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2024年大田区バスケットボールシニア春季大会 第1日目第1試合
2024年大田区シニア春季大会第1日目、試合前に恒例の写真撮影に応じるヤマクラゲ。
前列左からナイト足達、AK、DG浅井、大会初参加となるルーキー、ハードワーク伊藤、後列左から6号ボールの魔術師、トリプルクラウン桑名、ホッイスル“チゲハンバーグ”島田、ストロングゼロ“スリムビューティー”末次、バーグ後藤
2024年大田区シニア春季大会第1日目、それは単なる偶然なのか、それとも運命の巡り合わせなのか… −まるで裏工作があったかのようにー かつてDリーグレジェンド大会で幾度となく対戦したファイブファールズ、そして“エアポートラインダービー”と呼ばれる“ 永遠のライバル、オールディーズのお互いをよく知り尽くしてる2チームと対戦する事になったヤマクラゲ。
今回は6月8日、大森スポーツセンターで開催された大会１日目の第1試合、ファイブファールズ戦との激闘の模様をお伝えしよう。
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2023年6月8日（土）大田区シニア春季大会 大会第１日目
第１試合 ヤマクラゲ対ファイブファールズ
試合は開始早々、今大会からチームに加入、試合前“「私は得点や派手なプレーではなく、ルーズボールやリバウンド、ディフェンス…数字には記録されない所謂汚れ仕事で頑張るのが自分の持ち味なんです」と話してくれたa.k.a”ハードワーク“伊藤からのパスを受けてナイト足達が右ウイングからミドルジャンパーをクリーンヒット、幸先のいいスタートを切ったか…と思われたがファイブファールズはすぐさま応戦、ジェラルド下橋の右ベースライン沿いからのミッドレンジを皮切りにエース、キャラハン瀬戸口のショートジャンパー、今大会から新加入、40歳のウッドペッカー勝田のドライブ、ビトー鈴木、スマート粟津も代わる代わるネットを揺らし逆転に成功、試合を優位に進めていく…
なかなか追撃の糸口が掴めないヤマクラゲだったが残り5分、交代出場を果たしたAKがトップオブザキーやや左の位置からロングレンジを一閃、ファイブファールズペースで進んでいた試合の流れに楔を打ち込むとここからハードワーク伊藤のボーナススローを挟んでナイト足達が3本のミドルジャンパーをヒット、さらにはこの試合が初出場とは思えないほどすぐにチームに馴染んだハードワーク伊藤がスリーポイントライン後方からミサイルを発射し逆転に成功、15-10とヤマクラゲがファイブファールズに5点のリードを奪って第1Qを終える。
ヤマクラゲが優勢で始まった第2Q、リードしている気持ちの緩み、昨日の深酒、日頃の不摂生… “明らかにややプレイが雑になってきた”ヤマクラゲの虚を突いてファイルファールズが反撃を開始、キャラハン瀬戸口がゴール下にミッドレンジ、そしてドライブと縦横無尽の活躍でオフェンスを牽引、見る見る得点差を縮めていく…
第2Q に入って全くスコアボードを動かすことが出来なくなっていたヤマクラゲはホッイスル“チゲハンバーグ”島田がミドルジャンパーを沈めて再びファイブファールズを引き離さんとするが残り6分、ファイブファールズは再びキャラハン瀬戸口がステップアップ、ペイントゾーンに切れ込むパワープレーとレイアップで遂に20-17と逆転に成功、ヤマクラゲを突き放しにかかるがここで試合前、「木曜日の夜から右足親指の裏側と甲の部分が痛くて…」と足を冷やし”まともに走れる状態ではなく“レイアップなどのウォームアップも回避、試合出場が危惧されていたがAKが常に持ち歩いている鎮痛剤、“ボルタレンSR37.5mg”を飲んだところ、瞬く間に痛みが消え,交代出場を果たしたストロングゼロ“スリムビューティー”末次がファーストタッチでミドルジャンパーをヒット、19-20と1点差に迫るもファイブファールズもすぐさまトマホーク小山のゴール下、ブラックサンダー竹村のミドルジャンパーに続いてどらちゃん飯田がトップオブザキーから長距離砲を叩き込みリードを拡げていく…
このまま引き下がる訳にはいかないヤマクラゲはバーグ後藤のボーナススロー、DG浅井のミドルジャンパーに続いて残り2分、ペイントゾーンの混戦の中からハードワーク伊藤がルーズボールを?ぎ取るとそのままナイト足達にアシストパスを送り得点をクリエイト、さらにはスティールに成功したナイト足達がかつて−アイスピック“フィデルカストロ”西川とどちらが試合で走っているか…という“はっきり言ってどうでもいい”議題で酔いも相まって激しい舌戦を繰り広げたホッイスル“チゲハンバーグ”島田とのパス交換でコートを駆け上がると最後はナイト足達がドライビングレイアップでネットを揺らすとラストポゼッションでハードワーク伊藤がロングレンジをヒットし再び逆転に成功、31-28とヤマクラゲがファイブファールズに3点のリードを奪って前半を終える。
−試合が動く−と言われている第3Q、“やや疲れが見えてきた”ファイブファールズに対しヤマクラゲが総攻撃を仕掛ける！
−左サイドから右サイドへ− ストロングゼロ”スリムビューティー末次のコートを横断するロングフィードからハードワーク伊藤がミドルジャンパーをヒットすると続いてバーグ後藤がゴール下のパワープレーに続いて左ウイングやや中央よりのポジションからロングレンジをヒット、さらにはホッイスル”チゲハンバーグ”島田がたまたま手を出していたらそこにボールがきた“ごっつぁんスティール”を足掛かりにハードワーク伊藤を経由、最後はこの試合好調のナイト足達が軽々とイージーバスケットで得点、45-36と一気に突き放すと残り2分、AKが左ウイングから長距離砲を、そしてトリプルクラウン桑名がフリースローレーン附近からミッドレンジと二人のベテランが相次いでネットを揺らし、デイフェンスでもファイブファールズの攻撃をこのQを僅か6点に封じ込め51−41とヤマクラゲがファイブファールズに10点のリードを奪って試合は勝負を決する最終Qに突入していく…
二桁の得点差からか、“巡航速度”で試合を進めていくヤマクラゲはバーグ後藤、ナイト足達が代わる代わるミッドレンジを沈めると続いてDG浅井がディフェンダーのファールを誘発するドライブを敢行してボーナススローを獲得、これを確実に沈めてさらにリードを拡げ、“これで試合の決着は着いた”との空気が流れ、緊張感が薄らいできた残り3分、−誰一人としてこの勝負を諦めてはいない− ファイブファールズが反転攻勢を仕掛ける！
スマート粟津の見事なスピンターンショットを挟んでビトー鈴木がペイントゾーンのパワープレーで連続得点、さらにはファイブファールズの急襲に慌てふためいたヤマクラゲはボールロスト、ミスを連発しファイブファールズにボールポゼッションを渡してしまうとまたしてもビトー鈴木がミドルジャンパーを射抜いて3点差にまで迫るも最後はホッイスル“チゲハンバーグ”島田のボーナススローに続いて幾多の修羅場を潜り抜けてきたトリプルクラウン桑名がファイブファールズに引導を渡すいぶし銀のミドルジャンパーを沈めて勝負あり、ヤマクラゲが最後まで諦める事なく勝負を挑んできたファイルファールズの猛攻を何とか凌ぎきり、61-56で大会1勝目を挙げた。
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ノールックパスで得点をアシストするナイト足達。この試合チーム最多の16点を挙げチームを勝利に導いた。
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第４Q終盤、ファイルファールズの猛追にたまらずタイムアウトを取ったヤマクラゲ。しかし彼らの定まらない視線を見るとまさかの追い上げに会い、集中力が欠けてしまっていた状態が伺い知れる。
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