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2013.11.3 大会1日目
 
第1試合 セガ対ネオクラゲ 62−45
今大会のオープニングゲームの栄誉を務めるのは共にリーグ創成期から覇権争いを続けてきた”オリジナル2”セガ対ネオクラゲの古豪同士の対戦となった。前回大会で準優勝を飾り今大会の優勝候補の一つに挙げられ自力に勝るセガはいきなり闘将DG浅井がチームに気合を注入するようなミドルジャンパーで先制、さらにはマスターピースゆうたのスリー、マイティマウス愛宕のミドルジャンパーをお膳立てしてチームのオフェンスをクリエイト、またチームもこの大ベテランの奮闘に触発されたのか、タイトなマンツーマンディフェンスでネオクラゲを苦しめミスを誘発、早くも主導権を握り試合を優位に進めていく・・・対するネオクラゲは”シャワーフリーク”からa.k.a降格となったベテラン、青大将武藤の豪快なドライブやBS三野宮がペイントゾーンにアタックを敢行、ボーナススロー獲得して何とか応戦するがセガ伝統の厳しいマンマークに苦しみ思うように得点が挙げられない苦しい立ち上がりとなり逆にインサイドを蹂躙するマイティマウス愛宕、スピードのあるドライブでペイントゾーンを切り裂くマスターピースゆうた、そしてアウトサイドから高確率にシュートを決めてくるセクシーキャットウーマンのんのセガのバランスのいい波状攻撃に晒されセガに8−16と大きくリードを奪われ第1Qを終える。

何とか反撃の糸口を掴みたいネオクラゲはスピーディーロダンゆうまがスティールからイージーレイアップに持ち込みさらにはDICE-K、カルロ小杉もリバウンドに奮闘、リズムを掴み始めるもオープンショットやゴール下でのリバウンドショットが決められず、その焦りが個々の視野を狭くしシュートセレクションにも悪影響を与えてタフショットが目立つようになり得点が伸びていかない・・・対するセガは相変わらずマスターピースゆうた、マイティマウス愛宕のワンツーパンチが絶好調、速攻やミドルジャンパー、インサイドのパワープレーで得点を伸ばしさらには途中出場したコニーあやが鮮やかなレイアップを捻じ込み残り3分を切って25−12とさらにリードを拡げていく・・・

これ以上離されたくないネオクラゲは残り3分、執拗なマークに苦しんでいたAKが一瞬の隙を突いてロングレンジをヒット!さらには青大将武藤のボーナスプレー、スピーディーロダンゆうまのミドルジャンパーなどで反撃、遠く離れたセガの背中を追いかけるも今一つ連携プレイに欠けて連続得点が決まらず試合の流れが掴めない・・・するとセガは怪我から復帰を果たしたボーンファイター西川を投入、持ち前のリバウンドとタイトなディフェンスでチャンスを創出、これをDG浅井とマイティマウス愛宕のコンビプレー、マスターピースゆうたの速攻に繋げてさらにリードを拡げる事に成功、セガが31-18とネオクラゲに13点の差を付けて前半を終える。

第3Q開始直後、DG浅井がロングレンジを射抜いてその差を16点に拡げ「これはセガが圧勝か・・・」と誰もが思いはじめたまさにこの瞬間、ネオクラゲの逆襲が始まった。 今一つリズムが造れず閉塞感が漂っていたオフェンスの打開策としてベテラン、SE光嶋をPGに据えるとオフェンスのリズムが変わりはじめ「”個”ではなく”チーム”で崩すメッセージが込められたパス」から青大将武藤のターンアラウンドジャンパー、ピンクパンサーじゅえりのロングレンジが連続で決まると続けとばかりにスピーディーロダンゆうまのミドルジャンパーやBS三野宮のAND1プレーが決まり「前半飛ばしたツケが回り明らかに疲れが見え 足が止まった」セガを一気に追撃、これまで圧倒されていたリバウンドもDICE-Kが、青大将武藤が、そして途中出場のアロンゾ河原が身体を張って奮闘、セカンドチャンスに繋げるとDICE-K、アロンゾ河原が連続得点、遂に36-39の3点差まで詰め寄ることに成功すると場内からは大歓声が沸き起こる・・・

3点差で始まった勝負の最終Q、「完全にネオクラゲペース」となった試合の流れを断ち切ったのはマスターピースゆうた、開始早々左ウィング後方からロングレンジを一閃、さらにはマークに着くディフェンダーを者ともしない豪快なドライブで得点差を拡げ試合の流れを再びセガに呼び戻すことに成功、再び得点差を拡げこのまま逃げ切るか・・・と思われたがネオクラゲも諦める事無くすぐさま反撃、試合開始直後からアグレシップなプレーを見せているベテランセンター、青大将武藤がオフェンスリバウンドに奮闘して連続で相手ファールを誘発、ボーナススローを確実に沈めると続いてBS三野宮との息の合ったコンビプレーも決まり追撃を開始、するとセガは51歳ながらチームのダイナモとして攻守に躍動してきたDG浅井が痛恨の5ファールで退場、ひたひたと迫りくるネオクラゲの影と相まってチームには突然暗雲が立ち込め試合の流れはまたしても追いかけるネオクラゲに傾き「逆転は時間の問題か・・・」と思われたが残り3分、「如何なる状況に追い込まれようと最後まで絶対に諦めない」”セガバスケット魂がここで点火、この試合縦横無尽の大活躍を見せるマスターピースゆうたがチームに勇気をもたらす連続ゴールで試合の流れを再び引き戻すとここからコニーあやとツーフェイス前田のコンビプレー、セクシーキャットウーマンのんのベースラインジャンパーで連続得点に成功、再び得点差を二桁に拡げると最後はツーフェイス前田がネオクラゲに引導を渡すフラワーショットを連続で決めて勝負あり、セガが粘るネオクラゲを終了間際の怒涛の攻撃で一気に差を拡げて62-45で快勝、幸先の良いスタートを切った。敗れたネオクラゲは春季大会で活躍を見せたチームのセンターラインを構築するPGを務める”ハードゲイ”HG小田川と若きセンター、マーモセットしゅんのキープレーヤーの欠場が響いて敗戦、第2戦以降の巻き返しに期待したい。

 
第2試合 ブッダ対ファイブファールズ 39−51
春季大会前半戦ではこれまで歯が立たなかった上位チームを撃破、”春の嵐”を巻き起こしネオクラゲと共に前半戦の主役を演じたブッダとそれとは逆に開幕から前回5位のセガ、そして最下位だった今日の対戦相手ブッダに相次いで敗戦、リーグを席巻した「下克上」という名の反転する激しい潮に飲み込まれてしまい早々と優勝争いから脱落、またしても悲願の初優勝を逃してしまったファイブファールズとの試合はマイクロビーンズ遠藤が右エルボー付近から綺麗にミドルジャンパーを射抜いてファイブファールズが幸先よく先制、さらにはボードマスターまっきー、ハリウッド雄介がリバウンドで奮闘し繋いだボールをスーパーボールあきら、そしてマイクロビーンズ遠藤が素早いパスワークでオフェンスをクリエイトするも大会初戦の独特の緊張感、そして前回大会での敗北・・・攻撃に慎重になりすぎているのかアウトサイド、インサイド共にシュートの精度に欠けてなかなか得点を伸ばしていくことが出来ない・・・ するとブッダはイッコー槍田のリバウンドショットで初得点を挙げると若きエース、ファイナルアンサーりょうが左から切れ味鋭いドライビングレイアップを敢行しファールを誘発、ボーナススローをきっちり2本沈めて逆転に成功するとスムース和田がゴール下に続いて連続でドライビングレイアップを ーファイナルアンサーりょうのようなスピードはないが緩急をつけたステップでディフェンダーを翻弄する,言わば”大人のドライブ”ーを捻じ込み10-5とリードを拡げていく・・・なんとか喰らい付いていきたいファイブファールズだが再三再四創出する得点機会を逃しワイドオープンショットを決められない状態がバッドパス、エアボール、そしてイージーシュートを入れ損なう・・・”負の連鎖反応”を招いてしまい自分達のリズムを見失いダンディカズのリバウンドショットやルンバ北川のレイアップなどで何とか繋いでいくもブッダはフォワードポジションながらチームのオフェンスを組み立てる役割をも担う”ポイントフォワード”スムース和田が絶好調、バター梅津に鮮やかなパスで得点機会を創出、さらに得点差を拡げていこうとするが残り2分を切ったところでファイブファールズは試合のリズムを変えるべくトリックスターだいごを投入、すると小柄な司令塔はペイントゾーンの楔になっているダイナマイトキッドあつしへ送られたボールはブッダディフェンスが収縮した隙をついて完璧なタイミングで走りこんできたダンディカズに渡りチームに息吹を吹き込む見事なコンビプレーで得点、反撃の糸口を掴みかけたと思われたが先程見事なプレーを見せたトリックスターだいご、ダンディカズが相次いでミスを犯してしまうとまたしても試合の流れはブッダに傾くと「意表を突くシングルアクションショット」を封印、自らの仕事であるリバウンドに集中しているバラクーダ月村がブザービーターでゴール下を捻じ込み16-9とブッダがファイブファールズから7点にリードの奪い第1Qを終える。

早い時間で追いついておきたいファイブファールズは第2Qに入るとプレッシャーを強めたディフェンスからブッダのミスを誘発しリズムを掴むとトリックスターだいごがシフトアップ、持ち味であるリズムカルなドリブルとデイフェンダーの僅かな隙をつく鋭いパスでアップテンポなオフェンスを展開、スーパーボールあきら、ダンディカズの連続得点を演出し瞬く間に16-13と3点差まで詰寄ることに成功、試合の流れはファイブファールズに傾き一気に逆転・・・と思われたがここでブッダはキャプテン、バター梅津がトップオブザキーから ーこれはフロッグやまぐれではなく常日頃、この位置からシュート練習している彼の地道な努力の賜物だ ー禁断のバタースリーを射抜いて応戦、再び得点差を19-13の6点差に拡げることに成功する。しかし残り4分過ぎファイブファールズは試合開始から当りがきていなかったダンディカズの長距離砲がようやく火を吹き連続でヒット!一気に同点に追いつきファイブファールズベンチからは大歓声が沸き起こる・・・しかし負ける訳にはいかないブッダでディフェンスで奮闘、ピエロ西村、バラクーダ月村が身体を張ってリバウンドに奮闘、その後はファイブファールズの猛攻をダイナマイトキッドあつしのリバウンドショット1本に押さえ両者譲らず21−21の同点でハーフタイムを迎える。

後半に入るとファイブファールズはメンバー不足から6人で戦うことを強いられ「明らかに疲労の色が出始めた」ブッダのインサイドをハリウッド雄介、ボードマスターまっきー、ベンチメンバーのルンバ北山、ブラックタイガー山川がオフェンスリバウンドに飛び込みルーズボールに素早く反応、さらにはリーグ初登場のスリムな身体でコートを滑空するa.k.a”グライダー”蓮見がボールを繋いでオフェンス機会を創出するとハリウッド雄介、ダイナマイトキッドあつしのゴール下、ダンディカズのロングレンジ、さらにはトリックスターだいごのドライビングレイアップとチームの誇るタレント達がようやく本領を発揮、じわじわとブッダとの差を拡げていくがブッダはアンダー30ルールの下、第3Qまでしかプレーが出来ないファイナルアンサーりょうが前回大会同様 −圧倒的な力をこのQに 発揮する彼は近い将来”mr,3rdquarter”と呼ばれるかもしれないー 自らの出場が叶わない最終QのプレイタイムをこのQに凝縮するかのようにゲームを支配、ベースラインからのロングレンジ、ディフェンダーのブロックをかわすフローターショット、閃光の如くペイントゾーンを切り裂くドライブ、そしてピエロ西村の左エルボー付近からのミドルジャンパーを生み出すアシストパスと全ての得点に絡む大活躍でブッダオフェンスを牽引、そして最後はコートへの別れを惜しむようにブザービーターでドライビングレイアップを捻じ込み33−35とファイブファールズに2点差まで詰寄り第3Qを終える。

勝負の最終Q,開始早々ダイナマイトキッドあつしのリバウンドショットとトリックスターだいごの鮮やかなフローターレイアップでファイブファールズに得点差を6に拡げられ何とか喰らい付いていきたいブッダは焦りからかこの大事な時間帯にミス、そしてバットパスを連発、さらにはその悪い流れが身体を張ってゴール下で奮闘、フリースローレーンに立ったチームの大黒柱であるバター梅津にも感染、「何としても入れておきたかった」フリースローを連続で失敗、するとファイブファールズはダイナマイトキッドあつしのキックアウトパスからマイクロビーンズ遠藤が「ブッダの心を折るには十分な」この日2本目となるロングレンジを射抜いて33−42とその差を一気に拡げることに成功、さらには止めを刺すべく3Pスペシャリストのイエローマスタード菅野をここで投入、一気に試合を決めに掛るが彼だけにデザインされたイエローフォーメーションから2回の攻撃機会をセットアップするも独特のフォームから放たれた高い放物線を描いたシュートはいずれもリングに嫌われ不発、得点差をさらに拡げるには至らず試合はいよいよクライマックスの時を迎える・・・

残り時間が僅かとなっても、若きエースがコートに立つ事が出来なくても前回大会でチームとして格段のステップアップを計りチームとして驚くべき成長を遂げたブッダは苦境に追い込まれても簡単に試合を投げ出したりはしない。 残り時間4分、バラクーダ月村が難しい体勢からリバウンドショットを捻じ込みイッコー槍田もフローターショットで続き37−42と5点差まで詰寄り最後まで粘りを見せるも残り2分を切ったところでピエロ西村が集中力を失ったのか痛恨の連続ファールを犯し退場、4名でのプレーを余儀なくされて万事休す、ファイブファールズが数的有利を活かし着実に得点を重ね粘ばるブッダを終盤突き放し51−39で快勝、春季大会での雪辱を果たすとともに幸先の良いスタートを切った。対するブッダはファイブファールズの拙攻に乗じて終盤まで僅差の戦いを繰り広げるも第4Qの勝負所で肉体的、そして精神的なスタミナが切れてしまい失速し敗戦、次戦からの奮起に期待したい。

 
第3試合 キングサンズ対オールディーズ 54−71
ゴルゴ藤樹、ハイタワー西野というチームに欠かせないコアメンバーが欠場、戦前不利が伝えられたキングサンズはチームのリーディングスコアラー、ベースラインマスターだいきが左ウイング付近からフェイドアウェイ気味にミドルジャンパーを射抜いて先制すると続けさまに高橋水芭蕉がロングレンジを射抜いたかと思われたがこれは僅かにラインを踏んでいるとのジャッジで残念ながら2ポイントに修正となったが4−0とキングサンズが幸先のいいスタートを切りさらには苦戦が予想されたリバウンドでも奮闘、序盤はキングサンズペースで試合は進んでいく・・・

しかし2分が経過し”アイドリング”を終えた絶対王者がじわじわと反撃を開始、大会直前33歳ながら四十肩を発症、出場が不安視されていたキャノンボールしんが苦悶の表情を浮かべながらも果敢にインサイドにアタック、チームに初得点を齎すと続いてエース、ミスターパーフェクト遠藤が大きく2歩目の進行方向を変えてディフェンダーをかわすNBA マイアミヒートのオールスタープレーヤー、ドウェインウェイドのsignature move、”ウェイドステップ”ばりのステップからレイアップを決めて会場を沸かせると続け様に持ち味である速いオフェンスを展開、ベイビーガソル三寺からの巧妙なアシストパスをペイントゾーンのマイスター、BIGX西川が難なく沈めリードを奪うと再びキャノンボールしんがドリブルで攻め上がり前方に走りこんでいたラムジー武田に送りイージーレイアップをクリエイト、さらには好調バイロン鈴木が小気味良いステップからクイックリリースジャンパーを右サイドから射抜いて9−6と逆転に成功、このまま「一気にスパートをかけるのか」を思われたが気の緩みからかイージーシュートを相次いで落としてしまうと試合の流れは再びキングサンズに・・・

残り4分、スノーマンてるのリバウンドショット、RPGノブナガのボーナススローで繋ぐとスマートボーイ宮下、ベースラインマスターだいき、そしてRPGノブナガを絡めたコンビプレーで連続得点、さらにはこの日、自ら「今日は自分で得点を奪いに行きます」と宣言、ナチュラルポジションのPGではなくFWでプレーするもオールディーズの執拗なディフェンス、そして不慣れな位置からの攻撃でやや正確性に欠けるのも災いしてかここまで無得点に終わっていたF山本もベースライン際からミドルジャンパーをようやく射抜き再び逆転に成功、第1Qはキングサンズが14−13と僅かながらオールディーズからリードを奪い終了する。

第2Qに入るとここ2年、タイプこそ違うものの同じポジションでプレーするベースラインマスターだいきの加入により押し出されるようにスターターの座を明け渡し「やや存在感を失いつつあった」RPG ノブナガがステップアップ、開始早々ドリブルでオールディーズ陣内に進入、ディフェンダーのピックが遅れた隙を突いて思い切りよくスリーをヒットさらにはスティールからドライビングレイアップ、切れ味鋭いミドルジャンパーで連続得点に成功、インサイドでパワープレーを再三仕掛けるものの苦戦が続き思うように得点が挙げられないF山本に代わりキングサンズのオフェンスを牽引、リードを拡げていく・・・

オフェンスが停滞していたオールディーズはリザーブメンバーとして第1Q終盤から出場していたスワン佐々木、ピースメーカー石渡のチーム生え抜きのベテランメンバーがリバウンドに奮闘、身体を張ってチームにボールとチャンスを齎し始めると「大会前から好調ぶりが伝えられていた」バイロン鈴木が伝家の宝刀、「蒲南茶荘クールショット」を4本連続でヒットし19-21と瞬く間に逆転に成功、さらにはベイビーガソル三寺のゴール下やスワン佐々木の連続ゴールで突き放しに掛かるがキングサンズも負けじとスマートボーイ宮下がドライブからディフェンダーのブロックを巧妙にかわすフローターショット、”ZONE”に入りつつあるRPGノブナガのミドルジャンパーで応酬、25−25と両者譲らず互角の試合展開が続いていく・・・

しかし残り2分を切るとオールディーズがミスターパーフェクト遠藤を起点に総攻撃を開始、バイロン鈴木のミドルジャンパーに続いて「まるでアメリカンフットボールのワイドレシーバー」のように敵陣にいち早く駆け上がりディフェンダーの僅かな隙や油断を突いて少々乱れたパスであろうともキャッチし得点を挙げてくるラムジー武田に見事なタッチダウンパスを送球、さらには素早いボールさばきから連続で速攻を演出し0−10のランに成功、一気にキングサンズを突き放し35−25の10点のリードを奪いハーフタイムを迎える。

後半に入り早い時間帯で追いつきたいキングサンズは当りのこないF山本、そしてベースラインマスターだいきに代わりチームのオフェンスの核となったRPGノブナガがステップバックミドルジャンパーに続いて右ウイング付近からミドルジャンパーをヒット!得点差を縮めることに成功、追撃体勢に入ったと思われたがこの大事な場面でチームはバットパスとロストボールで自らの手でチャンスを手放してしまうとここでオールディーズはつけ入る隙を見逃さず「傷口に塩をすり込むような」ベイビーガソル三寺のロングレンジ、そしてBIGX西川のゴール下で応酬、ベテランメンバーのカウンターショットで再び二桁に得点差を拡げ「安全圏内」に入ったと思われたのだがオールディーズと同じく”チャンピオンプライド”をチームに宿すキングサンズは決して試合を途中で投げ出したりはしない。

半平太、枯法師・・・新たなる和風a.k.a拝命が噂される中、この試合いい働きを見せている高橋水芭蕉が綺麗なシュートフォームからベースラインジャンパーを射抜くと続けさまにペイントゾーンに切れ込み豪快なドライビングレイアップを沈めると場内からは大歓声が沸き起こり再び試合の流れはキングサンズに傾きスマートボーイ宮下がフローターで、そして当りが来なかったベースラインマスターだいきがミドルジャンパーをヒットし37−43と再び6点差まで接近、オールディーズを射程圏内に捉え「あと一歩、あと一本」に迫るもののこのQ開始直後の追撃場面同様、バッドパスでチャンスの目を潰してしまうとリーグ最強の師弟コンビ、ミスターパーフェクト遠藤、そしてバイロン鈴木が早い展開から代わる代わるにスコアされ再び得点差を38−51と13点差までに拡げられてしまい試合はいよいよ最終Qへ・・・

勝負の執念を見せるキングサンズはこの試合なかなかFGを挙げられず苦悶が続く”永遠の負けず嫌い”F山本がチームメイトにボールを要求、インサイドでのパワープレーを敢行しボーナススローを獲得、何とか食い下がるがタイトなディフェンス、怪我、不慣れなポジション、疲労そして齢43という現実・・・何度かインサイドでデイフェンスをかわしクリアバスケットを入れるばかりの体勢までは持ち込むものの肝心なフィニッシュを連続でミス、得点機会を逸してしまうとオールディーズはここが勝負の決め所とみて一気に畳み掛ける「アフターバーナーオフェンス」を展開、ピースメーカー石渡がスノーマンてるのシュートを綺麗にブロックするとここからキャノンボールしん、スワン佐々木、バイロン鈴木、そしてミスターパーフェクト遠藤がコートを蹂躙、代わる代わる得点を決めて39−61と瞬く間に得点差を拡げると残り5分でヴィーナス野崎を投入、試合の締めに掛るがキングサンズもRPGノブナガのスリー、ベースラインマスターだいきの連続ゴール、ハルクまことのミドルジャンパーで最後の抵抗を見せるも反撃もここまで、左サイドに綺麗にセットされたヴィーナスフォーメーションからヴィーナス野崎が綺麗にミドルジャンパーを射抜いて勝負あり、オールディーズが粘るキングサンズを終盤一気に突き放し71−54で快勝、5連覇に向けて幸先の良いスタートを切った。キングサンズは第3Q途中まで王者相手に善戦を見せるもチームのコアプレーヤーであるゴルゴ藤樹、ハイタワー西野の欠場が響いて敗戦、しかしこの日16点と活躍したRPGノブナガ、要所でいいシュートを決めた高橋水芭蕉、そして数値には表れないながらも堅実なプレーを見せていたハルクまことの中堅プレーヤー達のステップアップが見られたのは明るい材料、次戦以降の巻き返しに期待したい。
 
第4試合 セガ対ブッダ 58−45
共にダブルヘッダーの2試合目となった今日の第4試合は第一試合のネオクラゲ戦で27得点を挙げたマスターピースゆうた、同じく12得点のマイティマウス愛宕のチームの誇るスコアリングディオに続いて9得点を挙げチームに勝利に貢献したセクシーキャットウーマンのんが右ベースライン沿いから綺麗にミドルジャンパーをヒットし先制すると闘将DG浅井、マスターピースゆうたが立て続けにミドルジャンパーを射抜いて快調に得点を伸ばしていく・・・

対する今日の第2試合でファイブファールズとの激戦での体力消耗が懸念されたブッダもお返しとばかりにファイナルアンサーりょうのスリーやバター梅津のプレーやスムース和田のドライブなどで応戦するもセガはインサイドを蹂躙、得点を重ねていくマイティマウス愛宕、そして豪快なドライブに加えてディフェンダーのマークをもろともしない正確無比なミドルジャンパーを放つマスターピースゆうたに加えて思い切りの良さが好結果を呼んでいるセクシーキャットウーマンのんがオフェンスの核を構成、代わる代わる得点を重ねブッダを引き離し15−7と大きくリードを奪うものの残り3分を切ったところでファイナルアンサーりょうがドライビングレイアップを捻じ込むとここから反撃に転じスムース和田のミドルジャンパー、バター梅津のゴール下、さらにはバラクーダ月村のターンショットで応酬、終盤オフェンスリズムを崩し得点が入らなくなったセガに15−18と3点差まで詰寄り第1Qを終える。

第2Qに入ると試合の様相は一変、第1Q終盤から試合の流れを掴んだブッダが攻勢に転じファイナルアンサーりょうが積極的な仕掛けからインサイドを切り裂きさらにはアウトサイドからロングレンジを射抜いて一気に23−20と逆転に成功、試合を優位に進めていくもセガもマスターピースゆうたがロングレンジを連続で射抜いてすぐさま反撃、さらにはマイティマウス愛宕のパワープレーやツーフェイス前田のフラワーショットでリードを拡げていく・・・何とか喰らいついていきたいブッダは残り1分でピエロ西村がステップアップ、ミドルジャンパーをスティールからイージーレイアップで連続得点、29−31と2点ビハインドまでセガを追い上げハーフタイムを迎える。

後半が始まるとセガは8名、そしてブッダに至っては6名と少ないメンバーでダブルヘッダーを戦っている両チームの疲労の色が顕著ととなりイージーミス、バッドパスが目立つようになりスコアが出来ない時間帯が続いていくがスムース和田のドライビングレイアップで31−31の同点に追いつくとここからブッダが「先に一歩前に出てそれをセガが追いかけていく」形で試合が進みブッダはイッコー槍田のパスからファイナルアンサーりょう、そしてバター梅津が得点、セガはDG浅井そしてマスターピースゆうたがミドルジャンパーを沈めて追走、このままブッダがリードを奪ったまま最終Qに突入するかと思われたがここで第2Q途中で腰を痛めてプレーに精彩を欠き得点を挙げられなくなったマイティマウス愛宕に代わりオフェンスをリードする役に担うマスターピースゆうたがステップアップ、ディフェンダーの厳しいマークを諸共しない「まさに問答無用」のドライビングレイアップを続け様に決めて終了間際に逆転に成功、37−39とブッダから2点にリードを奪い第3Qを終える。

運命の第4Q、先制したのはブッダ、イッコー槍田がドリブルでペイントゾーンに進入、フローターで技ありショットを沈めて39-39の同点に追いつき場内は「想定外」とも言えるブッダの健闘にざわめきたつがここからセガが自力を発揮、DG浅井が年齢を感じさせない豪快なドライブを右サイドから捻じ込むとここからはマスターピースゆうたの独壇場、ミドルジャンパー、ドライブ、ターンアラウンドジャンパー・・・疲れの見えるブッダディフェンスを蹂躙、瞬く間に得点差を拡げ試合の流れを手繰り寄せるとディフェンスでもセクシーキャットウーマンのんがバラクーダ月村のリバウンドショットを綺麗にブロック!チームにエナジーを齎すとここからチーム生え抜きのベテラン、ボーンファイター西川が躍動、スティール、速攻、リバウンド、そして利き腕ではないレフトハンドでのショットなどで一気にブッダを突き放し勝負あり、セガが粘るブッダを第4Qの勝負所で突き放し58−45で快勝、2連勝を飾りスタートダッシュに成功した。敗れたブッダはこれで2連敗、ファイブファールズ、そしてセガ戦とどちらも第3Qまで僅差の勝負に持ち込むも第4Qで突き放される同じパターンで敗戦、終盤の試合運びに課題を残した。

 
第5試合 キングサンズ対ファイブファールズ 44−52
第4試合に続いて両チームダブルヘッダーの2試合目となったキングサンズ対ファイブファールズの試合は第2試合でブッダに快勝、前回大会とは違いいい形で大会に入ったファイブファールズがダンディカズのミドルジャンパーで先制すると新たにキャプテンに就任したブラックタイガー山川が果敢にインサイドにアタック、ボーナススローに繋げ試合の主導権を握ると続いてトリックスターだいごとダイナマイトキッドあつしのコンビプレーも決まり順調に得点を伸ばしていく・・・

対するキングサンズは試合を重ねるごとにステップアップを遂げているハルクまことがファイブファールズの執拗なマンマークに苦しむF山本、ベースラインマスターだいきに代わりチームのオフェンスを牽引、持ち前の頑強な体格を活かしたパワープレーでボーナススローを獲得、きっちり2本沈めてチームに初得点をもたらすと左ベースライン沿い、そして右エルボー付近から立続けにミドルジャンパーをヒットし応戦、6-5と逆転に成功する。しかし前回大会に苦い教訓から開幕連勝を狙うファイブファールズはここからトリックスターだいごが躍動、ダンディカズへのアリウープパスや自らのドライブなどで逆転に成功、ファイブファールズが11-6とキングサンズから5点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入ると試合の様相は一変、キングサンズがF山本を起点に反撃を開始、ファイブファールズの僅かな隙を突いてワイドオープンになっていたスマートボーイ宮下に正確なアシストパスを送り得点を演出すると続いて自らロングレンジを連続でヒット!さらには好調RPGノブナガのスリーなどでファイブファールズを逆転、「少しづつ、だが確実に」得点差を拡げていく・・・

これに対してファイブファールズは試合開始からいい動きを見せているトリックスターだいごが早いリズムと軽快なパスワークでキングサンズのディフェンスを翻弄し得点機会を創出、「山本さんに目の前で決められたので僕もお返しを・・・」とばかりにダンディカズが2本のスリーを射抜いて追撃を開始すると途中出場ながらよくリバウンドに絡んでいたルンバ北山がリバースレイアップを、ダイナマイトキッドあつしがパワープレーでボーナススローを獲得、きっちり沈めて追撃、20-24と一時は8点差まで拡げられたリードを4点差にまで縮めてハーフタイムを迎える。

後半に入るとファイブファールズが開始早々ハリウッド雄介がオフェンスリバウンドに飛び込み泥臭くシュートを捻じ込み反撃の狼煙を上げると続いて自らのスティールでボールを奪ったトリックスターだいごがフランス代表のレジェンドプレーヤー、ジネディーヌ ジダンのsignature move、”マルセイユルーレット”を彷彿させる”蓮沼ルーレット”でディフェンダーを欺き技ありのレイアップを決めて同点に追いつくと続けさまにアウトサイドで待つダンディカズのワイドオープンショットをお膳立てして逆転に成功、ここを1試合に何度から訪れる「勝負のヤマと捉え総攻撃を仕掛けるか」と思われたがリードを奪った高揚感が雑なプレーを呼び込んでしまったのか、悪い癖であるパスミスや何でもないクリアバスケットを落とすミスを連発、みすみすキングサンズに反撃のチャンスを与えてしまう・・・

すると今大会ややもすると「消えている、あるいは眠っている」と言われても仕方のないほど時折コート上での存在感を失ってしまうベースラインマスターだいきが突如目を覚まし連続で難しいドライブを捻じ込みキングサンズに試合の流れを引き寄せると残り2分を切ったところでF山本がポストアップからのパワープレーでボーナススローを獲得、続いて「一つ前のプレーでフリースローを与えてしまったディフェンダーの意識に残る残像現象を」上手く利用した頭脳的なフェイクとステップワークでディフェンダーをかわし連続得点、再び34−31と逆転に成功、このままリードを保ち最終Qを迎えるかと思われたがここでトリックスターだいごがステップアップ、疲労から集中力を欠き始めたキングサンズディフェンスの隙を突いてセンターからドライブを敢行、ディフェンダーを引きつけると右ウィング後方に待ち構えていたマイクロビーンズ遠藤のロングレンジを演出、さらにはスティールからイージーレイアップに持ち込み再び36-34と逆転に成功、しかしキングサンズもすぐさま反撃、残り15秒を切ってベースラインマスターだいきがクイックリ―リースジャンパーを捻じ込み36-36の同点に持ち込むもののファイブファールズはハリウッド雄介がペイントゾーンにアタック、ファール誘発しボーナススローをきっちり沈めファイブファールズが土壇場で38-36と勝ち越し、2点リードでいよいよ試合は勝負の最終Qへ・・・

両者ダブルヘッダーの2試合目の終盤とあって疲労からかミスが目立ちはじめ、焦りや勝ち越したい気持ちからか個人で局面を打開しようとするプレーが目立ちはじめ両者得点を挙げることが出来ずスコアレスな空虚な時間ばかりが過ぎていく・・・しかしここでファイブファールズがキングサンズから24秒バイオレーションを奪いチームディフェンスで試合の流れを手繰り寄せるとあたかも「第3Q終盤の再現フィルムを見ているように」トリックスターだいごが右ウィング後方で待ちかまえていたマイクロビーンズ遠藤にパスを送りこの試合のキープレーヤー的存在となりつつある「小さな狙撃手」のロングレンジシュートを演出、さらには自らドライブを捻じ込み43-37と抜け出したかと思われたが勝利への執念を見せるキングサンズはF山本がポストアップ、あるいはアウトサイドから巧妙なフェイクモーションでファールを誘いボーナススローを獲得、再び43-40と3点差に詰め寄りファイブファールズを射程距離に収めたと思われたが残り時間あとわずかなこの大事な局面で痛恨のミスが出てしまいロストボール、するとファイブファールズはまたしてもトリックスターだいごが「この痺れる場面を楽しんでいるかのように」躍動、自らのスリーに続いてドライブからディフェンダーのブロックをかわすフロータ―ショットを射抜いて得点差を拡げて勝負あり、最後まで勝負への執念を見せるキングサンズを第4Q終盤で突き離し52−44で開幕2連勝、暫定ながらセガとともにリーグ戦の首位に躍り出た。敗れたキングサンズはハイタワー西野、ゴルゴ藤城の中軸を欠きながらも終盤まで互角に渡り合うもオールディーズ戦同様、最後に力尽きて残念ながら2連敗、大会2日目以降の反転攻勢に期待したい。




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