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第1試合 ワイルドボアーズ対チームヴィーナス |
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いきなり優勝候補同士の対戦となったオープニングゲームは試合開始直後から共に譲らない僅差の戦いが続いていく中、最初に抜け出したのはワイルドボアーズ、#99リリー葛西がミドルジャンパーを続け様にヒット、さらには#3ラスカル嶋川が左ベースライン沿いからゴールを射抜いて二人の女性プレーヤーがアウトサイドシュートでチームを牽引、14-9と5点までリードを拡げるもチームヴィーナスもすぐさま反撃、チームのエース、55歳のBIGX西川が巧妙なフェイクモーションからディフェンダーをかわして連続得点、15-16と1点差に詰め寄り前半を終える。
後半に入るとワイルドボアーズが試合の主導権を掴み掛けるがフィニッシュの精度を欠きスコアボードを思うように動かせずにいると逆にチームヴィーナスがBIGX西川の圧巻の3連続ゴールで逆転、さらに得点差を24-16と突き放しに成功、「このまま押し切るか・・・」と思われたがワイルドボアーズはオフィシャルタイムアウト後の6分過ぎからキャプテン、スムース和田がスティールでボールを奪いそのまま持ち込みレイアップを沈めて20-24と反撃の狼煙を上げると続いて#13キングジョー塚越のミドルジャンパーを皮切りに3連続得点を上げ26-24と逆転にする。残り試合時間が確実に経過していく中、再逆転を狙うチームヴィーナスは前半から必殺のアウトサイドに加えてドライブインでゴールを狙うヴィーナス野崎を軸に波状攻撃を繰り返すもリングに嫌われ最後は#91ハッピーハンフリー高橋が止めのゴール下を捻じ込み勝負あり、ワイルドボアーズが28-24でチームヴィーナスに逆転勝ちで大会1勝目を挙げた。
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第2試合 ファイブファールズ対NTT |
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「NTTが優位か・・・」と思われた試合はファイブファールズの”FAB50”「恐るべき50歳」メンバーが躍動、司令塔を務める#53リベロ大園のミドルジャンパーに続いて#52ジェラルド下橋が連続ゴールを決めると190センチ近い身長を誇るセンター、#59パルテノン祖父江がペリメーターショットに続いてパワープレーで連続得点、プラス1アドバンテージも相まってチャンスを作り出すものの中々得点を決めることが出来ないNTTを18-6と大きく突き放し試合を優位に進めていく・・・
しかし6分を過ぎた頃からNTTも反撃を開始、堅実なプレーが持ち味の#15ナイト足立のミドルジャンパーを皮切りに#44デリバリー杉村がボールをゴールに確実に届けて連続得点、12−20と8点差にまで詰め寄り前半を終える。
後半に入るとファイブファールズはジェラルド下橋が右ウィングからミドルジャンパーをヒット、さらには#55スマート粟津からゴール下でパスを受けた#17ダイアナ恒川が落ち着いてゴールを沈め31-21とファイブファールズがNTTに10点のリードを奪い試合を優位に進めていく・・・
ややペースは落ちたものの着実に得点を重ねるファイブファールズに対しNTTはセクシーキャットウーマンのんのミドルジャンパー、DG浅井のドライブで追いすがるも残り2分を切って42-29とファイブファールズが13点をリードを保ち「このままファイブファールズが押し切るか・・・」と思われたが“最後まで絶対に諦めない”NTTはDG浅井が左ウィングやや後方からロングレンジを叩き込むと続いてコニー“リトルダイナマイト”あやが長距離砲を続け様に射抜いて残り20秒を切って41-44と3点差に迫り場内を騒然とさせるも惜しくもここで時間切れ、ファイブファールズが優勝候補のNTTの終盤の猛追を凌ぎ切り大会1勝目を挙げた。
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第3試合 ヤマクラゲ対ワイルドボアーズ |
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昨年開催されたDリーグレジェンドカップの前身、AKVカップを制したヤマクラゲはウォームアップ不足からかコートに立つ5人の動きにキレがなく、積極的にオープンショットを放つもののリムに嫌われてしまい中々得点を上げられないでいるとAKVカップで苦杯を飲まされリベンジを誓うワイルドボアーズは正確無比なシューターの#41オートマグ瀧澤が鮮やかな3連続得点で6-0と早くも試合の主導権を握ると#7アイスマン力也がミドルジャンパーに続いてドライビングレイアップを捻じ込み10-3とヤマクラゲから大きくリードを奪い試合を優位に進めていく・・・
ここまでハリケーンつっちーのリバウンドシュート1本に抑えられていたヤマクラゲも残り6分過ぎから反撃を開始、AKが雄叫びと共にロングレンジを叩き込むと続いてアイスピック“フィデルカストロ”西川がゴール下を捻じ込み10-15と5点差にまで詰め寄るもの残り1分、ワイルドボアーズはスムース和田のドライブに続いて#69ハッピーハンフリー高橋がオフェンスリバウンドをecぎ取りそのまま#3ラスカル嶋川に抜群のタイミングでパスを送り得点を演出、20-10と再びヤマクラゲを突き放しハーフタイムを迎える。
後半に入りリバウンドが取れるようになったヤマクラゲが試合のペースを掴み掛けるもののSE光嶋、SS石川のミドルジャンパーはリムに嫌われバッドマウス武藤の渾身のドライブもワイルドボアーズの強固な守備に阻まれてしまい得点機を逃しているとワイルドボアーズが素早いパスワークからオートマグ瀧澤がミドルジャンパーをヒット、さらにはスムース和田とハッピーハンフリー高橋の鮮やかなコンビプレーも決まりさらに得点差を拡げていく・・・
何とか喰らい付いていきたいヤマクラゲはバッドマウス武藤のリバウンドショットやSS石川のミドルジャンパーで追撃、さらにはディフェンスでもブラックマーメイド優子が見事なブロックショットを見せるも終始試合を優位に進めたワイルドボアーズが37-17でヤマクラゲに快勝、AKVカップのリベンジを果たすと共に開幕2連勝を飾った。
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第4試合 ファイブファールズ対チームヴィーナス |
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#55スマート粟津 、#57ブラックサンダー竹村が続け様にミドルジャンパーをヒットし幸先のいいスタートを切り優勢に試合を進めていくファイブファールズに対しチームヴィーナスも#1スマイリー外山のゴール下を合図に反転攻勢、ヴィーナス野崎のコーナーショットに続いてビックパパ山内がパワープレーでボーナススローを獲得、これを確実に沈めるとこの試合先発に起用されたルーキー、イリーガルシート鹿野がベンチの期待に応えてBIGX西川の得点を演出すると続いて自らドライビングレイアップを捻じ込みチームの勢いを加速させるとオフィシャルタイムアウトギリギリのタイミングでブラックキャットさくらが右コーナーから彼女独特のよくスピンの効いたミドルジャンパーをヒット、17-17の同点に追いつくと両者ここから一歩も譲らない「入れたら入れ返す、やられたらやり返す」鬩ぎあいが続いていくも前半終了間際にクレバー斎藤がディフェンダーのファールを誘う巧妙なシュートを捻じ込みAND1プレーを成功させチームヴィーナスが一歩抜け出し27-25で前半を折り返す。
後半に入ると疲労、焦りからか両者共にシュートが入らない時間が続いていくも4分過ぎ、#14ガードマン雄一が持ち前のタイトなデイフェンスで試合の流れを手繰り寄せるとBIGX西川がゴール下に続いてイリーガルシート鹿野のパスを受けて連続得点、33-28と抜け出すも粘るファイブファールズも残り2分、#53リベロ大園が右ベースライン沿いからミドルジャンパーを射抜いて31-33と2点差にまで迫るもののここで痛恨のバットパスでボールをロストし万事休す、最後はブラックキャットさくらに止めのコーナーショットを射抜かれ勝負あり、チームヴィーナスが36-31でファイブファールズに競り勝ち通算成績を1勝1敗とイーブンに戻した。敗れたファイブファールズも同じく1勝1敗となり両者共に後半戦での巻き返しに期待したい。
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第5試合 NTT対ヤマクラゲ |
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試合はジャンプボールに競り勝ったセクシーキャットウーマンのんが右ベースライン沿いからミドルジャンパーをヒットさせるとここからDG浅井、#21パーシー山川が続け様にアウトサイドシュートを射抜いて9-0とスタートダッシュに成功、さらにはインサイドでは#77アナリスト大津がパワードライブでペイントゾーンを蹂躙してディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを確実に沈めて早くも11-0とヤマクラゲを圧倒、試合を優勢に進めていく・・・
何とか離されずに喰らい付いていきたいヤマクラゲはハリケーンつっちーのリバウンドシュートで反撃の狼煙を上げると高橋水芭蕉、SS石川が連続得点、さらには途中出場を果たしたAKの長距離砲に続いてドレクスラージョーダン末次がインサイドに切れ込み短い距離のミドルジャンパーを決めて瞬く間に13-14と1点差にまで詰め寄ることに成功する。
しかし残り3分、追いつかれたNTTが反転攻勢、コニーあやがミドルジャンパーに続いてスリーをヒット、さらにはこれに呼応するかのようにDG浅井もロングレンジを叩き込み再びヤマクラゲを25-15と突き放しハーフタイムを迎える。
後半に入りディフェンスで奮闘、試合の流れを手繰り寄せたかと思われたヤマクラゲだが第1戦のワイルドボアーズとの試合のビデオテープを見ているようにシュートがリングに嫌われネットを揺らす事が出来ないでいるとNTTはDG浅井がミドルジャンパーをヒットさせるとここから一気にスパーク、デリバリー杉村がオフェンスリバウンドから連続でゴール下を沈めるとここからコニー“リトルダイナマイト”あやが後半だけで4本のロングレンジを含む21得点と大爆発、ヤマクラゲを一気に突き放し大きくリードを拡げていく・・・
ヤマクラゲもSE光嶋のミドルジャンパーやコンダクター富坂の技ありショットに続いてアイスピック西川のドライビングレイアップやAKのスリーで追いすがるも反撃もここまで、後半途中からディフェンスもマンツーマンディフェンスにシフトさせヤマクラゲの攻撃を封じたNTTが63-21で快勝、通算成績を1勝1敗のタイに戻した。敗れたヤマクラゲはこれで開幕2連敗と早くも優勝争いから脱落、残り2試合での巻き返しに期待したい。
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第6試合 ワイルドボアーズ対ファイブファールズ |
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第1試合で猛威を奮い優勝候補のNTTを撃破した原動力となったファイブファールズの恐るべき50歳”FAB50”も3試合目とあって蓄積していく疲労の影響からかさすがにペースダウン、明らかにランニングスピードが低下、そしてシュートの精度が低下していく中で“それならばディフェンスで奮闘”とばかりに「リーグで最も若く」体力的なアドバンテージを持つワイルドボアーズの攻撃を幾多の経験から得てきたであろう”プレーの予測”や“激動の時代を生き抜いてきた昭和男の粘り強さ“で食い止めロースコアの試合展開に持ち込み12-13と僅か1点のビハインドで前半を終える。
後半に入ってもファイブファールズ、そしてワイルドボアーズ共に攻め手に欠きスコアボードの数字を進めることが出来ない時間帯が続いていくも疲労の色が隠せなくなってきたファイブファールズは#54トマホーク小山がチームを鼓舞するかのように鋭いドライブを続け様に敢行、さらには己の気配を消して敵陣に侵入した#50ステルス成田が意表を突いたシュートを放つもスコアボードを動かすまでには至らず時間の経過と共に失速、これまで2試合で見せていた素早いパスワークからオープンショットをクリエイト、そして高確率で決まっていたシュートもリムに嫌われはじめその焦りからか攻撃でも単発的なシュートに終始、19−17と何とかリードは保つものの”チームとしてのリズム”が作れないでいると残り4分、ワイルドボアーズは#18キティ柳田のスリーで逆転に成功するとここからチームを統率するキャプテン、スムース和田がステップアップ、集中力が途切れ欠けてきたファイブファールズから連続スティールに成功、これを豪快なドライビングレイアップを着実し沈めると最後は#1リボン加賀美が勝ち越しゴールを決めて勝負あり、ワイルドボアーズが苦しみながらも28-25とファイブファールズに競り勝ち開幕3連勝、暫定ながら覇権争いのトップに立った。敗れたファイブファールズはこれで1勝2敗と黒星が先行、最終試合のヤマクラゲ戦での奮闘に期待したい。
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第7試合 チームヴィーナス対NTT |
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共にここまで1勝1敗と“覇権争い生き残り”を懸けた今日の第7試合はセクシーキャットウーマンのんからのパスを受けたデリバリー杉村が確実にボールをリングに運んで先制、さらにはオフェンスリバウンドをecぎ取りそのまま押しこみNTTが幸先のいいスタートを切るもチームヴィーナスもエース、BIGX西川の連続ミドルジャンパーですぐさま追撃、一時10-7と逆転に成功するもののセガはDG浅井のパスワークからセクシーキャットウーマンのんがミドルジャンパーをヒット、さらにはアナリスト大津のパワープレーで逆転に成功、18-13とチームヴィーナスから5点のリードを奪いハーフタイムを迎える。
後半に入るとここまで2試合、高確率のショットを次々に決め手オフェンスを牽引してきたBIGX西川のミドルが落ち始め得点が止まってしまったチームヴィーナスに対してNTTは53歳のDG浅井がトップオブザキーからスリーを射抜くと続いて左サイドからペイントゾーンを斜めに切り裂くようにドライビングレイアップを捻じ込み23-15とリードを拡げていく・・・
何とか喰らい付いていきたいチームヴィーナスは#29ベイビーフェイス潮田が連続得点、さらにクレバー斎藤のスリーに続いてブラックキャットさくらが高い弾道を描いたミドルジャンパーをヒット、24-28とNTTを射程距離に捉えたと思われたがマダム斎藤、そしてピンキーきよの放ったショットはリムに嫌われネットを揺らす事が出来ない・・・
すると残り3分を切ってNTTが再びスパーク、デリバリー杉村、ナイト足達の連続得点,に続いてアナリスト大津がゴール下を捻じ込むと最後は右ベースラインややマイナスの位置からセクシーキャットウーマンのんがチームヴィーナスに引導を渡すミドルジャンパーを射抜いて勝負あり、NTTが41-27でチームヴィーナスに快勝、通算成績を2勝1敗として優勝戦線に踏みとどまった。敗れたチームヴィーナスはこれで1勝2敗となりヤマクラゲ、ファイブファールズに続いて優勝争いから脱落した。
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第8試合 ファイブファールズ対ヤマクラゲ |
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試合は開始から開幕2連敗と元気がなかったヤマクラゲがこれまでの鬱積を晴らすかのように躍動、SS石川が圧巻の4連続ゴールで8-0とスタートダッシュに成功、すると続いて”永遠の意外性”高橋水芭蕉がスリーを射抜いて16-3と疲労の色が隠せないファイブファールズを圧倒、試合を優位に進めていく・・・
何とか喰らい付いていきたいファイブファールズは残り3分を切ってジェラルド下橋、#57ブラックサンダー竹村のミドルジャンパーで追撃するもヤマクラゲが19-5とファイブファールズを大きくリードを奪い前半を終える。
後半に入るとファイブファールズはダイアナ恒川のミドルジャンパーを皮切りにパルテノン祖父江のベースラインジャンパー、そしてチームのダイナモ、ジェラルド下橋がミドルジャンパーに続いてファールを誘うドライブを敢行、着実にボーナススローを沈めて諦める事なくヤマクラゲの背中を追っていくものの大量リードから”巡航速度”で試合を進めていくヤマクラゲはバッドマウス武藤のミドルジャンパーやアリウーププレーやドレクスラージョーダン末次がスピンターンショットに続いてダメ押しのゴール下を捻じ込み勝負あり、ヤマクラゲが大会初勝利を上げ通算成績を1勝2敗として最終試合のチームヴィーナスと3位の座を懸けて戦うことになった。
敗れたファイブファールズは第1試合で恐るべき50歳軍団、”FAB50”が躍動、優勝候補のNTTを撃破しリーグに驚きを与えたもののその後は3連敗、通算成績1勝3敗で大会を終えた。
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第9試合 NTT対ワイルドボアーズ |
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この試合に勝ったチームが「優勝」を手にする優勝決定戦となった今日の第9試合はワイルドボアーズがアイスマン力也のミドルジャンパーで先制するもセガもすぐさまアナリスト大津がセクシーキャットウーマンのんのミドルジャンパーを挟んで豪快なパワープレーで得点を重ねすぐさま逆転、試合を優位に試合を進めていくがワイルドボアーズも#42バッファロー加賀美がセガのディフェンスを突破、連続でドライブを捻じ込むと好調アイスマン力也もこれに呼応するかのように連続得点、12-9と逆転に成功、両者共に譲らない激しい攻防が続いていく・・・
しかしこの均衡を破って一歩抜け出したにはNTT、6分過ぎ、DG浅井がミドルジャンパーをヒットするとコニー”リトルダイナマイト”あやの長距離砲が続け様に炸裂、引き離しにかかるがワイルドボアーズもスムース和田のミドルジャンパーやハッピーハンフリー高橋がパワープレーでディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを確実に沈めてすぐさま追走、16-22と6点差にまで得点差を縮めて前半を折り返す。
後半に入るとアウトサイドからのシュートの精度が低下、思うように得点が入らなくなってきたワイルドボアーズに対してNTTは前半に勢いをそのまま持ち込みセクシーキャットウーマンのんがリバウンドをecぎ取るとそのままコートを疾走して速攻を展開、左サイドを駆け抜けてきたデリバリー杉村にパスを送りレイアップを演出すると続いてミドルジャンパーを3連続ヒット、ワイルドボアーズとの得点差を33−18と一気に拡げてる事に成功、試合を優位に進めていく・・・
何とか喰らい付いていきたいワイルドボアーズもオートマグ瀧澤、スムース和田のミドルジャンパー、#15ゾフィー岩越のボーナススローなどで追いすがるも最後は闘将DG浅井がスリーを連続で射抜いて勝利を確信、右手を高々と挙げて勝負あり、NTTがワイルドボアーズに46−24で快勝、通算成績でワイルドボアーズと3勝1敗と並ぶものの直接対決を制したNTTが見事第1回Dリーグレジェンドカップの王座に輝いた。
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第10試合 ヤマクラゲ対チームヴィーナス |
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試合はファイブファールズ戦でチームが持つ本来の勢いを取り戻したヤマクラゲはSS石川がミドルジャンパーに続いてボーナススローを獲得、さらにはバッドマウス武藤が見事なコンビプレーで得点、中々シュートの決まらないチームヴィーナスを圧倒、大きくリードを拡げていくが残り7分、大量リードから気の緩みが生じたヤマクラゲの隙を突いてBIGX西川が立て続けにオフェンスリバウンドをecぎ取り連続でボールをゴールに捻じ込み追走を開始、さらにはブラックキャットさくらのロングレンジを射抜いて10-15と5点差にまで詰め寄ることに成功する。
昨年のAKVカップでBIGX西川のブザービーターシュートでチームヴィーナスに土壇場で逆転負けを喫しているヤマクラゲは「未だに脳裏を霞めるその残像映像」の影響からか積極的にAK,そしてブラックマーメイド優子がオープンショットを放つものの精度を欠き中々得点を伸ばす事が出来ないでいたが残り3分を切ってドレクスラージョーダン末次のターンシュートに続いてアイスピック“フィデルカストロ”西川が鋭い出足でゴール下に切れ込み得点、再び20−10と二桁差にまでリードを拡げるもののチームヴィーナスもすぐさま反撃、チームメイトを“鼓舞するかのように“ヴィーナス野崎が自らミドルジャンパーをヒットするとビックパパ山内のリバウンドショットに続いて前半終了間際にブラックキャットさくらがペリメーターショットを射抜いてチームヴィーナスがヤマクラゲを猛追、18−20と2点差にまで詰め寄りハーフタイムを迎える。
後半、両者共に4試合目とあって疲労からか思うようにシュートが入らなくなる空虚な時間が流れていく中、最初にスコアボードを動かしたのはヤマクラゲ、ハリケーンつっちーが持ち前のパワーでボーナススローを獲得、これをきっちり2本沈めると続いてSS石川が右サイドからのミドルジャンパーに続いてゴール下にポジションを取っていた高橋水芭蕉にピンポイントパスを送りボーナススローを獲得、26-18と再び引き離しに掛かるもチームヴィーナスは残り6分“ヤマクラゲの行く手に立ちはだかる男”BIGX西川がオフェンスリバウンドに素早く反応、これを押しこみ反撃の狼煙を上げると残り1分、ビッグパパ山内のボーナスプレーを挟んでベイビーフェイス潮田が鮮やかなミドルジャンパーを続け様に射抜いて28-28の同点に追いつくと場内は騒然とした空気に包まれていく・・・
しかし残り30秒、ヤマクラゲはドレクスラージョーダン末次が勝ち越しゴールを捻じ込み30-28とリード、「このまま試合終了か・・・」と思われたが試合終了を告げるブザーを同時に右ベースライン沿いから放たれたチームヴィーナスの“全ての想いが込められた”ブラックキャットさくらのミドルジャンパーはまるでリングに吸い込まれるかのようネットを揺らしてチームヴィーナスが31-30で昨年のAKVカップに続いてラストプレーでヤマクラゲに逆転勝ち、大会を締めくくる最終試合に相応しい熱い戦いで第1回Dリーグレジェンドカップは幕を閉じた。
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