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2008.11.30 大会3日目
 
一回戦 セガ対ブッダ
試合開始早々、セガを予想だにしないアクシデントが襲う・・・ゴール下でバックシュートを決めたプリンス釣崎とリバウンドにいこうとしたジロリックス”ジダン”じろうが交錯、ジロリックスのヘッドバットをまともに喰らったプリンスは起き上がれず、額からは夥しい出血が・・・軽い脳震盪を起こしたプリンスは退場を余儀なくされ治療に向かうも、もう一人の当事者、ジロリックス”ジダン”じろうは「スイマセン。本当に当ったんですかね?僕はどこも痛くないんです。スイマセン。」と何事もなかったようにぴょんぴょん飛び跳ねながら元気にプレーを続けゴール下で奮闘を見せている・・・
「チームとしては(釣崎君がプレースタイルを変えることは)全く望んでないんです。気持ちはわかりますがただ釣ちゃんのインサイドは・・・今まで通りPGとして、そして3ポイントシューターとしてプレーしてほしいのです。(某セガ主力メンバー談)「僕としてはアウトサイドシュートだけでなくクロスオーバードリブルからのカットインーそう、NBDLに挑戦中の中川和之選手のようにーインサイドに切れ込むプレーもマスターしてプレーの幅を拡げたいんですよ。まだ32歳ですし・・・」(プリンス釣崎談)とチームの思惑とプリンスの向上心は「海を隔てた日付変更線」のように表面上ではわからない大きな違いが生じていた・・・
それが今回の「同士討ち流血事件」さらには「連覇の逃した要因」に繋がったのかもしれない・・・試合はプリンス退場の穴を埋めるべくサミー常岡、ロビン内山が奮闘、ミドルショットを続けさまに決めるもブッダも槍田、佐藤のシュートで反撃、前半を27−27の同点で終える。第3Qに入るとブッダは「疲れからかディフェンスが甘くなってきた」セガの守備を突き江花がスリーを連発、引き離しに懸かる。対するセガはゼミナール山本のゴール下、SH笠原のスリーポイント、ジロリックスの「すいませんショット」などで反撃、何とか喰らいついていく・・・
そして勝負の第4Q、「若さで分がある」ブッダの月村、佐藤がリバウンドを支配し得点に繋げその差をじわじわ拡げていく・・・負ける訳にはいかないセガは驚異的な回復力でプリンスがコートに復帰、チームに活力を吹き込むも粘り強く戦ったブッダが3点差で辛くも逃げ切り今大会初勝利を挙げた。

 
二回戦 ネオクラゲ対オールディーズ
ここまで4勝負けなし、久しぶりの優勝に王手を掛けたネオクラゲと逆転優勝には(36ERS対キングサンズ戦の結果次第ではあるが)「大量得点での勝利」が義務づけられたオールディーズの戦いは序盤から両チーム共に「気持ちが入りすぎたのか」ミスを連発、なかなか得点を挙げることが出来ない・・・
しかし4分過ぎ、ここまで「大会イメージキャラクター」の重圧からか思うような活躍を見せることが出来ていないキケロ”トッド”武田がファールで得たフリースローを確実に2本決めて試合は動き出す。対するネオクラゲは若きエース、ゆうまがミドルジャンパーを連続ヒット!反撃の狼煙を上げる。ここまで「今一つシュートが決まらず」調子の上がらないオールディーズに対しアロンゾ河原、ビッグマック武藤の「ツインタワー」がインサイドで確実に得点、第一Qはネオクラゲが12−5と7点リードで終える。
第2Qに入ってもネオクラゲの勢いは止まらない。AKのスリーを皮切りにゆうまのトルネードドライブ、武藤のリバースレイアップが決まり得点差をさらに拡げて遂に12点差に・・・「このまま引き下がる訳にはいかない」オールディーズはたまらずタイムアウトを要求、ここで「チームの頭脳」バイロン鈴木が浮き足立つチームメイトに対し「まだ試合時間はたっぷりあるんだ。慌てることは全くない。ただこのゆったりとした試合の流れではネオクラゲさんのペースなのでこのままではやられてしまう。とにかく走って速攻に繋げウチのバスケットをすれば必ず勝機は見えてくる」と的確な指示を出し選手をコートに送り出す。
さらには「ハーフコートバスケットを好む」傾向にあるヒュードロクーペ荒井から「DリーグNO,1のスピードスター」スマイリーアサシンかおるにスイッチした「「走る。」と言う明確なメッセージを込めた選手起用」がズバリ的中、SAかおるがそのスピードを活かした速攻で自ら得点、さらには切れ込んでからオープンで待つチームメイトにパスを配給、その差を見る見る縮め23−25と劣勢だったオールディーズがネオクラゲに2点差までに詰め寄ることに成功して前半を終える。こうなるとオールディーズの攻勢は止まらない。後半開始早々、ミスを連発するネオクラゲに対しオールディーズは厳しいディフェンスからボールを奪い速攻で連続得点、遂に逆転に成功する。「まるで前回大会の再現フィルムを見ているようだった・・・
僕たちはオールディーズの厳しいディフェンスに対して上手く対応することが出来ず、体力的にも、また精神的にも消耗してしまい集中力を保つ事が難しくなってしまって・・・あとはご覧の通りさ・・・」(ネオクラゲ某主力メンバー談)逆転されてしまったネオクラゲにはもう反撃する力は残っていなかった。畳み掛けるようなオールディーズの波状攻撃になすすべなく48−65で前回大会に続きオールディーズに惨敗、またしても優勝を逃した。快勝したオールディーズは同じく4勝1敗ながら得失点差でネオクラゲを上回り暫定首位に浮上、最終戦のキングサンズ対36ERS戦の結果いかんでは優勝出来るポジションに浮上した。

 
三回戦 キングサンズ対36ERS
ネオクラゲが敗れた瞬間、俄然優勝の可能性が高まったキングサンズ、願ってもないこの展開に「冷静を装うも意外にも感情がすぐ表情に出てしまうタイプ」のキャプテン、F山本は微笑みを隠す事が出来ない。「さすがオールディーズさん・・・よく12点差をひっくり返しましたよ。フフフ・・・優勝するチャンスがめぐってきた僕らは最低条件である「10点差を付けて勝つ」ことだけを考えて36ERSさんとの試合に臨みました。」(F山本談)しかし試合は思いもよらぬ展開を見せる。
「優勝からの重圧」からかキングサンズはなかなかシュートが決める事が出来ない。逆に36ERSはDH蟹江、川内が確実にゴールを決め得点差を拡げ12−6と36ERSがキングサンズに6点のリードを奪い第1Qを終了する。第2Qに入ると「・・・まずい・・・このままでは・・・」F山本の想いがチームメイトに伝わったのかキングサンズが怒涛の反撃を開始する。今大会からデビューしたキングサンズのスナイパー、ゴルゴ藤木がスパート、ミドルジャンパー、そしてカットインと次々にゴールを沈め得点差を縮めていく・・・
対する36ERSも今大会対戦チームを震え上がらせた「リーグで最も遠い距離から確実にスリーを決めることが出来る危険な女」a.k.aレディアサシン めぐりんが伝家の宝刀、ロングレンジスリーを叩き込み反撃、両者譲らず一進一退の展開が続く。後半に入ると地力に勝るキングサンズがハイタワー西野のリバウンドショット、ハイフライヤーイチローのインサイドプレーで得点を重ね引き離しにかかるが36ERSもレディアサシン めぐりんに「DG並みの激しい激」を飛ばされたBC増田が目を覚ましインサイドで奮闘、粘り強く喰らいついていく・・・
勝負の最終Q,試合を決めたのは「どんなにしびれる状況だろうと確実にミドルシュートを決める事が出来る男」a.k.aオートマチック高橋だった。開始早々4本のシュート(うち1本はスリー)を連続ヒット!ここまで粘り強く戦ってきた36ERSを一気に引き離すことに成功する。 「高橋さんにシュートを立て続けに決められうちらは「勝負に対する粘りの気持ち」がキレてしまいましたね。あの時間帯で4本連続とは・・・参りました。」(某36ERS主力メンバー談)その後もゴルゴ藤木がダメ押しとなるシュートを2本沈め「完璧な仕事」を遂行、キングサンズが57−44で粘る36ERSに逆転勝ち、この結果4勝1敗で並んでいたオールディーズ、ネオクラゲを得失点差で逆転、春の0勝5敗の最下位から見事優勝、熾烈な優勝争いに終止符を打ち「5勝0敗ならパーフェクトな展開だったのに・・・惜しいね」(Dリーグファン談)シンデレラストーリーを完結させた。

 



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