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2012.4.30 大会1日目
 
第一試合 ブッダ対オールディーズ  50−73
身長188センチの大型センター、a.k..a”ハーキュリー坂井を加えリーグ初制覇を目論むブッダとバルセロナやレアルマドリー、ACミラン、ユベントス、バイエルン・・・そしてオールディーズ・・・プロ、アマを問わず”常勝”を義務づけられているエリートチームにとって優勝以外は何の意味も賞賛も齎さない・・・屈辱的とも言える前回大会2勝2敗の同率3位から覇権奪回を目指す オールディーズとの開幕戦は序盤オールディーズがエースMP遠藤のミドルジャンパーで先制、さらにはキケロ武田のリバウンドショットなどでリードを奪うもののブッダもベテラン スッダ杉岡、バター梅津のゴール下で応戦、離れずに喰らいついていく・・・

しかし「前回大会同様かなり身体を絞りベストコンディション」で大会の臨んでいるMP遠藤が抜群のパスワークとアップテンポなリズムでゲームを演出、雑なオフェンスが続き得点が伸びないブッダとは裏腹にチームメイトに的確なアシストパスを供給、これをスワン佐々木、BIGX西川がミドルレンジから、そして「挨拶代わり」とばかりに新加入のa.k.a”キャノンボール”しんが高い弾道から得意のロングレンジスリーでネットを揺らしオールディーズが16−8とブッダに8点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入ると怪我から復帰したスナック佐藤のアシストパスからバラクーダ月村が得点を挙げると選手宣誓でアドレナリンが出すぎたのか空回り気味だったバター梅津がようやく綺麗なドライビングレイアップを捻じ込み反撃の狼煙を上げるもののそのあとが続かない。新戦力のハーキュリー坂井を生かせず攻守ともにリズムが悪くミスを連発するとここをオールディーズにつけ込まれベイビーガソル三寺のミドルジャンパー、スワン佐々木とMP遠藤の連続スリーなどで一気に差を拡げられてしまい38−20とオールディーズが大量リードを奪い前半を終える。

後半に入りブッダもようやく反撃開始、この日好調のデール江花の連続得点やイッコー槍田のパスからターザン押切がふーせんミドルを沈めるとようやく機能しはじめてオフェンス機会が増えてきたハーキュリー坂井がインサイドのゴール下やミドル、さらにはロングレンジからスリーを沈め「大量リードで気が緩みやや中だるみ気味」となり得点差を詰めていくが”危険”を察知したオールディーズはカリビアンジョーカー山下に代えて休ませていたMP遠藤をコートに戻し応戦体勢に入るとすかさずブッダディフェンスを切り裂く矢のようなアシストパスを配給、これをキケロ武田が伸びのある一反木綿シュートを連続で沈めてブッダに傾むきかけていた試合の流れを引き戻すとここからオールディーズオフェンスが爆発、「コートサイドから熱い視線を送るつぶらな瞳からパワーを貰った」イリーガルシート鹿野が「かつて見せたことがないほどの」力強いドライビングレイアップを捻じ込むとこれに触発されたのかMP遠藤、スワン佐々木が次々に得点を重ね遂にその差は4Q初めには遂に20点差に・・・

「もう勝負は付いた」と思われたがブッダがここから怒涛の反撃を開始、最後のタイムアウトで「意地を見せようぜ、意地を!」とチームメイトに鼓舞したバター梅津が得意のバタードライブを連続で捻じ込むとデール江花のミドルとピエロ西村のスリーが決まり残り3分で48−61と13点差まで詰寄り再び流れはブッダに・・・「もしかすると・・・」「まさか・・・でも」「いくらなんでも・・・ないだろ・・・」場内が騒然とする中、「一桁差へ詰めるべく」息を吹き返したブッダだったがここで痛恨のバックパスバイオレーションを犯してしまい「勝利への”希望”が宿っていた」ボールを失ってしまう・・・

「このプレーで完全に”流れ”そして”気持ち”が切れた」ブッダに対してオールディーズはキャノンボールしんの連続パワーショット、MP遠藤の高速ドライブで一気に突き放すと最後は仕上げとばかりに”ビーナスフォーメーション”をセット、これをチームの期待に応えてビーナス野崎がミドルジャンパーとレイアップで止めを刺して勝負あり、オールディーズが73−50とブッダに快勝、王座奪回に向けて幸先のいいスタートを切った。ブッダは試合の序盤でリズムが掴めず得点が伸びなかったことが最後まで響いた。
 
第二試合 ネオクラゲ対キングサンズ 48−25
1年ぶりの王座奪還を目指すネオクラゲと連覇を狙うキングサンズの戦いは序盤、カルロ小杉、ペーパーバック小森、ゆうまの中軸メンバーを欠くネオクラゲは「チームの生命線」といえるパスワークとアウトサイドシュートを犠牲にしてしゅん、DICE-K、SF武藤、そして3年ぶりにチームに復帰したアロンゾ河原の4人のセンターをローテーションさせるトリプルセンターでキングサンズとの「高さと体格差のミスマッチ」を防ぐ奇策を敢行、しかしこれが功を奏したのかキングサンズのオフェンスが沈黙、逆にSF武藤のフリースロー、先発起用の期待の応えたSE光嶋のミドルジャンパーやDICE-Kのリバウンドショットなどで序盤をリード、さらにはエースBS三野宮が果敢に得意のドライブでインサイドをアタックして得点を重ね一方的に試合をリード、キングサンズの反撃をスターターとして起用され見事チームの期待に応えてロングレンジシュートを沈めた3Pコンテストチャンピオン、ミントキャンディーのスリー1本とダイナマイトキッドあつしのリバウンドショット1本に押さえ14−6とネオクラゲがキングサンズから8点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入るとキングサンズもようやく反撃開始、新たにチームに加わった”ベースラインマスター”だいきがその名の通り左ベースラインから必殺のミドルジャンパーを沈めるとダイナマイトキッドあつしのゴール下やゴルゴ藤樹のドライブ、さらにはF山本がトップオブザキーから伝家の宝刀のロングレンジスリーを叩き込みネオクラゲの背中を追い始めていく・・・しかしながらネオクラゲもBS三野宮がミドルとドライブで得点を重ねるとこれに呼応するかのようにしゅんも積極果敢にゴールにアタック、DICE-Kも「原因不明の体調不良」に苦しむ中インサイドで奮闘、29−20とキングサンズから9点のリードを奪いハーフタイムを迎える。 

しかし後半に入ると遂に「立ち上がることも出来ないほどの状態」に陥りDICE-Kがベンチに下がると様相は一変、スマートボーイ宮下とハルクまことの身体を張った守備に触発されたチームディフェンスからようやくオフェンスのリズムを掴んだキングサンズが息を吹き返しゴルゴ藤樹のジャンパーを皮切りに怒涛の反撃を開始、アウトサイドからはベースラインマスターだいきのジャンパーが小気味よく決まりインサイドではダイナマイトキッドあつしがペイントゾーンを制圧、さらには「枯法師」への降格もちらつきはじめた高橋水芭蕉の無の境地から放たれた”六波羅蜜”フックショットがネットを揺らしその差は見る見る縮まっていく・・・

何とか応戦したいネオクラゲはBS三野宮のスリーやSF武藤のリバウンドショットで得点を挙げるもののいずれも単発での得点でチームに前半のようなリズムが戻らず遂にキングサンズに38−40と逆転を許してしまう・・・2点ビハインドで迎えた最終Q、ネオクラゲはDICE-Kが体調不良を推してコートに復帰するもののゴルゴ藤樹にドライブで、ベースラインマスターだいきにスティールからの速攻を立て続けに決められ6点差に差を拡げられてしまう・・・

しかし最後まで諦めないネオクラゲはピンクパンサーじゅえりのミドルやDICE-Kのフリースローで追いすがるとAKが右コーナーから執念のロングレンジシュートを叩き込み48−50と2点差まで詰寄るものの反撃もここまで、最後はゴルゴ藤樹がファールで獲得したフリースローを確実し沈めてキングサンズが52−48で粘るネオクラゲを振り切り連覇に向けて大会1勝目を挙げた。ネオクラゲはメンバー不足や体格でのミスマッチを終盤までよく堪えたが最後の最後で力尽きて惜しくも敗戦、次戦からの巻き返しに期待したい。
 
第三試合 ブッダ対セガ 62−49
開始早々ブッダはマイティマウス愛宕を故障で欠き手薄となったセガのインサイドをハーキュリー坂井、バター梅津がパワープレーを仕掛けて連続得点、さらには今大会好調のデール江花の巧みなドライブやスナック佐藤の東南アジアゴーゴースリーが炸裂、はやくも9−0と大きくリードを奪い試合を優位に進めていく・・・

何とか反撃の糸口を掴みたいセガは4分過ぎにようやくDG浅井のミドルがヒット、さらにはツーフェイス前田のフラワーショットも決まり追撃体勢に入るもののここでまたしてもアクシデント発生、マイティマウス愛宕に代わりインサイドでの活躍が期待されていたエクザイル江波戸が足首を捻りベンチに下がるとまたしても試合の流れはブッダに傾いてしまう・・・ハーキュリー坂井がオフェンスではリバウンドショットを次々に捻じ込みディフェンスでもブロックショットでセガの攻撃を封じインサイドを制圧するとバラクーダ月村やスッダ杉岡がここぞとばかりに次々と得点を重ね23−5と第1Qを終えてブッダがセガから18点差の大きなリードを奪う。

第1Q終盤に久しぶりに戦列に復帰したプリンス釣崎までも左薬指脱臼で戦線離脱と「野戦病院」と化した手負いのセガだが第2Qに入るとここのところ好調が伝えられていたセクシーキャットウーマンのんがステップアップ、下を向き始めたチームメイトを鼓舞するように気持ちの入った見事なプレーを披露、”のんゾーン”とも呼ばれるベースライン沿いややマイナスの角度からクイックリリースジャンパーを立て続けに沈めるとさらには大型選手が揃うブッダに対して身体を張った見事なディフェンスでボールを奪うと再び試合の流れはセガに傾きここからツーフェイス前田のフラワーショットやSS石川の怒涛の4連続ゴールなどで追撃、37−24と13点差まで詰寄り前半を終える。後半に入ってもセガの猛攻は止まらず突如オフェンスが停滞し得点がピタッと止まったブッダに対してSS石川のフローターショットやセクシーキャットウーマンのんのスリーやロビン内山のバンクショットが立て続けに決まり一時18点の大差を付けられていたが第3Qを終えて40−39と1点差にまで詰寄ると中軸選手を相次ぐ怪我で欠きながらもチームバスケットで奮闘を続けるセガに対して会場から大歓声が沸き起こる・・・

「完全にアウェイ化」した雰囲気の中何とか試合の流れを変えたいブッダはここでまたしてもスナック佐藤が東南アジアゴーゴースリーをトップオブザキー後方のロングレンジから捻じ込むとこれを合図に攻勢に転じデール江花のミドルやカットイン、バター梅津のドライブなどで立て続けに得点を重ねその差は再び二桁に・・・なんとか喰らいついていきたいセガも捻挫の激痛に耐えてコートに復帰したエクザイル江波戸やザ、マシン中井が積極的にリングにアタック、ミドルジャンパーを立て続けに放つが惜しくもリングに嫌われてしまいなかなか得点差を詰めることが出来ない・・・

無情に過ぎていく時間は残り2分・・・それでも”闘将”DG浅井の執念のスリーやロビン内山のミドルや終了間際のコニーあやのスリーで反撃を試みるも残念ながらここでタイムアップ、ブッダが追いすがるセガを62−49で振り切り通算成績を1勝1敗の五分に戻した。セガは若きエース マイティマウス愛宕を欠き、また試合中にもエクザイル江波戸、プリンス釣崎を負傷で欠きながらもチームに宿る「如何なる状況下においても最後まで絶対諦めない」セガバスケットボール魂を発揮、チームメイトを信じ終始アンセルフィッシュなバスケットボールを展開、ブッダを追い詰めたが惜しくも力尽きてしまったが今日の彼らはまさに「勝者」に値する「美しい敗者」だった。次戦での奮闘に期待したい。
 
第四試合 キングサンズ対オールディーズ 45−67
ー事実上の優勝戦ーとも言える強豪同士が早くも激突、「優勝する為にはこの試合が単なる一試合ではない」事を十分認識している両チームの戦いは予想に違わぬ激戦となった。 「もはや”敗北”は許されない。」試合前チームメイトに対し短い言葉で己の決意とチームメイトへの”激”を飛ばしたミスターパーフェクト遠藤が試合開始からスパーク!巧みなドリブルワークからステップバックミドルジャンパーを沈めると続け様に切れ味鋭いドライブインでディフェンダーのファールを誘いボーナススローも決めるAND1プレーを披露、さらには今大会好調のキケロ武田へ矢のようなアシストパスを送り垂直一反木綿シュートを演出、スタートダッシュに成功したと思われたがキングサンズも2試合連続スタメン起用に応えてミントキャンディーが右サイドからスリーポイントを射抜いて応戦、序盤は両者譲らず拮抗した試合展開が続いていく・・・

しかし「この試合の重要性」を意識しすぎたのか両軍ファールを連発、早くも3つ目のファールを犯してしまったダイナマイトあつし、そしてキケロ武田の両軍のキープレーヤーが相次いでベンチに下がると試合は突如動き出す。ゴルゴ藤樹のドライブとベースラインマスターだいきのミドルジャンパーで得点を重ねていくキングサンズに対してオールディーズはセンタープレーヤーのダイナマイトキッドあつしが抜け手薄となったインサイドを攻めると見せかけてアウトサイドからのワイドオープンショットをMP遠藤がクリエイト、これに応えてキャノンボールしんがコーナーから見事2本のスリーを射抜いてオールディーズが抜け出し17−12とキングサンズに5点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入るとベースラインマスターだいきが積極的なオフェンスを展開、得意のミドルに加えてゴールにアタック、ボーナススローを確実に沈めオールディーズの背中を追い始めると途中出場のハルクまことが果敢なディフェンスでチームにエナジーを与え試合の流れは完全にキングサンズペースに・・・ゴルゴ藤樹のミドルジャンパー、ダイナマイトあつしのリバウンドショットで突如リズムを失い得点がピタリと止まったオールディーズを一気に抜き去り28−24とキングサンズがオールディーズに4点のリードを奪いハーフタイムを迎える。

後半に入るとMP遠藤が再びスパーク、高速ドライブとミドルジャンパーで得点を重ねさらには正確なアシストパスでイリーガルシート鹿野のレイアップを演出、遂にキングサンズの背中を捉える。逆にキングサンズはダイナマイトキッドあつしが5つ目のファールを犯し痛恨のファールアウト、こうなるといつもは効果的に決まるF山本のロングレンジが今日は精度に欠けインサイドの核のダイナマイトキッドあつしが退場となると「ほぼゴルゴ藤樹のワンオンワンとベースラインマスターだいきのミドルジャンパーだけをケア」すれば良くなったオールディーズは二人を徹底マーク、キングサンズのオフェンスが悪戯にワンオンワンを仕掛けるだけでチームのリズムを失ってしまうと逆にオールディーズはここまで鳴りを潜めていたスワン佐々木が「ここが勝負所」とばかりにアウトサイドからスワンスリーを、インサイドでは猛牛スピンドライブで攻め立て一気に逆転!

45−34とオールディーズが再びキングサンズから9点のリードを奪いいよいよ勝負は最終Qへ・・・負ける訳にはいかないキングサンズはベースラインマスターだいきのミドルジャンパーやようやく決まったF山本のロングレンジスリーで追撃するもののオールディーズは手を緩めるどころか仕上げとばかりに全員で波状攻撃を展開、MP遠藤の高速ドライブを合図にイリーガルシート鹿野のジャンパー、キケロ武田の伸びのある一反木綿、スワン佐々木とベイビーガソル三寺のスリーで一気に突き放すと最後はカリビアンジョーカー山下に止めを刺されて勝負あり、オールディーズが第3Q途中から一気に仕掛けて67−45と22点差をつけて前回大会でのリベンジを果たすとともに2連勝を飾り優勝争いのトップに躍り出た。

キングサンズは第3Q途中まではほぼ互角の戦いを見せていたがインサイドの要であるダイナマイトキッドあつしがファールアウトしたことが攻守に大きく影響し思わぬ大差を付けられこれで1勝1敗、最終日での巻き返しに期待したい。
 
第五試合 セガ対ネオクラゲ 56−60
共に初戦を落とし「優勝を狙うにはもう落とせない」戦いとなったセガ対ネオクラゲは開始早々からこの試合から出場のペーパーバック小森とカルロ小杉が「疲労のないフレッシュな足」を生かしてスパーク!ペーパーバック小森がミドルジャンパーで先制点と挙げると続いてはゴール下に切れ込むカルロ小杉に絶妙なアシストパスを送り序盤をリード、さらにはベテラン SE光嶋のミドルジャンパーやBS三野宮の怒涛の3連続ゴール、SF武藤とアロンゾ河原のゴール下も決まり大きくリード、守ってもDG浅井のスリーと2本のSS石川のミドルジャンパーのみに抑える「理想に近い滑り出し」でセガを圧倒、22−7と17点のリードを奪い第1Qを終える。

第2Qに入るとまたしてもブッダ戦同様、”セガのジャンヌダルク”セクシーキャットウーマンのんのシュートがチームメイトの闘志に火を灯す。果敢にインサイドを責めフリースローを獲得すると次はアウトサイドからスリーを決める大活躍で遥か彼方に見えるネオクラゲの背中を追い始めるとこれに呼応するかのようにSS石川のフロータ―ショットや好調 DG浅井のメキシカンパンチスリーが決まり得点差を縮めていく・・・しかしネオクラゲもBS三野宮の速攻やしゅんのミドルレンジやSF武藤のリバウンドショットで応戦、34−19とネオクラゲが依然二桁の大量リードを保ちながら前半を終える。

第3Qに入ると「衰えるどころか進化を続ける」50歳、DG浅井が絶好調、またしてもロングレンジからスリーを叩き込むとお次はしゅんのディフェンスを受けながらもフェイドアウェイ気味から見事なミドルジャンパーを決めてチームにエネルギーを与えると第1試合での捻挫の激痛に耐えながらもエクザイル江波戸が得意のバンクショットで続いてセガが試合の流れを引き寄せたかに思えたがネオクラゲもすかさずAKのスリーとカルロ小杉の速攻、しゅんのミドルで応戦、追いすがるセガを再び突き放し付け入る隙を与えない。

31−46とセガが15点のビハインドを背負って迎えた最終Q、「誰もがネオクラゲの勝ち・・・と思っていた」試合は誰もが予想しない手に汗握る筋書きのないドラマが用意されていた・・・「いいか、まだまだ行ける!ここからだ!」と闘将DG浅井の激が飛んだ最終Q、開始早々、エクザイル江波戸のミドルジャンパー、そして闘将DG浅井のスリーで遂に「如何なる状況でも最後まで絶対諦めない」セガバスケットボール魂が点火、「疲労から明らかに足が止まりシュートチェックが甘くなった」ネオクラゲ守備網をAKのスリーをブロックするなどディフェンスやパスなど数値で表れにくい部分でチームに貢献していたコニーあやが見事な集中力でミドルジャンパーを連続でヒット!

15点あった得点差は一気に一桁に・・・何とかセガに傾いている試合の流れを断ち切りたいネオクラゲはSE光嶋のミドルジャンパー、ペーパーバック小森のドライブインで何とか応戦するもののセガの勢いは全く止まらない。まさに”ZONE”に入っているDG浅井がまたしてもメキシカンパンチスリーを叩き込むと続けとばかりにSS石川も右コーナーからスリーを叩き込み残り1分を切ってその差は6点に・・・

しかしネオクラゲもベテランセンター、アロンゾ河原が連続でゴール下を捻じ込み60−52と「何とか安全圏に戻した・・・」と思われた残り30秒、セガはまだ”死んでいなかった”・・・執念のディフェンスでネオクラゲから奪ったボールをエクザイル江波戸がバンクシュートを沈めて60−54、さらには集中力を失いかけているネオクラゲのインバウンドパスをスティールして残り1秒を残して60−56と一時17点まであった得点差を4点差まで詰寄る事に成功したセガの驚異的な粘りににブッダ戦同様場内から大歓声が沸き起こる・・・

残り1秒ながらプラス1点のアドバンテージが認められている女子プレーヤーがスリーを決めれば同点のシチュエーション、最後のハドルでフォーメーションを確認したセガはコニーあやにチームの命運を託すが無情にもパスが流れてタイムアップ、ネオクラゲが粘るセガを何とか振り切り1勝1敗とし最終日に望みを繋いだ。セガは故障者続出の満身創痍の状況の中、ブッダ戦に続きネオクラゲ戦でも驚異的な粘りを見せるも惜しくも破れ2敗となったが最後の1秒まで試合を捨てないその姿勢はリーグに所属する全てのチームとプレーヤーのお手本であり彼らが今日の2試合で示してくれた「諦めない心から生まれる粘り強さ」は試合を観戦していた人々の記憶に永遠に刻まれることになるだろう。



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