォールバックスの猛攻をしのぎ、ネオクラゲが何とか勝利をものにした。
[ネオクラゲ]
アロンゾ河原 14P 11R 3A 1S 1B
ジャパネットこうた 6P 7R 1S 2B
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[フォールバックス]
ホットチョリソー三野宮 28P 3P (18)
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*Pは得点 、Rはリバウンド、Aはアシスト、Sはスティール、Bはブロックを表します。
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