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大会展望


2014 年シーズンのフィナーレを飾るDリーグ秋季大会が川崎マリエンでの11月24日の開幕戦を皮切りに11月29日、12月6日(共にJFE川崎水江町体育館で開催)の3日間の日程で開催される。今大会の見どころは春季大会で「絶対王者」オールディーズの6連覇を阻止、初優勝に輝いたファイブファールズが2連覇を達成出来るのか、あるいは覇権奪回に意気込むオールディーズを筆頭としたライバルチームが連覇を阻止、過酷な戦いを制しリーグの“頂”に登る詰めることが出来るのかという事に他ならない。

覇権の行方を過去1年の成績やこれまでの実績を照らし合わせオーソドックスな視点から予想するならば2連覇を達成し名実共に“真の王者”であることを証明したいディフェンディングチャンピオンのファイブファールズを軸に連覇が途絶えたとはいえ過去2年以上に渡りリーグを席巻、以前高い戦闘能力を維持し覇権奪回に燃えるオールディーズ、新規メンバー3名を加入させ一時の低迷から脱却、再び覇権争いに加わるまでにカムバックしてきたキングサンズが優勝を争う上位グループを形成すると思われるがこれに続くチームの中軸を成すマイティマウス愛宕、マスターピースゆうたの序盤での欠場が最後まで響き本来の力を発揮する事なく最下位に沈んだセガ、“リーグに地殻変動を起こすべく新たに高い能力を持つ2名の新人を加入させ虎視眈々と上位を狙うダークホース的な存在として急浮上してきたブッダ、そしてチームとしての力が噛み合いさえすれば上位チームと同等に渡り合えるポテンシャルを秘めているネオクラゲの3チームにも十分優勝を狙える力があるだろう。

またリーグは春季大会から採用した「50歳プラス1」 ルールに続いてこの秋季大会より「勝利:3P 引き分け:2P 敗戦:1P」の“勝ち点制”を導入、新たに加わった−“引き分け”という「選択肢」がリーグ戦にどのような影響を及ぼすのか− を検証する意味合いも持っている。いずれにせよリーグの戦力の均衡化が進む中で今大会も激しい優勝争いが繰り広げられる事になるだろう。それでは最後に各チームの最新動向や課題をお伝えしておこう。

【ネオクラゲ】

3年前の優勝は美しい思い出でしかなく、チームはその直後から続く迷走と混乱の原因に目を背けることなく真剣に向き合はなければならない。過ぎ去った歴史は何も懐かしんだり思い出に浸る為にのみ存在するのではなく、そこから何かを学び“自分達の新たな輝かしい歴史を作っていく”為の云わば「教科書」的な存在でもあるのだ。

まずは思い切って1ページ目を開いてみよう。練習における表層的な結果に一喜一憂するのではなく現在の自分達の立ち位置を正確に把握、練習、リーダーシップ、コミュニケーション、友情、敬意、そして意思疎通・・・チームに欠けている、あるいは必要なものを探し出しチーム全員がその問題に向き合い一つずつ解決していく事が「低迷」という名の長いトンネルからチームが抜け出す唯一の方法なのかもしれない。

【オールディーズ】

春季大会で6連覇を阻まれ3位に終わったこの偉大な王者はここ数年間持ち合わせていなかった“悔しさ“と敗れたキングサンズ、そしてファイブファールズへのリベンジを新たなるモチベーションとして間違いなく覇権奪還を目指して大会に挑んでくるのは確実だ。また優勝は逃したとはいえエース、ミスターパーフェクト遠藤が不在の中で春季大会を戦い抜き最後まで覇権争いに加わっていた経験は彼らにとって新たな攻撃のバリエーションを加える”いいレッスン“になっていたのかもしれない。

唯一の懸念材料を挙げるとすれば欠場が確実視されているリバウンドや速攻で堅守速攻の”オールディーズバスケットボールスタイル“の一翼を担っていたスモールフォワードのスターター、キケロ武田の不在の穴を”残されたメンバーが如何に埋める事が出来るか”という事になるが、言い換えてしまえばこの問題をクリアする事が再び王座に返り咲く為の重要なポイントの一つになるだろう。

【セガ】

春季大会、優勝候補の一角に挙げられながらも本来の力を出し切る事なくまさかの最下位に転落、周囲を、そして自らに対し最も期待を裏切ったのはセガだろう。秋季大会ではこの屈辱を晴らすと共に一年前に見せた爆発的な攻撃力が本物であることを証明しなければならない。

アウトサイド、そしてインサイド、高速ドライブと全てを兼ね備える大型オールラウンダーのマスターピースゆうた、減量に成功、シャープな動きを身に付けた“スリムビューティーブルドーザー”マイティマウス愛宕のチームの誇るWエースを始めアウトサイドからの攻撃を受け持つスーパーハンドル笠原、セクシーキャットウーマンのん、コニーあやは好調を維持、そして衰え知らずのDG浅井、ボーンファイター西川、SS石川と揃う経験豊富なベテランが名を連ねるロースターは魅力的且つ5度目のリーグ制覇が可能な実力を備えている。

チームが気を付けなければならないのは大会の入り方、大会の開幕ゲームに設定されているキングサンズ戦で躓いてしまうと春季大会同様思わぬ落とし穴にはまってしまうかもしれない・・・

【ファイブファールズ】

ダンディカズ、アナザーワールドたくという主力メンバーの欠場が噂される中、ディフェンディングチャンピオンとして連覇に挑むファイブファールズにとっての秋季大会での戦いは仮に彼等二人の出場が叶ったとしても決して楽なものにはならないだろう。全勝優勝を飾った春季大会の結果を見ても全5試合の得失点差の平均は7.6Pとそう大きくはなく、このチームは僅差の競り合いに強い反面、圧倒的な力で大量得点を挙げ対戦相手を大きく引き離す所謂「楽な試合展開」は望めない事を示している。

たとえ“優勝“という最高の結果を残したとしても”改善“は常にチームにプラスになる。代わりの効かない彼等二人の欠場という「最悪のシナリオ」も視野に入れながら既存戦力の底上げ、個々の選手のステップアップ、そして新しい戦術の構築を図っていかなければ戦力均衡化が進むリーグに於いて王座を守り抜く事は難しいものになるだろう。

【キングサンズ】

春季大会では新たに加わった新メンバーとチームを支えてきたベテランメンバーが融合、初戦で5連覇中の絶対王者、オールディーズに快勝するとそのまま最後まで優勝争いに加わり準優勝を飾り見事に復活を果たしたキングサンズ。今大会では2011年秋季大会以来の6度目となる王座獲得が目標となる。

高さと強さ、そしてしたたかさを兼ね備えたチームは間違いなく覇権争いに加わってくると思われるがチームのインサイドでの絶対的な存在である不動のセンター、ハイタワー西野が負傷の影響で欠場が決定、また1カ月程前に酷い捻挫を折ったチームno.1のスコアラー、ベースラインマスターだいきの回復具合によっては戦術の変更を余儀なくされる可能性がある。

それよりも危惧しなければならないのはチームの高齢化による体力的な問題だ。弱点を知るライバルチームからアップテンポなゲームを仕掛けられた時に如何に対応出来るかが覇権奪回への大きなカギとなるだろう。

【ブッダ】

永らくチームの懸案となっていたPGとセンターポジションを強化する為に新たに二人の選手を加入させ2007年のリーグ参戦以来「最強の布陣」ともいえるロースターを構築し秋季大会に挑んでくるブッダ。新メンバーが加ったことによりこれまで悩まされ続けていた「メンバー不足による戦力ダウン」そして「ファイナルアンサーりょうが出場出来ない第4Qの失速」という二つ問題が一気に解決、新戦力の二人に加えスムース和田、バター梅津、ファイナルアンサーりょうの3本柱にベテランの域にはいってきたバラクーダ月村、デール江花、イッコー鎗田、ピエロ西村、ここのところ欠場が続くペイントゾーンの門番、ハーキュリー酒井、そして今シーズン好調を維持するアウトサイドシューター、ブラックマーメイド優子と揃う陣容は上位進出は無論、十分に優勝を狙える戦力を有している。

不安材料として挙がるのはコミュニケーションやチームケミストリーの構築、そして試合の采配と言う所謂インサイドワークの問題だ。コートの中と同じようにコートの外の問題にも真摯に取り組まなければせっかく揃えた戦力もその実力を出し切る事は難しいだろう。




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