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2025年世田谷区春季大会シニア55 第1試合

左ローポストで楔となりトップの位置するコニー“リトルダイナマイト”あや、そして右ウイングにポジションを構えるピンクパンサーじゅえりへのパスコースを思案するバーグ後藤。この試合も10得点に加えサイズに勝るエムズに対し二桁を超えるリバウンドを奪取、加えてインサイドからのキックアウトパスでアシストを量産、オールラウンドな活躍を披露、チームの勝利に大きく貢献した。
昨年秋季大会より世田谷区シニア55に参戦を開始した男女混成チームのタイムトンネルMIX。
今回は3月23日、山田國昭最高顧問が観戦に訪れる中、世田谷区大倉第二体育館で開催された世田谷区春季大会シニア55、大会1日目のエムズ戦との激闘の模様をお伝えしよう。
チームのリーディングスコアラーの二人、バッドマウス武藤とセクシーキャットウーマンのんを欠くチームは如何なる戦いを見せたのであろうか…
昨年度、秋季大会から新設されたシニア女子にエントリ−、見事優勝を飾ったタイムトンネル女子。
残念ながらこの春季大会ではシニア女子カテゴリーのエントリーチームが減少、シニア女子の部が開催されなくなったことで年齢制限のない一般の部でエントリーする事に・・・今回は3月23日に行われた第1戦、KYOCOMACHIとの戦いの模様をお伝えしよう。
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2025年3月23日(日)世田谷区シニア55春季大会 大会第1日目
エムズ対タイムトンネルMIX
バッドマウス武藤に続いて先程行われた一般女子同様、出場を予定していたセクシーキャットウーマンのんとチームの主軸を担う二人がこの試合は欠場となり急遽ルーキーの“大和撫子”はっつーが加わったタイムトンネルMIXは試合開始早々、DG浅井が右ウイング付近からペイントゾーンを斜めに切り裂くようにドライブを敢行、エムズのゾーンディフェンスを収縮させてからキックアウト、このパスを受けた大和撫子はっつーが期待に応えて左ベースライン沿いからロングレンジをヒットするとこのところ好調を維持しているバーグ後藤がオフェンスリバウンドを奪取するとそのまま押し込み得点、さらにはビルマ“メルトダウン”今市がパスコースを読みスティールに成功、ボールを奪取すると繋いだボールはDG浅井を経由して最後はトリプルクラウン桑名が左ウイングからミドルジャンパーをヒット、9-0のランでタイムトンネルMIXがスタートダッシュに成功、試合を優位に進めていく…
タイムトンネルMIXの先制攻撃に面を喰らってしまったエムズだったが開始3分過ぎ、インサイドのパワープレーで連続得点、ようやく落ち着きを取り戻したか…と思われたがすかさずタイムトンネルMIXはDG浅井がミドルジャンパーをヒットすると交代出場でコートに入ったAKが左ウイングから、そして“先程行われた女子の試合でほぼフル出場、サイズに勝る選手とインサイドで渡り合い、かなり疲労が蓄積しているはずの”ピンクパンサーじゅえりが疲れをものともせずに右ウイングから相次いでロングレンジをヒットするとQ終了間際にまたしてもAKが左ウイングからスリーを射抜いて20-6とタイムトンネルMIXがエムズに14点差の大量リードを奪い第1Qを終える。
第2Qに入るとトリプルクラウン桑名の職人芸ともいえるシュートモーションフェイクにエムズのディフェンダーが次々に罠に掛かりファールを連発、これを“してやったり”とばかりにトリプルクラウン桑名が次々にボーナススローを沈めると続くボールポゼッションでは“フェイクを警戒して一歩下がったディフェンダーを嘲笑うようにミドルジャンパーをヒット、さらに得点差を拡げていくと残り2分、再び交代出場でコートに入ったAKが右ウイングからこの試合3本目をスリーをヒットさせて28-10とタイムトンネルMIXがエムズとの得点差をさらに拡げて前半を終える。
−後半に入ると− タイムトンネルMIXに高確率でアウトサイドシュートを決められて後塵を拝してしまっているエムズはディフェンスをゾーンからマンツーマンにスイッチ、劣勢の状況から挽回を試みるがタイムトンネルMIXはコニー“リトルダイナマイト”あや、大和撫子はっつーが“ややもすると足が止まってしまう”チームに潤滑油を注ぐようにボールを素早く回してリズムを作るとバーグ後藤が最初はパワープレーで、そしてコニー“リトルダイナマイト”あやのスティールで奪ったボールを受けて右ウイングからミッドレンジをヒットすると試合を通じてパスでチームに活力とリズムを齎しているDG浅井が左サイドウイングとベースラインインの間付近からドライブを敢行、鮮やかなドライビングレイアップで得点すると続いて試合を通じてリバウンドとディフェンス、適確なパス、そして数値や文字では伝えられない献身的なプレーでチームを支えてきた“この試合の”影のMVP“ビルマ“メルトダウン”今市とバーグ後藤が息の合ったコンビプレーを披露、最後はバーグ後藤がゴール下を捻じ込むとさらには大和撫子はっつーもドライブで得点、36-16とタイムトンネルMIXがエムズとの得点差を20点にまで伸ばして試合は最終Qを迎える…
第4Q、20点の得点差があろうともエムズは諦める事なく攻撃を開始、パワープレー、ボーナススロー、ドライブ、そしてスリー、ようやくチーム本来のリズムを取り戻したのか遠く離れてしまったタイムトンネルMIXの背中を追うがタイムトンネルMIXはコニー”リトルダイナマイト”あやのパスを受けてトリプルクラウン桑名が左ウイングからミッドレンジを射抜くと続いてDG浅井が第3Qで魅せたリバースレイアップに優るとも劣らない鋭い一歩目の出足でディフェンダーを置き去りにしてドライビングレイアップを捻じ込むとタイムトンネルMIXベンチから大歓声が沸き起こると最後は先程目の覚めるようなドライブを決めたDG浅井のパスを受けたビルマ“メルトダウン”今市がエムズに引導を渡すドライブを決めて勝負あり、タイムトンネルMIXが最後まで諦める事なく、また試合を通じてフェアープレーで戦ったエムズに44-28で快勝、春季大会1勝目を挙げた。
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パス交換を行うDG浅井とコニー“リトルダイナマイト”あや。試合を通じて素早いパスワークでチームにリズムを齎し続け勝利に貢献した。
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正確無比なミドルジャンパーともはや“職人芸”とも言えるフェイクモーションでディフェンダーのファールを次々に誘発、フリースローで得点を量産したトリプルクラウン桑名。ファッショナブルな白のハイネックのアンダーウエアが評価されこの試合のベストドレッサー賞を受賞した。
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