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Dleague LOOKINSIDE 2017

第110回 ― 30年度Dリーグ春季大会 戦力分析 ―


【岐路に立つファイブファールズ】



−細かくちぎった紙片を台紙に貼り付けて一枚の絵をして完成させる“ちぎり絵”・・・−紙の大きさ、材質、色合い、流行、買い求めた時代・・・それぞれ“違い”がある − 一枚足りとて同じ形がない− 紙片が折り重ることで、世界に一つしかない“一枚の絵”として“独特の魅力”を放ち続けている・・・

このちぎり絵の“魅力”のように学生時代、強豪校でキャリアを積んできた選手、社会人からバスケットボールを始めた選手、NBAのスーパースター、マイケル・ジョーダンの“come fly with me”のVHSビデオテープを擦り切れるほど見て公園で一人で練習を重ねたストリートでのバスケットボールしか知らなかった選手・・・異なる個性が折り重なることで彼等にしかない正に“世界に一つだけ”の輝きを放ち続けるファイブファールズ。

2012年秋季大会からリーグに参戦した彼等は常に優勝争いに加わると2014年春季大会に於いてリーグに君臨していた“絶対王者”オールディーズの6連覇を阻止すると共に2015年春季大会まで3連覇を達成、一時代を築くもその後は緩やかな後退局面に突入すると遂に28年春季大会では初のBクラス、そして屈辱の最下位に沈み前回大会も1勝4敗を覇権争いに加わることなく、そして爪痕も残す事もなく静かにコートを去った。

今回はここ数年、緩やかな後退局面から抜け出す事の出来ないファイブファールズの前回大会の戦いぶりを振り返るとともに前回大会、そして前々大会の成績及びチームスタッツを比較することでチームの問題点や課題を一緒に考えていくことにしよう。

まずは例によって前回大会の彼等の戦いぶりを振り返ってみることにしよう。

初戦のネオクラゲ戦では試合終盤までリードチェンジを繰り返す激しいワンポゼッションゲームで推移するも後半の勝負所でネオクラゲのスパートを許し47−63と黒星スタート、

しかし続くキングサンズではダンディカズ、ソレイユぴなの長距離砲が次々にヒット、試合の主導権を握るとそのまま押し切り65-54と初勝利、ここから反転攻勢に転じるか・・・と思われたがやはり初戦でセガに足元を掬われ“目を覚ました”オールディーズの波状攻撃の前に成す術無く、53-83と30点差をつけられ完敗を喫するも最終日の第1試合のブッダ戦ではディフェンディングチャンピオンを最後まで苦しめるハイパフォーマンスを披露するも惜しくも50−52で惜敗すると最終戦のセガとの試合では“チームの勢い”がそのまま反映したのか31-46と敗れ1勝4敗で大会を終えた。

次に彼等の1試合当たりの各部門でのチームスタッツの数値を前回大会と前々回大会との数値を並べてその推移を確認してみることにしょう。


【29年度秋季大会 4位 1勝4敗 勝点7】 平均得点:49.2 D 平均失点:59.6 E 得失点差:−10.4 D リバウンド:24.4 C アシスト:8.6 C スティール: 2.4 E ブロック:0.2 E 3P成功数:2.8 C (○は順位)

【29年度春季大会 3位 3勝2敗 勝点11】平均得点:67.2 B 平均失点:62.0 @ 得失点差:+5.2 B リバウンド:36.0 @ アシスト:10.4 C スティール:6.4 A 3P成功数:3.6 C (○は順位)


上記の29年春季大会、そして秋季大会の各部門の数字を比較すれば皆さんにももうおわかりだろう・・・平均得点で18点も低下、得失点では+5.2から-10.4と大きく後退、さらにリバウンド、スティール、そして順位こそ変わらないもののスティール、3P成功数・・・ほぼ全ての部門で軒並み数値が低下してしまっていては1勝4敗で終わったこともある意味“当然の結果”と言えるだろうし、彼等はこの現実と並んでいる数字を真正面から受け止め、様々な課題に取り組まなければ、春季大会で再びリーグの麓へと続く坂道を下ることになるだろう。

取りも直さずまず、彼等が取り組まなければならないのはキングサンズと並んでリーグ最下位の数値を記録した平均失点の改善に他ならない。

リーグ加入以来、そしてリーグ3連覇を果たした黄金時代に於いて彼等の“最大の武器”は、そしてチームの“礎”になっていたのは“強固なディフェンス”だったことを鑑みればディフェンスの再構築が彼等の最重要課題であることは疑いようはなく、ディフェンスを意識することによってリバウンド、スティール、ブロック・・・低調な数値を記録したスタッツも自ずと改善されるのではないだろうか・・・

またオフェンスはアウトサイド、そしてインサイドと偏ることなくバランスが取れているものの欲を言えば −ロングレンジからの攻撃を− チームには前回大会活躍したソレイユぴな、ダンディカズ、マイクロビーンズ遠藤の他にもBS三野宮、スーパーボールあきら、ジャックナイフ土利川とリーグで実績を残した名うてのシューターが揃っているのでリーグ4位に終わった3P成功数も改善出来れば再びリーグのトップコンテンダーに返り咲く事も可能だろう。

ここで復活を目指すファイブファールズのチームロースターを確認しておこう。

今大会より新たにチームのキャプテンに就任したチームの司令塔を務めるトリックスターだいご、パワーとスピード、そしてボールハンドルも回せられるスーパーボールあきら、リーグの得点王に2度輝いた攻撃力を誇るスコアラー、BS“ブラックシャドー”三野宮、力強いリバウンドとミドルシュートが武器のボードマスターまっきー、持ち前のパワーに加えて年々シュートレンジを拡げているダイナマイトキッドあつし、前回大会では思うようなプレーが出来ず今大会復活を期す、ルンバ“trust”北山、定評のあるロングレンジシュート、そしてポストアップからのアシストパスでオフェンスをクリエイトするダンディカズ、スタートでも、ベンチスタートでも与えられた仕事を確実に遂行する頼りになるベテラン、マイクロビーンズ遠藤、その優しい風貌とは裏腹に力強いパワープレーとフリースローレーン付近からの正確無比なミドルジャンパーが武器のハリウッド雄介、ここのところミドルシュートの成功率が飛躍的に向上しているボールハンドラー、“ホットホイール”勝田、高さと器用さを併せ持つ“シルキースムース”松井、正確な判断とミスの少ない堅実なプレー、そして前回大会チームトップの5本の3Pを決めるシュート力を併せ持つ“ソエイユ”ぴな、与えられた仕事を確実に遂行する頼りになるロングレンジシューター、ジャックナイフ土利川、独特のリズムと変幻自在なドリブルとトリッキーなムーブでディフェンダーはおろかチームメイトをも欺いてしまうテクニシャン、マジック飛澤、一瞬にして、そして1本のシュートでコートの雰囲気を変えてしまうインフルエンサー、イエローマスタード菅野、長引いた腰痛もようやく完治、復活を果たしたリバウンドマシン、ブラックタイガー山川、全てにおいて高いスキルを誇るオールラウンダー、ピンクパンサーじゅえり、堅実なプレーが持ち味のグライダー蓮見、己の存在を消してペイントゾーンに侵入、ディフェンダーに一撃を与えるステルス成田、そしてかつてチームの3連覇の主力メンバーとして活躍したアースフレンズ東京Zのヘッドコーチを務める“アナザーワールド”たくと既にリーグではお馴染みとなったメンバーが顔を揃える。

前回大会は1勝4敗と下位に沈んたとは言えもともとチームのポテンシャルは高く、ひとたびその歯車が噛み合えばライバルチーム達を退け一気にリーグの頂に登り詰める実力は十分に持ち合わせていると推測されるものの、少し気掛かりなのはその20人を数えるチームロースター・・・異なるストロングポイント、異なる個性や特徴を持った選手を持ち駒に持つことは戦術的に大きなアドバンテージになる一方で、−現在のDリーグは10分では無く8分×4Q制のローカルルールが採用されている− 現実を鑑みると十分なプレータイムが与えられない選手、あるいは実力を発揮する事が出来ない選手が出てきてしまう事も十分想定されるので勝利を目指しながらも選手各々のモチベーション、そして規律、正義をも照らした緻密なベンチワークが出来るか否かが再び王座に返り咲く為の大きなカギとなるだろう。


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