オールディーズの連覇は？キングサンズのリベンジは？新規参戦してくる”ブッダ”の実力は？第１１回大会も激しい優勝争いが予想されるＤリーグ。各チームの最新情報、及び戦力分析を踏まえて優勝の行方を占ってみよう。
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| キングサンズ |
| リベンジなるか？ |
前回大会、かなりの実力者をリクルート、優勝候補の最右翼と目されていたキングサンズ。しかしここのところ三つ巴の優勝争いを続けるオールディーズ、ネオクラゲに完敗、「戦力、戦術、用意周到な準備」をして大会に臨んだＦ山本の個人最多４度目の王座獲得の野望は打ち砕かれた。
しかし「誠実、人当たりのいい」外面とは裏腹に「優勝以外満足しないかなりの負けず嫌い」（某Ｄリーグウォッチャー談）であるＦ山本がこのまま引き下がるはずがなく前回大会でのリベンジを胸に秘め、グリーンのユニホームを身につけたチームメイトとともに「Ｄリーグの聖地」平和島ユースセンターに乗り込んでくるはずだ。
米国大学でのプレー経験のあるＦ山本を筆頭に前回大会リバウンド、ブロック部門を制した２冠王の大型センター西野、そして福大大濠出身のヘッドバンド佐藤、ＤＬＩＦＥにも登場したベテラン、”ハイフライヤー”イチローとＤリーグを制覇する為の戦力は揃っている。しかしながらコート外からも攻撃を仕掛ける某チームからの新たなるサイバーテロも予想され今大会もＦ山本の精神力が試されることになるだろう。
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| オールディーズ |
| ２連覇の可能性は？ |
昨シーズン、大田区秋季大会２部優勝、そしてＤリーグでも遂に悲願の初優勝を成し遂げたオールディーズ。今回の大会でも優勝に一番近い位置にいることは間違いないだろう。永年チームを支えてきた主力の二人、ホットチョリソー三野宮、そしてＷＥＤＤＩＮＧ ＧＡＭＥＯＶＥＲによる里帰りでヒュードロクーペ荒井が相次いでチームを去ったことは大きな痛手ではあるが前回大会ＭＶＰに輝いた”地獄大使”スワン佐々木を筆頭にチームのキャプテンバイロン鈴木、ベテランＢＩＧＸ西川、スマイリーアサシンかおる、ザ、グレート永野のお馴染みのメンバーは好調を維持、さらには今大会よりセガから移籍した豊富な運動量を誇る３２歳の”バスケ旅がらす”エスパー武田が加わった布陣はオンザコートワンの制限があったアンダー３０プレーヤーのホット、ヒュードロの抜けた穴を十分埋めることが出来るだろう。手堅い戦術を執る智将バイロン鈴木の指揮の元、Ｄリーグ２連覇への視界は良好だ。
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| セガ |
| 古豪復活はあるか？ |
3度のチャンピオンに輝いたことがまるで幻のように低迷を続けるセガ。過去４シーズンでわずか４勝、そして１４の敗戦を重ねた彼らにかつての王者の面影はない。不安定なプリンス、空回りを続けるロビン、集まらないメンバー、まとまることのないチーム・・・そしてかねてからプリンスとの不和が伝えられたエスパー武田は遂にチームを去りオールディーズへ移籍した。
しかし前回大会最終戦、闘将ＤＧに統率された彼らは我々に「強いセガ」復活を思わせる見事な戦いぶりを披露しナムコを79-53で粉砕した。「厳しいディフェンスからの速攻」を主体としたこの攻撃力が本物であれば優勝戦線に絡んでくることは充分可能、区民大会で奇跡の快進撃を続ける「ミステリーゾーン」の主力メンバーであるＳＳ石川は絶好調、ここのところ不安定なプレーが続いたプリンスも減量効果でかつての輝きを取り戻しつつある。
またインサイドでは３シーズン目を迎える大型センター、ゼミナール山本、そして眼窩骨折から復活したエクザイル江波戸のツインタワーは攻守両面で対戦チームを大いに悩ますことになるだろう。
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| ３６ERS |
| ベテランと若手の融合がカギ！ |
前回大会、有望な新メンバーも加わり上位進出が期待されたが残念ながら思うような成績を残せなかった３６ＥＲＳは今大会は巻き返しを狙う。第１回大会から参戦しているキャプテンＢＣ増田、モルフォ佐々木、岡田、河内、金子のベテランメンバーは今だ健在、ダブルハンド蟹江、ドクター磯野、ドラゴン樋口の若手が融合した戦力は上位チームを脅かし、さらには優勝を狙える力は充分あるはずだ。戦力は揃った。あとは結果を残すだけだ。
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| ブッダ |
| 大会の台風の目となるか！ |
不参加のナムコに代わり今大会より初参戦するブッダ。永年ナムコの主力として活躍をしてきたスッダ杉岡の率いるこのチームの情報は残念ながら現時点では全くはいっていない。内部事情に詳しいあるＤリーガーからはナムコのメンバーであったマイクロウェイブ大川、フォーミュラー加藤、そしてスッダ杉岡の所属するオアシスから数名の選手が加わるのではないかとの情報が寄せられている。
いずれにせよＤリーグを知り尽くしているであろうスッダが作り上げるチームは「優勝が可能なレベル」にあることは容易に想像出来る。彼らが台風の目となるどころか優勝戦線に絡み初参戦初優勝を飾ったとしても特別驚くことではないだろう。
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| ネオクラゲ |
| 残された時間は少ない・・・ |
ここ２年間、安定した成績を残し常に優勝戦線に絡んできているネオクラゲ。しかし違う見方をすれば「優勝するチャンスは充分にあるのにそれをことごとく逃している」と言い換えることも出来る。現在の登録メンバーの半数以上は既に４０歳を超え体力面での衰えは隠しようがなく、前回大会のキングサンズ戦の終盤、メンバー全員が足を攣って醜態をさらしてしまったことは記憶に新しいところだ。
ＡＫの４７歳を筆頭に、ヤオチン４２歳、ＳＥ光嶋、アンチフリーズ並木共に４１歳、アロンゾ河原４０歳、そしてコンダクター富坂３８歳・・・・ベテランメンバーの彼らに残された時間は少ない。「あと一歩のところで逃し続けている」３度目の優勝のカギを握るのはカルロ小杉、ＤＩＣＥ−Ｋ、そしてエースゆうまの若手メンバーの活躍に懸かっている。
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