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2025年太田区バスケットボールシニア春季大会

試合前、恒例の写真撮影に応じるヤマクラゲ。前列左からHG小田川、AK、ハードワーク伊藤、DG浅井、後列左からダースベイダー土本、トリプルクラウン桑名、ホイッスル島田、麻婆チャーハン末次、バーグ後藤、スピィーディーロダンゆうま、スパイダーマン金子、
HG小田川、スピィーディーロダンゆうまが新たに入団、そして永らく闘病生活を続けていたダースベイダー土本も復帰、戦力に厚みを増した“シン“ヤマクラゲ。
今回は6月7日に行われた大田区バスケットボール春季大会第1日目のDONUTS戦
及びTKH戦の2試合の激闘の模様をお伝えしよう。
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2025年6月7日(土)大田区シニア春季大会 第1日目
ヤマクラゲ対DONUTS
試合は開始早々、ルーキー、HG小田川のパスを受けてチーム最年長のレジェンド、トリプルクラウン桑名が右エルボーからミドルジャンパーを続け様にヒット、さらにはバーグ後藤がリバウンドショットを押し込みヤマクラゲが幸先のいいスタートを切るもすかさずDONUTSもミッドレンジとゴール下で反撃、すぐさま6-6の同点に追いつくとロングレンジで9-6と逆転し一歩先行、さらにリードを拡げようとするもヤマクラゲは“ユニホームを間違える失態を犯し一度自宅に戻り残り1分でチームに合流したダイナマイトキッドあつしがスピィーディーロダンゆうまの速攻を挟んでミドルレンジと左サイドから切れ込み技ありのベビーフックを沈めて12-9とヤマクラゲがDONUTSに3点のリードを奪って第1Qを終える。
続く第2Q、両者、シュートにまでは持ち込むものの中々ネットを揺らす事が出来ない時間帯が続いていくが開始3分、DONUTSがミドルジャンパーと長距離砲で均衡を破ると共に14-12と逆転するもすかさずヤマクラゲはAKのロングレンジと麻婆チャーハン末次のミドルジャンパーで再逆転、さらにはバーグ後藤のパワープレーに続いてHG小田川がDONUTSの戻りが緩慢になっているのを見逃さずいち早くゴール下でポジションを取っていたダイナマイトキッドあつしにタッチダウンパスを送りゴール下をクリエイト、ヤマクラゲが23-19とDONUTSとの得点差を4点にまで拡げてハーフタイムを迎える。
後半、ヤマクラゲはスピィーディーロダンゆうまがトップオブザキーやや右から長い距離のミドルジャンパーをヒットすると続いてダイナマイトキッドあつしが左ウイングからミッドレンジを沈めるとさらにはリバウンドから繋いだボールをDG浅井がコート中央をドリブルで駆け上がると一旦左サイドを走りこんできたハードワーク伊藤にボールを委ねると最後は右サイドを走ってきたダイナマイトキッドあつしがドライブでフィニッシュ、29-21と7点差にまでリードを拡げると続くポールポジションではバーグ後藤のリバウンドを起点に速攻を展開、HG小田川が右サイドを走りこんできたホイッスル島田にラストパス、ドライブで得点と思われたが惜しくもリングに嫌われてしまう…
残り3分、試合開始からフィジカルな戦いで挑んでくるDONUTSもボーナススローとミッドレンジで繋ぎヤマクラゲを射程距離内に捉えるも残り3分、ダースベイダー土本が老獪なパワープレーでディフェンダーのファールを誘発、ボーナススローを獲得するとこれを確実に2本沈めると続いてスピィーディーロダンゆうまがスティールでボールを奪うとそのままコートを疾走、ドライビングレイアップを捻じ込み33-27とヤマクラゲがDONUTSに6点のリードを保って試合は勝負を決する最終Qへ突入していく…
最終Q、DONUTSがミドルジャンパーを射抜いて33-29の4点差に迫るもDG浅井のパスを受けてダイナマイトキッドあつしが、ダースベイダー土本のパスを受けてDG浅井が、ダイナマイトキッドあつしのパスを受けてスピィーディーロダンゆうまが代わる代わるミドルレンジを沈めて引き離しに掛かるが“全く勝負を諦めてはいない”DONUTSはミドルジャンパーとゴール下で反撃、残り3分、遂に39-39の同点となり試合は勝負を決するクラッチタイムを迎えていく…
しかしここでルーキー、スピィーディーロダンゆうまがステップアップ、ダイナマイトキッドあつしのリバースレイアップを挟んでミドルジャンパーを3本続け様にヒット、一気にDONUTSを引き離すと最後はスパイダーマン金子がDONUTSに引導を渡すミドルジャンパーを沈めて勝負ありヤマクラゲが49-42で最後まで諦めることなく食らいついてきたDONUTSに勝利、大会1勝目を挙げた。
2025年6月7日(土)大田区シニア春季大会 第1日目 第2試合
ヤマクラゲ対TKH
試合は素早くボールを動かすTKHにミッドレンジ、速攻、そしてロングレンジを被弾、ヤマクラゲが追う形で始まった試合はDG浅井のパスを受けたバーグ後藤がディフェンダーのファールを物ともせずパワープレーを捻じ込み得点、さらには“彼の課題と言われて久しい”フリースローを確実に沈めるとここからヤマクラゲは反撃を開始、ダースベイダー土本のパスから麻婆チャーハン末次がミドルジャンパーをヒットすると続いてHG小田川がドライブを仕掛けディフェンダーのファールを誘いボーナススローを獲得すると2本とも揃えて得点、さらにはスピィーディーロダンゆうまもミッドレンジとフリースローで得点し二人に新戦力が躍動、13−11とすると残り30秒、ダイナマイトキッドあつしがリバウンドからゴール下を捻じ込み15-13とヤマクラゲがTKHに2点差をつけて第1Qを終える。
続く第2Q、ヤマクラゲはリバウンドから速攻を繰り出しDG浅井がコート中央をドリブルで駆け上がると右ベースライン付近にいち早く走りこんだハードワーク伊藤にボールを委ねるとフリースローレーン附近のオープンスペースに走りこんできた麻婆チャーハン末次にパスを送りミドルジャンパーをクリエイト、続いて“見た目より数段器用”ダースベイダー土本が技ありのタッチパスでバーグ後藤のゴール下を演出するとここからヤマクラゲはオフェンスのギアをシフトアップ、ハードワーク伊藤のドライビングレイアップ、麻婆チャーハン末次のミドルジャンパーに続いてDG浅井がトップオブザキーのポジションからロングツーを打ち抜き試合は完全にヤマクラゲペースで進みここからさらに突き放していくか…と思われたが昨日発症した痛風の影響からかHG小田川はラインクロスを、チームの新たなリーダーを任されたスパイダーマン金子は気疲れからかバッドパスを、ユニホームを忘れて家に取りに行った動揺からか、ダイナマイトキッドあつしはゴール下のイージーバスケットを外してしまい、AK、ホイッスル島田のアウトサイドシュートは悉くリングに嫌われネットを揺らす事が出来ずに攻撃が突如としてペースダウン、TKHの反撃を許してしまう…
しかし残り2分を切ってスパイダーマン金子がステップアップ、パワープレーでゴール下を捻じ込むとスティールから連続でドライビングレイアップを沈めてスコアボードを動かし31-17とヤマクラゲがTKHとの得点差を14点差にまで拡げて前半を終える。
後半、明らかにペースダウンしたTKHに対しヤマクラゲはハードワーク伊藤、麻婆チャーハン末次のミドルジャンパー、バーグ後藤のドライブ、ダースベイダー土本のフリースローで得点、さらにリードを拡げていくも“このまま引き下がる訳にはいかない”TKHはパワープレーとミドルジャンパーで応戦、遠く離れたヤマクラゲの背中を捉えんと追撃を続けるも残り3分、ヤマクラゲはスピィーディーロダンゆうまのロングツー、ダイナマイトキッドあつしのリバウンドショット、HG小田川の速攻で応戦、48-34と二桁のリードを保って第4Qを迎えるとDG浅井の居残りオフサイドショット、ダースベイダー土本、ハードワーク伊藤のミドルジャンパー、バーグ後藤、ダイナマイトキッドあつしの連続パワープレーで突き放すと最後は麻婆チャーハン“隠れスケベ”末次が止めのミドルジャンパーをヒットして勝負あり、ヤマクラゲが粘るTKHに61-46で快勝、春季大会第1日目を2連勝で締めくくった。
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HG小田川と共に今大会からヤマクラゲに加わったスピィーディーロダンゆうま。 DONUTS戦では最終Qのクラッチタイムに躍動、3本のミドルジャンパーをヒットしチームを勝利に導いた。
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これまで大田区シニアで幾度となく対戦、毎回激闘を繰り広げるヤマクラゲとDONUTS。試合が終わればノーサイド、お互いに健闘を称えあう。
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