2006.5.14 大会1日目 |
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一回戦 ナムコ 47-59 ペンキーズ |
第6回大会のDリーグチャンピオン、ペンキーズはスマイリーアサシンりょうちゃん、そしてワイドオープンこうちゃんのアンダー30選手、そしてリバウンド能力に優れたセンター、ベースボール村上を新たにチャンピオンシップメンバーに加え、万全の体制で開幕戦に臨んできた。対するナムコは前回大会大活躍したマイクロウェイブ大川、スピードのあるフォーミュラー加藤が揃って欠場、パトリオット林が久し振りにDリーグに復帰したのは明るい材料だが相変わらずメンバー不足に悩ませられて6名体制で開幕戦を戦うこととなった。試合はファンダメンタル山本のスリーがいきなりヒット!、ジャーメイン吉澤のゴール下、そして今日スタメン起用に答えたベースボール村上のリバウンドからの3連続ショットが決まり序盤からスパートを懸けて見る見る得点を重ねていく・・・
対するナムコは練習不足からかターンオーバーを連発、なかなか並に乗れずなかなか差を詰めることが出来ない・・・スッダ杉岡とプロフェッサー藤田のホットラインも完全に遮断されなかなか反撃態勢を整えることが出来ないでいたが後半に入って東大出身、文武両道田宮のスリー、ミドルが決まりだし、差を一桁台に戻し粘りを見せる。しかしペンキーズはファンダメンタル山本がスリー、ミドル、リバウンド、アシストとオールラウンドの活躍を見せ、スマイリーアサシりょうちゃんンのミドルジャンパー、ワイドオープンこうちゃんの速攻などで得点を重ねていき、59-47の12点差で危なげなくナムコを下した。
[ペンキーズ]
ファンダメンタル山本 13P 4R 2A 1ST 1BL
ジャーメイン吉澤 13P 3R 3A
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[ナムコ]
プロフェッサー藤田 11P 10R
文武両道 田宮 9P 4A
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二回戦 セガ 43-52 ネオクラゲ |
王座奪回を狙うセガはプリンス釣崎、エスパー武田、そしてエクザイル江波戸が渋谷区民大会と重なりネオクラゲ戦に欠場、しかしプリンスは「問題ありません。ネオには負けませんよ、セガは」と前日のインタビューで余裕のコメント、大学生との練習にも参加し完璧なコンディションで試合に臨むロビン内山、前回大会の得点王、スーパーソルジャー石川、リバウンドが持ち味のツーフェイス前田、MVP受賞経験のある"ジロッリックス" ジダン吉田、そして好調が伝えられるスーパーハンドル笠原と役者は揃い、戦力には問題はなようだ。
対するネオクラゲはAK44、SE光嶋、ヤオチン、アンチフリーズ並木の40代シニアメンバーと彼らをサポートする介護要員としてアンダー30選手の新人DICE-Kをスタメンに起用し開幕戦に臨む。試合は序盤一進一退の攻防が続くが除々にセガがペースを掴みリードを拡げていく。石川のミドル、スーパーハンドル笠原のスリーが確実にゴールを捉え前半は自力で勝るセガが大方の予想通り25-19と6点のリードで終える。「魔の第3Q」、ここ数年幾度となく見られたネオクラゲの敗戦パターン、「第3Qに失速してそのまま追いつけずに敗北。」この試合もまた悪夢の再現かと思われたが今回は逆にスパート!カルロ小杉が連続で速攻を決め、負傷がまだ癒えていないアロンゾ河原がゴール下を決め同点、そしてAK、バシの連続スリーがヒット!遂に逆転に成功、リードを拡げていく・・・
王座奪還を目指すセガも反撃開始、この日好調、SH笠原、ロビン内山のスリー、ジダン吉田のゴール下で反撃するもネオクラゲもかつての輝きを取り戻したSE光嶋のミドルジャンパー、新戦力のDICE-Kが疲れの見えたセガのインサイドを突いて確実にゴール下で得点を重ねネオクラゲが52-43でセガを下した。
[ネオクラゲ]
カルロ小杉 14P (6)13R 2A
DICE-K 13P 5R 1A 1ST
SE光嶋 10P 3A
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[セガ]
スーパーハンドル笠原 12P(12) 5R 1AS 1ST
ロビン内山 9P(3)2R 4AS 4ST
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三回戦 オールディーズ対36ERS |
「この前負けたから36ERSさんには必ず勝ちますよ 」と試合前のインタビューに答えたオールディーズの中心選手、スワン佐々木。しかしホットチョリソー三野宮、バイロン佐々木、ジャングルキッド田島のアンダー30枠選手が欠場、加えてゴールデンボンバー青柳を欠いての戦いを強いられ 、今日の試合ではチーム生き残りを賭けるオンザボーダー鹿野、怪我から復帰してきたカリビアンジョーカー山下、最近調子を落としているCCD日吉そしてアンダー30枠で起用されるDリーグ初登場 "座頭一"永野らの奮起に期待が懸かる。
対する36ERSはオフシーズンを通じて「新たな戦力を加えず、現有勢力で試合に勝てるチーム作りを目指す」と言う明確なビジョンを持って地道な練習にチーム一丸となって取り組んでDリーグに臨んできた。果たして成果は出るであろうか?第1Q、オールディーズは気合の空回りからかFTの3点のみと苦しいスタート、対する36ERSはBP丹羽、今村を中心にオフェンスを展開、10-3と7点のリードで終える。しかし第2Q、今度は36ERSが失速、3点しか得点を上げることが出来ず結局13-13のロースコアでハーフタイムを迎える。しかし今日のオールディーズはどうもおかしい。
第3Qもまさかの4得点、対する36ERSはバランスよく得点を重ね大量リード、第4Qオールディーズもスワン佐々木、カリビアンジョーカー山下を中心に反撃に転じるが届かず36ERSに昨秋に続きDリーグ2連敗、優勝を目指すチームにとって痛い黒星スタートとなった。36ERSはセンターBTK木村、サーフ越路を欠きながらも終始落ち着きあるゲーム運びを展開、Dリーグ初制覇に向けて幸先いいスタートを切った。
[36ERS]
BC増田 6P 6R 1AS 1ST
BP丹羽 12P 3R 1AS 1ST
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[オールディーズ]
スワン佐々木 10P 7R 2AS 1ST
BIG X 西川 6P 6R
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四回戦 セガ対ペンキーズ |
セガ、ペンキーズ共にダブルヘッダーの2試合目となったこの対戦はペンキーズが序盤から足を絡めた攻撃を仕掛けセガは思わぬ大量リードを奪われてしまう・・・まるでセガ本来のスタイルである「ディフェンスから仕掛けて速攻に繋げていく」形を逆にペンキーズに仕掛けられ自分達のペースがなかなか掴むことが出来なかったセガだったがエース プリンス釣崎のプリンスリーがヒット!、これをきっかけとしてじわじわと差を縮めていく。しかしながら新戦力を加えパワーアップしたペンキーズは攻撃の手を休めない。
アンダー30枠の二人、ワイドオープンこうちゃん、スマイリーアサシンりょうちゃんが若さ溢れるプレーで得点を重ね、この日2試合で38得点を挙げたファンダメンタル山本も好調にゴールを重ねていき、遂にセガは第3Q途中で20点差を付けられてしまう・・・・このまま敗戦してしまうのか・・・・「どうするんだよ!」「当たろうぜ!もう時間がないじゃないか!20点差付いてるんだぜ!」「よく考えろよ 持たないだろ」タイムアウト中珍しく声を荒げるセガベンチ、しかしここで一人冷静なプリンスが「このままでいいからゾーンでしっかり守ろう。
そしてミスをしないでシュートまで持っていくようにすれば必ず追いつく!」と暗示めいた指示を出したところこれが見事に当たり見る見る点差が縮まっていく・・・・怒涛の反撃で試合終了間際2点差まで追いついたセガがボールを奪い、この日5本のスリーをヒット、30得点を挙げたプリンスが残り3秒、トップオブザキーから放ったスリーは残念ながらネットを通過することが出来ず、ペンキーズがセガの脅威的な追い上げを辛くもかわして2連勝、早くも優勝候補筆頭がトップに躍り出た。対するセガはこの敗戦でまさかの開幕2連敗、王座奪還に早くも赤信号が灯ってしまった。
[ペンキーズ]
ファンダメンタル山本 25P 9R
ワイドオープンこうちゃん 14P 1AS 1R
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[セガ]
プリンス釣崎 30P(15)2R 2AS
スーパーソルジャー石川 13P 2R
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