2009.6.14 大会1日目 |
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ネオクラゲ対キングサンズ 45−52 |
キングサンズ、天敵ネオクラゲを撃破! |
苦戦が予想されたネオクラゲは第1Q、ビッグマック武藤、ヘラクレス小森の活躍で王者キングサンズを13−7とリードして終える。しかし地力に勝るキングサンズは除々に反撃開始、ゴルゴ藤木のミドル、プレシーズンゲームでの活躍が認められチーム入りを果たしたノブナガのスリーなどでじわじわ反撃、対するネオクラゲもゆうまの速攻で応戦、両者譲らず25−25の同点でハーフタイムを迎える。
今大会より採用される「アンダー30の第4Q出場不可」の新ルールにより「ほぼシニアで構成されている」チームを支える”唯一の足”エースのゆうまが第4Q出場出来ないネオクラゲは第3Q開始早々「今大会のキープレーヤー」カルロ小杉のスリーでリードを奪うも「ネオクラゲさんだけには・・・絶対に負けられません」と執念を燃やすF山本がトップオブザキーからのスリーでお返し、一進一退の攻防が続いていく・・・
そして勝負の最終Q,粘るネオクラゲは終盤まで接戦を続けるも残り2分を切ったところで疲労から守備が崩壊、スマートボーイ宮下、ノブナガにスリーを決められ万事休す、52−45でキングサンズが今まで一度も勝てなかった天敵、ネオクラゲを下し2連覇へ向けて好スタートを切った。ネオクラゲは再三逆転のチャンスがあったが「ここのところ調子を落としている」AKが好機にスリーを決められなかったことが響いた。
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オールディーズ対セガ 73−65 |
オールディーズ、貫禄の逆転勝ちで好発進! |
大会前、好調な仕上がり具合が伝えられたセガは序盤から早い攻めからスパートに成功、20−9と大きくオールディーズを引き離し第1Qを終える。しかし第2Qに入るとオールディーズも反撃開始、バイロン鈴木の速射砲、「優勝も大事ですけど・・・あいつだけには・・・」と打倒プリンスを今大会の目標に据えたキケロ武田が新必殺技”垂直一反木綿ショット”を連発、じわじわと追い上げていく・・・
後半に入るとDGの厳しい監視下に置かれ「誰も引っ掛らないからやるんじゃねえ!」と最近得意の「クロスオーバードリブルからのカットイン」を封印され本来あるべき姿である「ピュアスリーポイントシューター」に戻ったプリンスがスリーを連発、追いすがるオールディーズを引き離しにかかるもオールディーズもザ、グレート永野のゴール下、ベイビーガソル三寺のミドルで反撃、お互い一歩も譲らない戦いが続いていく・・・
しかし試合を決めたのはオールディーズの大ベテラン、BIGX西川だった。第3Q終盤から連続4本のシュートを沈め遂に逆転に成功、最後まで諦めずに追いすがるセガをスワン佐々木が確実にフリースローを沈め勝負あり、73−65でオールディーズが逆転でセガを下しまずは1勝目を挙げた。
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36ERS対ネオクラゲ 38−76 |
ネオクラゲ、ニューツインタワーが活躍、36ERSを粉砕! |
マンツーマンディフェンスを敷いてくる36ERSに対しネオクラゲはヘラクレス小森、ビッグマック武藤のツーメンゲームで徹底的にインサイドを攻撃、高さのミスマッチを突いて面白いように得点を重ねていく。対する36ERSも端正な顔立ちから知性の高さを感じさせるa.k.a”ピアノコンチェルト”佐護、ベテラン、モルフォ佐々木の連続スリーで対抗、喰らいついていく・・・
しかしネオクラゲはゆうまの速攻、SE光嶋、アンチフリーズ並木のベテランコンビのミドルジャンパーでじわじわと差を拡げていき、遂にその差は15点差に・・・しかし36ERSは諦めない。後半に入ると反撃開始、メグりんの長距離砲が連続ヒット!さらにはザ、グラジエーター河内のゴール下も決まり、得点差はまたたく間に縮まり6点差に・・・
しかしここから目を覚ましたネオクラゲはビッグマック武藤がゲームを支配、高さのあるリバウンドショット、そして得意のドライブで次々のゴールを重ね36ERS守備網を粉砕、ネオクラゲが76−38で36ERSを下し大会1勝目を挙げた。
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ブッダ対キングサンズ 42−53 |
キングサンズ、サイキックバスケに苦しむもブッダを振り切り開幕2連勝を飾る! |
前半を終えて5−30と25点差を付けられたブッダは後半に入るとDリーグ初登場、ブッダの女神、a.k.a”スジャータ陽子のミドルショットを合図に反撃開始、月村、鎗田の連続ショットなどでその差をじわじわ縮めていく・・・・
対するキングサンズは宿敵ネオクラゲを倒したことで気が抜けたのかミスを連発、「締まりのないプレーを続けるチーム」に対して業を煮やしたF山本はカンフル剤としてこちらもDリーグ初登場、カレッジプレーヤーa.k.a”ミントキャンディー”を投入、チームの活性化を図ろうとするが一度緩んだ手綱はなかなか元に戻る事が出来ず、遂に最大27点差あったリードは一桁になってしまう・・・
しかしこのチームの危機を救ったのは前回大会のMVP、ザオートマチック高橋と「1試合1試合チーム生き残りを賭けて試合に臨んでいる」ラッキーストライクてるだ。第4Q、「あと一歩だ!行け!」と波状攻撃を仕掛けてくるブッダのオフェンスを食い止め、ミドルジャンパー、そして値千金のスリーを沈めて突如不調に陥ったチームを勝利に導いた。「チームの全員がまるで催眠術を掛けられたように動きが悪くなってしまって・・昨春の悪夢が一瞬脳裏をかすめました・・・その時気づいたんです。 あ、これがスギババさんのサイキックバスケなのかと・・・肝を冷やしましたよ」とF山本。チャンピオン、キングサンズが難敵に苦しみながらも2連勝、大会連覇に向けて幸先のいいスタートを切った。
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36ERS対オールディーズ 42−76 |
MVP候補 ザ、グレート永野、オールディーズを2連勝に導く! |
試合は序盤からバイロン鈴木のミドルジャンパーを口火にオールディーズが36ERSゴールに襲い掛かる。ベイビーガソル三寺、永野のインサイド、ジョーカー山下、オンザボーダーからa.k.a変更、”サバイバル鹿野のミドルなどで得点を重ねていく・・・対する36ERSはメンバー不足に加えて「中1試合」の過密スケジュールからか身体にキレが見られずなかなかシュートが決まらない。
しかし苦しむチームを救うべくキャプテンBC増田がゴール下、そしてベースラインからのターンアラウンドシュートで奮闘、何とか食らいついて14−16の2点ビハインドで第1Qを終える。しかし第2Qに入ると36ERSのオフェンスが突如失速、シュートが全く入らなくなってしまう・・・ザ、グラジエーター河内、モルフォ佐々木のミドルジャンパーも、メグリンのロングレンジもそして奮闘していたキャプテンまでも・・・
それに対してオールディーズはチーム伝統の早い攻撃を仕掛け一気にスパート!「ここのところミドルジャンパーに磨きをかけている」チームNO、1のディフェンダー、ザ、ガードマンゆういちのミドル、BIGX西川のファストブレイクも飛び出し見る見る得点差を拡げていき終始ゲームを支配、オールディーズが76−42で36ERSを下して開幕2連勝、キングサンズと覇権を争うことになるであろう実力派チームが順調な滑り出しを見せた。ただ気になるのはかつてのスタープレーヤー、スワン佐々木の不振、この日スリー、そしてゴール下でのエアボールを連発、わずか2点に終わったかつてのMVPの凋落ぶりはキャリアハイの15点を奪った好調ザ、グレート永野の活躍でさらに浮き彫りとなってしまった。「このままじゃ・・終われませんよ」と復活を誓った「スポーツ観戦BAR プレイングスター」店長の奮起に期待しよう。
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セガ対ブッダ 51−62 |
セガ、ブッダに逆転負け、バイオコブラ中村の猛毒プレーに屈す! |
DG浅井、ロビン内山の連続スリーでいい形で試合に入ったセガが序盤から試合の主導権を握りリードを奪うが一つのプレーがゲームの流れを変えてしまう・・・ホイッスル嶋田のファール気味のプレーにDG浅井が激怒、これに応戦するホイッスル・・・この様子をベンチから笑みをうかべながら見守るスギババ。そして一言「浅井さん・・怒りの感情は決していい結果を導きださないものなのです・・・」と悟りめいたことを呟いた・・・
このプレーを境にブッダはリズムを取り戻し、セガはリードは保つものの、時間の経過とともに「見えない何か」に引きずりこまれるように「負」の方向に導かれてしまう・・・35−32と何とかリードして前半を終えたセガだがDG浅井、エクザイル江波戸がファールトラブルに陥り、さらには大会直前に負った足首の痛みが再発したSS石川・・・
チームのキープレーヤー3人がベンチに下がらざる得なくなり一気戦力ダウン、プリンス釣崎、ロビン内山、そして新戦力、ザ マシン中井が懸命に応戦するもブッダはこの試合チームハイの17点を挙げたバイオコブラ中村の猛毒ワンドリショット、ペイントゾーンで奮闘を見せた月村のリバウンドショットで着実に加点、粘るセガを振り切り62−51の鮮やかな逆転勝ちで大会初勝利を挙げた。「これがサイキックバスケです。私を信じなさい。」とスギババ。存在感を増してきたブッダが優勝戦線に名乗りを上げた。
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