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第一回Dリーグワンデ―トーナメント ハイライト

9月5日(日)Dリーグの聖地”平和島ユースセンターに於いて初となる「Dリーグワンデ―トーナメント2010」が開催された。厳しいタイムスケジュールそして35度を越える気温の中での過酷の条件を乗り越え優勝の栄誉を勝ち取ったのは・・・Dリーガー達の「激しく、そして熱い」戦いぶりをお伝えしよう。

 
第1試合 セガ対ブッダ 36−30
期待の新人、マイティマウス愛宕がインサイドで得点を重ね試合開始早々からペースを掴みじわじわとリードを拡げていくセガに対し、ブッダはターンオーバーを連発、懸念されたチームワーク不足が早くも顔を出しなかなかセガを捉える事が出来ず前半はセガが15−8と大きくリードを奪い折り返す。
後半になると「負ける訳にはいかないっすよ セガには・・・必ず結果出しますよ」と気合を入れなおしたバター梅津が奮闘、スナック佐藤のミドルジャンパーなども決まりだしようやくブッダがリズムを掴む事に成功するもセガはSS石川を中心にすぐさま応戦、10点前後の差はなかなか縮める事が出来ない・・・最終Q終盤、ようやくスナック佐藤の連続スリーで追いすがるも時既に遅くマイティマウス愛宕の下馬評通りの活躍でセガが危なげなく36−30でブッダを一蹴、準決勝に駒を進めた。ブッダは期待されたターザンの不調が最後まで響いた。

 
第2試合 ネオクラゲ対36ERS 44−44(2OT FT2−0)
出足こそ好調DICE−Kの3連続得点、BM武藤のドライブなどで好調に得点を重ねリードを奪うネオクラゲだが36ERSもジェロニモ松尾、モルフォ佐々木のミドルジャンパーなどですぐさま反撃、第1Qを10−12の2点ビハインドで終えると「シニアメンバーのサポート及びチームの推進力を担うカルロ小杉とゆうまの若手キープレーヤーを欠き」早くも疲見え始めたネオクラゲを追撃、DH蟹江が口火を切るとココナツボーイ木下が続けさまにお得意のスリーを右コーナーから2本連続で決めて逆転に成功、試合の主導権を握り優位に試合を進めていく・・・
同点で始まった後半、「疲れからか明らかにペースダウン」しているネオクラゲに対しバンビ須賀森のドライブイン、ベテランBC増田ゴール下などで突き放しにかかる36ERSに対してネオクラゲもペーパーバッグ小森、BM武藤の高さで何とか応酬、必死に喰らいついていく・・・勝負の第4Q、残り1分を切ってAKがロングレンジスリーを叩き込み5点差を付け誰もが「これでネオの勝ちか・・・勝負ありだな・・・」と思われたが生まれ変わった新生36ERSは決して勝負を捨てようとはしない。すぐさまこの日好調のベテランモルフォ佐々木がバンクスリーで応戦、遂に試合はオーバータイムに突入してしまう・・・
過酷な猛暑の中で行われた2度の延長は両者譲らず44−44の同点で終了、試合の決着はDリーグ史上初のフリースローPK戦に・・・「興奮」と「静寂」に包まれる中、「生と死」を分ける残酷なドラマが静かに始まった・・・36ERSがDH蟹江、バンビ須賀森が緊張からか立て続けて外してしまう中、ネオクラゲはDICE-K,そして最後は「誰もが痺れる」ワンショットをベテランSE光嶋がきっちり決めて勝負あり、ネオクラゲがリーグ史上に残るであろう激戦を制しよろめきながらも準決勝進出を果たした。36ERSは新しい力とベテラン達の活躍が見事に融合、老獪なネオクラゲをあと一歩のところまで追い詰めたが惜しい星を落とした。

 
準決勝第一試合 オールディーズ対セガ
セガはツーフェイス前田のオープニングフラワーショットを皮切りにロビン内山のスリー、マイティマウス愛宕のパワフルなゴール下などで序盤は絶対王者、オールディーズに対して一歩も譲らず互角の戦いを見せセガ優勢で試合は進んでいく・・・対するオールディーズはスタメン起用に応えたイリーガルシート鹿野のゴールで攻撃を開始したもののチームコンディションが今一つなのか「厳しいディフェンスからの速攻、そして早いパス回しからのオープンショット」と言う「本来オールディーズが持っているチームの形」が陰を潜め、ドライブや単発でのショットが目立ちリズムを掴めず「フリースローで何とか喰らいついていっている」王者らしからぬ試合展開で進むものの前半はそれでも25−24と1点リードしてハーフタイムを迎える。
しかしながら一度狂い始めた歯車はそう簡単には元には戻らない・・・「攻めるんだ!行けぇー!」DG浅井の激が飛んだセガは後半開始から一気にスパーク、マイティマウス愛宕のインサイド、SS石川のミドル、「これが48歳のプレーか・・」体幹の強さを生かしたDG浅井のオフバランスからのショット、そして左コーナーからセクシーキャットウーマンのんのシュートがネットを揺らした時、遂にその差は10点に・・・2連覇中の王者が早くもここで姿を消すのか・・・と誰もが思ったこの瞬間、チームの絶対絶命の危機を救ったのが今大会から初登場のサファイアえいこだった・・・
左足の負傷が癒えないバイロン鈴木に代わってコートに入った彼女は持ち味の厳しいディフェンスでセガからターンオーバーを誘発、さらには自らもロングレンジからのスリーを叩き込み一気に試合の流れを引き戻す事に成功させるとこれに呼応するかのように目を覚ましたオールディーズ自慢のオフェンスが大爆発!
ミスターパーフェクト遠藤が縦横無尽のコートを暴れまくり、「7キロ減量して」この大会に臨んだスワン佐々木も切れ味鋭いインサイドプレーを見せて一気にスパートして逆転に成功、オールディーズが苦しみながらも61−55でセガを振り切り決勝戦進出を決めた。セガは第3Q途中で10点のリードを奪うものの気の緩みからか失速、惜しくも決勝進出を逃したが古豪復活を思わせる見事な戦いぶりを見せた。

 
準決勝第二試合 キングサンズ対ネオクラゲ  44−39
”永遠のライバル同士”の対戦をなった準決勝第二試合はさながら太平洋戦争のアメリカ対日本の様相、「ゆうま、アロンゾ河原、アンチフリーズ並木そしてヤオチンを欠き機動力、そしてリバウンド力で分の悪い」ネオクラゲは試合開始早々虚を突いたBS三野宮の連続「KAMIKAZEスリー」で先制攻撃に成功、6−0とリードを奪う。それに対して「圧倒的な人員と戦力・・・
スタメン、ベンチメンバー共にほぼベストメンバーが揃った」キングサンズは不意を突かれたものの全く動じることなくハイタワー西野、ダイナマイトキッドのパワフルなインサイドプレーとゴルゴ藤木のミドルですぐさま反撃に転じる。しかしながらネオクラゲはこの日好調のBM武藤が福大大濠魂でインサイド、そして得意のスピードあるドライブでネオクラゲオフェンスを牽引、前半は予想に反してネオクラゲが21−17と4点のリードを奪いハーフタイムを迎える。後半に入ると「1回戦でダブルオーバータイムを戦い抜き明らかに疲労の色が濃く」時間の経過と共にディフェンスが甘くなっていたネオクラゲに対してF山本が開始早々ロングレンジからお得意のスリーを連続で叩き込み逆転に成功、さらにはハイタワー西野のリバウンドからのショットを連続で決められて瞬く間に6点のリードを奪われてしまう・・・
しかし負ける訳にはいかないネオクラゲはAKのスリー、PB小森、DICE-Kのインサイドプレーで反撃、28−29と1点差まで喰らいついて勝負の最終Qを迎える。「まるで第3Qの再現フィルムを見るようだった・・・」開始早々またしてもトップオブザキーからF山本にスリーを決められてしまうがここはBM武藤、BS三野宮の意地のドライブで何とか喰らいついていったもののもはや手負いのネオクラゲには戦う力が残っていなかった・・・
残り2分、「F山本のロングレンジショットと高さと強さを持つインサイドプレーヤー」への警戒をするあまりにノーマークだったスマートボーイ宮下に連続ミドルジャンパー、ゴルゴ藤木のバンクショットを次々に決められそして最後には高橋水芭蕉に「これで成仏して下さい・・合掌・」とばかりに「水芭蕉南無阿弥陀仏ショット」を決められて勝負あり、キングサンズが44−39で粘るネオクラゲを下して決勝戦に駒を進めた。ネオクラゲは1回戦で36ERS相手にダブルオーバータイムにもつれ込む過酷な試合を戦い抜いて疲労が残る中、最終Q途中までキングサンズを苦しめたが最後は力尽きて玉砕、キングサンズの「高さと強さ」の前に屈した。

 
5位6位決定戦 ブッダ対36ERS 50−28
順位決定戦となったもののブッダは「未来を見据え」気持ちの入ったプレーを披露、バター梅津が試合を支配、デール江花も本来持っている実力を発揮して終始36ERを圧倒、50−28で試合に勝利し5位を確定させ大会を終えた。

 
3位4位決定戦 セガ対ネオクラゲ 46−32
試合開始から「目標を失い抜け殻状態」のネオクラゲをセガが終始圧倒、23−9と大きくリードを奪い前半を終える。後半、ネオクラゲが意地の反撃を見せ一時5点差まで詰め寄るもののここまで、終わってみれば46−32でセガがネオクラゲに圧勝、久しぶりのAクラス、3位のポジションを得て大会を終えた。ネオクラゲはチーム結成以来2度目のBクラスに転落、4位で大会を終えた。

 
決勝 キングサンズ対オールディーズ 43−41
Dリーグ史上初の3連覇を狙うオールディーズとオールディーズに屈辱的な大敗で3連覇を阻止されたキングサンズ・・・「プライド」 「野望」 「雪辱」 ・・・両チームの様々な気持ちが入り混じった中で始まった決勝戦は予想に違わぬ激戦をなった。前回、そして前々回と「試合開始から圧倒されてしまい勝負を決められてしまった感があるので・・・
第1Qの入りは特に気を使いました」との試合終了後のF山本のコメントにもあるようにキングサンズはRPGノブナガの連続スリー、そしてゴルゴ藤木のミドルジャンパーで試合を優位に進め今一つ流れが掴めず波に乗れないオールディーズからゲームプラン通り13−9とリードを奪う。第2Qに入ると「このままでは・・・」といつもの柔和な顔が「勝負師」の厳しい顔に変貌したミスターパーフェクト遠藤にスイッチが入る!
自らドライブ、そしてミドルジャンパーを沈め、さらにはa.k.a”百万両”浅田にアシストパスを供給、一気に逆転に成功、オールディーズが24−23と1点リードで前半を終える。後半に入るとお互い「この試合だけは・・・絶対負けられない・・・」との気持ちがでてしまったのかディフェンスでのファールが目立つようになり、力みからかシュートも思うように決まらず一進一退の膠着状態が続いていく・・・しかし残り一秒、ハーフラインやや後方かたF山本が放ったシュートが見事に吸い込まれキングサンズが36−33と逆転に成功、遂に運命の最終Qを迎える。「負ける訳にはいかない」オールディーズはここにきてようやくベイビーガソル三寺に当りが戻りインサイドのパワープレー、そしてスリーで得点を重ねればキングサンズも高橋水芭蕉のミドル、ダイナマイトキッドのゴール下で応戦、緊迫した試合展開が続いていく・・・
タイムアップまで残り2分、キングサンズが僅差のリードの場面今大会、足の負傷から本調子でなかったバイロン鈴木の蒲南茶荘COOLショットが大事な場面で連続でヒット!土壇場で41−41の同点に追いつき場内は興奮の坩堝に・・・しかし残り30秒を切ったキングサンズのオフェンスでダイナマイトキッドが痺れる場面で左コーナーからのオープンのミドルショットをきっちり決めて勝負あり、キングサンズが決勝戦に相応しいオールディーズとの激戦を制し初開催のDリーグワンデートーナメントの優勝に輝いた。




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