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2024年大田区バスケットボールシニア秋季大会

春季大会で敗北を喫しているパパーズとの試合前、恒例の写真撮影に応じるヤマクラゲ。前列左からDG浅井、AK、この試合から参戦となったナイト足達、ハードワーク伊藤。後列左からバーグ後藤、麻婆チャーハン末次、SS石川、スパイダーマン金子、トリプルクラウン桑名
10月5日はSR-SEATSに66-50で逆転勝ち、今日の第1試合もTKHを71-31と快勝、勢いずくヤマクラゲ。
第2試合の対戦相手は春季大会でエース、インターハイ田中に40点を献上、51-64と完敗を喫しているパパーズとの対戦となった。
この試合が初戦となるパパーズ、対するヤマクラゲは既にTKHとの戦いを終えて2試合目の試合となる…
果たしてヤマクラゲは年齢、そして1試合を戦った疲労を如何にカバーして春季大会でのリベンジを果たす事が出来るのであろうか…
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2024年10月19日(土)大田区シニア秋季大会 大会第2日目
ヤマクラゲ 対 パパーズ
春季大会で対戦、51-64と敗北を喫しているパパーズとの再戦となった試合は前回教訓を活かすべく、ディフェンスのインテンシティのギアを上げてきたヤマクラゲが守備からリズムを掴むとスパイダーマン金子、バーグ後藤がパワープレーとボーナススローで得点を重ねると、インサイドに意識が偏り気味になったパパーズの虚を突いてオーブンスペースからSS石川がミドルジャンパーで得点、11-10とヤマクラゲが僅か1点差ながらパパーズをリードして第1Qを終える。
続く第2Q、ヤマクラゲはハードワーク伊藤がスティールでボールを奪取、ナイト足達を経由して最後はSS石川がミドルレンジを沈めると続くボールポゼッションではトップオブザキーからハードワーク伊藤がロングレンジをヒット、さらには再びSS石川がミドルレンジを捩じ込みリードを拡げ、パパーズを引き離しに掛かるもパパーズはエース、インターハイ田中がステップアップ、正確無比のミドルレンジ、ディフェンダーを掻い潜りタフショットを次から次に捩じ込み瞬く間に22-20と逆転に成功、さらに得点を重ねてヤマクラゲを引き離しに掛かるがヤマクラゲは麻婆チャーハン末次、SS石川がミドルレンジを代わるがわる沈めて追撃、一時は二桁近くまで拡げられたパパーズとの得点差を29-33と4点差にまで詰め寄り前半を終える。
第3Q、DG浅井がトップのポジションからゴール下でフリーになっていたバーグ後藤に絶妙なタイミングでループパスを送りカウントワンスローをお膳立て、さらにはこの試合好調のインサイドコンビ、スパイダーマン金子、バーグ後藤がボーナススローで得点、追撃態勢に入ったかと思われたがその後が続かずAKのロングレンジも精度を欠いてネットを揺らす事が出来ない...
"この日2試合目、60代が3人を始めパパーズを大きく上回る平均年齢...悲鳴をあげる筋肉...時間の経過と共に疲労の色が隠せなくなってきた"ヤマクラゲの綻びを見逃さず、パワーズはインターハイ田中がミドルレンジとスティールからの速攻で連続得点、さらには既にインターハイ田中に30点を献上、否が応でもダブルチーム気味になるヤマクラゲディフェンスの盲点を突かれオープンになったウォージー小山にミッドレンジを、クレタ清水にゴール下のイージーバスケットを続け様に許してしまい瞬く間に43-33と二桁差にまでリードを拡げられてしまう...
しかし"このまま引き下がる訳にはいかない"ヤマクラゲは残り4分、スパイダーマン金子、バーグ後藤がパワープレーでディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを獲得、これを確実に沈めてスコアボードの数字を再び動かしはじめると続いてSS石川がスティールからレイアップを捩じ込み42-39と逆転、さらにはハードワーク伊藤のボーナススローに続いてナイト足達がセンターラインから走り込んできたSS石川にパスを送りミドルジャンパーをクリエイト、46点までスコアを伸ばしてさらにリードを拡げていく..'
しかし残り2分、パパーズはまたしてもインターハイ田中がヤマクラゲの行手に立ちはだかる!"わかっていても止められない"トップスピードから急ストップでディフェンダーとの僅かなスペースを創出してから放つ"もはや制御不能"のミドルレンジ、スティールからのドライビングレイアップを立て続けに捩じ込み再び逆転、47-46とパパーズが1点リードで試合は勝負を決する最終Qに突入していく...
第4Q、時間の経過と共に疲労の色がさらに濃くなってきたヤマクラゲに対し、"前回の対戦時には第2Q途中からだった"ディフェンスをゾーンからマンツーマンにこの時間帯にスイッチ、守りのギアを一段挙げてヤマクラゲのボールロスト、バッドパスを続け様に誘発、奪ったボールを悉く得点に繋げ、シュートの精度を欠きスコアを動かす事が出来なくなってきたヤマクラゲを一気に突き放して置き去りにしてしまう...
しかし"無抵抗のまま白旗を上げる気は毛頭ないヤマクラゲはSS石川が速攻とミッドレンジで、試合を通じて燻し銀の技でチームを支えたトリプルクラウン桑名がリバースレイアップを決めれば、バーグ後藤は渾身のブロックショットでリムをプロテクト、粘り強く反撃を試みるがここで時間切れ、最後はインターハイ田中がヤマクラゲに引導を渡すボーナススローを決めて勝負あり、第3Qまではパパーズと互角の鬩ぎ合いを見せるも第4Qに攻守共に失速、パパーズに一気に畳み掛けられ56-75で完敗、この結果、2024年秋季大会は2勝1敗で終える事になった。
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パパーズのスーパーエース、インターハイ田中を封じるべく、必殺技“つくば学園都市窒息ディフェンスで密着マークを披露するハードワーク伊藤。
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“敵ながらあっぱれ” ミドルレンジを放つパパーズのスーパーエース、インターハイ田中。前回対戦時、40点を記録、今回はヤマクラゲもそれなりに対策をしてきたが終わってみれば春季大会同様、40点と見事なパフォーマンスで披露した。
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