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大会展望
オールディーズ、フィフティーズの2強の争いか |
今回のDリーグは初めての試みである「2週連続ダブルヘッダー」制が「覇権の行方」に大きく作用するかもしれない。これは世界最高峰の自動車レース、フォーミュラー1が「レース中の給油ストップ」ルールを採用することにより、さらにスペクタクルなレース展開が繰り広げられるようになったことと同じ効果をDリーグにもたらすかもしれない。
ここ数年、Dリーグではダブルヘッダーの試合は「選手の健康面の配慮」から減少傾向にあったので各チームは1試合だけの体力面、そして戦術を、選手も1試合だけと考えてプレーすればよかったが、今回では2週連続でハードなダブルヘッダーを消化しなければいけなくなった。「 体力面でハード」となると「若さ、そして練習量」がモノをいってくる・・・・
そこでまずいの一番に優勝候補に浮上するのがゴースト2号、いやホットチョリソー三野宮を筆頭に若く動けるメンバーを豊富に擁するオールディーズだ。金曜、そして日曜日と定期的に週に2度練習を行っているこのチームにはアンダー30メンバーとしてホット、ヒュードロクーペ荒井、カオルとスピードと得点力を兼ね備えたメンバーが名を連る。さらには今年からアンダー枠の規制から外れ活躍が期待されるスワン佐々木とバイロン鈴木の30歳コンビはチームに大きなアドバンテージをもたらすだろう。
インサイドはBIGX西川、ゴールデンボンバー青柳、そして勝負強いビッグパパ山内、そして「ひぐまリバウンド」の使い手、ザ・グレート永野と強固なメンバーが揃いペイントゾーンでのディフェンスも万全の構えだ。「一中の練習日誌でいじられている借りはDリーグ本番で返します」とホットチョリソーのモチベーションもいつにもない高さを保っている。遂に「機は熟した。」
何度となく惜しいところで優勝を逃してきた”シルバーメダルコレクター”オールディーズが遂に自らの手で黄金時代の幕を開けるかもしれない。オールディーズに続くのは今回やむなく棄権した「ペンキーズ」そして「ナムコ」の混成軍、ゴースト1号、いやF山本率いる「フィフティーズ」だ。F山本、ジャーメイン吉澤、ベースボール村上、オールラウンダー八本、にせグレイの旧「ペンキーズ」にナムコから大型戦艦スッダ杉岡、そして数名の新メンバーが加わったこのチームは「Dリーグ一高いリバウンド力」を擁し守備も強固、「問題も解決の方向に向かっていて」精神的な安定からか好調を維持している?F山本の高いスリーポイントの成功率も対戦チームにとってかなりの脅威となるだろう。
「優勝請負人」を豪語するF山本は「寄せ集めチーム」をまとめあげ、自身3度目の、そしてチームを初出場初優勝の快挙に導くことが出来るのであろうか?
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セガ、そして36ERSの復活は? |
3度の優勝、数々の個人タイトル獲得・・・かつてセガは栄光につつまれていた・・・しかし「今日でも伝説の試合として語り継がれている」「ドーハの悲劇」ならぬ「ユースの悲劇」、マリア藤田の活躍により土壇場で逆転負けを喫した2005年10月30日のナムコ戦からセガの長く、そして終わりの見えない転落が始まった・・・
体力の衰え、エスパー武田の突然の失踪、まとまらないチーム 効果があまり出なかったスリーメンによるDGのしごき・・・「自転車で往復4時間かけてバスケの練習に参加していた」ハードワークを続けるが一向にその努力が結果に結びつかないロビン内山・・・そんな彼らにも復活に兆しが・・・「彼らはまた好調時の姿に戻りつつある」とあるDリーグ評論家はは語る。
続けて彼は「セガが復活する為に必要なもの」として3つのキーワードを挙げた。それは@「プリンスのスリーポイント」A「ディフェンス、そしてリバウンド」B「エスパー、そしてスーパーソルジャーの活躍」「これらがセガに必要なことです。これが出来ればセガは必ず復活するでしょう」「陽はまた昇る。」 果たしてセガは長く深いトンネルから抜け出すことが出来るのであろうか?
36ERSは残念な棄権から心機一転、新たなスタートを切る。もともとディフェンス面では定評があったこのチームはオフェンス面と新たに加わった新メンバーたちが大会までにうまく融合出来るかが上位進出のカギとなるだろう。
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老犬軍団、ネオクラゲは? |
ネオクラゲHP練習日記では毎週襲い掛かる気鋭の若手、そして実力者揃いのゲストチームをときには50点差で、あるときは3試合連続で100点ゲームで粉砕するスーパー老犬軍団、ネオクラゲ。しかしそれはあたかも「ハッピーエンド」でのシナリオが用意されている「水戸黄門」に代表される一話完結型のTV時代劇であるかのようだ。「あれはインチキ」「うそを書かないで下さい」「全然違う」「いつの写真使ってるんですか!」と報道に対する姿勢や「やらせ、出来レースだ」と言う声も少なくない。
「私たちは全て事実しかHPにしか載せません。」「ゲストチームの彼らは自分の、そしてチームの不甲斐なさに立てひざをつき、うなだれ、下を向くのだと思います。またある者は敗戦に対する自責の念から己に対する戒めの気持ちを込めて腕立て伏せをしているんだと思います」・・・皆さんよく考えてみて下さい。
「試合に勝ったのにがっかりとうなだれ下を向いたり、腕立て伏せをする選手がどこにいるでしょうか?」「彼らはいつもネオクラゲに負けているのです」とネオクラゲの広報は言う。・・・・もしあのHPの「練習日記」が事実だとすればネオクラゲは決して優勝に手が届かない存在ではないかもしれない・・・・
しかしながら真実はひとつしか存在しない。練習日記でのネオの実力が本物なのかそれとも虚報、あるいはかつての「大本営発表」のように「敗戦」を「大勝利」と報道しているのであろうか、いずれにせよDリーグが開幕すれば「真のネオクラゲの実態」が明らかになるはずだ。
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