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2005.6.5 大会3日目
 
一回戦 ネオクラゲ対ナムコ
ここまで1勝2敗とチャンピオンらしからぬ戦いが続いているネオクラゲ。3連覇達成は非常に厳しい状況になってしまったが「可能性がある限り全力を尽くす」とAK。 続いて昨年、そして先週まで採用していた地蔵ゾーンに代表される「何となく攻め、何となく守り、僅差で試合をものにしていくネオクラゲスタイル」に決別を表明、ウォームアップを終えたメンバーに「原点回帰だ。今日からマンツーマン そしてシュートチャンスがあれば積極的に撃て!」と指示、今大会における厳しい状況を十二分に認識しているネオクラゲメンバーも力強くうなずきやる気満々、しかし今日はBE藤原、エルマタドールケンジ、デーブ伊藤、そしてコルドンブルー東海林のFW、C陣が揃って欠場、はたしてこのメンバーでナムコの万里の長城、教授、スッダ、 そしてオスカー牧野の牙城を崩し勝利を手にすることが出来るのでだろうか?対するナムコは2勝0敗と首位を快走、今日のダブルヘッダーを何とか連勝で乗り切り上方修整された目標である優勝に向け、2連勝で切りぬけたいところ。
今日から始まる後半戦に向けスパートを駆けたい教授は戦力の準備を怠るような事はしない。「今日が天王山」と踏んだ教授はアメリカ武者修行に出ていたヤマトタケルノハヤシを今日から召集、気になる登録も大会前に済ませているあたりはさすが教授、大会初日にバッシュを忘れるという失態を晒してしまったオスカー牧野との差は明白、してやったりと自然に口元も緩み「残念だなあ BE藤原さんと勝負がしたかったですよ」と試合前に余裕のコメントを披露、既に心はネオクラゲ戦にあらずセガとの戦い方をシュミレーションしているのであろうか?試合は予想に反してネオクラゲペースで進むが先週までと同じくゴール下のシュートが入らない・・・まるでビデオテープを見ているような展開になりネオクラゲベンチに嫌なムードが立ち込めてきたときにチームを救ったのが今日エルマタドールケンジの代わりに先発したアンチフリーズ並木だ。いつになく真剣な表情で頭脳的なプレーを随所に披露、ゴール下でシュートを決め、ファールを貰いフリースローを確実に決めていく。
ナムコはプロフェッサー藤田がネオクラゲのトップディフェンダーの一人、ジャパネットこうたの密着ディフェンスに苦しみ得点をあげる事が出来ない。しかしオスカー牧野のアルマジロドライブからのゴール下の粘り強いシュート、スッダ杉岡も打点を高めに修整してきたスギフックを効果的に決め、喰らいついていく・・・第2Q、ネオクラゲのベンチメンバーが活力を与える。ヤオチンがアクロバチックなリバウンドシュートを連続で決めればAKもスリーを連続ヒット、リードを僅かながら拡げていく。しかしナムコも反撃開始、疲れの見え始めたネオクラゲに対し徹底的にワンオンワンをしかけて行く・・・・老兵達はフォーミュラー加藤、コンピューターチップ竹前のスピードに全く着いていけず、低い体勢からゴールに切れ込んでくる必殺アルマジロドライブを駆使するオスカー牧野には膝を曲げる事が出来ないネオFW陣はファールで止める以外方法はなく、7点差あったアドバンテージは見る見る減っていく・・・・・・
試合も残り12秒、その点差は2点、ここで今日、ジャパネットこうたのきついマークにここまでわずか1得点に抑えられてしまった教授に代わりナムコのオフェンスをリードしてきたオスカー牧野がフリースローを獲る!2本いれれば同点のこの場面、静寂に包まれたコートの中でオスカー牧野がやや緊張気味に独特のワンハンドフリースローの構えに入る・・・・・いつもよりはリリースに時間をかけた彼の高く掲げられた右手から放たれたボールはリングに嫌われ1本目を落としてしまう・・・・。しかし気を取り直し2本目は確実に入れ、ナムコは最後のディフェンスに全てを懸けるが及ばず、ネオクラゲが何とか逃げ切り通算成績を2勝2敗の五分に戻した。

 
二回戦 セガ対ペンキーズ
第1試合でナムコの敗戦をオフィシャル席で確認したプリンスは「今日2つともに勝って優勝決めますわ」とインタビューに答えてウオームアップ開始、今日は戦う取締役DG浅井選手が不在なれど選手のモチベーションは優勝に向け保たれている。しかし1、2,3、・・・5人ぴったりしかいない・・・ その厳しいマンツーマンのディフェンススタイルはどうしてもファールはかさむ。 ベテラン揃いのペンキーズはセガをファールトラブルに持ち込み優位に試合を運んでいきたいところだが対するペンキーズも6人しかいない・・・。年齢的には明かに高齢で不利な状況は否めないがベテランチームの意地をみせセガに一泡吹かせたいところ。
試合は序盤、ペンキーズがリバウンドで頑張り何度かシュートチャンスを作りジャーメイン吉澤、クラヤ島田、クレバー斎藤がシュートを放つが正確性に欠けはずしてしまう・・・やはりベテランはエンジンがかかるまでにある程度の時間が必要なようだ。それに対してセガは最初の攻撃でいきなりトップオブザキーからプリンスの伝家の宝刀、プリンスリーがノータッチで突き刺さる。ペンキーズもジャーメイン吉澤がインサイドで奮闘、今大会いい活躍を見せていた江波戸選手をファールトラブルに追い込み、メンバーチェンジが告げられる・・・確か交代はいないはずのセガベンチだが・・・いつのまにかサイレントアサシン吉田が申し訳なさそうにひょっこり座っているではないか。
江波戸選手に代わり数回会釈をしながらやはり申し訳なさそうにSA吉田がコートに入る。ここからペンキーズの悲劇が始まった、SA吉田はリバウンドを奪い、ルーズボールをものにしてセガのチャンスを作り続ける。そのボールを受けたセガの攻撃陣は全く手を緩めずインサイド、アウトサイドに波状攻撃を繰り返し、瞬く間にそのリードを20点差以上に拡げていく・・・・最終Q、ペンキーズもようやくエンジンがかかりクレバー斎藤、SM伊藤のミドル、ジャーメイン吉澤のインサイドのパワープレーが決まりだすが時は既に遅く、セガが長距離砲、そしてインサイドをバランスよく攻めペンキーズに完勝、遂に単独首位に躍り出た。
如何なる状況下におかれても確実に任務を遂行するスナイパーのように7本のスリーを決めたセガのエース、プリンスは第1回大会でMVPを獲得した頃の輝きを取り戻しつつあり、それに呼応するかのように彼のチームメイトも好調を維持している。果たして今日の第4試合で優勝は決まってしまうのであろうか? 今日のペンキーズはプリンスに要所で決められたプリンスリーによりゲームの早い段階で集中力が途切れ、実力差以上の思わぬ点差での敗戦を喫してしまった。最終日の36ERS戦に奮起を期待したい。


ティップオフ前、大胆なへそ出しポーズで余裕を見せるペンキーズ、クラヤ島田。
 

ハーフタイム中、懸命にスリーポイントシュートを練習するSA吉田。彼とツーフェイス前田の長距離砲の存在はDリーグ各チームに心理的な圧迫を与える事に成功している。しかし現実には 某国の核ミサイルと同様、まず発射される事はないだろう。
 
三回戦 36ERS対オールディーズ
「絶対に勝つ! やるぜ!」試合前チームメイトにゲキをとばすはリビアの国家元首、カダフィ大佐ならぬ オールディーズの若きリーダー、スワン大佐。今大会、監督も兼任 、「佐々木はプレイだけでなくいろんな面で今回頑張ってるよ。」とAK。「スワンはプレイも精神的にも成長しましたね」とティーンエイジャーの頃から彼を知るSE光も賛辞を惜しまない。成長を続けるこの若者はチームメイトとともに2勝目をあげる事が出来るだろうか?対する36ERSは大会前の予想に反しここまで1勝2敗と思うように勝ち星を伸ばすことが出来ていない。チームの全てを担う男、エースの丹羽選手は今大会安定したプレーを見せ、受賞こそは逃しているが毎週プレイヤーオブザウィークの候補に挙げられている事が彼の働きを証明している。
試合は序盤から一進一退の様相、丹羽、越路のジャンパー、ボールコレクター増田のインサイドで36ERSが得点をあげていけばオールディーズもビッグ西川を中心に全員攻撃、離されずに喰らいついていく。ここでビッグプレーが飛び出した!ビッグ西川のスピンターンからのゴール下のショットが炸裂!「アキームオラジュワンのドリームシェイクみたいだった」とあるものは驚嘆の声をあげ、 そしてあるものは「いやドリームシェイクじゃないよ 団塊シェイクだよ、凄い」と驚きの声を隠さない。しかしこの接戦を決めたのはステップアップを続ける男、スワン佐々木だった。 後半勝負どころで伝家の宝刀、スワンスリーが1発、2発、3発・・そして4発連続ヒット!差を一気に拡げる。場内の大歓声に白鳥が飛び立つ如く両腕を大きく拡げ微妙に手を拡げる御得意のポーズで答えるスワン佐々木。気持ち良さそうだ。
36ERSも負けてはいない、越路のジャンパー、BTK木村のリバウンド、そして全く衰えずにコートを走りまくる38歳のベテラン、佐々木選手のモルフォジャンパーがネットを突き刺し、ボールコレクター増田も細身の身体でインサイドで奮闘、何度も転倒しながらもゴール下で踏ん張り得点を重ねていく・・・しかし最後はオールディーズは36ERSの猛攻を全員で何とかしのぎ、2点差で勝利をものにした。 オールディーズはこれで2勝2敗、最終日に勝ち越しを掛けてプロフェッサー藤田率いるナムコと戦う。36ERSはこの敗戦により1勝3敗と苦しくなったが最終日のペンキーズ戦を勝って第5回大会を締めくくりたい。


試合前、ゲキをとばすスワン大佐。
 

残り数秒、逆転の夢を乗せた丹羽選手のスリーは惜しくも外れてしまう・・・・
 
四回戦 セガ対ナムコ
今日の第4試合は優勝の行方を左右する大一番、3勝負けなしと順調に白星を重ねてきたセガと今日の1試合目にネオクラゲに1点差で敗北、2勝1敗となったナムコの対戦だ。白いユニホームのセガはここまでエースのプリンス釣崎を中心にアップテンポのゲームを展開、オールディーズ戦では肝を冷やしたがあとは危なげなく勝利を重ねてきた。今日ナムコに勝てば最終日のネオクラゲ戦を前に1年ぶり3回目の優勝が決まる。対するナムコは「最下位脱出」を目標に今大会に臨んできたがプロフェッサー藤田が率いる赤い軍団は抜群のチームワークを見せ開幕2連勝、試合を重ねるごとにチームは成長し、瞬く間に優勝を狙えるチームに変貌した。残念ながら今日ネオクラゲには1点差で敗れはしたがこの試合に勝ち、最終日に(他チームの勝敗にもよるが)奇跡の逆転優勝の狙いたい。
ナムコは通常採用しているゾーンからマンツーマンにディフェンスシステムを変更し、試合前のミーティングで教授より「プリンスにはスリーを絶対に打たせない事」がチーム全員に指示されたようだ。プリンスをマークする重責を担うのはコンピューターチップ竹前、「必ず抑えます。絶対に勝ちますよ。」といつも穏やかな彼から想像出来ない威勢のいいセリフが飛び出し、気合十分だ。試合はまずインサイドの攻防で幕を開ける。ネオクラゲ戦で完璧に抑えられたナムコの大黒柱、教授がその憂さを晴らすべく順調に得点を重ね、それに呼応するかのように好調オスカー牧野も必殺技、アルマジロドライブを連発、ファールを誘い確実にフリースローを決めていく。
セガはコンピューターチップ竹前のディフェンスの前にプリンスがなかなかシュートを打つことが出来ない。しかしインサイドの両輪、江波戸選手、そしてSA吉田選手がリバウンドで頑張り好調に得点を重ねていく。ややナムコがリードする試合展開が続き場内は騒然とした空気が漂いだした・・・ナムコが勝つのか・・・。しかし後半勝負どころでこれまで見事な守備を見せ、プリンスを封じこめていたコンピューターチップ竹前のマークが外れ、遂にプリンスリーがナムコゴールに突き刺さる。がっかりとする竹前の心の動揺をあざけわらうかのように続けて2本目のプリンスリーがヒット!この2本のプリンスリーで試合の流れは大きくセガに傾き、じわじわとリードを拡げていき、ナムコも最後まで諦めず反撃したがセガがこの激闘に勝利、最終日を待たずに1年ぶり3回目の優勝を決めた。


アメリカから帰国、即参戦のヤマトタケルノハヤシがスリーを狙う。時差ボケの中奮闘を見せた。低い構えでディフェンスをするのはロビン内山。今日は守備、そして数字で現れない部分でチームに大きく貢献。
 

申し訳なさそうにベンチのはじに腰掛けるSA吉田。しかしプレーは強烈、シュート確率も高い。セガになくてはならない存在だ。
 



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