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2011.11.20 大会1日目
 
第一試合 キングサンズ対ブッダ 53−51
「あんたの時代は終わったんだよ・・・」「負ける気がしねえ・・・」「余裕かな・・・」大会を重ねるごとにヒートアップするツィート合戦同様キングサンズとブッダの戦いは最後のワンプレーまで勝負の行方がわからない激戦となった。過去4年、ブッダに対して7戦して7勝と圧倒的な強さを誇るキングサンズは苦手意識、そして開幕戦特有の緊張感からか堅さが目立つブッダに対してF山本がトップオブザキーから伝家の宝刀のロングレンジスリーを連続で叩き込み6−0とリードを奪い早くも試合の主導権を握る。

しかし時間の経過と共に落ち着きを取り戻したブッダはポイントフォワードとしてチームを統率するスムーズ和田がオフェンスをクリエイト、巧妙なパスさばきからピエロ西村、デール江花のミドルジャンパーをアシスト、さらにはペイントゾーンではバラクーダ月村がオフェンスリバウンドから確実にショットを決めて追走、13−15と2点差まで詰寄り第1Qを終える。第2Qに入っても第1Q終盤から攻撃のリズムを掴んだブッダの勢いが止まらない。スッダ杉岡のハイポスト付近からのリトルブカレストショットで同点に追いつくと大会イメージキャラクターに選出され力みが出たのかダイナマイトキッドあつしが痛恨の自殺点を献上し逆転を許すとデール江花のゴールも決まりリードを4点に拡げ試合は一転ブッダペースで進んでいく・・・

思いもよらぬ試合展開に場内が騒然とする中、1年ぶりの覇権奪回を目指す為にはここで負ける訳にはいかないキングサンズはベンチメンバーが奮起し反撃を開始、スノーマンてるのスライダーショット、高橋水芭蕉のベースラインからの南無阿弥陀仏ミドルショットで同点に追いつく事に成功するとここで満を持してチームのエース、ゴルゴ藤樹を投入し一気にスパート、ダイナマイトあつし、ハイフライヤーイチローの連続ミドル、さらにはRPGノブナガのスリーで畳み掛けて33−23と二桁のリードを奪いハーフタイムを迎える。

しかしチーム結成以来、敗北、挫折、衝突、・・・彷徨いながらも4年の歳月と様々な経験を経てバラバラだったチームがいつのまにか全員が同じ方向へ歩みを進めはじめたブッダは諦めることなく反撃を開始、この日好調のピエロ西村が右コーナーから続けさまにミドルジャンパーを射抜き反撃の狼煙を上げるとターザン押切が持ち前の運動能力を発揮してディフェンスで奮闘、スティールで奪ったボールをバラクーダ月村が確実にゴール下を沈めさらにはスムース和田が技ありのミドルショットをヒット、36−35と逆転に成功、試合は再びブッダペースに・・・しかしここでブッダの前に立ちはだかったのはF山本、ファールで得たフリースローを確実に決めるとまたしても連続スリーを叩き込んで追いすがるブッダを再逆転、43−36と7点のリードを拡げいよいよ勝負は最終Qへ・・・何度離されようが喰らいついてくる粘り強さを見せるブッダはピエロ西村のドライブやスムース和田の見事なアシストパスからイッコー槍田が確実にシュートを決めてキングサンズに詰寄るもののすぐさま「イージーショットは外すが難易度の高いショットは決めてくる」ハイフライヤーイチローにオフェンスリバウンドからのアクロバチックバックファイヤーショットや相手を奈落の底に突き落とすバンクスリーを決められ得点差を拡げられてしまいもはや勝負はついたかと思われた。

しかしながらブッダは「絶対勝つぞ!」と試合を通じてチームを鼓舞、大型選手の揃うキングサンズに対して試合開始からペイントゾーンで奮闘してきたバター梅津がリバウンドから執念のゴールを沈め粘りを見せると残り1分を切ってスムース和田が値千金のスティールから速攻を沈め遂に51−51の同点、さらにはキングサンズが大事なオフェンスでボールを失い残り30秒でブッダがボールを奪取・・・「これは・・・」「最悪延長、ブッダの負けはない」「キングサンズが喰われる・・・」と場内がざわつきはじめた瞬間、ブッダがこのオフェンスを決めきることが出来ずにリバウンドを?ぎ取ったキングサンズはゴルゴ藤樹が執念でゴールを捻じ込みタイムアップ、53−51とキングサンズがブッダを辛くも振り切り激闘の開幕戦を制した。しかしこの試合でリーグに、そして見るものに大きな驚きを与えたのはブッダ、敗れたとは言え過去7戦全敗の対戦成績が嘘のように今大会の優勝候補に挙げられている強豪キングサンズに対して互角の試合展開を繰り広げ勝利を、そしてチームメイトを信じて「倒されようとも何度でも立ち上がってくる」ブッダのファイティングスピリットにもはや「迷走の幌馬車」と揶揄された面影は無い。次戦以降での戦いに期待したい。

 
第二試合 セガ対ネオクラゲ 42−38
セガはSS石川とプリンス釣崎、ネオクラゲはシャワーフリーク武藤、ペーパーバッグ小森そしてカルロ小杉の欠場の影響からか両チーム共になかなかゴールが決まらない膠着状態が続いていたが3分過ぎにようやくDICE-Kがフリースローを沈め初得点を挙げるとセガも50歳目前ながら「ここ2、3年では最高の状態」と好調ぶりが伝えられるセガを牽引する”闘将”DG浅井がミドルジャンパーをヒット、ようやく試合が動き始めるとネオクラゲはBS三野宮がそのスピードを活かして連続で速攻を決めるもののセガもセンター陣が手薄のネオクラゲのインサイドの虚を突いてマイティマウス愛宕がローポストで得点を重ね応戦、僅差での戦いが続いていく・・・

第1Qを8−9とネオクラゲにリードを奪われたセガは好調なプレーを続けるマイティマウス愛宕がブルドーザーに例えられる力強いパワープレーでネオクラゲのディフェンス網を破壊、さらにはハイポスト付近ややリング寄りの通称”マイティマウススポット”からの柔らかいタッチのミドルジャンパーを次から次へと沈めて逆転に成功、セガペースで試合は進んでいく・・・

対するネオクラゲは初めてのプレーとなる「新ルール対応の広いコート」での影響からかBS三野宮、SE光嶋、そしてAK・・・アウトサイドからのショットがことごとく外れてしまい中々リズムに乗ることが出来ずヤオチンやDICE-K、そしてゆうまがオフェンスリバウンドを何とか得点に繋げ喰らいついていく苦しい試合展開が続きこのQ、チームで挙げた15点中13点を叩き出したマイティマウス愛宕の活躍で23−20とセガが3点のリードで前半を終える。

後半、気合を入れなおしてきたネオクラゲは開始早々しゅーのミドルジャンパー、そしてBS三野宮の速攻で逆転に成功、ようやくオフェンスにリズムが出始め試合の流れを手繰り寄せたかと思われたがセガは試合開始から一貫としてマイティマウス愛宕にボールを集め徹底的にネオクラゲのインサイドを攻めディフェンスが収縮したところをロビン内山が確実にミドルを、そしてこぼれ玉をツーフェイス前田が拾い必殺のフラワーショットを沈めてまたしても逆転に成功、セガが32−28と4点のリードを保ちながらいよいよ試合は最終Qへ・・・

7年ぶりの連覇へ負ける訳にはいかないネオクラゲは右コーナーからエース、BS三野宮のミドルジャンパーがようやくヒット!さらにはDICE-Kの粘りのインサイドプレーで追撃、再び同点に追いつく事に成功するもののセガはマイティマウス愛宕の圧力で収縮したネオクラゲ守備網を突いてエクザイル江波戸、ロビン内山がミドルジャンパーで突き放しに掛かる。

しかしネオクラゲも最後まで諦めない。残り1分を切ってベテランSE光嶋渾身のベビーフック、BS三野宮のドライブで追撃するも最後はツーフェイス前田のフラワーショットで引導を渡され勝負あり、エースであるSS石川を怪我で欠き、さらには5人きっかりの布陣でこの試合に臨んだセガが粘る春季大会の王者、ネオクラゲを42−38で振り切り大会1勝目を挙げた。

ネオクラゲはチーム全体でのオフェンスの不調と3人の主力メンバーの欠場、そして「練習でボコボコにされたし1本でも入れられてしまうと試合の流れを持っていかれてしまうので・・・徹底的にマークするよう指示しました」(DG浅井談)の言葉通り己自身の不調と厳しいマークに苦しみ無得点に終わったAKの長距離砲の不発が響いた。

 
第三試合 ブッダ対オールディーズ 45−62
「僕はこのDリーグで優勝したいんですよ。だから王座奪還に向けてもう一度身体を鍛え直して帰ってきました」と試合前のインタビューで今大会への意気込みを語ってくれたオールディーズのフロアリーダー、”ミスターパーフェクト遠藤が試合開始からいきなりスパーク、挨拶代わりにスティールから連続で速攻を沈めると「お次はパス・・・」でとばかりに巧みなシュートフェイクと華麗かつ切れ味鋭いドリブルでマークするディフェンダーを翻弄、キケロ武田、そしてBIGX西川に的確なアシストパスを配給、早くも試合の主導権を握る。

敗れはしたものの優勝候補の一角、強豪キングサンズに対して堂々の戦いぶりを披露、「今大会のダークホース」的存在に浮上したブッダもすぐさまデール江花のバンクショット、スムース和田のミドル、バター梅津のハイポストからのドライビングレイアップで応戦、序盤は両者譲らず互角の戦いが繰り広げられていく・・・

しかし残り3分を切ってまたしてもMP遠藤が怒涛の攻撃を開始、守備網を切り裂くドライビングレイアップ、正確無比なステップバックショットでリードを拡げるとこれに続いてスワン佐々木の猛牛スピンショットや「派手さはないが堅実に己の仕事を遂行する」ピースメーカー石渡が決して大きくない身体でペイントゾーンで奮闘しファールを誘発、フリースローで得点を重ねオールディーズが19−12と7点のリードで第1Qを終える。

開始早々、スワン佐々木にスワンスリーを叩き込まれその差を二桁に拡げられてしまうものの第2Qに入るとブッダが猛攻を開始、スムース和田のバックシュートやバラクーダ月村のスピンムーブ、”蒲田ルーレット”が炸裂、チームに勢いをもたらすとここからスッダ杉岡のミドル、バター梅津のドライビングレイアップ、そしてデール江花のジャンパーとコート上の5人が代わる代わる得点を重ねる「相手ディフェンダーに的を絞らせない」バランスのいいオフェンスを展開、見る見る差を縮め残り1分を切って24−26の2点差まで詰寄ることに成功、「MP遠藤の活躍は目立つもののチーム全体の出来としては今一つな感のある」オールディーズはここでたまらずタイムアウトを要求、「ディフェンスからだ」「気持!気持ち!」「思いきっていこう!」との声がフロアに響き渡る。

タイムアウト明けのオフェンス、ここまでTOを連発しいいところがなかった”カリビアンジョーカー”山下がブッダに傾きかけていた試合の流れを断ち切るジョーカーフローターショットをフリースローライン付近から見事に沈めてここでタイムアップ、28−24とオールディーズが4点のリードを奪いハーフタイムを迎える。後半に入るとブッダの開幕戦での見事な戦いぶりが両者に微妙な心理的影響をもたらしてしまう・・・

ブッダは「俺達はやれる」と”気負い”を、そしてオールディーズは「こんなはずじゃあ・・・」と”焦り”を招いてしまい双方ミスを連発、どちらも得点を挙げられない膠着状態が続いていたがこの重い扉をこじ開けたのはやはりMP遠藤、ここまで全くシュートが決まらず不調をかこっていた後輩、バイロン鈴木に「決めろ!」と気持ちを込めたパスを送り続けようやく蒲南茶荘クールショットを引き出すと今度は自らゴールにドライブを仕掛けフリースローを獲得、その差を見る見る拡げ28−41と遂に13点差に・・・

「これで勝負は決まった・・・」と思われたがキングサンズ戦同様、ここからブッダが驚異の粘りを見せる。今大会好調のピエロ西村に続いてターザン押切が放ったフーセンスリーが高い放物線を描きながらゴールを射抜き34−41と7点差に詰寄るとさらにはバター梅津がペイントゾーンでタフショットを捻じ込み遂に36−41と5点差まで詰寄ることに成功する。

ブッダの大健闘に場内が騒然とする中始まった最終Q、「第3Q終盤の勢いそのまま押し切りたい」ところのブッダだったがこの大事な時間帯にミスを連発、これをオールディーズにつけいられてしまいベイビーガソル三寺、バイロン鈴木の連続ミドル、スワン佐々木のゴール下を続けさまに決められ再び二桁差にまで一気に離されてしまい万事休す、オールディーズが終盤の勝負強さを発揮して粘るブッダを62−45で粉砕、大会1勝目を挙げた。ブッダは初戦のキングサンズ戦に続いて第3Qまで接戦を展開、大健闘を見せたがこれで開幕2連敗、23日でのセガ戦、そしてネオクラゲ戦での巻き返しに期待したい。
 
第四試合 ネオクラゲ対キングサンズ 49−61
セガとの戦いに敗れ早くも連覇に黄色信号が灯ったネオクラゲは試合開始から気合十分、チームのエース、BS三野宮がシュートタッチを取り戻し小気味よくミドルジャンパーを連続で沈めるとこれに呼応するかのように区民大会での好調を維持、今大会先発起用されているSE光嶋が右コーナーからミドルを連発、序盤はネオクラゲが試合を優位に進めていく・・・しかしながらキングサンズは少しも慌てない。

セガ戦とは異なりマンツーマンディフェンスを選択、しゅー、ゆうま、そしてカルロ小杉の動けるメンバーで「キングサンズオフェンスの全ての起点であるF山本」を封じる作戦に出るがこれが裏目に出てしまう・・・パワー、そして体格に勝るゴルゴ藤樹、ダイナマイトキッドあつしが「幅とパワーのミスマッチ」を突いてシャワーフリーク武藤、カルロ小杉をファールトラブルに追い込みネオクラゲのインサイドを無力化することに成功、さらにアウトサイドからRPGノブナガがロングレンジを叩き込み第1Qを16−10とネオクラゲに6点のリードを奪いスタートダッシュに成功する。

何とか喰らいついていきたいネオクラゲは第2Q早々に4つ目のファールを犯してベンチに下がったシャワーフリーク武藤、カルロ小杉に代わってチームの未来を担う若手がステップアップ、好調BS三野宮が外角から、インサイドでは細身でスリムなDICE-Kがフェイドアウェイショットで得点を重ね反撃に転じるも体格差を活かして執拗にインサイドでのパワープレーを仕掛けてくるキングサンズに対してFGこそ許さないものの時間の経過と共にゴルゴ藤樹、ダイナマイトキッドあつし、そしてF山本にフリースローでの得点を積み重ねられてしまい22−32とキングサンズに二桁のビハインドを背負って前半を終える。

早い時間に追いつきたいネオクラゲはBS三野宮の速攻、そしてこの日「通常一年に数度しか起きない」放ったボールがリングに挟まってしまう珍プレーを一試合で左右のコーナーから披露、しかも2回ともジャンプボールシチュエーションで全てマイボールにした「時間を止める男」AKのロングレンジがようやくヒット!5点差まで詰寄るもののすぐさまキングサンズもF山本のロングレンジショット、高橋水芭蕉の南無阿弥陀仏ショットで応戦、つけ入る隙を与えない。

37−48と9点ビハインドで始まった最終Q、ネオクラゲはこの日28得点を挙げたBS三野宮にボールを集め最後の反撃に出るもキングサンズもゴルゴ藤樹、ダイナマイトキッドあつしが代わる代わる得点を重ね、最後はRPGノブナガに止めのスリーを射抜かれ勝負あり、キングサンズが61−49とネオクラゲを粉砕、春季大会のリベンジを果たすと共に開幕2連勝を飾りこの時点で優勝争いのトップに躍り出た。春季大会の王者、ネオクラゲはこれでまさかの2連敗、目標としていた4度目の優勝、そして2度目の連覇達成はほぼ絶望的となった。
 
第五試合 オールディーズ対セガ  71−39
序盤、第1試合での疲労を配慮したのかスタメンを大幅に変更、イリーガルシート鹿野、カリビアンジョーカー山下のバックコートコンビとピースメーカー石渡、BIGX西川、そして久しぶりのDリーグ復帰となったa.k.aロッキーチャック松矢のスモールラインアップでこの試合に臨んだオールディーズだったが開始早々エクザイル江波戸のミドルジャンパー、ツーフェイス前田のフラワーショット、マイティマウス愛宕のパワープレーなどで猛攻を浴びせるセガの前に0−8と大きくリードを奪われてしまいたまらずメンバーチェンジ、「第1Qは出場する予定がなかった」ミスターパーフェクト遠藤が必殺”逃げパス”をもカットされてしまったイリーガルシート鹿野と代わってコートイン、「鍛えなして帰ってきた」・・・

その言葉に何の偽りがなかったことを証明するが如く登場直後からMP遠藤が切れ味鋭いドライビングレイアップを連発、さらにはやはり途中出場のスワン佐々木にアシストパスを送りスワンスリーを演出、8−8と瞬く間に同点に追いつきもたついていたチームに試合の流れを手繰り寄せると第1Q終わり間際に自らのドライブとミドルジャンパーで12−8と逆転に成功、いい形で第1Qを終える。

第2Qに入ってもオールディーズの勢いは止まらない。絶好調のMP遠藤がチームの持ち味である「素早い攻守の切り替えとスピード感溢れるダイナミックなオフェンス」をクリエイト、MP遠藤自らは勿論、バイロン鈴木の速射砲、キケロ武田とベイビーガソル三寺のタッチパスによるコンビプレーなどを引き出し一気のスパート、リズムに乗れないセガを引き離しに掛かる。

対するセガも残り4分過ぎから追撃開始、この日好調のツーフェイス前田の連続フラワーショット、セクシーキャットウーマンのんの渾身のスティールしたボールをエクザイル江波戸が繋いでオールディーズの背中を追い始めるもオールディーズが29−18と11点のリードを奪い前半を終える。後半に入ると春先の東日本大震災チャリティートーナメント2011でアキレス腱断裂の重傷から半年ぶりにコートに戻ってきたスーパーハンドル笠原が未だ本調子とは言えないコンディションながらも独特のリズムのドリブルからインサイドに切れ込んでのジャンパーや速攻で連続得点を挙げオールディーズの背中を追い始めるもオールディーズはBIGX西川が「ほぼ100%」とも言われるペイントゾーン近辺でのショットを次々に沈め応戦、さらにはベイビーガソル三寺、サファイヤえいこの連続スリーなどが決まりその差をさらに拡げていく・・・

19点ビハインドで迎えた最終Q、「得失点差での優勝争い」になることも想定し少しでも差を詰めておきたいセガはゾーンディフェンスからマンツーマンディフェンスにスィッチ、最後まで諦めることなくオールディーズに立ち向かいセクシーキャットウーマンのんの気迫のブロックをSH笠原がスリーに繋げて追走、さらにはマイティマウス愛宕のバックシュートやエクザイル江波戸のミドルで粘りを見せるも最後はビーナスフォーメーションからビーナス野崎に連続ミドルを叩き込まれ勝負あり、オールディーズが古豪セガを71−39で下して開幕2連勝を飾り同じく2勝を挙げたキングサンズと並んで優勝争いのトップに立った。敗れたセガはこれで1勝1敗、23日の2試合での結果如何ではまだ優勝の可能性が残されているので最終日での奮闘に期待したい。



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