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第3回 日本社会人バスケットボールフレンドリーシップ50 #1


第1試合の会場である岐阜メモリアルホール“で愛ドーム”で恒例の写真撮影に応じるタイムトンネル。前列左からアイスピック“フィデルカストロ”西川、ジェントル森本、ナイト足達、DG浅井、AK、ジャッジ小林、SS石川、後列左からバッドマウス武藤、バーグ後藤、トリプルクラウン“マジシャン”桑名、ビルマ“メルティ”今市、ストロングゼロ“リーチマイケル”末次、ホイッスル“シェフ”島田。

2016年5月のチーム結成以来、7年目に突入したスーパーシニアを主戦場として活動を続ける「タイムトンネル」 。

怪我、病気、子供の成長、介護等の家庭事情、思うように動かなくなっていく身体、衰えていく記憶力、そして増えることはあれど減る事はない酒量が招く高血圧症と高脂血症(痛風)…齢を重ねれば誰もが経験するであろう困難の真っただ中に身を置きながらも前身の”ミステリーゾーン”から脈々と受け継がれている”さらなる高みを目指して挑戦を続けていく”DNAは引き継がれ、如何なる困難が彼らの前に立ちはだかろうともその歩みを決してとめようとはしない・・・

今回は10月7日、8日に岐阜県岐阜市に位置する 岐阜メモリアルセンター“で愛ドーム“で開催された第3回 日本社会人バスケットボールフレンドリーシップ50大会 大会第1日目 南海OBクラブ(高知県)との激闘の模様をお伝えしよう。



10月7日(土) 南海OB倶楽部(高知県) 対 タイムトンネル(東京都)

タイムトンネルは司令塔のポジションにDG浅井、インサイドにはバッドマウス武藤、バーグ後藤を配置、そしてウイングにはチーム随一の運動量を誇るSS石川、そして"チーム一の練習量、ひたむきな努力、そして磨きをかけてきた正確無比のミドルジャンパー・・・"

ー本来ならばー ストロングゼロ"リーチマイケル"末次がもう1人のウイングポジションのスターターを務めると予想されていたが昨日のJR名古屋駅で階段を踏みはずし転倒、右瞼、そして右膝を強打、緊急縫合手術を行ない出場が不可能になった為、ベテランのAKを起用、すると試合開始早々、ファーストボールポゼッションでDG浅井のパスを受けたAKが右ベースライン沿いからロングレンジをヒット、幸先にいいスタートを切った...かと思われたが相次いで速攻を繰り出すもののフィニッシュの精度を欠いてスコアボードの数字を動かせないでいると逆に南海OBクラブが足を絡めた速攻から3連連続に得点、逆に3-6とリードを奪われてしまう・・・

両チーム共に ーこれが大会初戦の緊張感なのかー   

中々リズムが掴めない時間帯が続いていくも残り3分、タイムトンネルはバッドマウス武藤が続け様にドライビングレイアップを仕掛けてディフェンダーのファールを誘発、フリースローで得点を縮めていくと残り2分、ホイッスル"シェフ"島田がスティールに成功、ナイト足達にパスを送ると最後は右サイドから走り込んできたバックマウス武藤がドライブを捩じ込むと続くボールポゼッションでは ー先程とは逆にー 速攻からバッドマウス武藤からのパスを受けてナイト足達がレイアップを沈めて9-6と逆転に成功、このまま第1Qは残り20秒、ホイッスル"シェフ"島田がペイントゾーンでパワープレーを仕掛けるも"コンタクトレンズがはずれる程のディフェンスのハードファールを受けてコートに激しく打ちつけられるも ー入れ直したコンタクトレンズの"微妙なズレ"が功を奏したのかこのボーナススローをきっちり2本沈めてタイムトンネルが11ー6と南海OBクラブに5点のリードを奪って第1Qを終える。

続く第2Q、互いに"シュートにまでは持ち込むもののフィニッシュの精度を欠いてスコアボードを動かせない膠着状態が続いていくも開始3分過ぎ、右ウイングややベースライン沿いのオープンスポットでジャッジ小林のパスを受けたビルマ今市がラングーンショットをクリーンヒットすると続いて左ウイング後方からAKが長距離砲を射抜くとさらには"連続被弾からかアウトサイドを警戒する南海OBクラブの虚を突いてバッドマウス武藤がパワープレーを仕掛けてファールを獲得、2本のボーナススローをきっちり沈めると残り3分、スティールでボールを奪取したジェントル森本との息のあったパス交換から最後はバッドマウス武藤がボースハンドでレイアップを沈めて20-8と順調にリードを拡げていく...

しかし今日のタイムトンネルはこの後が続かない...

一気呵成の攻撃でさらにリードを拡げていく絶好のシチュエーションにも拘らず、バッドパス、ロストボールを連発、自ら試合の主導権を手放してしまうと"ここぞとばかりに"南海OBクラブが反転攻勢を開始、ミッドレンジに続いて連続パワープレーで連続得点、14-20と6点差にまで詰め寄る事に成功する...

しかし残り2分、リバウンドからそのまま速攻を展開したアイスピック"フィデルカストロ"西川が ディフェンスを引きつけて左サイドを駆け上がってきたSS石川にラストパスを送ると左手に持ち替えて鮮やかにフィニッシュ、さらにはジェントル森本がシュートフェイクでディフェンスを引きつけると空いたスペースに走り込んできたバッドマウス武藤がミッドレンジをヒットしタイムトンネルが24-14と再び南海OBクラブとの得点差を二桁に戻して前半を終える。

後半に入ると二桁リード、疲労、昨夜の深酒...様々な要素が重なり"やや気の緩みが散見してきた"タイムトンネルは"シュートのタイミングでパス、"パスを送るべきシチュエーションでシュートを選択"しミスを連発、自らリズムを失ってしまうと ー 一時は二桁のリードを奪われて気持ちが切れかかっていまように写っていた南海OBクラブが息を吹き返す!

ゴール下のパワープレーに続いてボーナススロー、そしてミッドレンジに長距離砲でピタリと得点が止まってしまったタイムトンネルを急追、24-27と3点差にまで詰め寄りタイムトンネルをワンポゼッション差と完全に射程距離に捉える事に成功する...

ここでタイムトンネルはたまらずタイムアウトを要求、緩んでしまった箍を締め直すと共にチーム最年長のオールドルーキーにしてベテラン、トリプルクラウン"マジシャン"桑名を投入すると“百戦錬磨の戦士の存在が試合の流れを変えたのか、コート中央をDG浅井が、左サイドを"韋駄天"アイスピック"フィデルカストロ"西川が、そして右サイドをSS石川で速攻を展開すると最後はSS石川がレイアップを沈めると続いてバッドマウス武藤がフリースローレーンやや左のスポットからミドルジャンパーをヒットすると残り2分、バーグ後藤が”練習を積んできたエンドラインのスローインからのサインプレー“でのゴール下でのパワープレー”を挟んでDG浅井がミッドレンジを連続でヒット、38-30と8点差で迎えたタイムトンネルのボールポゼッションでオフェンスリバウンドをもぎ取ったバーグ後藤がそのままボールをゴールにねじ込みタイムトンネルが40-30と再びリードを10点差に拡げて試合は勝負を決する最終Qに突入していく...

第4Q、"やや疲れの色が見え始めてきた"南海OBクラブに対し"後半から本来の調子を取り戻してきた"バーグ後藤が力強いパワープレーで連続得点、さらにはDG浅井が左ウイングからミッドレンジをヒットすると続いて“乗っている男”、ホイッスル“シェフ”島田が南海OBクラブのエンドスローからのインバウンドパスをスティール、そのままレイアップの態勢に持ち込むも突然何かにつまずいたように急減速してボールロスト“これね・・・以前のも同じようなプレーを渋谷区大会で何度か見たことあるよ、初めてじゃない”(チームメイト談))と前半のフリースローに続いて見せ場を作ると最後はバッドマウス武藤がリバウンドショットを捩じ込み勝負あり、タイムトンネルが最後まで諦めずに食らいついてきた南海OBクラブを50-41で振り切り大会1勝目を挙げた。




「みんな見てくれたかい、コンタクトレンズが外れるくらいのハードファールを受けてもしっかりと2本フリースローを決めたところをさ…自分で言うのもなんだけど今日の試合で一番のハイライトシーンだったと思うよ でもここだけの話し、少し大袈裟に倒れたけどね・・・ 長年コーチとして中学校で男子も女子も教えている手前、無様なプレーは見せられないからね」試合後、自画自賛気味にインタビューに答えるホイッスル“シェフ”島田。夕食時には一転“家政婦のシマさん”となり、自慢の腕をふるい美味しい手造りの“チゲハンバーグをチームメイトに振舞ってくれた。

「決まり事にはあまり興味はなく、覚えようとしない」バッドマウス武藤に代わりフォーメーションプレーのキーマンとしてレジェンド、トリプルクラウン“マジシャン”桑名から毎回の練習で厳しい指導を受けていたバーグ後藤。終盤のナンバープレーで見事にゴール下を捻じ込み試合を通じてインサイドの要として奮闘を見せた。

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