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大会展望
ここ数年激しい優勝争いを繰広げている前回のチャンピオン、キングサンズと実力NO、1と目されるオールディーズの2強を軸に展開されていくと思われる。 これを追うのがSS石川の負傷が気がかりだが”闘将”DGの全試合出場が決定、「手を抜いたプレー、気迫に欠ける姿勢は一切許されない状況」に追い込まれたセガ、それに大会イメージキャラクターに初選出されたサイキックバスケを標榜する”スギババ”率いるブッダも侮ることは出来ないだろう。
残念ながらチーム再編途中にある36ERS、そして多くの故障者を抱えるネオクラゲは今大会の優勝争いに加わることは難しいかもしれないが、「過去に何度も優勝候補を倒した実績のある」(36ERS)「老獪かつしぶとい」(ネオクラゲ)を侮ると上位チームも大きな代償を払わされることになるかもしれないので彼らと対戦するチームは充分な警戒をする必要があるだろう。
しかし今大会で優勝争いに最も大きな影響を与えるのは新たに適用される「新規アンダー30選手の登録不可」「アンダー30選手の第4Q出場不可」の新ルールかもしれない。 「優勝に最も近い位置にいる」と目されるオールディーズには「スマイリーアサシンかおる、ヒュードロクーペ荒井、ザ、グレート永野」の3名のアンダー30選手が在籍、これまで彼らの存在はチームにとって決して小さなものではなかったので第4Qの戦術変更を迫られることは必至、さらには「ベンチメンバーのステップアップ」も課題をなってくると思われる。それに対してチームの方針として「アンダー30枠選手」を登録していないキングサンズにとってこの新ルールは戦力、戦術ともに何の影響も受けないことを考えると「ややキングサンズが優位」と言えるのかもしれない・・・
また今大会は通常より約1ヶ月遅い6月開催となり、梅雨時期と重なったため、高温多湿な気候も各選手の体力に大きく影響を及ぼすと思われるので「歳を取った」とは言えアスリート系の選手が多いセガ、30代前半の選手が主力を担うブッダにも優勝のチャンスは充分あるのではないかと思われる。しかしここ1年の戦いの歴史を振返ってみても昨春は「長らく暗黒のトンネルをさ迷い続けていた」セガが久しぶりの優勝を果たし、秋では「0勝5敗の最下位に沈んだ」キングサンズが「リーグ史上最高の奇跡」を起こしたことを考えれば「どこが優勝するかが全くわからない」のがこのDリーグ、果たして今回はどのようなエンディングが待ち受けているのだろうか・・・・
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