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28年秋季大会Dレジェンド展望


2015年11月の新体制発足から早1年が経過、“新時代”に突入した“新生”Dリーグの新たなる試みとして開催が始まった第3回Dリーグレジェンド大会“秋の陣”が来る10月22日、JFE川崎体育館で開催される。

今回もこれまでと同様に大会の企画や運営、そして進行役を引き受けてくれた多くのDリーガー達やサポートスタッフの協力を得て15年にも及ぶDリーグの歴史の中で一時代を築いてきたベテランや新たに加わったレジェンドプレーヤー達が「真剣に楽しく」、「キープスマイル」、「フェアープレー」そして「Dleague as one :Dリーグはひとつ」の“Dリーグの礎”とも呼ぶべき4つの基本理念の下、素晴らしい笑顔と多くの歓声に包まれながらレギュラーリーグに勝るとも劣らない熱い戦いを繰り広げてくれるだろう。 

そんな「Dレジェンド秋の陣」の優勝の行方を占ってみると前回大会、初戦でヤマクラゲに足元を掬われてしまうものの“若さ”と“体力”のアドバンテージを活かし快進撃、最終試合でNTTを撃破し初優勝に輝いたワイルドボアーズと同じく3勝1敗ながら得失点差で大会連覇を逃したNTTの“2強”が優勝争いの軸になると思われるがあと一歩のところで優勝を逃し続けているもののリーグトップクラスの戦力を誇るチームヴィーナス、そして下位に沈んだものの決して侮れない存在のファイブファールズ、そして復活を期すヤマクラゲの2チームも順調に調整を進め上位進出を狙っているとの情報もあり、今大会から参戦が噂されるDリーグ選抜チームの動向、そして新たに採用された「残り1分間は全ての得点が倍となる新ルール」 − このローカルルールはこれまでのバスケットボールの常識を、そして1本のシュートが全ての景色を変えてしまう可能性を秘めている・・・たとえ7点のリードを奪っていてもプラスワンアドバンテージを持つプレーヤーにスリーを決められたら −すなわち8点シュート− 7点差は一瞬にして吹き飛ばされ逆転されてしまうことになる・・・ 

果たしてこの“二つの要素”が加わりどのような“化学反応”を起こすのか、和やかな雰囲気に包まれながらも世界最高峰のバスケットリーグ“NBA”や多くの期待を背負って9月に開幕した日本最高峰の男子プロバスケットボールリーグ“B.LEAGUE”をも凌駕する、これまでに体験した事がないような“スリリング且つエキサイティングな試合展開”になることが予想され“残り1秒、いや試合終了を知らせるブザーが鳴り響くまで“目が離せない熾烈な優勝争いが繰り広げられることだろう。

それでは最後に各チームの最新動向をお伝えしよう。

【チームヴィーナス】

前回大会、大田区バスケットシーンで一時代を築いてきたオールディーズ、そして吉田薬局のレジェンドプレーヤーで構成されている既存メンバーにベイビーガソル三寺、キケロ武田、イリーガルシート鹿野という現Dリーグチャンピオン、オールディーズのローテーションメンバー3名が一挙に加入、優勝候補の最右翼と目されていたが初戦のファイブファールズ戦こそ勝負強さを発揮、31-28と接戦を制したものの続くNTTに21-27で敗れるとワイルドボアーズ、そしてヤマクラゲにも敗れまさかの3連敗、4位に沈み優勝を逃したチームヴィーナス。今大会は初優勝を目指すと同時に自らの真の実力を証明しなければならない戦いとなる。

御存じのように時の流れに逆らい進化を続けるキャプテン、ヴィーナス野崎が率いるこのグループには各ポジションに才能豊かなタレントを擁すると同時にBIGX西川、スピンマスターさくら、そしてベイビーガソル三寺・・・これまで幾度となくクラッチタイムで輝きを放ちチームを勝利に導いてきたいわゆる“GO TO GUY”が複数チームロースターに名を連ね、リーグトップクラスの戦力と共に勝負強さを兼ね備えている。

さらには今大会から190センチの長身を誇る心優しきセンタープレーヤー、a.k.a“BIG−O”岡野が新加入、絶対的な高さをも手に入れた。現状、これといった弱点は見当たらず、間違いなく優勝争いに絡んでくることだろう。

【ファイブファールズ】

フェアープレー、コート内外での笑顔、ベンチから絶え間なく送られる声援、そして打ち上げ会場・・・「最もDレジェンドリーグを楽しんでいるチーム」と言われたら、真っ先に名前が浮かぶのがこのファイブファールズだろう。

しかしながら彼等は“楽しむ為にだけに”Dレジェンドに参加している訳ではない。前々回、前回と1勝3敗、いずれも5位のリザルトに隠れてしまいがちながら僅差で惜しい試合を落している場合が多かった事を皆さんは覚えているだろうか・・・

これまでの2大会で記録した6回の敗戦中、実に4試合が5点差以内 −正確を記せば5点差が1試合、3点差が2試合、そして2点差が1試合 −だったことを、そして第1回大会では優勝したNTTに43-41と競り勝っている事実・・・そう、彼等は頂点を極めるだけの戦力を有している事を忘れてはならない。

司令塔を務めるリベロ大園、キレのあるミドルシュートが持ち味のジェラルド下橋、そしてペイントゾーンを支配するパルテノン祖父江に代表される恐るべき50代“FAB50”の円熟の技とスマート粟津、ブラックサンダ−竹村、そしてダイアナ恒川の若手メンバー達がそれをサポートするチームスタイルは不変、体力面での一抹の不安は付きまとうものの長身選手が揃う安定したリバウンド、アンセルフィッシュなプレー、正しいシュートセレクション、そして素早いパスワークを武器に大会に挑むレジェンド軍団の実力を侮ると対戦チームは取り返しのつかない大きな代償を支払うことになるだろう。

【NTT】

前回大会、危なげない試合運びで3連勝を飾り連覇は確実か・・・と思われたが最終戦のワイルドボアーズ戦で突如失速、3勝1敗と並びながらも惜しくも大会連覇を逃したNTT、今大会は2度目の頂点を狙う戦いとなる。

2度目の大会制覇を目指すチームに大きなロースターの変動はない。身体のキレ、ゲームメイク、シュート確率、そして運動量・・・54歳にして“全て”を向上させここ数年間では最高のシーズンを送っている“闘将”DG浅井、第1回大会で得点王と3P王の二冠に輝いた“入りだしたら止まらない”リーグNO.1の爆発力を持つコニーあやと第2回大会で同じく二冠王を獲得したロングレンジスナイパー、a.k.a“ザイチェフ“藤田、ポストアップからの巧みなパスとリバウンド、そして左右両コーナーからの正確無比なショットが武器のセクシーキャットウーマンのん、正確なミドルジャンパーとゲームメイクも出来るコンボガードのナイト足達と揃う攻撃陣は強烈無比、また対戦相手に自由を与えないマンツーマンディフェンスも健在、今大会でも猛威を奮うことだろう。

アキレス腱を痛め大事をとって練習を休んでいるとの情報があるデリバリー杉村以外故障者も無く、今大会もタイトなディフェンスからリズムを作り素早いパスワークからワイドオープンを創出するオフェンスを展開、今大会も間違いなく覇権争いに加わってくるだろう。

【ワイルドボアーズ】

前回大会、開幕戦でヤマクラゲに21-25と惜敗するもその後はファイブファールズを31-18、チームヴィーナスを30-25と相次いで撃破、迎えた最終試合で奇しくも第1回大会のリベンジマッチとなったNTTとの対決を制し第2回大会を制したワイルドボアーズ。

チーム名の由来ともなっている1971年生まれの“亥年“45歳の世代を中心にメンバーが構成されている抜群のチームワークと若さをアドバンテージに大会連覇を狙う。 

チームの中軸を務めるのはオールラウンドなプレーとリーダーシップでチームを統率するキャプテン、スムース和田、 ロングレンジシューター、オートマグ瀧澤、春先に肉離れを起こしたものの戦列に復帰した高い得点能力を誇るアイスマン力也のアウトサイドと長身を生かしたリバウンドと正確なミドルジャンパーを持つキングジョー塚越、そして勝負強いハッピーハンフリー高橋と揃うインサイドの他、ウィングにはバッファロー加賀美、ゾフィー岩越と“パワー”と“キレ”と異なる個性を持つプレーヤーを配置、さらにはアウトサイドから強烈な一撃を決めて見せた4人の女性プレーヤー達も健在とあって然したるマイナス要素は見当たらず、大会連覇に向けて視界は良好なようだ。

【ヤマクラゲ】

前身のAKVカップで優勝した2014年シーズンを頂点にその後は下降傾向に突入してしまったのか、昨秋の第1回大会そして第2回大会と優勝争いに加わる事なく大会を終えているヤマクラゲ。

しかしながら9月に行われた大田区秋季シニア大会ではO &G、そしてトキメッククラブにそれぞれ77-35、66-28と大差をつけて連勝を飾りチーム状態は上向いているとの情報もあり、今大会は忘れかけようとしていた栄光の座を取り戻す戦いとなる。 

チームの中軸を成すのは得点、リバウンドを量産するバッドマウス武藤と衰え知らずの運動量とタイトなディフェンスが持ち味のアイスピック“フィデルカストロ”西川、パワーと機動力を兼ね備えたドレクスラ−ジョーダン末次、“永遠の意外性”高橋水芭蕉、男性プレーヤーも吹き飛ばすパワーを誇るハリケーンつっちー、これに変幻自在のムーブと驚異のリバウンド能力を持つ“帰ってきたフライングチャイニーズ“ヤオチンと揃うインサイドとSS石川、レディアサシンめぐりん、ホイッスル島田、そしてAKと揃うアウトサイドと攻撃のコマは一見揃っているようにも見えるがチームは大きな問題を抱えている・・・

それはポイントガード、すなわち司令塔のポジションにフィットするプレーヤーが存在しない事だ・・・本来ならばこのポジションでプレーするDG浅井はDレジェンド大会はNTTからの参戦、さらには“本職”のコンダクター富坂やこのポジションもこなせるユーティリティープレーヤー、SE光嶋、ビルマ今市、カルロ小杉も欠場が濃厚とあって、如何に「PG不在」をメンバー全員が協力、補う事が出来るか否かがチームの命運を握る事になるだろう。




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