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Dleague LOOKINSIDE 2024
第137回 令和6年11月30日Dリーグレジェンド大会“冬の陣” ダイジェスト
【第1試合 MIX対ヤマクラゲ】
“大男”竹内、パルテノン祖父江の2人のリムプロテクターを擁するMIXに対し、“勝負のカギはディフェンスリバウンド”と位置付けたヤマクラゲはいきなり“対戦相手のMIXは無論、チームでも想定していなかった高橋水芭蕉のふーせんショートジャンパーがネットを揺らし先制、するとここからバッドマウス武藤が、キャノンボール”ファットスコルピオ“シンがそして”期待しなければいい働きをする“カルロ小杉がタイトなディフェンスからMIXのボールロストを誘い圧巻の3連続ドライビングレイアップで8-0と大きくリード、ディフェンスでも”即席チームで連携にやや難がある“MIXを僅か2得点に抑え10-2とヤマクラゲが優勢に試合を進め第1Qを終える。
第2Qに入ってもヤマクラゲの勢いは止まらない、“家庭での躾が果たしてどうなっているのか… 愛息”しゅうやの「ロビン、走れ!!」の檄に応えてロビン内山がパスカットに成功、そのままイージーレイアップに繋げると続いて“試合前、今日は点を取りに行きます”と力強く語っていたバッドマウス武藤がその公約通り2本目のドライビングレイアップを捻じ込みそのままヤマクラゲが得点を伸ばしていくか…と思われたが2分過ぎ、“肉離れマイスター”フルバック竹島が彼の代名詞とも言える力強いリバウンドショットを捻じ込むと続いてティンカーベルきらがトップオブザキーからロングレンジを叩き込むとさらにはツーフェイス前田のフラワーショットがここで炸裂、得点差を縮めていく…
残り4分、試合の主導権を取り戻したいヤマクラゲはここで“キャノンボール”ファットスコルピオ“しんがディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを1本沈めるとレジェンド大会初出場の筑波学園都市から遠路はるばるやってきた仕事人、ハードワーク伊藤がロングレンジとドライブで連続得点、さらにはバッドマウス武藤もミッドレンジに続いて豪快なドライビングレイアップを捻じ込む24-10とヤマクラゲがMIXに10点差にまでリードを拡げてハーフタイムを迎える。
第3Q、MIXは大病から復帰を果たしたベテラン、リベロ大園が幸先よくミッドレンジを沈めて反撃を開始するか…と思われたがその後が続かず、この試合好調のロビン内山、カルロ小杉が代わる代わる速攻からネットを揺らし4連続得点、得点差を拡げていく…
対するMIXはJJかおちゃんが長距離砲とミドルレンジ、ティンカーベルきらもこの試合2本目となるスリーで喰らいついていくも残り3分、ヤマクラゲはキャノンボール“ファットスコルピオ”しんが“92キロの体重を全く感じさせない”ベイブレードターンシュートを捻じ込むとさらにはQ終了間際にはトリプルクラウン桑名のミッドレンジが炸裂、37−25で第3Qを終える。
最終Qに入ってもヤマクラゲはAK、高橋寧々のロングレンジ、バッドマウス武藤の連続ドライブなどで優勢に試合を進めて勝負あり、54-29でMIXに快勝、大会1勝目を挙げた。
【第2試合 MIX対NTT】
バーグ後藤、クリームシチュー大田のチームの攻守両面での核となる二人のセンターの到着が遅れ6人での戦いを強いられる事になったNTTに対し“第1試合のヤマクラゲ戦で敗れはしたものの1試合を消化した事でチームの連携を向上させる、お互いを知るいいレッスンになったのか”MIXは序盤から猛攻を開始、フルバック竹島、大男竹内のリバウンドショットで連続得点、すると続くボールポゼッションではこの直前の残像映像が影響したのか、インサイドに収縮気味になったNTTのゾーンディフェンスの虚を突いてJJかおちゃんがロングレンジ、リベロ大園がミッドレンジを相次いでヒット、さらには好調、大男竹内が手薄のNTTのインサイドから制空権を奪いリバウンドから連続得点、さらには傷口に塩を塗り込まれるようなツーフェイス前田のフラワーショットも決まり優勢に試合を進め、“いつものバランスのいいオフェンスが展開出来ずにいるNTTの攻撃をコニー”リトルダイナマイト“あやのスリー、DG浅井のミッドレンジ1本の7得点に抑え17−7とMIXがNTTから10点のリードを奪い第1Qを終える。
続く第2Q,6人ローテーションで試合に臨んでいるNTTは“スタミナ温存策からか”1分で一人づつが目まぐるしく選手交代を行う奇策でMIXの勢いを止めようとするが放つシュートが悉くリングに嫌われ全くスコアボードを動かす事が出来ずにいると逆にパルテノン祖父江のショートジャンパー、ティンカーベルきらのスリー、ツーフェイス前田のフラワーショットを相次いで被弾、第2Q半ばながら26-7と“シニアバスケでは逆転するのは絶望的”にも映る19点差にまで得点差を拡げられてしまう…
到着が遅れている2人のセンターの気配すら感じられずにいる劣勢が続く残り2分、ここでセクシーキャットウーマンのんのミッドレンジを挟んでコニー“リトルダイナマイト”あやがDG浅井のパスを受けて右ベースライン沿いから2本のロングレンジをヒット、18-28とMIXとの得点差を10点にまで縮めて前半を終える。
第3Q開始直前、ようやくバーグ後藤が到着、すぐさま戦列に加わるとMIXに奪われていた制空権を取り戻す事に成功するとナイト足達のスリーに続いてDG浅井が3本のミッドレンジと1本のボーナススローを沈める圧巻の10連続得点の離れ業を披露すると再びナイト足達、そしてアナリスト大津がミドルレンジから援護射撃、ディフェンスでもMIXの攻撃を6点に抑えてこのQを19-6の猛攻で37-34と大逆転に成功する。
大量リードを失ってしまった者、絶望的な状況から追いつき、抜き去った者“のコントラストが色濃く映る中で始まった最終Q,”前半の鬱憤を晴らすかのように“セクシーキャットウーマンのん、ナイト足達がミッドレンジから、コニー”リトルダイナマイト“あやがロングレンジから代わる代わるネットを揺らせばバーグ後藤はパワープレーでペイントゾーンを蹂躙、一気に得点差を拡げて勝負あり、終わってみれば最大19点差の劣勢から62-34と28点差をつける大逆転劇で快勝、大会制覇に向けて幸先のいいスタートを切った。
【第3試合 チームヴィーナス対ヤマクラゲ】
試合はバッドマウス武藤のドライブ、AKのロングレンジ、キャノンボール“ファットスコルピオ”しんのミドルレンジでヤマクラゲが幸先のいいスタートを切るがチームヴィーナスもすかさずBIGX西川のショートジャンパーに続いてBS三野宮が右ウイング、そしてフリースローレーン附近から続け様にミドルジャンパーをヒット、さらには「鹿野さんには好きにやらせましょう」という“ゲームプラン通り”スペースを空けておいたイリーガルシート“絡み酒”鹿野が右ベースライン沿いから“もう昔の俺じゃないぜ”とばかりに意地のミドルレンジを決めてみせて両者一歩も譲らず一進一退の攻防が続いていくもハードワーク伊藤が終了間際に捻じ込んだドライブで17-15とヤマクラゲがチームヴィーナスに僅かながら2点のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、チームヴィーナスはBIGX西川がゴール下を、そしてマダム斎藤がミドルジャンパーをヒット、21-17と逆転に成功するもヤマクラゲはすかさずAKが左ウイングから長距離砲を射抜いてこれを合図に反撃を開始、バッドマウス武藤とカルロ小杉が速攻から連続得点、さらには高橋寧々もスリーをヒット、29-21と逆に7点のリードを奪い試合を優位に進めていく…
しかし残り4分、チームヴィーナスはキケロ武田のリバウンドショットに続いてイリーガルシート”絡み酒“鹿野が”さっきの1本目はフロッグとは言わせない“と言わんばかりに再びミッドレンジを決めて見せてタケカノコンビが躍動、追撃を開始するも残り2分、ヤマクラゲはトリプルクラウン桑名が職人芸ともいえる老獪なフェイクモーションでディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを獲得するとこれを2本共にきっちりと沈めると第1試合から空砲が続いていた高橋水芭蕉の”対戦相手の心をへし折る“ふーせんスリーがここで炸裂、34-25と9点差にまで拡げてヤマクラゲがこのまま押し切るか…と思われたが残り1分を切ってBS三野宮がドライブとミドルジャンパーで連続得点、チームヴィーナスがヤマクラゲに二桁差にまで離されかけた得点差を29-34と5点差にまで詰め寄りハーフタイムを迎える。
後半、AKのロングレンジとロビン内山の速攻で40-32と再びリードを拡げようとするヤマクラゲに対しチームヴィーナスはこの試合好調のマダム斎藤、BS三野宮がミドルレンジを立て続けにヒット、さらにはBS三野宮がキレ味鋭いドライブからディフェンダーのファールを誘いボーナススローで繋げていくが残り3分、交代でコートに入ったキャノンボール“ファットスコルピオ”しんが右サイドからドライブを仕掛けると見せかけて左回転、92キロの体重を感じさせない素早いスピンターンショット“地獄車”でファールを誘発すると共にディフェンスについたスワン佐々木をノックアウト、さらにはバッドマウス武藤のゴール下も決まりヤマクラゲが45-36とチームヴィーナスから9点のリードを奪い試合は勝負を決する最終Qに突入していく…
最終Q、逆転を狙うチームヴィーナスはBIGX西川のショートジャンパーに続いて“引き離そうとするヤマクラゲの前にそうはさせぬ行手を遮る男”BS三野宮が疲れからか足が止まってきたヤマクラゲのゾーンディフェンスを虚を突いて続け様にドライブを仕掛けボーナススローを獲得、1本、2本、3本、4本…1本も落とす事なく43-45と再びヤマクラゲを射程距離内に捉え、オーバーテイクも時間の問題か…と思われたが残り4分、高橋水芭蕉のゴール下に続いてAKがこの試合4本目のロングレンジをヒット、51-43と再びリードを拡げるがチームヴィーナスはキケロ武田のゴール下、BS三野宮ドライブで追撃47-51と4点差に詰め寄るがヤマクラゲは残り2分、キャノンボール“ファットスコルピオ”しんのドライブとフリースロー、バッドマウス武藤のゴール下で56-47と9点のリードを奪いそのまま押し切るかと思われたがチームヴィーナスが仕掛けてきた捨て身のプレッシャーデイフェンスに混乱、ボールロストとバッドパスを連発、これをBS三野宮にミドルジャンパーで、ビッグダディゆうきにはドライブで、そしてスワン佐々木にロングレンジに繋げられてしまい土壇場で56-54と2点差にまで詰め寄られてしまう…
−ヤマクラゲが逃げ切るのか、それともオールディーズが土壇場で逆転するのか−
“残り9秒で迎えたチームヴィーナスのラストポゼッション、スロアーを託されたビッグダディゆうきのパスはカルロ小杉が見事スティール、ヤマクラゲがチームヴィーナスの猛攻を凌ぎ切り56-54で辛勝、大会2勝目を挙げた。
【第4試合 チームヴィーナス対NTT】
この試合からレジェンド大会初参加となるクリームシチュー大田もチームに合流、“盤石な体制”となったNTTはベテラン、パーシー山川のミドルレンジに続いてクリームシチュー大田が挨拶代わりとばかりにリバウンドから連続得点、さらにはDG浅井、ナイト足達のミドルジャンパーで幸先のいいスタートを切ったNTTに対してチームヴィーナスはビッグダディゆうきのちょういとごめんよドライブに続いてヴィーナス野崎の×2 ミドルジャンパーが炸裂、さらにはBS三野宮がドライブとミッドレンジで繋ぐも第3試合に続いての連戦での疲れからか、その後が続かず、スコアボードを動かす事が出来ないでいると残り4分、クリームシチュー大田のリバウンドショットを挟んでセクシーキャットウーマンのんが持ち前の高い得点能力を発揮、左右のウイング、そしてベースライン沿いから4本のミドルレンジを連続で沈める“場内からため息が漏れる”圧巻のパフォーマンスを披露、26-12とNTTがチームヴィーナスに14点差と早くも二桁のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、NTTに二桁の,リードを奪われ“早い時間帯に一桁差、出来れば前半終了までに5点差以内に追いついておきたい“チームヴィーナスは自らドリブルで駆け上がった”耐える事を知っている男“スワン佐々木がそのままロングレンジを射抜くと続いてビッグダディゆうきがディフェンダーのファールを誘うちょいとごめんよドライブを捻じ込み反撃の狼煙を挙げたか・・・と思われたがその後が続かず、得点を伸ばしていく事が出来ないでいると”二人のセンターがチームに加わった事でチームバランスが飛躍的に向上、ボールがよく動くようになった“NTTは素早いパスワーク、そしてインサイド、アウトサイドへの出し入れから空いたスペースからナイト足達、セクシーキャットウーマンのんが代わる代わるミドルジャンパーをヒット、さらには右サイドに展開していたパーシー山川がベースライン方向に行くと見せかけるフェイクモーションに続いて左方向に短いリズムでワンドリブルでディフェンダーを置き去りするいぶし銀のアンティークドライブで得点、さらにはクリームシチュー大田の速攻に続いて”NTTのホットライン”DG浅井からパスを受けたセクシーキャットウーマンのんのミドルジャンパーが炸裂、48-24 とNTTがチームヴィーナスに早くもダブルスコアを突ける一方的な展開で前半を終える。
後半、“このまま沈黙を続けるわけにはいかない“チームヴィーナスはレジェンド、BIGX西川のショートジャンパーに続いてスワン佐々木が右サイドからやや強引にドライブを敢行しディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを獲得すると”深く膝を曲げかなりお尻を落としたシュートモーション“彼のsignaturemoveのトイレットフリースローで2本確実に沈めて反撃の狼煙を挙げると残り3分、マダム斎藤がインサイドからのキックアウトパスを受けて左ウイングからミドルレンジを、そしてそれならば俺もとばかりにクレバー斎藤もロングレンジをヒット、永年連れ添った夫婦だからこそ出来る見事な共演を披露、遠く離れてしまったNTTの背中を追うがNTTはバーグ後藤にフリースローに続いて”打てば入る・・・ZONEに入ってしまって手の付けられない状態“のセクシーキャットウーマンのんがミドルジャンパーを、ナイト足達がドライブから連続得点、チームヴィーナスに付け入る隙を与えず試合は61-35とNTTがチームヴィーナスに26点の大差をつけ最終Qへ…
最終Q, チームヴィーナスはクレバー斎藤のミドルレンジ、BS三野宮の連続ドライブ、スワン佐々木のスリーに続いて“先週の八景島シーパラダイスも楽しかったなあ・・・で、実は明日もデートなんですよ、へへへ”と聞いてもいないのにいつになく饒舌で付き合い始めた彼女とののろけ話を披露、集中力を失い試合を通じてにやけ顔でプレーしていたキケロ武田がハッピーリバウンドショットを続け様に決めて追いすがるも前半でつけられた大差は如何ともし難く、78-58 でNTTがチームヴィーナスに快勝、5回目の大会制覇に向けて2連勝、続く第5試合で同じく2連勝のヤマクラゲと優勝を賭けて対戦する事になった。
【第5試合 ヤマクラゲ対NTT】
かつてDリーグで激しい覇権争い、そして幾多の名勝負を繰り広げてきたセガとネオクラゲ…
2024年度Dリーグレジェンド大会“冬の陣”はここまで共に2連勝 −最後まで絶対に諦めない−セガバスケットボール魂が未だ流れ続けているNTTとリーグの創設者として常に他のチームの見本と成る事を標榜するネオクラゲ“”のDNAを受け継いだヤマクラゲの2チームによる優勝争いとなった。
試合はNTTがコニー“リトルダイナマイト”あやのロングレンジを挟んで2人のベテラン、パーシー山川とナイト足達がミドルジャンパーをヒット、幸先のいいスタートを切ったか…と思われたがヤマクラゲもすぐさま反撃、カルロ小杉のゴール下に続いてバッドマウス武藤がドライブとミドルレンジで3連続得点で8-8の同点に追いつくと、“チームヴィーナス戦で必殺技、「地獄車」を繰り出しチームの勝利に貢献したキャノンボール”ファットスコルピオ”しんが −これが地獄車の代償なのか…− オーバーウェイトでのスピンターンが祟ってか筋肉が悲鳴を上げて肉離れを発症、欠業を余儀なくされチームには暗雲が漂っていたががここで65歳のレジェンド、トリプルクラウン桑名がステップアップ、右ベースライン沿いからミドルジャンパーをクリーンヒット、さらにはQ終了間際にはロビン内山がスティールに成功、そのままドリブルで駆け上がりイージーレイアップを沈めて13-8とヤマクラゲがNTTに5点のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、今大会好調のカルロ小杉がミドルジャンパーとレイアップで連続得点とバッドマウス武藤のスティールからのドライビングレイアップでヤマクラゲがリードを拡げようとするがNTTはすかさずアナリスト大津、ナイト足達がミドルレンジで、そしてクリームシチュー大田がレイアップですぐさま応酬、3〜5点差の中で試合は進んでいく…
しかし残り3分、ヤマクラゲはAKが左ウイング後方からロングレンジをヒット、さらにはトリプルクラウン桑名がボーナススローを1本沈めて24-14とこの試合初めて10点差にまで得点差を拡げる事に成功、このままヤマクラゲペースで試合は進んでいく…と思われたがNTTはナイト足達がミドルレンジで、そしてクリームシチュー大田がゴール下とボーナススローで繋いで24-19とNTTがヤマクラゲにリードを拡げる事を許さず第1Qから変わらず5点ビハインドで前半を終える。
後半、キャノンボール“ファットスコルピオ”しんの欠場の余波が出始めたのか、“明らかにペースダウンした”ヤマクラゲの隙を突いDG浅井のミドルレンジを合図にNTTが反撃を開始、クリームシチュー大田のリバウンドショットに続いて“今大会では持ち味の繋ぎのプレーやリバウンドに加えて得点面でもいい働きを見せている”アナリスト大津が速攻からレイアップを沈めて遂に26-24とこの試合初めてヤマクラゲからリードを奪うも残り4分、ヤマクラゲはすかさずパスを受けたAKがそのままフロントコートまでドリブルで持ち込み右ウイングから長距離砲を発射、すぐさま28-26と逆転に成功するがその後が続かず、
逆に残り2分を切ってDG浅井、ナイト足達にミドルジャンパーで、バーグ後藤にはフリースローとパワープレーでネットを揺らされ38-29と逆転、あっという間に9点差にまで得点差を拡げられてしまう…
しかしこのまま引き下がる訳にはいかないヤマクラゲは残り1分を切ってバッドマウス武藤、トリプルクラウン桑名がゴール下で連続得点、35-38と3点差にまで詰め寄り、試合は勝負を決する最終Qへ突入していく…
勝負を決する最終Q、開始からNTTがスパーク、ナイト足達がドライブ、ミドルレンジを織り交ぜ3連続得点すればここまで珍しく“音無しの構え”を見せていた“二人の危険な女“がこの勝負所で一気に炸裂、コニー”リトルダイナマイト“あやはミドルジャンパーで、そしてセクシーキャットウーマンのんは2本のミドルジャンパーとレイアップを決めて勝負あり、第4Qに入って完全にスタミナ切れ、反撃の余力が残されていなかったヤマクラゲをこのQ、17−5と一気に突き放しNTTがヤマクラゲに56-40で快勝、見事3連勝を飾り2024年度Dリーグレジェンド大会”冬の陣“を制覇、レジェンド大会最多5回目の優勝に輝いた。
【第6試合 MIX対チームヴィーナス】
期せずして3位4位決定戦となってしまったDリーグレジェンド大会“冬の陣”最終試合は初勝利を目指すMIXがスーパーハンドル笠原が左エルボーからのミドルレンジに続いてカットしてきた大男竹内にパスを送りのゴール下のイージーバスケットをクリエイト、さらにはパルテノン祖父江が打点の高いショートジャンパーで得点、幸先のいいスタートを切ったか…と思われたが「このままズルズルと3連敗では帰れませんよ…」とばかりにスワン佐々木がリバウンドショットを、そしてBS三野宮はスティールから速攻に持ち込みイージーレイアップを決めてすぐさま応戦、互角の鬩ぎあいが続いていくが残り5分、MIXはリベロ大園と息の合ったパス交換からパルテノン祖父江がイージーバスケットを決めるとこの試合好調のスーパーハンドル笠原のミドルレンジ、ティンカーベルきらのドライビングレイアップで抜け出しリードを拡げるとチームヴィーナスもスワン佐々木が自らのロングレンジに続いてフリーになっていたイリーガルシート“絡み酒”鹿野にパスを送りミドルレンジをクリエイト、さらには「圭介さんと呼んでくれるんです」とのろけ話を続けるキケロ武田がハッピーリバウンドショットを捻じ込み追撃するも15-11とMIXがチームヴィーナスから4点のリードを奪って第1Qを終える。
第2Qに入ると試合の様相は一変、チームを率いるキャプテン、ヴィーナス野崎が左ベースライン沿い、“いわゆるヴィーナスゾーン”から×2ミドルジャンパーをクリーンヒットするとこれを合図にチームヴィーナスが猛攻を開始、イリーガルシート“絡み酒”鹿野のフリースローで、ビッグダディゆうきはちょいとごめんよドライブで、BS三野宮が左右のベースラインからミドルレンジ、そしてスティールからのドライビングレイアップで、さらにはスワン佐々木はパスワークでゲームをコントロール、瞬く間に逆転に成功するがMIXはフルバック竹島がパワープレーから連続得点、この試合からチームに合流したウッドペッカー勝田のドライブや大男竹内のリバウンドショットで追撃、一時はチームヴィーナスに二桁差にまでつけられてしまったリードを25-32と7点差にまで縮めてハーフタイムを迎える。
後半、MIXはスーパーハンドル笠原が左ウイングから続け様にロングレンジを射抜いて31-32と1点差にまで詰め寄り再び逆転か…と思われたがここでチームヴィーナスはオフェンスのギアをシフトアップ、BS三野宮がダブルクラッチでディフェンダーをかわす見事なドライビングレイアップを続け様に捻じ込むと続いてキケロ武田が久しぶりに垂直一反木綿からゴール下で連続得点、さらにはBS三野宮とBIGX西川のコンビプレーを決まり、破壊力抜群のオフェンスは手の付けられない状態に…
しかしこのままでは引き下がれないMIXはフルバック竹島、大男竹内がリバウンドショットで繋ぐが37-52と15点差にまで得点差を拡げられてしまい、試合は雌雄を決する最終Qを迎えていく…
最終Q、MIXはフルバック竹島と大男竹内の合わせのプレー、パルテノン祖父江からパスを受けた大男竹内のターンショット、リベロ大園、ウッドペッカー勝田がミドルレンジで遠く離れたチームヴィーナスの背中を追うが第3Qの攻防で12-22と10点差を付けられてしまったのが響き勝負あり、チームヴィーナスが61-53と最後まで諦める事なく喰らいついてきたMIXを61-53で振り切り大会1勝目、通算成績を1勝2敗で大会を終えた。
敗れたMIXは人数不足、当日結成の混成チームのハンディを負いながら随所に好プレーを披露するも残念ながら3連敗となった。
【2024年Dリーグレジェンド大会冬の陣 最終順位】
優勝 NTT(通算5回 3勝
準優勝 ヤマクラゲ 2勝1敗
3位 チームヴィーナス 1勝2敗
4位 MIX 3敗
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