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大会展望

現在のリーグはリーガエスパニョーラとは異なる。−レアルマドリーとFCバルセロナ −ずば抜けた実力を持つ二つのライバルチームのみが覇を競っているではなく、王座を獲得出来る実力を持つ拮抗した5チームによる優勝争いが繰り広げられているリーグなのだ。それは昨年行われた3度の大会で全て異なるチームが優勝したことやリーグ戦においては全勝での優勝が困難になっていることがそれを如実に証明していると言えるだろう。

このような混戦模様の中で熾烈なリーグ戦が行われる覇権争いの行方を占うのはかなり難しい事だ。定石通りに考えれば「ディフェンディングチャンピオンのキングサンズを準優勝のセガが追う・・・」となるのだが今期導入された新規登録メンバーの加入によりリーグのパワーバランスが大きく変動することも予想されるのでここで「推理」における一つの法則を用いてリーグ戦の行方を占ってみることにしよう。物事を予測、あるいは予知していく方法に「起こり得ないことを見極め全ての不可能を排除していけば最後に”可能性”があるものが残る」というものがあるのでここにいくつか仮説を立てて考えてみよう。

1.ディフェンディングチャンピオン、キングサンズは前回大会苦しめられたブッダに必ず勝てると言い切れるだろうか?

2.得失点差で優勝を逃したセガは前回大会と同じようにオールディーズに再び惨敗を喫するだろうか?

3.ネオクラゲは再び雪辱と王座奪回を狙うMP遠藤率いるオールディーズから勝利を挙げることが出来るだろうか?

皆さんの予想はどうだろう?この中で100%の自信を持って言い切れる設問はあるだろうか? そう、これが現在の「Dリーグ」の実情なのだ。 新規加入選手や全ての試合で適用される拡がった3Pライン・・・今大会も前回大会同様、最後まで激しい優勝争いが繰り広げられることだろう。

最後になったがチームごとの課題と新メンバーを簡単に紹介しておこう。

キングサンズ
ディフェンディングチャンピオン、キングサンズの目指すものは連覇以外にない。新たにチームに加わった”ベースラインマスター”だいきによってこれまでやや不安定だったSGのポジションでの得点力は間違いなく向上、スターターの穴は見当たらない。問題はベンチメンバーの起用法やモチベーションの維持、これはローカルバスケットボールのゲームでは大変大きな問題だ。登録されるメンバー全てに公正なチームルールの元に”必要性”と”達成感”を与えるベンチワークが必要となるだろう。

オールディーズ
スーパースター、MP遠藤加入後全ての大会で優勝争いに絡んでいたが秋季大会では3位に転落、今大会は雪辱を期す為に相当な決意を持って試合に臨んでくる事は間違いなく、新加入のキャノンボールしんはサウスポーから繰り出すアウトサイドシュートで得点を量産するだろう。意外と思うかもしれないがチームが抱える問題はインサイドにある。スターターがファールトラブルに陥った時、大型選手の揃う各チームのセンターやPFに対峙出来るバックアップメンバーは現在のチームロースターに存在するだろうか・・・

セガ
常に優勝を狙える位置に食い込んできているセガ。昨年は怪我に泣かされたが今年はそのような事はないだろう。かつて「まとまりの無さが特長」と揶揄された姿はもはや見当たらない。現在のセガは日頃のコミュニケーションや定期的に行われている練習で”ファミリー”とも言えるほどチームはまとまりを見せている。 それは他チームが新メンバーを加入させる中、あえて新しい血を加えず現状のメンバーで勝負に挑むチームの”絆の強さ”の証明だろう。高齢化が確実に進行しているチームは10年前と同じように1戦1戦トーナメントのように全力で戦う。しかしその陰に”体力の消耗”と”怪我”と言うリスクが存在している事をメンバーは十分認識しておかなければならないだろう。

ブッダ
リーグに加盟して5年、彼らは未だ優勝経験はないが年を重ねるごとにチーム力を向上させ侮れない存在となっていることは前回大会、王者キングサンズの喉元にナイフを突きつけたことでもわかるだろう。 重ねてきた敗北から生まれる”悔しさ”や”向上心”は普段の彼らが見せる表情からは推し量れないがその圧力は水面下でかなりの高まりを見せていていつ解き放たれてもおかしくはなく新たに加わるメンバーがその導線に火を付ける役割を果たすかもしれない。 ”勝者”の経験が少ない彼らは時折”弱気の顔”を見せてしまう。それは競ったゲームの終盤、しかも相手をリードしているときだ。勝っているときは”王者”のように振舞おう。さもなければ勝利を自らの手で逃がしてしまうことになる。

ネオクラゲ
昨春の王者、ネオクラゲは1年振りとなる覇権奪回を目指す。3年振りの復帰となるベテランセンター、アロンゾ河原とクレバーなピンクパンサーじゅえりの加入でチームの戦力はより厚みを増した。しかしその一方で13名に増えたチームロースターの能力を最大限に引き出す為には繊細かつ的確なベンチワークが要求されることになるだろう。 また劣勢時やオフェンスのリズムを失うとシュートセレクションの判断力が低下しタフショットを選択する傾向が見られるのでベンチやリードガードは正確な状況判断と「コート上で最も素早く移動出来、受け取る相手に”メッセージ”を送れる、そして何よりもチームにリズムを齎す”パス”の重要性を今一度選手に認識させる必要があるだろう。




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