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Dleague LOOKINSIDE 2011 #12

- 危惧された問題点が現実となって現れたキングサンズ -

23年度春季大会を2勝2敗の3位でフィニッシュ、表面上は優勝争いに加わって上での「Aクラス」残留は若干の微調整を進めながら「リーグ全体の戦力均衡化」を推進するリーグの中にあっては「最低限の結果を残した」とも言えなくはない。しかしながらその試合内容を分析していくと第8回のコラムで指摘した「個と組織が融合した強いチーム力」を維持していく為にはチーム全員がそれぞれの役割を認識し自己を見つめ直しさらなるステップアップを図っていくことが必要になってくる・・・」事をチーム、そして選手個々が自覚を持って試合に臨んでいたとは言うには疑問符がつけざらずにおえず今大会では以前にも増して「F山本、ゴルゴ藤樹」への依存度が高まっているようにも見えた。

チームが歪な状態にあるのは数字にも表れていて「自ら得点を取りにいくタイプではないPG」のF山本がチームのオフェンスリーダー、ゴルゴ藤樹の55点を上回る77点もの得点を挙げている事実はチームにとって決して状態とは言い難く筆者が10年近くF山本のプレースタイルを見てきた限り「高さのミスマッチを突いてローポストのパワーオフェンスを選択」するのは言わば「勝つために、そして得点を挙げる為の最終選択」であり、それは逆に言い換えると「パスのさばき先が無い」あるいは「パスを出しても得点を決める事で出来ていない」一つの証明であり、またボールを保持し過ぎる、あるいは強引と揶揄されるゴルゴ藤樹が必要以上にワンオンワンを選択するのと同様にPG自らがミスマッチを突くポストプレーを選択するのは二人の「勝負師のエゴイズム」とも言えるが別の視点から見れば他のプレーヤー達がオープンな状態でパスを回させる信頼を得ていない、あるいはオーラを発していない証拠とも言えなくもなく、「F山本とゴルゴ藤樹に集中してしまう歪なオフェンス」は堅実さが要求される「サードオプション」不在の「負の産物」とも言えるのではないだろうか・・・

いずれにせよこのような「5対2」状態のオフェンスになってしまうと相手ディフェンダーはむしろ的を絞りやすくなってしまうのでチームは早急にサードオプションを任せられる選手の確立を急がなければならないだろう。現在のキングサンズのロースターには勝負を、試合を委ねれらる二人のクラッチプレーヤーの他にバックアップPGとして見事なプレーを披露するピンクアイバーソン、必殺のロングレンジシュートを決めてくるミントキャンディー、練習を重ねてリバウンド力を増してきたイチロー、そして繋いでくるハルクまこととチームには己の役割を理解し、堅実に仕事をこなすロールプレーヤーが存在するが彼らはどちらかと言えばベンチからチームにエネルギーを与えるメンバーでサードオプションの役割を担う候補としては派手さはないがチームで最も堅実なプレーを見せるスマートボーイ宮下を筆頭に第3の男”候補に挙げられるものの永らく結果を残せずチームの期待に応えられていないスノーマンてる、綺麗に剃髪したスキンヘッドとは反比例するようにMVPの輝きを失いつつある高橋水芭蕉、好不調の波があり安定感に欠けるダイナマイトキッド、そして”本気を出せない”でいるRPGノブナガ・・・彼ら5人の中堅プレーヤー達が早急なステップアップを図らなければ宿敵オールディーズは勿論、復調傾向にあるセガ、そして春季大会で優勝を果たしたネオクラゲと繰広げられるであろう覇権争いを勝ち抜いていくことはさらに難しくなっていく事が予想され現に今年に入ってからの上記3チームとの対戦成績は2勝4敗と大きく負け越してしまっている事実を鑑みれば今後の彼らのバスケットボールに対する取り組む姿勢がキングサンズの進化の礎に、あるいは再び栄冠を勝ち得る為のマスターピースになると筆者は予想する。

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