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ヤマクラゲシニアツアー2011秋
高校1年生で史上最年少でツアー優勝を飾って以来、日本の男子ゴルフ界をリードする若武者や同じく16歳でフィギュアスケートの最高峰であるグランプリファイナルを制し日本にフィギュアスケートブームを巻き起こした可憐な少女・・・
云わば「若葉の芽吹き」のような未来への可能性を感じさせる十代の若者達の活躍に大いなる期待を抱くと同時に我々は40歳を超えても年齢を、体力の衰えを言い訳にせず今尚輝きを解き放なち人生に立ちはだかる様々な壁を乗り越える勇気を与えてくれるレジェンド達の活躍に畏敬の念を抱く。
まだ記憶に新しい3月29日に行われた東日本大震災の日本代表のチャリティマッチ「東北地方太平洋沖地震復興支援チャリティーマッチ がんばろうニッポン!」においてJリーグ選抜に選出され、後半17分から途中出場し37分にネットを揺らした44歳のレジェンド”キングカズ”のゴールは突如襲った国難に沈む日本に再び立ち直る勇気と諦めないで前に進む心の大切さを教えてくれた・・・そして結成から8年、進化の歩みを止めない”LIVING LEGENDS”(生きる伝説達)ヤマクラゲの戦いぶりをリポート。
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第一試合 対 クレス
試合開始からシャワーフリーク武藤とペーパーバッグ小森の高さで制空権を奪い試合を優位に進めるヤマクラゲに対しクレスは目には映らない”バリア”を持つa.k.a ”ホセバリア”が長距離砲を続けさまにヒット!喰らいついていくもインサイドを気にするあまり小さくなっているゾーンディフェンスを突いてAK、めぐりん、お姉ちゃんのロングレンジが突き刺さり36−16と大きくリードを奪い前半を終える。
後半に入ると大量リードで気が緩んだヤマクラゲに対してクレスが反撃を開始、アウトサイドそしてインサイドとバランスのいいオフェンスでひたひたと背中を追い始め得点差を縮めていく・・・しかし最終Q、目を覚ましたヤマクラゲはコンダクター富坂の華麗なトミーミギフィンガー、ビルマ今市のミドルジャンパー、ツッチーのリバウンドショットなどで再スパート、最後は試合前の6号ボールでの入念なシューティングがようやく実ったホイッスル島田の右コーナーからの哀愁ミドルジャンパーも連続でヒット!粘るクレスを突き放して快勝、2008年秋から続く連勝記録を13に伸ばしチーム記録の12を更新、新たなる伝説をスタートさせた。
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第3Q中盤、中だるみ状態のチームに活を入れるAK。この試合、シニアとは言え異次元の高さでリバウンドをとりまくったシャワーフリーク武藤の活躍がチームの勝利に大きく貢献した。
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残り2分、糀谷熟女3人プラスめぐりんの”J4”で締めたヤマクラゲ。「どんなもんだい!」と見事なスリーを決めたおねえちゃんの笑顔が眩しい。
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第二試合 対 東実OB
これまでシニア大会で幾度も対戦、厳しい教練から染み込んだ”昭和”バスケットの老獪な技とトラッシュトークを武器とする齢60を超えたスーパーレジェンドと年齢制限の無い区民大会に今尚現役を出場する猛者と30歳を超えているとは思えない”足”を持つ女性3人で構成される東実OBとの対戦は序盤ペーパーバッグ小森がゴール下、そしてミドルジャンパーをヒットさせ試合の主導権を握るも東実OBもスリー、そしてピンクパンタロンのミドルで応戦、粘り強く喰らいついていく・・・
しかし前半を15点のリードを奪って逃げ切り体勢に入ったヤマクラゲに対し東実OBは好調ピンクパンタロンの速攻、そしてビッグイグレシアスのインサイドプレーで追撃を開始、瞬く間にその差を一桁台に戻しベンチからはスーパーレジェンド達の歓声が上がる・・・
しかし負ける訳には行かないヤマクラゲはシュートは不調ながらもディフェンスとリバウンドに奮闘したメグの頑張りから繋げたボールがF山本のスリーを突き刺すとこれに呼応するかのようにこの試合がシニアデビューの”ルーキー”SS石川がお得意のフローターショットを、午後から参戦したSE光嶋が右コーナー付近からミドルジャンパーなどを沈めて突き放すと最後は前半から圧巻のプレーで開場を沸かせていた”フライングチャイニーズ”ヤオチンが巧みなディフェンスが持ち味のスパイダを切れ味鋭いドライブでノックアウト、粘る東実OBを49−34で下し快勝、連勝を14に伸ばし2011年のシーズンを締めくくった。
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試合開始のティップオフ、長年区民大会で戦ってきたライバル、スパイダとのジャンプボールを見事なジャンプで制するコンダクター富坂。
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この試合のMVP、ヤオチンの圧巻のプレー。3人のディフェンダーに囲まれながらも二人をKO、シュートも決めてしまう圧巻のプレーを披露した。
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