2010.4.11 大会2日目 |
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一回戦 セガ対36ERS |
36ERS、暗闇のトンネルから遂に脱出、大会1勝目を挙げる!
昨日と打って変わって10名の選手が揃い戦力充実の36ERSは序盤からチャンプ二木とムエタイ高橋を中心にバランスのいいオフェンスを展開、今大会やや元気のないセガを圧倒、試合を優位に進めていく・・・
しかしセガもSS石川のフローターショット、ツーフェイス前田のゴール下などで応戦、序盤こそ大きくリードを奪われたもののじわじわ盛り返し12−15の3点差まで追いつく事に成功し第1Qを終える。第2Qに入ると36ERSはこの試合がDリーグデビューのそれぞれ個性の異なる二人のルーキー、「スピードとテクニック」が持ち味のa.k.a”バンビ”須賀森が正確なミドルジャンパー,巧みなボディバランスでデイフェンスをかわしながらの技ありのレイアップで、「パワーとハードワーク」が売り物のa.k.a”ジェロニモ”松尾が力強いドライブ、そしてリバウンドに奮闘、コミュニケーション不足からミスが続きリズムを掴めないセガを引き離しにかかり遂にその得点差は遂に12点と二桁に・・・
しかしセガもSS石川のミドルなどで何とか食い下がり前半は27−19と36ERSがリードして終える。後半に入るとセガが猛反撃を開始、「負ける訳には・・・絶対に勝ちますよ」と気合を入れなおしたプリンスのドライブ、ロビン内山のバンクショット、SS石川のフロータショットなどDリーグV3戦士の活躍で見る見るその差を縮め遂に2点差までに詰め寄る事に成功する。
騒然する場内・・・「やはり・・・セガか・・・」の声が聞こえる中傾きかけた試合の流れを呼び戻したい36ERSは期待の若手、ココナツボーイ木下を投入するとベンチの期待に応えていきなりスリーを連続ヒット!8点にリードを拡げる事に成功するも粘るセガもSS石川がQ終了と同時にブザービーターを沈め43−37の6点差まで詰め寄り最終Qに望みを託す。ー「1年半ぶりの勝利へ」ー「最多優勝を誇る古豪の意地」ー勝利への執念とプライドがぶつかり合う中始まった最終Q、36ERSは新人ムエタイ高橋の連続ゴール、G川内、BC増田のリバウンドショットで逃げ切りを狙うがセガもSS石川のミドル、SH笠原のトリッキーなムーブからのショットなどで応戦、何とか喰らいついていくもあと1本が決まらずなかなか36ERSを射程圏内に捉える事が出来ず試合時間だけが無情にも経過していく・・・
残り2分、SS石川のスリーが決まり3点差に詰め寄るも36ERSはチャンプ二木がすかさずクロスカウンタースリーを沈め勝負あり、36ERSが粘るセガを58−51で振り切り実に1年半ぶりの勝利を挙げ復活の狼煙を上げた。セガはメンバー不足、そしてサイズ不足の中よく戦ったがお家芸とも言えるスリーポイントシュートがチーム全体でたった1本しか決められなかった事が最後まで響いた。
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二回戦 ネオクラゲ対キングサンズ |
キングサンズ、土壇場でネオを大逆転、開幕2連勝を飾る!」
「絶対に負けられない戦いがそこにはある。」 テレビ朝日のサッカー日本代表オリジナルキャッチフレーズではないがここ数年常に熾烈な優勝争いに加わり続けている両チームはこの試合の重要性をー「覇権を奪還する為には負ける訳にはいかない」−「この試合での敗北は優勝への可能性を大きく後退させてしまう」事を十二分に認識している・・・いつの時代になってもボストンセルティックスにとってLAレイカーズ戦が他のチームとの試合とは違う特別な試合であり続けるようにネオクラゲにとってキングサンズとの試合はーそしてキングサンズにとってもネオクラゲとの試合はいつも「特別な試合」なのだ・・・
意地とプライドー歓声と静寂ー永遠に残るであろう激闘の記憶とHP、そして真実を語り続ける嘘偽りない写真の数々・・・そんな想いが交錯する中始まった試合は予想に違わぬ激戦となった。試合開始早々、ネオクラゲのBS三野宮が右コーナーからミドルジャンパーをヒット!さらに切れ味鋭いドライブでファールを誘いフリースローをゲット、これを確実に沈め4−0とリードを奪うもキングサンズもダイナマイトキッド岩井の力強いゴール下、ゴルゴ藤木のミドルジャンパーで応戦、一進一退の攻防が続いていく・・・
しかしここでネオクラゲはBS三野宮のカットイン、続いてAKが連続でスリーをヒット!12−4と大きくリードを奪いネオクラゲが優位に試合を進めていく・・・しかしここからキングサンズが猛反撃、カルロ小杉のマークに苦しんでいたF山本が一瞬の虚を突きトップオブザキーからロングレンジスリーを叩き込みさらには好調ゴルゴ藤木のミドルジャンパーなどで瞬く間に追いつき第1Qは12−12のイーブンで終える。しかし第2Qに試合は大きく動く。
膝の故障が癒えたコンダクター冨坂がコートに入るとリズムがよくなったネオクラゲはベースラインからゴール下に切れ込んだBS三野宮のアシストパスをDICE-Kが連続で沈めリードを奪うとヘラクレス小森のミドルジャンパー、C冨坂の巧妙なショットなどで畳み掛け、さらにはリバウンドをヤオチンが取り捲りキングサンズを攻守に圧倒、そしてこのQ残り3分、”「永遠の伏兵」”カルロ小杉の右手から放たれたロングレンジスリーがネットを通過した時、その得点差は遂に二桁に・・・しかし負ける訳にいかないキングサンズはF山本、ゴルゴ藤木がネオクラゲの執拗なマークで苦しむ中、前回大会で数々のBIGSHOTを沈めブレイクしたa.k.a ”RPG”(ロシア製の対戦車ロケットランチャー)ノブナガがコートに登場するやいなやスリーをヒット!さらにはダイナマイトキッドのゴール下、イチローのナチュラルバンクショットなどで追撃、このQを21−30と何とか一桁差まで追いつきハーフタイムを迎える。
後半に入るとキングサンズは好調ゴルゴ藤木がインサイド、そしてミドルジャンパーを立て続けに沈め反撃開始、さらにはダイナマイトキッドのせんと君フックで「慣れないマンマーク」での疲れからかディフェンスが甘くなってきたインサイドを攻めひたひたと静かな足音を立てながらネオクラゲの背中を追い続ける・・・ネオクラゲもBS三野宮のドライブで応戦するもののQ終了間際F山本がスリーを沈め遂に37−34と3点差に詰め寄る事に成功する・・・
勝負の最終Q、ネオクラゲがヤオチンのリバウンドからのアクロバットショット、C冨坂のトミーミギフィンガーで引き離しに掛かるもキングサンズはゴルゴ藤木が獅子奮迅の奮闘を見せ追撃、喰らいついていく・・・残り2分を切っても両者「入れられたら入れ返す」激しい攻防が続くも残り10秒で50−48でネオクラゲが2点リード、「このまま逃げ切りか・・・」と思われたがキングサンズ最後のオフェンスでF山本が右45度付近からややバランスを崩しながらロングレンジスリーを放つ・・・カルロ小杉をかわして放たれた「キングサンズ全員の想いを乗せた」ラストショットは高い放物線を描いて見事ネットをくぐり土壇場で大逆転!キングサンズが土俵際でネオクラゲをうっちゃり51−50で大会2勝目を挙げ覇権奪回への狼煙を上げた。
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三回戦 ブッダ対オールディーズ |
ブッダ屈辱の記録的大敗を喫す、次回大会からはnewclub Bにチーム名変更か?
開始早々オールディーズはリーグ最年長のBIG X西川がAND1プレーそして得意のゴール下、今大会絶好調のベイビーガソル三寺の連続ミドルなどで早くも試合の主導権を握る事に成功する。対するブッダはターザン押切とミンスク梅津が絶妙のコンビネーションプレーで応戦するもののオールディーズの圧力に押されなかなか試合のリズムを掴むことが出来ない・・・
第2Qに入ると「ややインサイドを意識して攻めた感のある」第1Qとは打って変わってスピードUP、MP遠藤に牽引されたチームは早いリズムでのオフェンスを展開、MP遠藤自らの速攻、スワン佐々木の「さよならプレイングスターショット」、キケロ武田の新技、「風船一旦木綿ダブルクラッチショット」などでその差をさらに拡げていく・・・対するブッダも反撃開始、バラクーダ月村のゴール下で奮闘、イッコー鑓田も得意のどんだけショット、さらにはMP遠藤から綺麗にスティールを決めて得点に繋げる事に成功、場内からはこの見事なプレーに大歓声が沸き起こる・・・
しかしこのプレーがMP遠藤の心の導火線に火をつけてしまうことになる・・・43−21とダブルスコア以上の点差となり「緊張感のない試合展開になるのでは?・・・」と思われた後半、MP遠藤がイッコー鑓田にスティールされた屈辱をプレーに転化、厳しいディフェンスからボールを奪うとチームメイトに素晴らしいアシストパスを繰り出し自らもレイアップを沈め、ミドル、そしてスリーを射抜きこのQだけで18得点と縦横無尽の活躍を披露、さらにリードを拡げる・・・
最終Q、ブッダもミンスク梅津のゴール下、ターザン押切のジャングルドライブで応戦するも時既に遅く98−33とオールディーズがリーグ最多得点記録及びリーグ最多得点差記録を更新する圧勝劇でブッダを粉砕、大会2勝目を挙げた。これまでオールディーズとの相性がよく期待されたブッダであるがイッコー鑓田とスナック佐藤の舌禍事件、チームを統率するスッダ杉岡の謎の欠場が影響したのか「チームでのまとまりを欠いて」自滅、屈辱的な敗戦を喫した。次戦からの奮起を期待したい。
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四回戦 36ERS対ネオクラゲ |
ネオクラゲ、DICE-Kの活躍により36ERSを圧倒、大会2勝目を挙げる!
今日の第2試合でのキングサンズ戦において試合終了間際のF山本の劇的なスリーによって「ほぼ手中に収めていた勝利」を一瞬にして失ってしまったネオクラゲであるがそこはシニア世代が多く在籍する「百戦錬磨」の兵揃い、ショッキングな敗戦からの「精神的ショック」を引きずる事なく気持ちを切り替えて試合に臨み今大会好調のヘラクレス小森、DICE-Kにボールを集めインサイドで確実に得点、さらにはカルロ小杉のミドルジャンパーでリードを奪い序盤から試合の主導権を握る。
ネオクラゲとは対照的に第1試合で古豪セガから見事1年半ぶりの勝利を飾り意気上がる36ERSもムエタイ高橋の連続スリー、チャンプ二木のミドルなどで反撃するも今一つシュートが決まらず第1Qは16−9とネオクラゲが優位に試合を進めていく。
第2Qに入るとネオクラゲのオフェンス力が爆発!”インサイド”でDICE-Kが粘り強いリバウンドからのゴール下と左ベースラインから華麗なターンアラウンドミドルジャンパーを決めれば”スラッシャー”のBS三野宮がスピード溢れるドライブイン、「以前より精度を増した」ミドルジャンパーをヒット!さらには”アウトサイド”でAKが3本のスリーと「打った本人も、そして敵も味方も予想出来ない」”ナックルスリー”アシストパスで一気にスパート!BC増田がノーマークのゴール下を連続で外し味方からのブーイングを浴びるなど波に乗れない36ERSを一気に引き離し35−17と大きくリードを奪いハーフタイムを迎える。何とか攻勢を掛けたい36ERSは後半開始早々、チャンプ二木のスリー、BC増田のゴール下などで追いすがるもののミスが多くリズムに乗ることが出来ず逆にそのミスをネオクラゲに突かれベテランSE光嶋のいぶし銀のインサイドプレーを決められてしまい得点差はさらに拡がっていく・・・
大差を付けられてしまった最終Q、意地を見せたい36ERSはチーム全員でデイフェンスに集中、「やや気の抜けた」感のあるネオクラゲから次から次へとボールをスティール、パス回しもよくなり10連続得点!さらにはDH蟹江、ジェロニモ松尾のミドルもヒット!ネオクラゲを完全に圧倒していく・・・「最初からこれくらいのプレーを見せていれば・・・」との声が聞こえる中、このQを通じて厳しいディフェンスと流れるようなパスワークからの見事なオフェンスを展開、まるで「チャンピオンチーム」のような力強いプレーを披露したものの時既に遅くタイムアップ、ネオクラゲが36ERSを70−40と圧勝、大会2勝目を挙げた。敗れた36ERSは最終Qになってようやく本来チームが持っている潜在能力を示したものの前半の「イージーシュート、パスミス・・・などチーム全体での集中力の欠如」そして「新人が多くダブルヘッダーを勝ち抜く戦い方の経験不足」が響いて1勝2敗と黒星先行となった。
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五回戦 ブッダ対セガ |
ミンスク梅津、圧巻の20リバウンドでセガのペイントゾーンを制圧!
試合開始早々、ブッダはバラクーダ月村が意表を突くシングルアクションスリー、得意のバラクーダドライブでスタートダッシュに成功、さらにはミンスク梅津と共にサイズがないセガのインサイドを圧倒、リードを拡げていく・・・対するセガは闘将DGのミドル、ツーフェイス前田のフラワーショット、ロビン内山のアンバランスドライブなどで応戦、ベテランプレーヤー達の頑張りで何とか喰らいついていく・・・土日連日開催、そして今日はダブルヘッダー・・・
「日本国内のJBL、BJリーグは勿論、世界的なプロフェッショナルリーグであるNBA、そしてユーロリーグを越える」過酷なスケジュールで開催された3試合目とあって両チーム共に選手の身体にキレがなくファーストシュートがなかなか決まらない状況が続いていく・・・このような試合展開で効いてくるのはやはりディフェンスとリバウンド・・・
決して派手さや上手さがあるとは言えないが「必死にリバウンドを競い」「ルーズボールを追いかけ」「ゴール下で身体を張る」ミンスク梅津の「数値では表す事が出来ない」献身的なプレーがブッダのプレーヤ―達に「信頼」と「絆」を植え付けオフェンスのリズムを作り出していく・・・ミンスク梅津が繋げたボールをこの日絶好調のバラクーダ月村が4本連続でゴールを決めてインサイドを制圧、さらにはアウトサイドからは今大会飛躍的に成長を遂げた”ハイパー”ターザン押切が連続でジャングルスリーを叩き込みじわじわと得点差を拡げていく・・・
しかし負ける訳にはいかないセガもエースSS石川にボールを集め反撃開始、チームの期待に応えて得意のフロータ―ショット、ミドルジャンパー、そして速攻と獅子奮迅の活躍で一時2点差まで詰め寄るものの前半は32−22とブッダがセガから10点のリード奪って折り返す。 後半開始早々、「ブッダに傾いている試合の流れを変えたい」セガは”セクシーキャットウーマン”のんを投入、試合のリズムを手繰り寄せるととSS石川がスリー、そしてミドルを連続ヒット!
5点差まで詰め寄るものの「まえだあー!」「そこパスだろう!」「何で!」”コートの鬼軍曹”DG浅井の激しい檄も虚しく空回り「過酷な日程、人数不足、そして年齢・・・疲労から集中力を欠いてしまった」セガのディフェンスは崩壊、ミンスク梅津とバラクーダ月村のインサイドプレーを、アウトサイドからのハイパーターザン押切とデール江花の波状攻撃を止めることが出来ず得点差はまた開いていってしまう・・・
50−33と絶望的な17点差をつけられて始まった最終Q、”「最後まで絶対諦めない」セガイズムの権化”DG浅井自ら「続け!」とばかりにディフェンダーを蹴散らしワイルドドライブを決めれば白兵戦に強いロビン内山、そしてザ、マシン中井が得意のミドルジャンパーを沈めてこれに続き得点を重ねていくも反撃もここまで、”Dリーグの新興国”ブッダが”かつての覇権国家”セガを65−49で下し大会初勝利を挙げた。対するセガは奮闘虚しくこれで3連敗、次週での巻き返しに期待したい。
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六回戦 オールディーズ対キングサンズ |
オールディーズ、キングサンズとの全勝対決に圧勝、開幕3連勝を飾る!
「ここ平和島公園の桜の見頃も今日まで・・・多分来週までは持たないだろうなあ・・・ああ 忘れもしないあの屈辱の試合からもう4カ月も・・・早いものですね・・・でも僕達キングサンズはこの日を待っていたんです。王者オールディーズと戦える日をね・・・遠藤君、バイロン、そしてベイビーガソル・・・このBIG3は勿論だけどたけちゃんや西川さんにも警戒が必要・・・でも十分勝算はありますよ・・・既に勝利へのシナリオは出来あがっているんで・・・まあ見てて下さい」第2試合でネオクラゲを破り2連勝、覇権奪回を目指すキングサンズのキャプテン、F山本はいつものように落ち着いた口調ながら自信に満ちた言葉でこれから始まるオールディーズ戦に懸ける熱い想いを語る。
しかし試合はミスターパーフェクト遠藤が繰り出すパスからハードワーク浅田が3本連続でオープンショットを確実に沈めスタート、続いてMP遠藤自らスリーを連発、F山本の想いとは裏腹にオールディーズが試合開始から主導権を握る・・・
「前回の対戦では最初から大差を付けられチーム全体のモチベーションを早い段階で切られてしまったので・・・何とか離されずについていこうと思っていました・・・」と試合後にF山本が語ったようにキングサンズはダイナマイトキッドのゴール下、スマートボーイ宮下、F山本の連続スリーで応戦、さらには第2Qに入るとピンクアイバーソンを早くも投入、「早い時間帯で同点に追い付いておきたい」チームの期待に応えてピンキーがスリーをヒット!
これにゴルゴが力強いインサイドプレー、F山本がロングレンジショットで繋ぎ喰らいついていくが「チーム戦術の肝の二人」ラッキーストライクてる、そしてオートマチック高橋がワイドオープンショットを決める事が出来ずあと一歩のところでオールディーズを捉える事が出来ない・・・
時折顔を見せてしまう悪い癖「雑なプレー」が続きリズムを失いかけていたオールデイーズだがハードワーク浅田のスティールをキケロ武田が一反木綿シュートに繋げて試合の流れを呼び戻すとMP遠藤のパワープレー、ハードワーク浅田、ベイビーガソル三寺の連続ミドル、そしてー1985年4月17日ー阪神甲子園球場における対巨人戦でのバース 掛布 岡田のバックスクリーン3連発を彷彿させるスワン佐々木 ベイビーガソル三寺 そしてミスターパーフェクト遠藤のスリーが3連続で突き刺さり一気に得点差が拡がり遂に45−25の20点差に・・・
後半に入り厳しい状況を何とか打破したいキングサンズはチーム本来のオフェンスの形ー「F山本のパスワークから造り出されたオープンショットを確実に沈めていく」ーが機能しない中、ワンオンワンに強いゴルゴ藤木がゴール下、そして執念のスリーをねじ込み奮闘、何とか繋げていくがあとが続かない・・・そして最終Q,キングサンズは二人の女性プレーヤーを投入、ピンクアイバーソンとミントキャンディーが短いプレータイムにも係わらず抜群の集中力で素晴らしいプレーを披露、ピンキーはスリーに加えてディフェンスをかわしてインサイドでも得点を挙げ、リーグ戦3試合目にして初出場したミントキャンディーはファーストタッチでスリーを決めて見せたものの残念ながら及ばずチーム全体で12本のスリーを炸裂させたオールディーズが80−54とキングサンズを返り討ち、開幕3連勝を飾り連覇に大きく近づいた。対するキングサンズはチーム一丸となって王者に挑むもリベンジを果たせず平和島公園の桜と時を重ねながら音を立てる事なく静かに散った。
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